9月26日 第3日目 その2
着いたミュンヘンは、世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」の真っ最中でした。これを目当てにミュンヘンに来たわけではなく、エリトリア鉄道の乗車と撮影が目的でたまたま開催日と重なった訳です。着いたミュンヘン駅構内も民族衣装を着た参加者がたくさんおられました。
今日は、エリトリア鉄道へ同行させていただくW大鉄研OBのO氏ご夫妻と、もう一人のN氏と16時30分に待ち合わせて、一緒にビール祭りに行くことになっています。まずは、腹ごしらいと路面電車撮影のロケハンに向かいました。
▲ フランクフルト中央駅同様に駅内売店は、おいしそうなものが並んでいます。ビール祭りとあって市内のレストランは殆ど閉店していますので、これで十分です。指差して注文して、オープンスタンドで昼食としました。
▲ ミュンヘンインターシティホテルでも滞在中の市内交通の無料パスをいただきました。今日は軽く中央駅から19系統の路面電車に乗って、約25分のOstbahnhof(オストバーンホフ)まで往復乗車で車窓からの市内観光を楽しみました。
16:30、O氏ご夫婦とN氏が私達のホテルビーに参られて、オクトーバーフェストへと向かいました。O氏ご夫妻は、22日に出発されフュッセンから、N氏は23日に出発されザルツブルクから、それぞれSL撮影を楽しまれてからのミュンヘンでの集合でした。
▲ ミュンヘン中央駅から地下鉄で1駅と近くに会場はありますが、地下鉄は超満員です。これはすごいと思っていましたら、会場内は宵山と同じく歩くのにも行列が続きました。
【オクトーバーフェスト】
世界最大のビール祭りです。最初に開催されたのは1810年、今年で201年を迎えました。ドイツ再統一の記念日、10月3日を最終日に毎年16~18日間開催されています。毎年600万人以上もの会場者があるそうです。東京ドーム約9個分もの広大な会場は、毎年開催のため空けてあり、今回は18のビールテントが設置されていまして毎日来るという地元住民のお奨めのビールテナントに行きましたが、入る際にカメラを持っているのでダメですと入場拒否を言い渡されました。
リックサックに収めても一度見たからにはダメと頑固に拒否されましたので諦めて、別の担当者のいる入口から入場することにしました。しかし、入場できても数1000人は入れるレストランは、全く空き席がありません。
テント内は無理だと諦めてテントの外に出て、ビールテナント前のオープン席を探しまくっていましたら、丁度帰られる方がおられましたので、何とか5席が確保できました。早速ビールを頼みますと、出てきたのは会場特性の1リットルの大きなジョッキです。周りの方々と乾杯をして大騒ぎをしながら祭典に酔いしびれました。
いよいよ明日からカイロを圣由してエリトリアへと向かいます。さてどんな旅になるのかワクワクしてきました。 Part8 へ続く
KAWANAkAです。
小生も丁度1年前、仕事でミュンヘンに居たので懐かしく読みました。夕方以降しか時間が無かったのですが、トラムの撮影(夜ばっかり)やミュンヘン駅に出かけました。
鉄道趣味とは関係ないですが、丁度TVのロケをやっていました。聞けば旅サラダ(土曜日の朝の旅番組)と言います。で、旅人は?「知花くららさんです」といいます。横にその時立っておられたのですが全く気づかず、慌ててカメラを取り出してクルーの後ろから撮影させてもらいました(場所が無く旨くは行きませんでしたが)。流石に準ミスユニバースだけあって、目立ちます。
ミュンヘンへ列車で着いてオクトーバフェスタに行くという設定だったようです。放送日も聞きましたが駅頭はあまり放送されませんでした。着いた列車から中年のおっさんが降りてきて彼女の腰に手を回し良い気分になっている人が居ましたが、ウンの良い人ですねえ・・。
ドイツの駅は人生、民族の縮図で多くの列車が発車し、民族衣装を着けた老若男女があふれ、とても出張での時間では裁ききれませんでした(また、行かねば)。
ついでに、祭りのパレードを見て、路面電車を撮って帰国となりましたが充実した時間をすごせたものです。
KAWANAKA先輩様、コメントをいただきましてありがとうございました。
確かに人生、民族の縮図と言われますとおりミュンヘン駅は、老若男女の世界中の人々が行きかっておられました。Part8では、ミュンヘン駅の様子をもう少しアップします。
行く前は、ホテル代が通常の2~3倍となっています。街の商店、レストランも閉まっていると言われていましたので、こんな時に行くのは好ましくないと思っていましたが、来て見ますと一番華やかなこの時期に来て見て良かったと家内共々喜びました。高いなりの価値は十二分にありました。
トラムの走る沿線はフランクフルト以上に中世の趣きを感じさせてくれました。またフランクフルトと違って4両編成のトラムは片運転台です。最後部は大きな1枚窓の展望席で車窓を楽しむには最高でした。また来て見たいと思っております。