先日、京急1000形の黄色電車を報告した。その写真をよく見ると窓ガラスのあたりに高架部分の擁壁なのか線路に近い場所の工作物なのか何か白く反射しているのが見える。京急の看板電車2100形も同じである。ところが、他の電車、例えば北総の9100形にはその現象は現れていない。車両の外板や窓ガラスの材質、塗装の色、つや消しの有無などにより外の景色の反射が大きく出たり、出なかったりするようだ。 京急2100形2101快特三崎口行12:21と北総9100形9118快特羽田空港行12:37 何れも2014.6.16 新馬場▼▼
前から気になっていたのが阪急のマルーンカラー。 DRFCーOBの会合の後、最近のデジカメは夜でもそこそこ写るので淡路で撮影したことがある。この時は窓下に白い反射線が写っていた。信号の色や、付近の商店街のネオン、対向車のライトなどはそれはそれでムードが出るが、単なる反射線は頂けない。 2010.8.14 淡路 普通高槻市行3354 ▼ 昼間撮影した往年の特急車6300系も同じように反射線が現れてしっくりいかない。阪急電車は桜や雪の時は綺麗に撮れるが駅ホームは厳しいと感じた。 2010.8.14 松尾 普通桂行 6351 ▼ 最近の車両は昔の古い車両と異なり同じマルーンでも艶があるのか一種の鏡のような役目をしており、それが撮影を難しくしているのかもしれない。雨上がりの快晴の朝、豊中駅で撮影した車両は車体に左側の機械箱のようなものが写り完全にアウト。 2010.10.1 豊中 通勤準急梅田行 5104▼ 京阪は濃淡2色が基本であるが、複々線区間で写した3000系のツートンカラー上部濃紺部分に対向車両が写っており、下部白部分には写っていない。白やアイボリー等薄い色は反射し難いとみていいのではないか。 2011.8.11 土居 淀屋橋行き特急3051と2400系▼このほかに窓ガラスと外板との取付具合、撮影位置(車体に対しての角度)等々いろいろな条件で反射具合が変わってくるので結局、最初の一コマで判断して角度を変えたり場所を移動するなりして数をこなすしかない。また、ある程度の反射はそのままの姿として受け入れることも必要かもしれない。
準特急様
反射には、時に悩まされますね。
私はガラスを通して外を写すことに備えて偏光フィルターをレンズ保護をかねて最近は常時付けています。偏向の角度調整を事前にしておかねばなりませんが試されてはどうですか。ありのまま(目に見えるまま)が良いのか加工したした方が良いか意見は色々ありますが、要は結果良ければ良しと割り切っています。
村樫四郎様
早速のコメント有難うございます。私もレンズ保護のフィルターは常時付けておりますが、偏光の角度調整は勉強してトライしたいと思います。いろいろと発表された車両写真を改めて見てみますと車体や窓の反射は結構ありますが、状況に応じて対処していきたいと思います。