5月の台湾(5月6日)その4

第4日は、猴硐の付近をうろうろしました。
猴硐は、東部幹線の北方、瑞芳の隣で普通列車と莒光号が停車する駅です。一般には猫村として猫好きな人がよく訪れる場所でもあります。ここに来たのは終焉が近づくDR3100自強号を撮るためです。柴連(ディーゼルカー)自強号は、DR2800~3100が東部幹線、南廻り線と非電化区間を含む路線の速達列車として活躍しましたが、2020年の環島全線電化により相次いで引退。現在、車齢の若いDR3100のみが樹林ー花蓮間に2往復が運行されていますが、全線架線下を走る柴連自強号運用はもうすぐ終わるようです。特急「花嫁のれん」のように全線電化区間を走る優等列車は他にもあるので、引き続き波動輸送用等でも存続してほしいものです。柴連自強号は、基本編成が3両×3編成の9両、繁忙期は4編成となり12両で走っていて、モノクロスながらなかなか迫力がありました。台湾と言えば、非電化の南廻り線を力強いディーゼルがゆくイメージだったので、消滅は寂しいのですが、こればかりはどうしようもありません。
▲R150型の最終番
エンジン音ははっきり言ってけたたましく、遠くからでも近づいてきたことが判ります。これに比べるとDD51やDF200の何と静かなことか。

▲平渓線のDR1000が瑞芳からやってきました。
▲山峡をゆくEMU500の樹林行き4151区間車。
▲主役DR3100の自強215次が高速で樹林をめざして疾駆します。
▲迫力の重連貨物。先頭はR150型のR166番、次位はわかりません。
▲プユマ228次花蓮行き。振り子式のTEMU2000型は、新自強EMU3000型の大量投入で少し影が薄くなった感はありますが、最速車両の地位は揺らいでません。
▲DR3100の自強221次。
▲DR3100の自強236次花蓮行き。名残乗車もと考えましたが、叶いませんでした。
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5月の台湾(5月6日)その4」への2件のフィードバック

  1. ブギウギさま
    天気の良い猴硐の写真いいですね。
    ここら辺は、いつも曇りか雨が降っているイメージがあります。これらの写真は、猴硐の北方ですよね。横の信号ケーブルをうまく処理されていますね。6月に訪台するときにチャレンジしたいと思います。

    • デカンショまつり号さま
      コメント有難うございます。
      仰せの通り、猴硐の北側になります。南下列車は、割と撮り易いのですが、北上列車はあまりうまく撮れません。南下だけに絞って割り切ればよいのですが、なかなかそうも行きません。撮り逃がすことが、次回挑戦への原動力になるのか、とも思いますが精神衛生上はあまりよくありません。今回も、気を抜いたところでE300電機の重連が牽く長大編成の貨物列車を撮り逃がしてしまいました。6月は大いなる成果があることを祈念します。別添の写真は2013年7月

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