2020年秋 東北鉄路紅葉見聞録 Part1 只見川第一鉄橋へ

コロナ騒動発生により4月9日以降の鉄ちゃん活動を一時休止していましたが、残り少なくなってきている人生、このままでは精神・心理的的にも良くはありません。しかし、高齢者で基礎疾患のある身です。感染した若者だと無症状の方も多いと報道されていますが、高齢者は一旦感染すると死が待っていますので生死を賭けた鉄ちゃん活動になります。3人の息子たちは医療関係に従事していますので職場で厳しい指導を受けています。当然私にも同じ眼を向けてきますので鉄旅に出るなど許してもらえません。悶々とした日々を過ごしていましたが、とうとう我慢も限界に達しました。密閉、密集、密接の3密を避け、ソーシャルディスタンスを守ることで感染予防をしながら鉄ちゃん活動が復活しようと思い切りました。

【 目的地はどこへ、いつ行くか 】
目的地ですがこの時期なら紅葉真っ盛りを狙いたいと以前から思っていた東北の只見線を第一候補にあげました。地元の観光協会に電話をしてみますと紅葉は今が一番との返答です。これは早くに行かないと落ち葉になってしまいます。急いで行程を組むことにしました。
▲ 第一候補の有名な只見線の紅葉絶景ポイントの第一只見川鉄橋です。


GoToトラベルキャンペーンを利用して新潟へ飛びレンタカーを借りて回ろうとしましたが、JALのトラベルキャンぺーンでは新潟市内のビジネスホテルで希望する目的地の会津若松近くの温泉宿が選べません。それでも片道の運賃14.600円と比べるとホテル付で9,700円に地域共通クーポン2,000円が付いたプランは魅力的ではありましたが・・・。

他の旅行社サイトも探してみましたが殆どの旅館は二人用の利用になっていて一人旅には対応していません。あってもなぜか満室だらけで探し回って「会津東山温泉 月のあかり」を見つけました。GoToトラベルキャンペーン対象にはなっていませんが一泊2食付きで7,000円と格安です。ここなら年金生活者には泊まりやすいかなと決めました。そして問題は天候です。予報を見ますと11月1~3日が終日雨、晴天は4日以降です。4~6日の宿泊予約にしました。

【 交通機関の選択 】
次の問題は交通機関です。LCCのピーチなら片道4,390円です。一方JALは片道14,600円ですが、GoToキャンペーン利用の新潟ホテル泊で片道9,700円とお得です。そしてJALのJGC会員としてマイレージ5,000ポイントが毎年初回利用に加算されますのでこちらの方が魅力ですが、12月にも頚城鉄道撮影会を申し込んでいますのでその時の利用でも良いかなと諦め、感染対策に有効なマイカー利用に傾きました。ただ自宅からは678㌔もあります。以前から北海道、九州と日本各地へはマイカー車中泊で回りましたが疲れが出ないように一日の移動距離は約300㌔と決めていました。このルールでは今回車中泊をして2日間の所要時間が必要ですがゆっくりでも良かろうと思い、2日の定期健診が終わってからの出発と決めました。
第1日目 11月2日 

自宅 11:45発(名神・北陸=267.2㌔)⇒14:58 尼御前SA(昼食)15:42(北陸=522.5㌔)⇒18:21 米山 SA18:30(北陸・磐越・R252)⇒20:40 セブンイレブン坂下店 20:51(R252=714.2㌔)⇒21:09 道の駅 会津尾瀬街道みしま 平均速度86km/h、ガソリン消費 19.4㌔/㍑

かかりつけの病院で定期健診を済ませてからお昼前に自宅を出発しました。京都南ICから名神高速へ入り東へと向かいました。久しぶりの高速道路走行です。ぶんしゅう8号には定速で走れ、前を走行する前車との距離とスピードをを保てる追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールが装備されています。アクセルから右足を離して車速を40~115km/hにセットできますのでハンドルワークだけに集中できて安全性が高くなります。以前のぶんしゅう7号では能登半島を運転中に右足がつるといった不測の事態におちいってあわやを経験しました。また中央道を走行中に意識が飛んでしまいふらつき走行となりトンネルの側壁に激突、タイヤをバーストして走行不能になる事故もありましたが、車線逸脱やふらつき警報機能が事故発生を未然に防いでくれます。

【 またまたドジ 】
たまにしか走らない慣れない高速道路ですのでいつもは草津SA辺りで一旦休憩していましたが今回は疲れも出ない快適性によって随分と先まで行っていました。そろそろ北陸道に分岐しなければと思っていましたが気がつくと伊吹山が見えています。分岐表示を見落としていました。また出発する時にナビをセットするのを忘れていましたので分岐案内が表示されませんでした。今回も出発早々にドジから始まりました。
バックするには次の関ケ原ICで折り返しです。料金所までおりますと手前でUターンできるのは以前と同じ失敗で経験済みですが分岐する米原JCTからは15.7㌔も行き過ぎてしまいました。往復で31.4㌔、約20分の時間ロスです。

14:58 267㌔、約3時間強を走りました。お腹も減ってきたので尼御前SAで休憩です。レストランに入り名物の金沢カレーを食して、インフォメーションで次の給油が出来るSAを確認してから北上です。

18:21 尼御前SAから255.3㌔、約3時間半弱を走り米山SAに到着、28.5㍑の給油です。燃費は18.3㌔/㍑、自宅からの平均速度は87.1km/h、名神に入ってよりは降雨の中での走行でした。スピードは100km/h強でしたのでいつもより燃費は若干悪くなりました。ここで車中泊も考えましたがナビでは目的地の道の駅まで187.3㌔、到着予想時刻は20:58と表示されています。まだ疲れも出ていないし十分行ける距離です。私のルールには反しますが一気に向かおうと決めました。

新潟中央JTCからは磐越自動車道へと入りました。一部を除いては2車線対面通行ですが通行車両は北陸道と比べると減少して高速走行も出来ました。約80㌔を走り会津坂下ICで高速を降りたところでセブンイレブンが見えました。残り距離も20㌔を切りましたので今夜のビールと明日の朝食を仕入れておかなければなりません。
20:40 セブンイレブン坂下店着 20:51発

21:09 自宅を出発してから9時間24分、走行距離は714.2㌔、目的地の「道の駅 会津尾瀬街道みしま」に到着です。 平均速度86km/h、ガソリン消費 19.4㌔/㍑でした。
2010年春に桜前線を追ってぶんしゅう7号で西人吉へと向かった時は今回より少し長く約800㌔弱で所要時間は12時間でした。休憩SA は今回2ヶ所でしたが前回は疲れが多く8カ所だったと思います。ぶんしゅう8号に乗り換えて随分と楽になりました。途中、どこかのSAで車中泊する予定でしたが早くにスムーズに目的地へ着けました。
到着後、まずはビールで一人乾杯です。日本酒は近所から美味しいのをいただきましたのでいただきましたので持ち込みましたが熱燗にする用品は今回積まず常温での飲み会でした。 ㎩rt 2へ続く

2020年秋 東北鉄路紅葉見聞録 Part1 只見川第一鉄橋へ」への6件のフィードバック

    • 早速コメントをいただきまして、ありがとうございます。久しぶりの投稿に写真の編集がスムーズに行かず戸惑っていますが、頑張って続けさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

  1. 只見線の投稿を心待ちにしておりました。直近では、昨年の11月に只見川第一橋梁に行きましたが、昨年よりも今年の方が紅葉は鮮やかですね。ここは、時折3両編成が来ますが、2両の方が水鏡にぴったりと映りますね。また、ぶんしゅう様の写真は、雲がかかり、後方の開発地が隠れて良いですね。続報を期待しております。

    • 本当は昨年ご一緒したかったのですが優柔不断で決断が遅れてしまいました。快晴だとやっぱり綺麗ですね。今回は雲というか霧がたちこめたり雨が降ってきたりしたので撮影には苦しみました。初めての撮影地でしたのでドジも多く上手くは行きませんでした。コロナも治まるであろう来年はもう一度リベンジします。

  2. ぶんしゅう様、久しぶりに旅日記拝読させていただいてます。暫く投稿無かったので、どうされているのかと心配していました。お元気の様、安心しました。新潟中央JCからの高速は、常磐自動車道でなく、磐越自動車道ですね。念のため。

    • 木村様、ご教授いただきましてありがとうございます。只今、修正しました。
      次回はご一緒させて頂きたいと思っております。東北は津軽には季節ごとに参りましたが他は学生時代を含めて未訪問です。よろしくお願いします。

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