台湾・九州の旅から一週間、千住のヤスベーさんのお誘いで長崎へと参ることになりました。3月30日に開催される長崎市電の151号・701号・1051号の引退記念の「さよならパレード運行」の撮り鉄と当日朝に実施される車庫での見学会参加が目的です。その後松浦鉄道を訪問して桜と鉄道も撮りにいきます。往路は購入した青春18きっぷの残が2日分ありますのでこれを使って長崎まで鈍行列車の乗り継ぎ旅です。長岡京からは、807.1㌔もあり私の青春18きっぷの乗車としては最長距離です。普通運賃で購入すると11,120円ですので十二分に元は取れています。乗った列車本数は11本、乗り継ぎ時間も入れた乗車時間は17時間21分で、鈍行列車乗車としては最長時間でした。
ちなみに私が大学時代だった1968年当時、京都⇒長崎を走行する急行雲仙2号は所要時間16時間4分で時間差は1時間17分、新大阪⇒長崎を走行する特急あかつきは所要時間12時間53分でした。
今回乗継時間の合計は1時間37分ですので単に走行時間だけ見ると急行よりはむしろ早かったことになります。
「紀行文」カテゴリーアーカイブ
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 国内編 Part 12 黒崎⇒長岡京
台湾から帰国後、鹿児島から始めた青春18きっぷの旅も3日目を迎えました。今日は九州黒崎から長岡京まで619.6㌔を鈍行列車で帰宅します。今まで経験した1日あたりの青春18きっぷの旅としては最長距離になります。黒崎からの前回の2018年8月は山陰本線に乗りたかったので萩で宿泊しましたが今回は広島で本場広島風お好み焼きを食しての帰路です。 続きを読む
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 国内編 Part 11 八代~黒崎
八代からはJR九州在来線鹿児島本線に乗り換えて北上、原田からは筑豊本線に乗り換えて直方へ参ります。直方からは、筑豊電鉄に乗って黒崎へと向かうプランです。
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癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 国内編 Part 10 オレンジ鉄道に乗る
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 9 鹿児島~枕崎~川内
癒しの島台湾春の旅から帰国した先は鹿児島です。今回の旅は貯まっていますJALマイレージを特典航空券に交換したマイレージチケットでした。空港使用料、燃油サーチャージの12,480円は必要ですが日本発着の空港はどこでも選べます。台湾に続いて日本の早い春を見たくて九州の空港行きを探すと鹿児島だけが確保できました。
鹿児島市電は昨年3泊して全線に乗車して撮り鉄もしましたので今回はJR未乗車区間の指宿~枕崎に乗り鉄です。しかし時刻表を調べると早朝の列車はなく10:05発が始発です。
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癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 8 帰国 台北⇒鹿児島
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 7 再び淡海トラムを撮る
▲ 淡水站の先に留置展示されていたBK10形、BK-20号機の蒸気機関車。
BK-20号機はイギリスから輸入した2-4-2 (1B1) の車軸配置タンク式蒸気機関車です。A8形と称され、大きさや性能が手ごろで使いやすかったことから、国鉄では国産も含めて複数メーカーから改良型を大量に導入し、私鉄などにおいても同系車が数多く導入され、国鉄からの払下げ車も長く使用されました。改良型も含めた総量数は157両余りにも達した明治時代の代表的な蒸気機関車です。台湾でも18両が導入されています。
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癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 6 南迴線 DR2700系リバイバル號を追う
▲ 12:32 金崙駅を発車してコンクリート橋を渡っていくDR2700系5両編成、今までは6両編成で運行されていましたが今回は1両減で走行しました。
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癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 5 南迴線 金崙で撮る
天は我々に忖度したのか! 桜井線行
一週間前から天気にヤキモキした桜井線行であるが、天は我々に忖度してくれた。14日の朝、桜井線京終駅に集まった面々はほっとした表情である。それもそのはず、薄日が差す天気だから。前日の天気予報であれば朝から雨が降ることになっていたのである。
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 4 南迴線 達信で撮る
▲ 11:20 青い台湾海峡の水平線が見える中、急勾配を登ってやって来たのはR139号機牽引の毎日1往復の普快車です。この辺りはまだ架線柱工事が進まずストレスなく撮影できました。
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癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 3 高雄站、南迴線を撮る(屏東、坊寮~加禄、嘉和遮體)、南洲
第2日目 3月15日
今日は電化工事の始まっています南迴線の架線電柱が立つ前に撮っておこうと加禄の陸橋での撮影をすることにしました。昨夜遅くに高雄空港に着かれた千住のヤスベイさんも同行される予定でしたが体調を壊されたそうでホテルで休憩されることになりました。不銹鋼號さんと合流するため台鐡高雄站へ向かいます。▲ 台鐡高雄站コンコースに展示されていたリニューアル後の完成予定パース図です。日本なら高層ステーションビルが建設されるでしょうが公園の中に駅がある自然派的な駅です。癒しの島「台湾」らしさを感じます。
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 2 台北の淡海トラムに乗る、撮る
▲ 淡海トラムの始発駅は淡水信義線の終点1駅手前の紅樹林から、淡水の街を囲むように走行しています。
癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 1 旅立ち 台北へ
癒しの島台湾への冬の旅が終わって一週間後、また向かうことになりました。今度はDR2700系がリバイバル運行されますのでこれの撮影が目的です。また前回撮れなかった台北に2018年12月24日、開業した台湾2番目の台北のトラム「淡海軽軌」の乗り鉄、撮り鉄ももう1つの目的でした。▲ 濱海沙崙站の交差点を走行する5両編成の低床車です。ご覧の通り交差点では架線レスの走行をします。
【 淡海軽軌 】
新北市北部の淡水区市街地と淡海ニュータウン結ぶために台湾2番目のトラムとして建設されました。淡水の街を大きくぐるりと周る路線で総延長は2路線で13.99km。現在、紅樹林~崁頂の緑山線7.315㌔が開業しています。車両は台湾車輌とドイツのフォイト(Voith Engineering Services)社による共同設計で、台湾車輌で製造された国産車です。軌間は1,435㎜、DC750V、最高運転速度は75km/h、スーパーキャパシタ搭載。 続きを読む
癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part12 帰国
癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part11 大甲でしなの鉄道色EMU500系を撮る
第9日目 3月5日 その2
② 台中港12:1112:21(區間車2608次)⇒12:16 12:26大甲
台中港からは遅れていた區間車に乗車して大甲へと移動です。駅撮りをすることにしました。
▲ 12:36 最初に来たのは、EMU500系、新竹始発彰化行きの區間車2523次です。
EMU500系は1990年に当時の韓国大宇から344両が導入されましたが製造元が合併されたために補修部品供給などのアフターサービスが適切に実施されず、台鐡からの信頼は失墜し、車両等の調達に関して韓国企業は事実上の出入り禁止の状態が続いていました。日本企業の車両調達に切り替えられていましたが、2018年韓国ロテム社に520両の通勤電車の発注が行われました。日本メーカーから日本国内での需要が多く収益性向上に方針が転換してきたために応札がなかったためと報じられています。
癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part10 台中港線を撮る
第9日目 3月5日 その1
花粉症に悩まされることなく快適な日々をおくれた台湾訪問の旅も今日と明日を残すのみとなりました。今日はどこに行こうかと不銹鋼號さんと相談の結果、台中港線の貨物列車と未乗車区間の成功~追分の短絡線の初乗車をすることになりました。
乗車する列車は8時過ぎです。朝食後、駅撮りしながら待とうかと嘉義駅に向かいました。
▲ 嘉義駅と言えば阿里山森林鉄道です。嘉義駅の窓口に行って見ましたがまだ営業していません。窓口横に掲示されていたポスターには阿里山山頂付近で2,3月の隔週土曜日に運行されている檜木列車の時刻表、嘉義~北門で運行中の時刻表等が記載されています。
阿里山森林鉄道は2015年9月の台風被害で大規模な土砂崩れが発生し路盤・トンネルが流され長期の運休中です。復旧にはまだ2年近くは必要と言われています。
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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part9 虎尾糖廠のシュガートレインを撮る
第8日目 3月4日
同行者のchitetsuさん、cederさんは台湾最後の虎尾糖廠のシュガートレインをまだ見ておられません。これはご案内しなければと向かうことになりました。5:00 今回の旅の目的はEMU100系の撮影でしたが、10日後にDR2700系のリバイバル走行が予定されていて893-2さんやデカンショ祭り号さん、クモハ73106さん、千住のヤスベイさん、久方ぶりにNETさんが撮影に参加されます。勿論、不銹鋼號さんと私も再度訪台して撮影しますので当日では入手不可能な移動地へのきっぷ手配が必要です。きっぷの窓口販売は今日の朝5時からと昨夜確認しましたので駅に近いホテルに宿泊しています私に購入を命じられました。
まだ人通りもない站の窓口へ参り、無事にきっぷをゲットしました。
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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part8 枋山で撮る
第7日目 3月3日
6:00 今朝はホテルの朝食提供が7時からですのでそれまで坊寮の発車を撮ろうと高雄側の中山路踏切に行って見ました。
◀ 朝の気温は17℃、この時期の台湾の朝は春のすがすがしい気候です。
▲ 6:20 坊寮始発新左營行きの區間快速3042次はDR3000系6両編成で発車していきました。以前は両側は更地だったのですが養生壁が出来て何やら工事が始まっています。踏切手前からは撮れず、渡ってカメラを構えました。
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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part7 太麻里で撮る
第6日目 3月2日
今日は朝から太麻里で撮り坊寮へと向かいます。昨日は曇天でステンレス車体のDCは思うように光ってはくれませんでしたので今日は晴天になる事を祈って朝日が当たる鉄橋下から見上げて撮れる撮影ポイントを選びました。
朝6時に起床、外を見ますと祈りが通じたのか雲はありますが晴天です。宿泊ホテルで無料レンタル自転車を借りて太麻里踏切手前を入った鉄橋下を目指します。所要距離は約1.5㌔ですが、上り坂です。自転車に乗って太麻里の街並みを抜けた後は踏切までの長い坂道を自転車を押しながら上がりました。
▲ 7:49 朝日を浴びて台東始発新左營行きの自強號304次9両編成が渡ってきました。
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