50年前の山科大築堤に対して、西村さんから「貨物列車も」とのリクエストをいただきました。なるほど、載せた写真は旅客列車ばかりで貨物列車は一枚もありません。ところが、撮影に行っても旅客列車だけで腹いっぱいになり、貨物列車はほとんど撮っていません。いまでこそ、貨物列車はすごい人気ですが、当時はほとんど顧られなかったような気がします。わずかな写真のなかから、50年前の貨物列車を偲んでみました。
▲この年に新形式のEF65が吹田第二機関区からデビューしている。EF60の三次車をベースに、歯車比の変更、新設計の制御器を積み、高速走行と牽引力の向上をはかった。その後、ブルトレ牽引のP型などの派生番台を生み、合計308両と言う電機の最大両数となるのだが、デビュー当時は、それまでのEF60と変わらない外観に、それほどの話題に上がらなかった。
「紀行文」カテゴリーアーカイブ
50年前の撮影地を歩く -5-
暑い毎日が続いています。私自身は、いままで関わってきた発表・イベントも一段落し、本ホームページへの投稿には絶好の機会となりましたが、構想だけはアタマを駆け巡るものの、この暑さではキーボードを打つ手が前へ進みません。でも、ここで一念発起、溜まった夏休みの宿題を一夜で片付けるべく投稿を続けます。
東海道新幹線開業後の山科大築堤
前回の「50年前-4-」では、東海道新幹線開業の前日、山科大築堤の様子をお伝えしたが、今回はその一年後、山科大築堤で定番の撮影ポイントに陣取った東海道新幹線開業後の記録を(いずれも昭和40年8月1日撮影、撮影順)。
昭和39年10月に東海道新幹線が開業し、在来線も大きな節目を迎える。しかし、東京-大阪の電車特急こそ全廃されたものの、電車急行は多くが存置された。九州を結ぶ寝台特急・急行にも変動はなく、現在のような、新幹線開業によるドラスティックな変更は見られなかった。この時期、臨時列車も数多く運転されていて、まだ東海道線には、長距離列車が華やかに走っていた。
▲朝の光線を受けて山科を行く、東京発大阪行き急行「明星」、東京-大阪間の夜行急行(客車・電車)は、ほかにも「銀河」「金星」「月光」「いこま」があり、九州方面への夜行急行も加えると、10本が運転されて、夜行列車の全盛時代が続いていた。
JAPAN RAIL PASS 東舞鶴へ乗り鉄旅の出来事
7月26日、昨夜の綾部の花火大会に魅せられました。今日は舞鶴の”みなと舞鶴 ちゃったまつり”でも花火大会が開催されますので行く事にしました。約5,000発の花火が舞鶴湾に上がります。
そして、その帰路に東舞鶴から乗車した最終列車で、娘さんとご両親の3人連れと席が一緒になりました。何か落ち着かれない様子でしたので「何かお困りですか」とお聞きしますと、「これから大阪まで帰るのですが、この列車で大丈夫ですか?」です。
そして、首からかけられたビニールケースには、何と「JAPAN RAIL PASS」を入れておられました。日本語が流暢なので日本人と思った3人連れは遥かブラジルから来られていた日系2世のご両親と、3世の娘さんでした。
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生まれ変わった京都丹後鉄道に乗る、見る
昨年5月にクローバー会ツアーを実施しました北近畿タンゴ鉄道は、KTRからWILLER TRAINSへと運行事業が引き継がれて、今年4月1日に「京都丹後鉄道」と改称されました。約4ヶ月が経過してそろそろ落ち着いたと思われますので、どう変わってきたのか見に行くことにしました。
当初はぶんしゅう7号に乗って、7月18日に全線開業したばかりの京都縦貫道を走ろうかと考えていましたが祇園祭が終わってからは連日35℃が続きます。京都の猛暑に車の運転は老体には過酷に思えてきました。現地での車中泊で朝の列車も撮りたいが雑草が生い茂る沿線状況はよく分かっているので撮影希望地のロケハンが必要です。青春18きっぷも発売されましたのでロケハンをしてからの撮り鉄旅にしようと、まずは鉄道に切り替えて丹後を目指しました。
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大連弾丸紀行 その4
大連弾丸紀行 その2
大連弾丸紀行 その1
絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part12 帰国
▲ 帰路のJAL便も快適な180度の寝心地が楽しめるビジネスクラスのシェルシートが待っていました。これなら長時間フライトの欧州線でも快適です。1度は乗ってみなければと思いました。大津の86さんもすぐ後ろの同じシートです。
短い旅でしたが、いい気分で旅が締めくくれました。お世話になりました団長のクモハ73106東ウラさん、不銹鋼號さん、大津の86さんありがとうございました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part11 北回帰線標誌紀念公園、蒜頭糖廠の訪問
絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part10 台湾鉄路節(鉄道記念日)阿里山森林鉄道(北門~嘉義車庫)シェイを撮る
今日は台湾鉄路節(鉄道記念日)、我々が訪問しているのは阿里山森林鉄道の嘉義車庫です。磨かれて黒光りする車体は、走行準備のために給水中のシェイ式蒸気機関車(略;シェイ)25号機。
阿里山森林鉄道の建設工事のため1907年に米ライマ社(Lima Locomotive Works)製造の13㌧車のシェイが初めて試用導入されました。直立シリンダーと傘歯ギア間接駆動を持ち、急勾配用に特化したシェイは好評で山間部への延伸工事が進んだ1911年から2シリンダー18㌧車が7両、二萬平までが完成した1912年からは一回り大きい3シリンダー28㌧車10両が増備されていき活躍しました。
現役を引退後は北門の大火災で焼失した15号機を除いて全車が静態・動態保存されています。中でも14号機はオーストラリアのパッフィンビリー鉄道 (Puffing Billy Railway)からの要望で再び海を渡りました。現在25号機と31号機が軽油仕様に改造されてはいますが動態保存機となりイベント使用されています。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part9 南迴線の秘境站枋山、内獅站で撮る
今日のDR2700系のイベント列車は彰化を出発してから南下を続け、南迴線を走破して台東へと向かいます。光華號がかつて走っていない区間も走行しますのでヘッドマークはありません。残念ながら我々が目指した撮影ポイントには行けず、枋山站構内の線路際からの撮影になりました。左手には水平線も見える絶景の台湾海峡が広がっています。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part8 台鐡屈指の秘境站、枋野信号所で撮る
南迴線の主役は幾たびのダイヤ改正後にも残った普快車です。毎日1往復となりましたが、3両のレトロ客車編成がここ台鐡屈指の秘境站、枋野信号所にも停車しました。この站での客扱いはありませんがゆっくりとノスタルジックな旅を楽しむ旅人達が乗車しておられました。日本にも昔ながらの旧型客車列車があったら良いのになあと思わずにおられません。いつまでも残って欲しいと気持ちを込めて、シャッターボタンを押しました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part7 リバイバル光華號DR2700を撮る 後編
17:05 斜光を浴びながら快走してくるリバイバル光華號、先頭車前面にはびっしりと鉄ちゃん達が前方を見入っておられます。かつて走った旧山線はもう走る事は出来ませんが新たな鉄路を現役を引退したとは思えない高速走行を見せてくれました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part6 リバイバル光華號DR2700を撮る 前編
▲ 海線大甲站で中休みのリバイバル光華號。6月9日の台湾鉄路節(鉄道記念日)の前後には毎年台湾各地でいくつかのイベント列車が運行されます。ただ発表はいつも遅く、最も早く発表されたのは7・8日のDR2700系の運行でした。阿里山森林鉄道は山頂付近でのシェイ式蒸気機関車運行があるだろうと予測して8日はTaxiで山登りを予定していましたが、今回は嘉義車庫~北門站の短区間運行になりました。また蒸気機関車も走るだろうと発表を待ちましたがCT273号機(C57)運行は直前発表で、残念ながらDR2700系との掛け持ち撮影できないダイヤ設定です。仕方なくこれも断念、結局今回は6月7日・8日共、DR2700系の追いかけ撮り鉄としました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part5 台中駅撮り、彰化機関区訪問、集集線乗り鉄

▲ 12:50 彰化機関庫見学後は往路と道を替えて後站方面へと向かいました。途中で街中食堂を探しますが、不銹鋼號さんが入ってここが良いと決めていただいたのは、12:00~13:00までしか開けないお店です。
そしてメニューはこれ1品だけしかないお薦めの台湾版の肉丼でした。スープを付けての25元(約100円)、明るい笑顔のお嬢さんが運んでくださりますので余計に美味しく、これが結構いけました。
帰りに1カット、また参りたいお店です。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part4 台中港線の貨物列車、海線の木造駅舎を撮る

▲ 13:00 今尚現役で使用されています腕木信号機のある台中港線、貨物列車は定番お立ち台からの撮影です。貨車は台中港で陸揚げされた穀物を運ぶホッパー形専用貨車で今日一日は3往復がありました。注目したのは腕木式信号機の光源で、見たところカンテラ?が使用されているように見えました。 続きを読む
絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part3 高雄トラム(高雄捷运环状轻轨)開業工事中を撮る
今回の旅での目的は6月9日の台湾鉄路節(鉄道記念日)に運行されるイベント列車撮影ですが、路面電車ファンでもある私的には高雄で建設が進む架線レストラムを見てみたい撮ってみたい事も大きな目的でした。中国瀋陽で1月に見た同じ架線レストラムも素晴らしかったですが、交差点のみの短い架線レス走行でした。一方の高雄トラムはその上をいく電停間架線レス運行です。
高雄市を一周し総路線長は22.1㌔、軌間1,435㎜、電圧DC750V、第1次開業はC1~C14の8.7㌔と発表されていましたが、工事はかなり遅れているようで見に行って自分の目で確めてみないと納得できません。ご報告をさせていただきます。
▲ C2-凱旋瑞田站で留置されていましたスペインCAF(Construcciones y Auxiliar de Ferrocarriles)製の100%低床式トラムUrbos3。このトラムはACR system (Acumulador de Carga Rápida)を搭載し、停車時のわずか20秒間で超急速充電を行い電停間は架線レスで走行できるのが特長です。架線レスでの走行可能距離は1,400m。
運行されるトラムは5車体の連節車(Mc-S-T-S-Mc)で、車両長34.166m、定員250名、最高速度70km/hですが実際の運行時はどうなるのか。駅間距離は500~700m程度の平均約614mです。全線22.1㌔が専用軌道のようですので、50~70km/hでの運行は可能と思われます。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part2 高雄の貨物線を撮る
第2日目 6月4日 その1
今日は高雄站から鉄道工場までの貨物線と開業待ち遠しいLRTを撮影します。
ただ貨物線に並行する道路と周辺は昨年8月1日深夜に大規模なガス爆発事故が発生し、尊い32名の命が失われ、131名もの方々が重軽傷等の被害に遭われています。亡くなられた方々のご冥福、また被害に遭われた方々の1日も早い復興をお祈り申し上げます。
被害地域は人口密集地の街中なのに何と石油化学コンビナートへのパイプラインガス管が埋設されていたと言うより、逆にパイプラインがある場所に街が形成されたというから驚きです。
地下の爆発事故により道路は大きく抉られるように陥没し、周囲の住居等の建造物の多くが破壊されました。隣接する鉄道工場や貨物線には直接の被害はなかったようですが、鉄道工場と本線を結ぶ貨物線は事故の余波によって運行を停止したとの噂がありました。今はどうなっているのかと旅立つ前日に事故発生の10日前現地へご一緒させていただき、今年1月にも来られておられるデカンショまつり号さんにメールを入れて聞いてみますと、直ぐに返信が参りました。
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絶景の台湾鉄路 2015年夏の旅 Part1 台湾鉄路節(鉄道記念日)に向けての旅立ち
毎年6月9日は台湾鉄路節(鉄道記念日)、イベント列車が走るので1度はこれに合わせて訪台したいと思っていましたら、クモハ73106東ウラさんからお誘いをいただきました。ご同行されますのは、東急電鉄を卒業された不銹鋼號さんと大津の86さん、Taxiに同乗するにはピッタリの4名です。
私は約1年ぶりの訪台です。最近は暑さにも寒さにも弱くになった老体ですので現地に慣れるために皆さんよりも一足早くの6月3日に旅立つ事に、行程は疲れが溜まらない程度の7泊8日の短い旅にしました。
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田圃は水鏡-JR宝塚線
去る7日の日曜日、兵庫県三田市の永澤寺に花ショウブを見に行きました帰り、三田駅の東方、田圃に囲まれたJR宝塚線を眺めてきました。
INUBUSEさんの投稿記事『水ぬるむ北勢線』(4月30日~5月5日)から、遅れる事1ヶ月、この地方ではようやく田植えが始まりました。
この地点は、三田駅のすぐ東、およそ1.5kmに渉り両側が水田で、防護壁も柵も何も無く、見晴らしが極めて良いところです。駅から800mほどが直線、その後はカーブして山すそを通り、隣駅道場に向かいます。丁度最近、水が引かれ、苗が植わりました。
6月7日の昼間、14時15分。下り電車、カーブの中ほど、水への映りが弱い。

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