癒しの島 台湾鉄道2019年夏の旅 Part 4 宜蘭の朝市、宜蘭運動公園のCT284号機、永楽で撮る

第3日目 6月5日 その1

5:00 目が覚めて星鎖ホテル回りを見ますと狭い路地通路に小型トラックやバイクが走り回り市場になっています。市場巡りは大好きな私です。すぐにエレベーターで降りて散策することにしました。

▲ 宜蘭漁港がありますので魚類は採り立てが並んでいます。種類も多くスズキやイカ類は日本とほぼ同じです。サンマもありましたね。

▲ 大好きなエビやカニも多く、早くもサンマが出ていました。エビはピチピチしていますのでてんぷらで食べると美味しいでしょうね。

▲ 愛文(マンゴ)は一斤(500g)あたり49TWD(約66円)と、激安です。まとめて買って帰りたいですが機内持ち込みは出来ません。

▲ 肉は本土と同様に解体されて部位に分けられた枝肉が吊るされて売っています。

▲ 練り物や加工品もあります。肉粽はチマキです。熊笹に一個一個具材を入れてタコ糸で巻いておられました。焼売やてんぷら類も美味しそうでした。

▲ 市場の中に店を持っておられる農民だけでなく道路に座って一人で売っておられる方もおられます。タケノコは朝掘り出して持ってこられたのか結構太めを売っておられます。ちょっと固そうに見えます。野菜も今朝に収穫したのを持ってきて売っておられます。

全部見て回っていると直ぐに時間が過ぎていきます。ホテルの朝食タイムになってきたので引き上げました。

▲ 7:00 毎日変わらなかった簡素なホテルの朝食です。

今日はSLが走りませんので次回に備えて列車編成写真がこの付近で撮れる所はないだろうかと周辺を見に行くことにしました。それまでに宜蘭運動公園に静態保存されていますC57形機を見に行きたいと私の方からオーダーを出しました。

▲ 8:25 歩くこと約30分余りで宜蘭運動公園に到着、広い公園の中央にCT284号機は静かに休んでいました。

【 CT284号機 】
日本統治下時代の1941~1953年に川崎重工業、日立製作所で製造された14両が台湾にやってきました。CT284号機はラストナンバーで日立製作所製です。

▲ 宜蘭站までは約2.5㌔はあります。暑くなってきましたのでバスがないかとバス停を捜しましたがあいにくと発車したばかりで1時間は来ません。中々通らないタクシーを待って8:51には宜蘭站に着きました。

▲ 8:58 ヒジャブを着用した女性がホームにおられます。インドネシアではそこら中で、みかける光景でしたが台湾でもイスラム教徒が増えてきているようです。あちこちで見られるようになっています。

▲ 9:12 北上する貨物列車の到着です。1番線で待つか通過すればいいのですが、なぜかわざわざ貨物ヤードに入ってきます。
① 宜蘭 9:23(自強272次)⇒9:41 蘇澳新

今日の最初の下車駅は蘇澳新です。自強號に乗車して移動しました。

E1000系の自強號に乗車しましたが結構な高速で走行してくれます。最高速度は太魯閣號同様の130km/hです。

▲ 9:41 昨日撮影に励んだ蘇澳新に到着、區間車に乗り継いで永楽へ向かいました。

② 10:21  蘇澳新(區間車4146次)⇒10:28永楽
▲ 10:30 永楽に到着、すぐに台東始発樹林行きの普悠瑪411号が対向車線を通過していきます。

撮影していますと不銹鋼號さんに駅員が近づいてきて何やら話しておられます。すると不銹鋼號さんはパスポートを渡されました。そして駅員からは左の入場許可証を受け取られました。
現在台鐡では、台中、嘉義、台南、高雄、宜蘭、花蓮の6站では駅構内に入るのには入場券が必要でその他の駅では身分証明書と交換で入場証明書の発行を受けることになっています。
入場するのにパスポートを預けなければならないとは仰々しい制度だと思いますが仕方ありません。
▲ 10:39 お目当ての貨物列車が重連で待機線に入線してきました。

▲ 10:49 ちょっと遅れて始発花蓮行きの太魯閣33次ホーム間の通過列車用路線を走り通過です。

▲ 10:57 始発潮州行きの莒光561次が通過、通過列車の時間は発車案内掲示板には表示されませんがポイント付近にある地上信号から読み取りながら立ち位置を移動します。北行き南行きとも問題なく撮れます。

【 永楽駅 】
永来駅は1980年(昭和55年)2月1日に北迴線(宜蘭~花蓮)が全通した時に同時開業しています。台湾セメントの工場があり、ヤード及び専用線があります。付近に民家・商店はなく一日平均利用者数はわずか14人(2018年)ですが、有人駅です。

▲ 11:09 北上する花蓮始発彰化行きの普悠瑪271次が高速で通過です。

▲ 11:12 南下する斗六始発花蓮行きの普悠瑪280次も車体をかたむけて通過していきます。

▲ 11:22 花蓮始発宜蘭行きの団体283次は復興號編成の最後部に車3台を乗せた客車を連結していました。

▲ 高速で走る旅客列車の間をヌッてR168号機牽引の貨物列車がやってきました。止まらず通過です。

▲ 12:08 花蓮始発宜蘭行きの団体689次は復興號編成で通過していきました。

▲ 12:24 花蓮始発宜蘭行きの団体689次は莒光號編成で北上する路線を逆行でやってきました。日本ではありえない運行ですがここ台鐡ではいつものことです。よく事故なく走行しているのかと不安が出ます。

▲ 12:37 撮影場所を第1月台から第2月台へとホーム移動して狙いますが編成が全車入りません。第1月台の方が南行北行共、撮れますので良いですね。

▲ 樹林始発花蓮行きの普悠瑪218次は花蓮に向かっていきます。こちら方向には錆びた2本の留置線がありました。永楽での撮影は十分満足できましたので次に移動します。 Part 5へ続く

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