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三江線だより(7)
暖かい大地への旅 Part4 南迴線のロケハン
第1日目 2月24日
今日はクモハ73106東ウラさんたちと一緒に明日走るD51の列車のロケハンを行います。お薦めの南迴線の撮影ポイントはクモハ73106東ウラさんが熟知されていますので、数あるロケ地候補からどこを選ぶか、また新たな好撮影地がないかを探します。
宿泊は台東のホテルです。明後日は高雄に戻りますので荷物はクロークに預けて、リックサック1つで向かうことにしました。
皆さんホテルが違っていますので集合は7:33に高雄を発車する区間車の先頭車車内です。早めに朝食を撮った後、高雄站に向かいました。
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市電が走った街 京都を歩く トロバス編③
前記のように、最終日に近い土曜日、DRFCの面々とトロバスの撮影会に行っていますが、その時は、梅津車庫も訪問して撮影しています。梅津車庫は、トロバスの専用車庫として、昭和33年に開設されました。その後、昭和42年に、四条御前にあった市バス四条車庫が、梅津車庫に統合されて、市バス車両も配置されるようになりました。トロバス廃止後は市バス専用車庫となりますが、隣接する京都外国大学に用地を提供し、大学の校舎の下に車庫機能を置く、珍しい構造の車庫となりました。1990年にバス停留所名も、「梅津車庫前」から、「京都外大前」に改称されています。さらに2003年には五条車庫の廃止に伴い、車両が転属し、京都市バスを代表する車庫となっています。
▲梅津車庫の出庫線にズラリと並んだトロバス、前2両は200形で、そのあとに300形が続く。トロバスも市電の仲間だから、当時、朝7~9時に実施していた急行運転も行っていた。「急」マークは車庫で借りて取り付けた。
西鉄福岡市内線1001系・1101系
春到来
市電が走った街 京都を歩く トロバス編②
トロバスは、京都、名古屋のほか、戦後には川崎市、東京都、大阪市、横浜市と続いて開業し、都市部にトロバスブームが到来します。背景には、石油事情が好転しない問題もあり、路面電車より建設費が安いという事情もありました。しかし、自動車の増加し道路が渋滞し、さらに地下鉄の建設計画などが持ち上がり、昭和30年代後半になると、早くもトロバスの行く末は頭打ちになってきました。
トロバス梅津線の沿線には、戦後、軍需産業から転換した工場などがあり、当時の京都随一の工場地帯を形成し、朝夕の時間帯は、通勤客がトロバスに集中しました。とくに梅津車庫から松尾橋にかけては、まだ一般の路線バスも少なく、トロバスが独占状態でした。ところが、昭和37年、阪急の河原町延伸で、交通事情が変わります。中間駅となった四条大宮は、交通結節点としての地位が低下し、さらに、この頃になると、松尾橋から、四条河原町や京都駅前へ直通する市バス系統が新設・延長され、四条大宮までしか行かないトロバスは分が悪くなる一方でした。
▲トロバス最終日も間近の土曜日、DRFCのボックスに集まった面々は、最後のトロバスを写すため、西大路四条から梅津車庫、松尾橋へ向かった。
市電が走った街 京都を歩く トロバス編①
最近のデジ青記事を見て思うことが、皆さんの“地元愛”の気持ちです。米手さんの“散歩シリーズ”では、お知り合いの貴重な写真を惜しげもなく公開され、西村さんからは広島地方の鉄道ニュースを丹念に報告していただいています。西村さんは市民学芸員活動として、三原市の近代化遺産もまとめられ、PDF版を私も閲覧させてもらいました。皆さん、鉄道趣味活動を通じて、調査・研究を続けられ、地域に貢献される姿勢に敬服する次第です。ひるがえって、私にとっての“地元愛”とは? と考えると、やはり京都市電に行き着きます。過去には、乙訓老人さんらと一緒に本を出版したり、写真展を開いたりして、地域に一定の恩返しをしたつもりですが、ことデジ青については、京都市電のことを封印していました。別に理由はないのですが、京都市電が全廃されて、ちょうど40年になる今年、そろそろ封を解いて、デジ青に地域デビューを果たしたいと思っています。
▲京都のトロバスは四条大宮~松尾橋を走り、49年前の昭和44年9月限りで廃止された。装飾をされた車両が走り、市民に別れを告げた。
我々世代が知りうる京都市電の廃止第一号となると、昭和36年の北野線です。私の鉄道撮影の第一号にも当たりますが、さすがに小学校6年生では、デジ青を飾るような写真は撮っていません。そのつぎの廃止となると昭和43年9月廃止のトロリーバス(梅津線)です。鉄道の一員であり、都市を走ったトロバスとしては、最古の開業です。時あたかも、関電トンネルトロリーバス(扇沢~黒部湖)15両が充電式電気バスに置き換えられることになり、国内に残るトロバスは、立山黒部貫光の立山トンネルのトロバスのみになります。まずは、そのトロバスを手始めとして、当時の写真と、現在の対比をして、“地元愛”の発露としたいと思います。
散歩道で見つけましたー番外編ー
これは藤田さんの話ではありません。
暖かくなった日曜日、近々遊びに来るという酒好きな会員氏のために、16時から開いている酒場を探して徘徊、いや、散歩をしていました。そうしたら新設工事中の梅小路駅前の京果会館前に看板が出ていました。『酒屋の角打ち』『薩摩の焼酎勢揃い』確認のため二階へ上がってみましたら、立ち飲みで肴は薩摩揚げやおでんです。これで良し!と踵を返したとたん、目の前にまた看板。『物作り大好き!貸しアトリエ・工作室』
覗いていると愛想のいいお兄さんがドアを開けて入れてくれました。
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三江線だより(6)
海外写真展開催のご案内
「東北展」 今年も開催 !
佐竹保雄さんが、3・11前後に毎年開催されている「鉄道写真展-東北を旅して」が、ことしも本日11日(日)から開催されています。
「鉄道写真展-東北を旅して」その10
3月11日(日)~16日(金)10:00~17:00(16日は16:00まで)
ひとまち交流館京都1階 作品展示コーナー 京都市下京区河原町五条下る
東北地方の復興を願って、多い時には年二回開催されてきた展示ですが、所期の成果を収めたこともあって、今回の展示で一応のピリオドを打つことになりました。ファイナル総集編と銘打った今回の展示は、とくに佐竹さんが愛した東北の鉄道の総集編として展開しています。
▲クローバー会会員らが待ち受ける京都駅一番ホームに入線する、佐竹さんの「トレランス」1号。はて?右端のお方は? 昨年には三陸鉄道南リアス線で「トレランス」8号が運転され、クローバー会会員3人も参加し、佐竹さん始め多くの参加者と交歓したが、その基盤となったのが、1989年から運転を始めた京都発京都行きの「トレランス」1~8号だ。今回、最終回に当たり、「トレランス全記録」として、過去の「トレランス」の走行シーンを収めた写真展示も行っている。
三江線だより(5)
暖かい大地への旅 Part3 高雄のトラムの乗り鉄旅
第1日目 2月23日 その2
ホテルでチェックインした後はさっそく街に出ました。前回、昨年6月訪台の時には少し見てみました高雄のトラムをしっかり見てみたいと思っていました。高雄空港でいただいたパンフレットを見ながらまだ6月以降「高雄展覽館」から先の延伸はないのだなあと、高雄MTRに乗ってトラムとの乗換駅の紅線「凱旋」で降りました。
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倉敷点描
ここのところ新聞記事の転用ばかりでお茶を濁して来ましたが、たまには実物を登場させることにします。昨日午後倉敷に所用があり、丁度水島臨海鉄道東水島まで直通する貨物列車の時間帯にかかるので カメラ持参で少し早めに家を出て倉敷に向かいました。
最近デジ青上で話題になっています117系は岡山地区では6編成が活躍しています。今ではタクアンになってしまってせっかくのスタイルも台無しです。山陽本線は三原まで下ってきます。
このまま廃止? 不通の続く根室本線 東鹿越を訪ねる
北海道へ行って、もうひとつ気になる区間がありました。平成28年8月の台風10号で被害を受け、不通が続いている根室本線東鹿越~新得です。一年半に渡って列車の運転を見合わせて、バス代行が続いています。この区間を含む根室本線富良野~新得は、JR北海道の「維持が困難な区間」に挙げられており、廃止を前提とした地元協議を行なう矢先のことで、行く末が案じられています。また、12月には、列車代行バスのルートが変更され、乗車料金を収受する代行バスでありながら、リゾートホテルの無料送迎バスも兼ねると言う興味深い運行が行われています。
▲富良野から乗って根室本線下り方5駅目の東鹿越、ここから新得まで不通区間が始まる。周囲に人家はなく乗降ゼロに近く、私もこの駅の存在は知らなかった。もともと2017年に廃止予定の駅だったが、列車・代行バスの接続駅として、皮肉にも生き延びることになった。
散歩道で見つけましたー最終回?ー
藤田さんからお借りした写真も残り少なくなりました。
まだまだご紹介しきれない物があるようですが、取りあえず今回で一旦終わりにいたしましょう。
藤田さんには、突然飛び込んできた男に快く作品写真をお貸し頂き、感謝に堪えません。全てを掲載できなかったことをお詫び申し上げます。また、お貸し頂ける物がありましたら、秘蔵品が発見されましたら、発表させて頂きますので引き続きお願い申し上げます。
今回は今までに発表できなかった写真をランダムに掲載いたします。
◆ た~ちゃんの電車めぐり ⑰
1997年12月、国連による地球温暖化防止会議が京都で開催され、路面電車見直しが取り上げられ、とても嬉しく思いました。街角で配布されたビラにロサンゼルス、パリ、ロンドンでも復活とありましたが、私の知る限りにおいて実情は異なります。三市の中央通り、京都での烏丸、四条通を路面電車が大手を振って走るものではありません。
▲昭和30年代の京都駅前、伏見線のりばは、大勢の初詣客で賑わう(故 羽村宏さんのカラーポジから)












