鉄道つれづれ草《ことでん その2》

今回は、各地から馳せ参じた後、この地に骨を埋めた(中には更に地方へ転出していった車もある)車両たちをご覧に入れます。

 

⇩ その前に、これは新製発注の「こんぴら2号」用1010型1011+1012

110 こんぴら2号は車体のみ帝国車両で作った 1011+1012

⇩ 1011+1012は、後に車体を更新して特徴の無い顔になった

111 更新後の1011+1012

⇩ まずは名古屋鉄道からのお輿入れ

113 1020型1030は元名鉄3700系

⇩ 阪神の881型が8両長尾線に入ったが、これは老人が担当課長に「阪神にエエ売りモンがありまっせ!」と売り込んだとか売り込まなかったとか・・

115 30型 元阪神電鉄881型(写真は阪神時代の885)

⇩ 850は国鉄からの入線。1942年製クハ6012 老人のメモには「富山?」とあるので富山県からかもしれない。

117 850型 元国鉄クハ6012

⇩ 山形県から この電車は電装解除されてクハになったとき改番された

119 (左)870 元山形交通780 (右)890 元山形交通740

⇩ 老人のメモには「810~828 木南車輌」とあるが、出所は書いてない。
木南車輌とは何かと調べたら、元京阪の社員であった木南吉三が堺に興した会社で、中小鉄道の車両を作ったらしい。

122 木南車輌製810

⇩ 67 元国鉄クハ302 1953年ことでん入線、1959年鋼体化改造、2002年廃車 とあり、これも出所が書いていない

123 67号 元国鉄クハ302

⇩ 750、760、770は、元岡山県玉野市交通局101~103 1965年から2006年まで働いた。

124 玉野市交通局時代の101

⇩ ことでん時代の760

125 760は元玉野市交通局

⇩ 1081 元京浜急行デハ1000

126 元京浜急行デハ1000系

⇩ 120型と並ぶ600型605は名古屋地下鉄

128 600型は名古屋から来て改造された元地下鉄

⇩ 1100型1101 元京王の5000型

135 1101 元京王5000型

⇩ 30型は京浜急行の名車デハ230型

136 30型30 元京浜急行230型

⇩ 1070型1073も同じく 元京浜急行のデハ600型

137 1070型1073

⇩ 1060型は阪神のジェットカーを購入して吊り掛けにして使った

138 1060型1061 元阪神5101

⇩ 1063型1063 三重県の三岐鉄道よりモハ130

139 1063 元三岐モハ130

⇩ 最後はこれも名古屋から来た700型701

143 700型701 元名古屋地下鉄

※これでことでんは終了です。間違いがあるかもしれませんので皆さんでチェックをお願い致します。

鉄道つれづれ草《ことでん その2》」への3件のフィードバック

  1. 乙訓の老人様、米手作市様
    正しく日本各地からの動く電車博物館ですね。楽しく拝見させていただいております。こんぴら2号1011+1012はスタイルのよい電車に見えますが、台車が古すぎて(?)てアンバランスですね。車体更新後に新製台車に履き替えたのですか。阪神881の古い写真、いいですね。喫茶店電車阪神851形は当時のライバル阪急920よりずっと恰好のいい小型車に見えましたが如何でしょうか。残念ながら長尾線のそれは廃車寸前の留置状態を撮影したのみです。名鉄3700、山形交通、東濃、玉野、三岐なども辛うじてキャッチしております。京急、京王、名古屋市は今も健在なのでコメントはカットしますが、米手さん、67の国鉄クハ302のことと850のクハ6012は富山港線なのかというのは気になりますね。木南のことは先年お亡くなりになられた元京阪社員のNさんに伺ったことがあります。

  2. 乙訓の老人様、米手作市様
    つれづれ草シリーズを楽しませて頂いておりますが、6枚目の写真の解説が間違っているように思います。左側の870号は確かに山形交通(三山線)から来た車ですが、右側の890号は東濃ではなく、これも山形交通の高畠線から来た車です。更に出自をたどれば両車とも西武鉄道で、形式名や車番が何度も変わった電車たちでした。東濃から来たのは、琴電では71,72となった少し小ぶりなモハ101,102という東芝製の電車でした。

  3. 西村雅幸様、準特急様、
    昨日の研修旅行では「研修」させて頂きましてありがとうございました。
    おかげさまで余生が、なお一層輝いて見えて参りました。
    ご指摘の間違いを訂正いたしました。
    №119 山型→山形交通
       (右)元東濃モハ101→山形交通740
    №124、125 玉市交通局→玉野市交通局
    ※他にも間違いがありましたらご一報ください。乙訓の老人の記憶と私の理解に“乖離”がありますのでお許しを!

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