東京では7日に大きな余震があったが、昨日、今日とまた余震が頻発しており、落ち着かない日が続いている。加えて福島原発の見通しが立たず、最悪の状態である。放射能の影響度がよくわからず、何を食ったり飲んだりしたらいいのか、夏場の電力不足は大丈夫なのか、毎日心配の連続である。こんな時はパーと表題のような内容を報告してみたい。
①京王、小田急の永山から新宿寄りに二つのトンネルがある。その二つのトンネルの間が京王、小田急両社の電車が併走してくるのを俯瞰撮影できる場所で、その名も「電車見橋」と言う。散歩がてらに時々行ってみるが、なかなか難しい。トンネルから両車が並んでくれば「よっしゃー」で、気合が入るが、先頭車の顔に架線柱が邪魔しないようにするのが大変で、結局、デジカメを乱写して運に任せるしかない。
②有名撮影地浜名湖鉄橋で117系を撮影中、突然、新幹線が並んだ。これも「よっしゃー」の気合。「併走」ではあるが、「競走」にならず、「激走」とでもしたい。残暑厳しく熱中症に注意した。
③列車本数が多い所では併走をキャッチするのはそれ程難しくはない。この写真は後追いのため、もう一つ面白くない。JR西の東海道、近鉄、京阪、東武、小田急等同一方向に2列車がピタリと並んでくるのは面白い。どなたか発表願いたい。
④併走の極め付け阪急十三。私鉄王国の一端をうかがわせるシーンで、他国人はこれを見てうなる。ここも毎回同時刻に梅田を出発するので1時間も居れば、一つくらいはましなのが撮れる。
⑤看板特急の併走を狙った。平日なので難波10時発を狙うしかない。ところが、この日は「こうや3号」はもたついて出遅れる。「ラピート29号」鉄仮面が新今宮に到着する頃、「こうや3号」は未だ隣の今宮戎を通過中。このホームは非常に狭くて危険で撮り難く、その上、105ミリレンズでは苦しくて手前の電線をカットできなかった失敗作。
⑥王子駅近接の高層ビル北トピアからの撮影でここも鉄道を見る名所となっている。新幹線と在来線が並んで走るので飽きないが、ここも特に新幹線の顔に架線柱がかからないようにしたい。「併走」と言うよりも「乱走」である。
⑦この撮影の2日後に乙訓の老人、逗子の旦那とこの蒲田駅を1往復半する。何でも目的は以前撮り損なった7000系を捕獲するとのことであった。蒲田駅を池上線と多摩川線が毎回同時に出発するので、成功確率は高い。しかし、阪急十三の様な充実感はない。
おもしろい写真をありがとう。これからシリ-ズ化して下さい。
ところで写真サイズをもう少し大きくしてくれませんか?オリジナルサイズを1024picぐらいにしてくれると老眼の方にも優しい配慮と言われます。
先日お世話になり有難うございました。蒲田のカレーショップに行けず残念。
多摩NT線開通後、永山が終点の時に乗って併走に気付きました。関西私鉄ではあちこちで見られるのに関東では珍しいなぁと思ったものです。併走は他社線とでないと激走、競走となりません。関西では舞子-明石間のJR:山陽、山崎(大山崎)-長岡京(長岡天神)間のJR:阪急、三宮東方のJR:阪急、黄檗-三室戸間の京阪:JR、津-阿漕(津新町)と富田(やったかな)-名古屋(米野)間、そして鳥羽の上り方でのJR:近鉄などを頭に浮かべるが、なんといっても圧巻は新幹線と新京阪との激走を男山八幡宮の本殿裏の展望台から見ることで、時速100と240の差を如実に知らされる。
お二方の早速コメント有り難うございます。
米手作市様
毎度ご指摘いただいておりますが、悩んでおります。縮小専科の後にこうなっているような気がしますが、再度トライしてみます。おだてられるとその気になってしまう悪い癖がありますが、EF65500「出雲」と新幹線0系の並びもあります。近鉄、京阪、南海の複々線は総会さぼってでも行きたいです。
乙訓の老人様
次は西武と東上線50090でしたね。そしてカレー。ところで、黄檗~三室戸のJR奈良線側は複線化されたのでしたか?。それにしてもローカル線同士なので皆既日食のように滅多に重ならないような気がします。複々線は京阪さんで以前あった広報用写真の様にはいかないですが、それだけに面白いです。それより乙訓様、キャンブックス「京阪特急」24~25頁のNさんの橋本~八幡市で撮った阪急、京阪を入れた、あれを一回撮りたいと思っています。もう一つ、幼い頃阪急神戸線の車内から国鉄が接近してさらに阪神を拝めることが出来た場所、多分芦屋川~岡本あたりと思いますが、3社並べて撮ってみたいと思っています。しかし、あれは半世紀前の話で、今は多分建物がびっしりあり、ヘリコプターにでも乗らないと無理かもしれませんね。男山は久し振りに行ってきます。
併走といえば思い出したことがあります。
若かりし頃、新米の運転士で宇治線を担当していた時のこと、黄檗から宇治へ向って出発した時、ちょうど国鉄奈良線をC58の貨物列車と併走したことがありました。
たまたまC58の機関士と目が会い、ポワーンとホイッスルを鳴らしたら、相手からボーと短い汽笛を鳴らしてくれたことがあり、鉄道員同士のちょっとした触れ合いを感じたことがありました。
ただ、それだけの話ですけど…。
湖畔のヒマ人様とは
ひょっとしたら日本のジュネーブにお住まいの大先輩ですね。乙訓の老人様と同様の感想を持ちました。非常に微笑ましい話で嬉しく思います。この国鉄奈良線の築堤でC58やキハ17を撮影したことがあります。勿論担当された京阪1000や500等も撮りました。残念なことに旧600や700は乗っただけでその後直ぐに新車に化けてしまいましたし、奈良線はその昔C51も走っていたのですね。