2014年 ドイツ、メルヘン鉄道の旅 Part28  ドレスデンのトラム

1616_1▲ アウグスト2世騎馬像に向かってT字路交差点を左に曲がって行くトラム。
東洋から伝わった白磁は中世の西洋では憧れの陶器でした。これを西洋でも作るように命じたのがアウグスト2世。そして作られたマイセン磁器は今日、世界に名だたる西洋白磁の頂点として育ちました。
またアウグスト2世はドレスデンに多くの宮殿を建築し、ドレスデンを芸術・文化の町へと導きました。その功績をたたえて、ここには金色に輝くアウグスト2世像が立っていました。

第15日目 6月8日

① ドレスデン10:19→16:09フランクフルト
② フランクフルト16:25→16:37フランクフルト空港

6:10  今日は、一足先にフランクフルト空港に向かわれる大津の86さんと別れます。それまでにご一緒に早朝からドレスデンのトラム撮影に出かけました。すっかり低床車ばかりとなったトラムです。旧市街地を背景に撮りたいとホテル近くの街角散歩をしながら電停に向かいます。

0307▲ 6:26 中央駅、次の電停です。

トラムに乗ってロケハンしながら撮影地を探します。
まず必要なのは切符です。市内中央部に乗れる一日フリー切符(6€=約840円)を購入してから乗車しました。

 

01_市内中心部トラム路線図_0501_市内中心部トラム路線図_07▲ ドレスデンのトラム&バスの路線図です。今日撮影した撮影地の拡大版は、トラムのみです。

04▲ 6:31 撮影地① Google座標;
ドレスデンは「百塔の都」とうたわれただけあって塔がある石造りのバロック様式の建造物が立ち並んでいます。これらは中世時代から長い年月をかけて建築されましたが、第2次大戦での連合軍の砲火を浴びて一夜にして瓦礫と化しました。そして戦後に再建が始まり、再びかつての「芸術と文化の都」が蘇ってきました。現在尚も復旧工事が続けられています。
トラムは縦横に走っています。交差点を渡って来るのは7系統のNGT6DD型5連節車2815編成です。

05▲ 6:38 反対側からの光景です。トラムは、1系統2526編成です。

0606_1▲6:40 電停に近づくトラム5連節車の2842編成。BUS停もトラムと兼用です。これなら乗継も道路を渡らず便利です。

次の到着時刻表示板にはバスの時刻も表示されていました。

08▲ 6:41 片運転台のトラム最後部は鉄ちゃんの指定席でもあります。1日ゆっくりできれば終点まで乗ってみたいと・・・。

09▲ 6:43 撮影地② Google座標; 51.052382, 13.747081
次の電停、最後尾からの撮影です。すれ違うは、3系統2803編成、5連節車。

1210▲ 6:47 撮影地③ Google座標; 51.057372, 13.745922
エルベ川沿いの美しい街並みを見ながら渡りました。これは撮りたいと、ここで下車です。

11▲ 7:01 撮影地④ Google座標; 51.055578, 13.747038
エルベ川を渡る橋は道路と併用されていますが、専用軌道になっていました。
7系統2805編成が渡ってきました。

13▲ 7:10 次は3系統2842編成です。

14▲ 7:36 撮影地⑤ Google座標; 51.056482, 13.740580
徒歩で西側のエルベ川橋梁へと移動します。新市街地側ですが中世時代の建築物もありました。
4系統2710編成の7節車のトラムが橋へと上がって行きます。初めて見ましたが、さすが長い。ボンバルディア製、車体長41,020㎜、幅2,300㎜、出力95kw×6、最高速度70km/h、座席112人、立席144人。

15▲ 7:48 旧市街地側からも4系統の5連節車2538編成が渡ってきました。バック右側にそびえるはザクセン州最大の教会建造物のカトリック旧宮廷教会です。

21▲ 7:36 ドレスデン中央部はエルベ川を挟んで旧市街と新市街があります。旧市街地に建つStaendehausをバックにエルベ川に架かる橋を渡って行くNGT8DD型7連節車。

 

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▲ 7:52 新婚さんが記念写真を撮りに来られていました。声をかけると笑顔で応じてくださいました。日本ではこういったショットを見かけませんが海外に行くと古い駅や建築物ではよく見かけられます。お幸せをいただきましてありがとうございました。撮影にも励みが出来ました。

22▲ 8:09 ラッピング塗装の7連節車の2722編成。ラッシュ時ですが意外と車が少なく撮影快調でした。

20 19▲ この橋の西側にはトラムが走る道路併用橋梁と先にDB本線のの鉄道橋があります。
赤いトラムや2階建てプッシュプル列車が行きかうのが見えました。

18▲ 8:02 撮影地⑥ トラムは旧市街地側に向かい橋を下りるとゼンパー・オーパー(ドレスデン国立歌劇場)の広場沿いをカーブを描きながら走行して行きます。

 

23▲ 8:25 撮影地⑦ Google座標; 51.050849, 13.734043
透明ガラス屋根のPostolatz電停です。旧市街地をぐるりと回りました。トラムは1系統2531編成。

25▲ 8:39 撮影地①に戻りました。交差点を横切って、2系統7連節車の2707編成がやってきました。
ボチボチ、フランクフルトに向かう列車の時刻が近づいてきました。これで撮影を切り上げてホテルに向かいました。もう一度来たい街「ドレスデン」になりました。  Part29 最終へ続く

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