北近畿タンゴ鉄道 上下分離方式による運行会社は、高速バス・夜行バスのウィラーアライアンス社へ、丹後海陸交通は値下げで「平成25年国際交通安全学会賞(業績部門)を受賞!

KTRは、昨年10月末に抜本的な経営改善や収支構造の見直しを図ることを目的に、運行会社と施設保有会社を分離する鉄道事業再構築を実施したいと考え、新たに運行会社となる民間事業者を募集を開始しました。公募は今年度1月8日に締め切られ、年度内には審査・選考の上、 最適提案事業者が公表される予定で進んでいると思っていましたが、今もって正式な発表はありません。

撮影に行き関係者に会う度に経過状況を聞き取りしていました。機密事項として箝口令が敷かれているようで、中々確認ができませんでしたが審議が長引くと、どこからか漏れてくるものです。どうも高速バス会社からの公募が有力になってきているとの情報を得ました。後は確認だったのですが、問い合わせてしばらくすると京都新聞からリークされた記事が掲載されました。中々公表されないのに業を煮やした内部の関係者からの告発でもあったのかと思ったりします。

140411_上下分離方式会社?掲載された4月11日は、現地にいましたが、こんな話は聞こえてはきませんでした。掲載されたのは、1週間後に知りました。


有力候補に選ばれたウィラーアライアンス社は、高速バスに殆ど乗っていない私には初めて聞く社名です。ピンクの車体色で有名だそうです。

ウィキペディアによると、「1994年に大阪府大阪市北区で設立された旅行代理店「西日本ツアーズ株式会社」(現・WILLER TRAVEL)が前身。2005年に西日本ツアーズの株式移転により西日本ホールディングス株式会社として設立された。2006年1月に現社名に改称。
グループ企業の持株会社の役割を果たすと共に、韓国の大手バスメーカーである大宇バスの日本での販売代理店を行っており、自社傘下の貸切バス事業者であるWILLER EXPRESSに大宇バス製バスを大量導入している。」とあります。
グループ全体の売上は、109億円(2012年)、社員数は357名(2013年4月)で、旅行代理店最大手のJTBの1兆1,370億円(2012年連結)やバス事業のみでは最大手の神奈川中央交通の1,091億円(2012年連結)と比べると、弱小と言わざるを得ません。

わずか20年の社歴しかない鉄道会社外の会社を有力候補に選んだのは、長年の実績を重んじるお役所仕事としては意外に感じました。それとも鉄道会社以外であるからこその起死回生の案出しや、弱小新鋭であるが故のユニークな案出しがあったのかも・・。いずれ正式決定の際には公表され、明らかになるでしょうから興味が尽きません。

丹後海陸交通の「平成25年国際交通安全学会賞(業績部門)受賞!
同じ4月11日に、同じ丹後半島で地域バス事業者の丹後海陸交通は公益財団法人国際交通安全学会が主催する全国的な賞である「平成25年度国際交通安全学会賞」において、学会賞(業績部門)を受賞しました。
受賞した理由は、赤字続きでローカルのお荷物となっているコミュニティバスを思い切っ「上限200円バス」とし、利用者増とそれによる売上増を達成し、再生化したことによるものです。KTRが乗客に喜ばれていたお得な1日フリーきっぷを廃止し、利用者減への悪循環を生もうとしているのとは相反しての快挙です。

勿論、単に値下げをして利用客を取り込む一言での実施ではなく、緻密に現状を分析し、確固たる理念の下で、明確な目標を定め、合理的な施策設計し、バス事業者との綿密な共同作業を構築し、市民・利用者へ積極的な広報活動を行って、乗合バスを再生したものです。(国際交通安全学会資料より抜粋、詳しくは丹後海陸交通の公式HPをご覧ください。)
http://www.tankai.jp/news.html

産経新聞ニュースもご覧ください。
理想のバス丹後海陸交通では4月7日にもぱると出版からも「バスラマ賞を受賞しています。
バスラマ賞同じ京丹後での交通機関でありながら月とすっぽんもの経営の開きが出ています。私は、この丹後海陸交通がKTRと一体となっての丹後半島の交通機関の在り方を模索していくのが一番よいのではと思っていましたが、現実は中々難しいものですね。

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