暖かい大地への旅 Part6 高雄で在来線を撮る

第4日目 2月26日

6:30 撮影地 鼓山~高雄 Google座標; 22.637894, 120.285072
今日は朝食前に高雄へと向かう職員列車を撮ろうと朝食前に愛河鉄橋の袂へとTaxi乗車組と自転車乗車組に分かれて向かいました。

▲ 7:30 愛河を渡っていくR23号機牽引の職員列車はわずか1両の客車でした。

① 高雄 8:44(區間車3123)⇒ 8:58 九曲堂

8:40 昨日撮ったD51(DT668)の回送を撮ろうと向かったのは高屏渓に架かる日本統治下時代に建設された高屏舊鉄橋(下淡水渓鉄橋)です。高屏渓の川幅は広く流れも急であり、建設は難航を極めたそうで、1914年にようやく供用されています。全長は、1,526mで当時は「東洋一の大鉄橋」と呼ばれました。
しかし1962年の台風で被害を受けたために電化用のために1987年に新しく複線コンクリート橋が建設されて、1992年に役目を終えています。橋は国家2級古跡に指定、日本時代の歴史記念物として保存されています。
▲9:08 着いた九曲堂駅前広場の壁にはかつての駅の写真が掲げられていました。

9:26 約20分を歩いて橋に着きました。上に上がるとカメラを構えた地元鉄ちゃんが新しい橋に向けてカメラを向けておられます。見ると、その向こうからD51回送列車がやって来ました。慌ててカメラを取り出しての撮影です。
▲ 9:29 R155号機に牽引されてDT669号機が回送されてきました。

▲ 橋は遊歩道として開放されているのは途中までで台風で流されたトラス橋は河川敷に展示されています。

山線や多くの木造駅舎もそうですが日本時代の貴重な建築物として大切に保存されているのは日本人として嬉しい限りです。

▲ 撮影地 九曲堂~六塊厝 Google座標; 22.662317, 120.432609

▲ 上下数本の列車を撮影、莒光號を最後に九曲堂駅に戻ることにしました。

▲ 10:59 九曲堂駅に到着です、ここで上下の貨物列車を待ちます。

台湾の良いところの一つに田舎のどこにでもある売店にフレッシュジュースがある事です。今日はマンゴーをジュースにしてもらって飲みました。


▲ 11:09 ホームに参りますとすでにR153牽引の貨物列車は到着しており入換が行われていました。

▲ 11:10 反対線にR153号機牽引の平車編成が入線してきました。

我々の方は入線して来た區間車3137次(斗六→屏東)で南下します。撮影に選んだのは駅撮りで撮れる六塊厝にしました。

 九曲堂 11:10(區間車)⇒11:14 六塊厝

▲ 11:18 南アフリカ製吊掛け駆動のEMU1200運用の自強號167次(彰化⇒潮州)を待ちました。もう彰化以南でないと見られないそうです。

▲ 11:26 先ほどの貨物列車です。

▲ 11:37 莒光號51次(台北→花蓮)です。

▲ 11:54 普悠瑪号111次南港→潮州)TEMU2000型電車も南下して見られるようになりました。

▲ 12:04 プッシュプルのE1000型、台湾新幹線開業前の2004年9月には最高速度130km/hで走り台北~高雄を3時間59分で結びました。

▲ 12:22 區間車はEMU600型が堂々の8両編成で運用されています。

12:25 区間車3324次(潮州→新左営)に乗って北上です。目指すは今年8月には地下線となる鳳山以北の区間撮影です。

 六塊厝 12:25⇒12:38 鳳山

▲ 12:44 R117号機に牽引された區間車3164次(潮州→新左営)が到着です。

▲ 12:50 先ほど九曲堂ヤードで仕業していた貨物列車が軍用車両を加えて北上です。

▲ 12:57 自強號と區間車の交換です。もうすぐ取り壊して地下駅になるのにバリアフリーのためのエレベータが設置されていました。

駅前に出てTaxiに乗ってまだ地上区間を走る列車を撮れる場所を探します。来る時にここだと見つけておいた唯一の場所があるのですが、車窓から見ただけで確認はできていません。賭けでもありましたが向かってみる事にしました。

助手席には私が乗ってipadを見ながら運転手に進行方向を指示します。
ようやくたどり着いた場所はここしかない撮影地でした。

▲  13:28 撮影地 鳳山~高雄 Google座標;22.636938, 120.327195

線路をまたぐ跨線橋に上がってすぐに来たのはプッシュプルのE1000型編成でした。右側は地下化なった跡のようです。この後この空間は道路にでもなるのでしょうか?
▲ 大順三路高架橋横に設置された歩道橋です。時折人が通っていきますが閑散としていました。トタンで遮断壁が設置されていましたが撮影できるように一部が折り曲げられていました。誰か鉄ちゃんの仕業のように見えましたがどうでしょうか。

 

▲ 13:37 北上で最初に来たのはEMU800型8両編成區間車でした。3168次(潮州→斗六)と思われます。

▲  13:43 E225号機に契印されたのは、區間車3168次(潮州→斗六)でしょうね。

▲ 14:11 R120号機に牽引された區間車3172次(屏東→大林)ですね。

▲ 14:25 プッシュプルのE1000型編成自強號134次(屏東→基隆)です。

14:50 他にも数本の列車が撮れましたので満足しました。ここからは職員列車の走る貨物線まで1㌔、徒歩約13分でしたので歩いていくことにしました。


▲  15:05 着いた憲政路との踏切にあった屋台でビールを飲んで美味しいものをつまんでゆっくりしていますと突然警報が鳴って遮断機が下りました。急いで撮影場所に急ぎましたが、すぐに列車が来てしまってベストアングルでは撮れずです。大失敗でした。

ここで台中へ向かわれる千住のヤスベイさんと不銹鋼號さんとはお別れです。お礼を言って私は貨物線を向上に向けて歩くことにしました。

歩き始めましたがトラム站の起点駅までは約4㌔あります。約50分はかかってしまいます。トラムに乗るとさらに約1時間、地下鉄に乗り換えてホテルで預けた荷物を受け取って新幹線との接続駅新左營へたどり着くには約3時間以上かかってしまいます。新幹線に乗って目的地の台北のホテルまではさらに約2時間となると夜9時以降の到着です。
疲れているのでもっと早くに着きたい。約15分歩いた地下鉄も通る中正二路で挫けてしまいました。地下鉄の「文化中心」には予想以上の16:11着、新左營には17:30着でした。思った以上に時間を要してしまいました。

④ 新左營17:55(0148次)⇒19:32台北

▲ 17:55 最速の新幹線の自由席でビールを飲みながら今回初めての駅弁です。美味しくいただきました。

左營からのきっぷは始発駅ですので自由席で大丈夫としました。
台北まではNT$1445(5,302円)、日本と比べると安いですね。

▲ 20:06 MTRに乗って、予約してあった台北のグリーンワールド建北に到着。綺麗ですが香港並み以下のとても小さな部屋です。寝るだけなのにこれで十分ですが、れでTWD1,762(6,465円)はちょっと高いだろうの料金でした。

台湾も今日が最後で明日は帰国、そして鹿児島へと向かいます。 Part 7へ続く

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