三次のハチロクと「クラウドファンディング」

毎度新聞ネタで恐縮です。最近は新聞を読んでいても さっぱり意味の判らない単語が出てきて困惑してしまいます。今回は「クラウドファンディング」がそれです。今朝の中国新聞朝刊県北版の記事です。

H27-4-3 中国新聞朝刊

H27-4-3 中国新聞朝刊

 記事の内容は 三次市内に保存されている48650の保存活動の話です。実はまだこのハチロクを写していないので、尾道自動車道も全通したので三次まで行こうと思っていたところでした。

さて「クラウドファンディング」とは何なのかを調べてみると、「インターネットを介して 不特定多数の個人[クラウド=群衆]から資金[=ファンド(支援金)]を集めるサービス」とのことで 資金集めと言っても ①寄附型②投資型③購入型があるそうです。①は文字通り見返りを求めない全額寄附。②は見返りを求めて投資するタイプ。③は提供される商品を買うことでその収益の一部が支援に使われるタイプだそうです。このハチロクのプロジェクトは③の購入型のようです。詳しくは新聞記事の最後にも記載されている

https://readyfor.jp/projects/sl48650

をご覧下さい。支援する金額によって ハチロクの写真、キャブへの乗り込み券、三次のお菓子やお米が用意されているようです。このようなサービスを提供するサイトは数多くあるようですが、この「readyfor」というサイトには現在1241件のプロジェクトが登録されています。このハチロクの保存活動のような鉄道関連プロジェクトを探してみると、「JR北海道の711系の保存活動」、「銚子電鉄で脱線事故を起こして再起できていないデハ1002を復活させる活動」、「島原鉄道に御馳走トレインを走らせる活動」、「寝台特急日本海の寝台車3両を岩手の岩泉で列車ホテルにする活動」、「三江線の宇都井駅をイルミネーションで飾る活動」などが出てきました。すでに目標達成したもの、現在募集中のものなど様々です。前期高齢者にとってネット社会についてゆくのは容易ではありませんが、こういう関わり方もあることを教えてくれた記事でした。ちなみに私は今のところこの記事の紹介だけで、まだ浄財を拠出するには至っておりません。まずは実車を見てから・・・。

三次のハチロクと「クラウドファンディング」」への2件のフィードバック

  1. 西村 様
    いつも中国地方の情報ありがとうございます。楽しく拝見しています。クラウドファウンディングの説明は本文にありますので割愛しますがつい最近引退したJR北海道の711系をNTA北海道の方(?)が中心となり廃車されるリミット(確か20日間程度)までに230万円程度を集めるためこの手法を用いていましたが予想を大きく上回りなんと募集開始から3日間で集めてしまったそうです。この場合は協賛企業がいて足りない分を募集したようですが・・・。今後このようなケースがあれば活用されそうですね。JR北海道のC623もこれで再生すればいいにになと思うのは私だけでしょうか。実現にはいろいろありそうですが。

    • 893-2様
      コメントありがとうございます。デジ青の表紙を飾る893-2様の各地でのすばらしい写真にいつも感心しております。さて保存車両のことですが、成否の鍵は中心となる熱意あふれる人がいるかどうかだと思います。お役所仕事では予算云々で長続きせずに放置される例も多いです。また活動は立ち上がったけれども、息の長い活動として継続してゆくのも一苦労でしょう。企業の社会貢献にも期待したいものです。釧路製作所が雄別鉄道の8722号をうまく保存されています。雄別の関連会社ということもありますが やはり中心人物のOさんという方がおられるからだと思います。何事も結局は「人」なのでしょう。

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