2020年11月23日にC5744を投稿して以来およそ2年ぶりの同一テーマでの投稿である。掲載できる写真が枯渇してきているが動態保存機も含めできる限り発表していきたい。
久しぶりの今回は東京JR新橋駅前に鉄道発足100周年を記念して昭和47(1972)年より鎮座しているC11292である。SL広場として知られており待ち合わせなどに利用されているが、街の景観はどうあれこれ以上の目印はない。
この機関車は多少機関車趣味に覚えのある人には戦時設計の粗悪車と感じるはずである。角張った砂箱、蒸機溜がそれを物語っているし、除煙板も改造をうかがわせる。
生まれは昭和20(1945)年2月と私と同じ年である。日本車両名古屋の製造で廃車されるまで姫路(私の記憶では姫路1区)から出たことがないという。播但線や姫新線を嫌というほど走り回ったことであろう。兵庫県に縁のある私も播但線はC55、C57を撮りに行ったことはあるが、姫路近郊の通勤列車牽引のC11はほとんど撮ったことがなく姫新線に至っては乗ったことがない。ところが関東のクモハ73106東ウラさんがこの機関車を撮っておられたので発表させていただく。
1970.3.24 播但線溝口 ▼
1970.3.24 姫路区 ▼
2022.10.26 新橋駅前のC11292で今年塗り替えが行われた 戦時設計スタイルの角張った二つのコブが特徴 ▼
2022.10.26 同機説明板 ▼
C11292の写真の件、すっかり忘れておりました。採用していただき、ありがとうございます。クリスマスの装飾がされたら、この2枚とともにフェイスブックに投稿しようと思います。
最速コメント有難うございます。こちらからは遅くなり申し訳ありません。使わせていただきたい写真はまだまだあります。また、DRFCの総会やイベント等では人の紹介等ご援助いただき有難うございます。皆さん蒸機は様々なシーンで様々な顔を見せてくれます。該当ナンバーがありましたら追加貼り付けをお願いします。賞品はありませんが、前後ナンバーでも結構です。
C11 292号機は、私も偶然撮っていました。場所は、溝口の駅の姫路方で、ちょうど駅を発車したところです。撮影当時の記録が直ぐ出てこないのだが、1972年3月だったと思います。この年の暮れには、新橋で展示された訳ですが。撮影時には、そんなことは思いもよらないことでした。しかし、自分の撮影した機関車が、今でも手軽に見られる場所にあるとは、嬉しいことですね。写真を見て気が付いたのだが、現役時には振動防止対策と云う左右の水タンクを繋いだブリッジが、保存時には除かれていたのですね。今みると何かスッキリした感じがしたのは、そのせいでした。
宮崎繁幹様
現役時代に撮ったことのある機関車が保存、それもきれいに整備されているのを見ると嬉しく、また、懐かしく思うものですね。ブリッジは気になっていたのですが振動防止なのですか。知りませんでした。勉強になりました。有難うございました。