2020年秋 東北鉄路紅葉見聞録 Part4 再び只見線に戻って撮る

第4日目 11月5日

6:30 昨夜は早くに就寝しましたので早くの目覚めです。温泉で朝湯を浸かってからゆっくりと1階のラウンジで朝食をいただきました。連泊ですのでかさばる荷物は部屋に置いての出発です。
▲ 宿泊したホテルを出ましたが磐越自動車道会津若松ICに入るまでには通勤で混み合う市内を縦断しなければなりません。予定よりも時間を要しました。

9:01 「道の駅 尾瀬街道みしま宿」に到着しましたが鉄橋を渡っていく走行音が聞こえていました。所要時間を読み違えました。9時台の列車はもう1本だけです。急いでお立ち台へと上がりました。
▲ 9:17 川霧はわずかに残る静寂の中をゆっくりと列車が渡ってきました。

次の列車は13時台で4時間近くあります。鉄橋を逆方向から撮ってみたいとロケハンに向かうことにしました。
▲ Google地図では田舎道が認識できませんが、Yahoo地図やナビでは表示可能でした。先ずは会津桧原駅へと参りました。

▲ 9:57 迷うことなく会津桧原駅に到着。この駅は1941年(昭和16年)10月28日に仮停車場として開業、1942年(昭和17年)6月1日:駅へ昇格しています。一日平均の乗車客は11人と閑散としていました。小さいですが待合室が設置されていました。駅前通りは舗装はされていますが細い農道です。

農家が密集する部落を抜けると未舗装の砂利道となります。只見線との踏切を渡って道なりに進むと第一鉄橋が見えました。
▲ 13:03 今年3月14日からキハ40系にかわって投入されたキハE120形3両編成が渡ってきました。この撮影地は川面に橋梁と車両が映ることで有名なのですが残念ながら今日はさざ波がたっていて見えません。

次の列車は14時台です。初日に滋賀から来られた方から行って見るとお聞きしていました大志俯瞰ですが私も見ておこうと向かうことにしました。
▲ 14:15 次回訪問のために途中で「道の駅 奥会津かねやま」を見学していましたのでゆっくりの到着でした。会津川口駅手前で左折、R252と分岐するR400へと入り山の上から俯瞰できるという尻吹峠を目指しました。
ネットの訪問記事には急で危ないのでかねやまスキー場を圣由した方が安全と掲載されていましたが、危険な道とはどんな道なんだろうと興味が湧いてきました。途中からその道に入りましたが、対向車が来ても離合できない幅の未舗装の砂利道です。おまけにゴツゴツ岩も露出、落ち葉が積もった急坂で時々タイヤが滑って捉えられるといった具合でした。パンクしてもおかしくなく、むかしよく走った林道よりもひどいでしょうね。2度と走りたくはありません。

▲ 14:30 既に撮影地には3台の車が止まっていました。4台が入れるスペースがありましたので、かすらないように注意して入れさせていただきました。眼下には赤い屋根が多い大志の部落が見えています。最初の列車が来るのは14:55前後です。しかし走行音は聞こえてきましたが、なぜかファインダーから列車を捉えることが出来ません。こんな事は初めてですが撮影に失敗です。
しょげかえりましたがどうしようもありません。ただ次の列車は会津川口で折り返して約30分後にやってきます。もう一度チャンスを持てました。

▲ 15:29 リベンジの機会は30分後にやってきました。今度は失敗は許されませんので広角気味に撮りましたが、豆粒のようになってしまいました。真ん中の杉林横を走っていきました。

これで今日の撮影は終了です。撮影できる列車はもうありませんので宿へと戻ることにしました。▲ 17:10 約60㌔、1時間半を走り宿に戻りました。▲ 連泊ですので夕食は何かなと思いましたら合鴨でした。期待はしていませんでしたが料理に拘る方にはこの宿はお勧めできませんね。接客態度も良い印象はもてませんでした。フロントに降りると案の定、旅行社の案内員と食事の手配を巡ってトラブっていました。これなら温泉はいつも通り日帰り入浴にして地元料理を外食する車内泊スタイルの方が良かったと反省でした。 Part 5へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください