2012年~2013年 極寒の中国鉄路の旅 Part4 兴隆森林鉄路(興隆森林鉄道)

第5日目 12月27日 2の1

01_到着今日は、昨夜着かれた丸谷氏とK井さんと3人で兴隆森林鉄路の撮影です。蒸気機関車チャーターは午後からとなっていますので、午前中はレールバス撮影です。
早朝起きで6時には林鉄兴隆駅へと向かいました。6:30にはレールバスが発車します。
6:10、車庫からレールバスが到着しました。03_レールバス_スイリン駅▲ 鉄路と街路が交差する踏切前に停車しました。ホームはありません。夜明け前の暗闇の中、待っておられた乗客の皆さんは、たくさんの荷物を持って乗り込まれました。昨日見た大きなレールバスとは違って、中型ですので、ぎっしり満員でした。
DATA;Nikon800E ズーム48㎜、F4.2、1/8、ISO6400、-0.3段 外温-30℃
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2012年~2013年 極寒の中国鉄路の旅 Part3 京广高速鉄路、兴隆森林鉄路(興隆森林鉄道)

第4日目 12月26日

哈尔滨9:25(K7063次)→11:01兴隆镇

02_ぼうや02_ぼうや2▲ 兴隆镇に向かう列車で一緒だったおばあさんと元気そうなお孫さん。14号車と4号車を間違えて乗車されたそうで、席がありません。優しいお嬢さんが自分の座っていた席を譲られました。また立たれていたお嬢さんに同行していただいた趙さんが、私の席をどうぞと譲られました。
譲り合いの連鎖がありました。優しい人民の様子を見ていて、朝からとてもすがすがしい気分をいただきました。趙さんは、荷棚に溢れる大きな荷物も整理されていました。さすが旅行社に勤める人物です。よく気が付かれていました。
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2012年~2013年 極寒の中国鉄路の旅 Part2 哈大高速鉄道初乗車 大連北駅、ハルピン西駅

第3日目 12月25日

① ホテル7:30(Taxi・18キロ)→8:00大连北站
② 大连北8:44(D1307次)→14:30哈尔滨西
③ 哈尔滨西站14:50(Taxi)→15:10哈尔滨駅前

昨夜ホテルに帰ってからフロントのお姉さんに、大连北站に行くBusの系統を聞きましたら、「大连北站?、そんな站はないよ!聞いたことがない。」とのお返事です。
12月1日に新しい哈大高速鉄路が開業した。大连に新しくできた站ですと説明しても「不知道」です。ホテルのフロントマンなのに、不勉強だなと思いましたが、ここは中国です。フロントマンの程度はこんなものです。
近くに旅行社の事務所がありましたので、行って聞くと、「私はまだ行ったことはないですが、できたのは知っています。しかし、市内からそこへ行くBusがあるのかどうかまでは知りません。」 と、まあまあ、まともな返事が返ってきました。

大连北站は、瀋陽大连を結ぶ在来線の瀋大線に建設されました。大连站からは4つ目の駅で、15.9キロに位置します。しかし、現在は哈大高速鉄路の駅として使用されていて、在来線の列車は止まらず、すべて通過します。列車で行くこともできません。

02_DSC_6324仕方ありません。今日はTaxiで行くことにしました。問題はTaxiの運転手が知っているかどうかでしたが、今の大连站よりもっと手前に駅ができていた等々を説明しますと、行ったことはないが、行ってみようとの中国人らしい返事です。大丈夫ではありませんが、他のTaxiに乗り換えても同じだろうと、任せました。
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2012年~2013年 極寒の中国鉄路の旅 Part1 北京空港鉄路切符売場、大連路面電車

第1・2日目 12月23日、24日

① 長岡天神5:09(阪急)→南茨木(モノレール)→大阪空港
② 伊丹7:06(JL102)→8:10羽田9:10(JL023)→12:20北京
③ 北京空港17:20(Bus)→18:40北京站20:27(Z79次)→翌日7:28大連

いつもと同じルートで北京空港に降り立ちました。そして今日は、いつもと違って空港内にあるという鉄路切符売場で、今晩乗車する大連への列車切符の購入しなければなりません。
切符売場は、2012年11月15日に設置されたのですが、インターネットで調べてもまだ行った人の記事はなく、私も分かりません。いったいどこにあるのかと調べていくと、国際線第3ターミナルの4階にあるらししとのニュース記事がありました。しかし、到着ロビーなら分かりますが、搭乗するための出発ロビーとは解せません。ダメなら駅で買えばいいやと探してみました。01_鉄道切符発売所▲ 4階出発ロビーの見取図です。情報ではL22カウンターにあるはずです。13:02、2階到着ロビーからEVで4階に上がり、L地区のカウンターに行きますと、直ぐに見つかりました。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part12 ART(エアポート・レール・リンク)、BTS(スカイトレイン)とSRT(タイ国鉄)の撮影) 帰国

第11、12日目 12月12日、13日

① 18:33(APL)→バンコク空港00:40(JL728)→翌日07;50関空
② 関空(南海)→難波(地下鉄)→梅田/大阪→長岡京

今日は、タイ滞在最終日です。Y崎さんは14:50のフライトで成田へ、私は翌日になりますが、00:40のフライトで関空へと別れての帰国となります。
早朝に起床、まだY崎さんはお休みでしたので一人で、ホテル下のSRT線路上へと朝食前の散歩撮影に出かけてみました。
01_バタヤイ07_満員の372列車▲ 8:02、通勤用客車4両を中に挟んだ9両編成の満員の通勤列車がやってきました。牽引機は、1980製Alsthom製の4223号機です。121.78キロ離れた中部にあるプラーチーンブリー(Prachin Buri)からの372列車です。定刻より約10分遅れの運行でした。

03_支度

▲ 線路脇では、明るい顔をしたお兄さんが、売りに行く食材の支度を始めておられました。まずはお米の炊き出しです。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part11 ART(エアポート・レール・リンク)と、SRT(タイ国鉄)の撮影

第10日目 12月11日

① ラーチャプラロップ11:50(ARL)→13:04バンタップチャーン
② バンタップチャーン13:28(SRT)→ヨムマラート
③ ファランボーン駅近く17:05(トゥクトゥク)→ホテル
④ ホテル(BTS)→CalyPso(トゥクトゥク)→ホテル

38_鳥37_鳥▲ Y崎さんと撮影に励んでいますと、線路脇からお兄さんが綺麗な白い鳥を手に止まらせて我々の方に来られました。手乗り文鳥やインコ等はよく聞きますが、これほどの大きさの鳥を見るのは初めてでした。いったい何という鳥なのでしょうか?
お兄さんは、犬のように後ろを付いていく様子も紹介してくださいました。手乗り鳥マニアには、応えきれないでしょうね。

00_▲ 駅というより停車場で、下校帰りの列車を待っていた女学生のお嬢さんたち。カメラを向けると、元気な笑顔のピースサインで答えてくれました。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part10 ウドンターニからバンコクへ、ローカル列車の乗り鉄旅 キハ58発見!

第9日目 12月10日

① ウドンターニ7:54(DIESEL EXPRESS-76)→17:43バーンスー
② バーンスー18:04(MRT)→19:00頃シーロム

③ シーロム日本人街20:20(トゥクトゥク)→20:50バイスカイヨークホテル

タイ鉄道地図_縮小今日は、ウドンターニから、DC急行に乗車してバンコクに向かう乗り鉄旅です。往路では夜行寝台列車でしたので、車窓を見ることはできませんでしたが、今日は朝から晩まで堪能できます。移動距離は568.84キロ、途中下車なしの10時間16分の予定ですが、タイ鉄道の今までの乗車経験からは、相当の遅れが予想されます。 01_切符▲ ウドンターニ発車は、定刻では6:54です。朝は早いのでホテルの美味しい朝食は食べられません。6時すぎにホテルを出発、駅までは荷物がありますのでトゥクトゥクを利用しました。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part9 ウドンターニの一日

第8日目 12月9日 ウドンターニの町

08_▲ 朝の散歩で見かけた街路樹に水を撒くおばちゃま。日焼けしないように麦わら帽子にスカーフを巻いて厳重な対策です。回教徒なのでしょうかね。にっこり笑顔にたくましさを感じました。
32_ナチュラル美人▲ 今日はたくさんの笑顔を撮りましたが、その中でも一押しのナチュラル美人のお嬢さん。素朴で清楚な微笑みは、うっとりとさせられました
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part8 国際列車で国境を超えてラオスへ

第7日目 12月8日

① ファランボーン前日20:00(国鉄69)→11:22ノンカイ11:50(国境列車)→11:59タナレーン
② タナレーン駅12:25→12:55ヴィエンチャンバスターミナル(BT)→市内観光→BT
③ ヴィエンチャンBT14:55(Bus)→17:18ウドンターニ

000_さっそうとスクーターで走るラオスのお嬢さん▲ さっそうとラオスの国道をスクーターで走るお嬢さん。信号待ちで我々の車の横に並ばれた時にお願いしますと、にっこりと笑って後ろを走ってくださいました。日焼けもない白い顔に、上品な笑顔がとてもすてきなお嬢さんでした。

01_ファランボーン駅食堂02-1_ファランボーン駅218時前にはファランボーン駅に到着。預けておいた荷物を受け取り、駅内の食堂で小腹を満たしました。

待合室は、夜行列車の乗車を待つ客でいっぱいです。お坊さんの姿も多く見かけました。 続きを読む

微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part7 メークロン線

第6日目 12月7日

① ラーチャップラロップ(ARL)→パヤタイ(BTS)→サイアム(BTS)→シーロム/サラデーン(MRT)→ファランボーン
② ファランボーン(MRT)→シーロム/サラデーン(BTR)→ウォンウェイヤイ(徒歩)→国鉄のウォンウェンヤイ駅
② 国鉄のウォンウェンヤイ8:35(4305)→9:28マハーチャイ(フェリー・徒歩)→バーンレーム
③ バーンレーム10:10(国鉄4383)→11:10メークロン(バス)→マハーチャイ
④ マハーチャイ15:25(国鉄4306)→16:19ウォンウェンヤイ(BTS)ーロム/サラデーン(MRT)→ファランボーン
⑤ ファランボーン20:00(国鉄69)→翌日8:25ノンカイ

00_マハチャイのおばさん▲ マハチャイの駅市場で買い物をすませたおばちゃま。天秤棒にさげた籠の中にはバケツやいす、鍋やしゃもじ等々の生活用品が入っていました。熱帯の地でたくましく生きる女性の姿をここでも見ました。「頑張ってや」と、声をかけたくなりました。

今日は、みんなで揃って列車を乗り継いで、メークロンへと参ります。朝6時半にはホテルを出発してARL→BTS→BTS→MRTと乗り継いで、まずは夜行列車の出るファランボーン駅の荷物預かり所にスーツケースやらを預けます。
すぐにMRT→BTSと乗り継いでウォンウェンヤイへ、徒歩約15分で国鉄ウォンウェンヤイへとまいります。先乗りでロケハンもできていましたので、皆さんをスムーズにご誘導できました。
それでもホテルからは約2時間近くを要し、着きましたのは、列車の発車する15分前の8:20でした。BTSやMRTが開業してバンコク市内の移動が飛躍的に良くなったとはいえ、各交通機関の乗換は距離もあって、スムーズとは言えません。バンコクに来られる皆様方は、十二分な余裕を持っての行動計画を立てられた方が賢明と思います。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part5 タイの蒸気機関車撮影

第4日目 12月5日

① ファランボーン8:20(DC)→9:39アユタヤ ※実際は約30分遅れ発、約57分延着
② アユタヤ16:37(136)→18:40ファランボーン ※実際は、約45分遅れ発、約58分延着

00_微笑みの車窓▲ アユタヤ駅で蒸気機関車を撮っていましたら、隣のホームに着いた列車の窓からの柔らかな視線を感じました。振り返ってシャッターを押した1枚です。微笑みの国民が持つ寛容に満ちた優しさの姿がありました。

00_微笑みの車中▲ 今回はもう1カット。アユタヤへ向かうDCでお向かいに座られたお嬢さん。乗車中に難解なタイ語を教えてくださいました。コォープ・クゥン(ありがとうございました)。穏やかでさわやかな微笑みが、とってもすてきでした。

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2012年 微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part4 ファランボーン駅、メークロン東線(マハーチャイ線)

第3日目 12月4日

① ファランボーン8:34(MTR)→シーロム/サラデーン(BTS)→8:58ウォンウェイヤイ(徒歩)→9:26国鉄のウォンウェンヤイ駅
② 国鉄のウォンウェンヤイ9:40→10:36マハーチャイ(フェリー・徒歩)→バーンレーム
③ バーンレーム(フェリー・徒歩)→マハーチャイ14:25→15:22国鉄のウォンウェンヤイ
④ ウォンウェンヤイ(BTS)→サイハム→バヤタイ(徒歩)→ホテル
⑤ ラチャーテウイ(BTS)→サイハム→シーロム/サラデーン(MTR)→ファランボーン

00_高架下バラックの親子▲ 空港と市内を結ぶエアポート・レール・リンク(ARL)の高架下には在来線が走っています。その線路脇にはバラック住居が立ち並んで、高層ビル周辺とは違っての庶民の暮らしがあります。住居内は狭くクーラーもなく暑いので、夕刻になると皆さん外へ出て夕涼みでした。
そんな貧困の暮らし中にも笑顔を振りまく親子がいました。思わずシャッターを切りましたが、やっぱり元気で笑顔を絶やさないことが1番の幸せなんだなとなと感じました。

01_国旗付き列車_DSC_2366▲ 今日は1日どこへ行こうかなと思っていましたが、まずは明日本隊と合流するSL列車の発車ホームを確認するためにファランボーン駅に参りました。5番線と確認できましたが、隣の6番線には、珍しく国旗を掲げた機関車が着いていました。短編成で客車も新車でもありませんが、何か特別な列車なのでしょうかね。
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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part3 バンコク ウォンウェンヤイ駅

第2日目 12月3日 2の2
① 羽田空港00:15(JL033)→5:20バンコク(スワナブール)空港
② 空港6:27(APL)→6:43マッカサン(MRT)→7:23ファランボーン
③ ファランボーン15:29(MRT)→15:36シーロム/サラデーン15:51(BTS)→15:57ウォンウェイヤイ(徒歩)→16:35国鉄のウォンウェンヤイ駅
④ 国鉄のウォンウェイヤイ駅17:53(徒歩)→18:13ウォンウェイヤイ(BTS)→サラデーン/シーロム(MRT)→18:50ファランボーン

20▲ 何を買ったのかビニール袋に入れて、犬走りを家路へと走る少女。黒く日焼けした手足は、熱帯で暮らす子供たちの元気の証しなのでしょうね。

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微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part2 バンコク ファランボーン駅、タイ王国お召し列車、C56形蒸気機関車

第2日目 12月3日 2の1
① 羽田空港00:15(JL033)→5:20バンコク(スワナブール)空港
② 空港6:27(APL)→6:43マッカサン(MRT)→7:23ファランボーン
③ ファランボーン15:29(MRT)→15:36シーロム/サラデーン15:51(BTS)→15:57ウォンウェイヤイ(徒歩)→16:35国鉄のウォンウェンヤイ駅
④ 国鉄のウォンウェイヤイ駅17:53(徒歩)→18:13ウォンウェイヤイ(BTS)→サラデーン/シーロム(MRT)→18:50ファランボーン

10_1▲ ファランボーン駅は、タイ各地から来たり戻る人たち、また出かける人たちで賑わっています。列車が発車していったホームの中で、裸足でたたずんでいる坊やは、駅で働くお姉さんの子供です。「僕の保育所は、ファランボーン駅のプラットホーム。」友達もなく一人ぼっちで退屈そうに欠伸をしていました。もう、たくさんの機関車や客車は見飽きたのでしょうかね。

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2013年 新年好!

04_DSC_8531新年好!

新年は、フライアッシュの大爆煙が見られる、凍てつく大地の「阜新」で迎えております。
今冬は、数10年ぶりの寒波到来で、マイナス30℃の世界を初めて経験し、次はマイナス50℃にもなる超厳寒の北端地「漠河」へと向かいます。
今年もぶんしゅう旅日記を、よろしくお願い申し上げます。

2012年 微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part1 広田尚敬先生、喜寿のお祝い電車

中国から帰国して6日目、今度は準特急先輩のお誘いを受けて、微笑みの国タイ王国の鉄道SL撮影へと出かけることになりました。そしてその前にインドネシアへご一緒に参らせていただきました神谷武志氏より、12月2日に「上毛電鉄のデハ101をチャーターしての広田尚敬先生の喜寿のお祝い会」を開催するので出席しないかとのお誘いを受けました。
お誘いを受けるのはありがたいことです。喜んで参加する旨を連絡しました。

帰国後中5日での海外行きは駐在時代にも経験しておりますが、今回は温度差50℃もあります。身体が付いていけるのか不安を残しましたが、まあマイペースでゆっくりと行けばいいだろうと出発に踏み切りました。

タイ王国へは準特急一行のみなさんは、5日0時台の飛行機で向かわれる事が決まっています。広田先生ツアーは2日ですので、東京で2日間を過ごさねばなりません。関東で行きたい所もたくさんありますが、宿泊費を考えると、タイには先乗りした方が滞在費が安くつきますし、前もっての様子もよく分ります。それではと、皆さんより2日早い便で先乗りすることにしました。

第1日目 12月2日
① 長岡天神5:19(阪急)→南茨木(モノレール)→6:08大阪空港

② 伊丹7:05(JL102)→8:10羽田(モノレール)→浜松町(JR)→神田(メトロ)→浅草
③ 浅草9:40(りょうもう7号)→11:27赤城11:28→11:51大胡

00前回の訪中と同じJAL始発便で上京です。東武鉄道は初めての乗車で浅草までどう行けば1番便利なのかが分っていません。地下鉄は外の様子が分らないので、東京をよく知らないお上りさんには、不安があります。極力地上線を使って参りました。
01東武浅草駅には、約30分前に無事到着。早速特急券を買って、腹が減ってはと私鉄には珍しい駅弁を買い込んで乗り込みました。
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2012年 冬の中国鉄路の旅 総集編

ご尊敬させていただいております小竹直人先生との2度目の旅は、2人だけの5日間の旅でしたので直接に身近で、中国鉄路に撮り向かわれている姿を見せていただく事ができました。たくさんの勉強をさせていただきまして、ありがとうございました。
しかし、私のような気ままにぶらり旅をしながら、たまたま良いのが撮れたらいいよ程度とは違って、生活もかかっておられますので、撮るについての真剣度が全く違っていました。さすがプロとあってテーマについて追い求められる、集中したお姿は真似が出来ませんでしたが、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

この回は、中国東北地方(旧満州)の北朝鮮とロシア国境沿い、そしてかつて盛況だった森林鉄道の復活SLのチャーターをいたしました。またいつもの一人旅とは違って、中国鉄路をこよやく愛されている中国鉄ちゃんの方々との楽しい撮影の旅となりました。お世話になりました皆様方、ありがとうございました。またご同行させていただく機会がありましたらよろしくお願い申し上げます。

 【2012年 冬の中国鉄路のルート】
東北MAP 続きを読む

2012年冬の中国鉄路の旅 Part11 天津地下鉄、帰国

第14・15日目  11月25日、26日

11月24日 哈尔滨 19:16(T244次)→翌日7:10 天津

11月25日 ① 天津 14:35(JL840)→18:20 名古屋
② 中部国際空港 18:36(名鉄ミュー)→19:05 名鉄名古屋
③ 名古屋 19:25(のぞみ)→20:01 京都 20:08→20:19 長岡京

切符7:10、無事に久しぶりの天津に到着しました。天津は開通が待ち望まれていた天津地鉄3号線が10月にようやく開通しました。これで天津駅から市内中央部へは、Taxiを使うことなくスムーズに行くことができるようになりました。
かつて住んでいた者にとっては画期的な出来事です。特にラッシュ時に市内中央から天津駅に行くのには道が混んで、何度もTaxi内でヤキモキさせられたので、時間が読めるようになったのはとても嬉しいことです。
01_P106098301_P1060981

【天津地鉄】
その歴史は中国では古く、北京に次いで2番目の地下鉄として1984年12月28日に開業しましたが、天津西站~新華路の7.4キロにすぎませんでした。東急車両で製造された3両編成が運行していましたが、ラッシュ時でも利用客はまばらでした。もう少し乗っても良さそうに思えましたが人民はもっと安いバスか自転車が交通手段でした。
天津の会社の社員に聞いてみても乗ったことがないと返答が来るほどで、人民に愛されない地下鉄でしたが、運行を停止しての5年間にも及ぶ大幅なリニューアルが実施され、2006年6月12日に25.2キロに延伸されてからは、利用客も増えだしました。市内一の繁華街の營口道で交差する3号線29.5キロが今回開通し、7月に開通していた(1部中間区間未開通)2号線とも天津站でつながったことでラッシュ時には積み残しも出るほどの利用客激増となっています。ようやく直轄都市としての交通網が出来上がってきたようです。
路線図は、ウィキペディアか、エクスプロア天津の路線図が分かりやすいでしょう。
02_P106096803_地鉄天津駅構内今日は、早朝着でしたのでまずは天津站がどうなっているのかと、視察することから始めました。
先日行った长春と同じくバカ広い地下通路と広場です。今後の発展を考えての策と思われますが、北京や上海でもこれほどのスペースをとっている地下駅はありません。しいて言えば上海虹桥站でしょうが、こちらは新幹線、空港、リニアも発着する駅で利用者数がケタ違いです。広すぎてまた迷走しました。もう少し乗り換えに便利なようにコンパクトにならないものでしょうか。
06_地鉄天津駅 続きを読む

2012年冬の中国鉄路の旅 Part10 綏棱森林鉄路(綏綾森林鉄道) その2

第13日目  11月24日

綏棱13:48(K7132次)→哈尔滨
哈尔滨19:16(T244次)→7:10天津

 03_P10608776時起床、がっちりと耐寒の身支度をして宿泊先の綏林賓館を出発しました。
7:09、零下19℃、凍てつく機関区に到着。牡丹江02、03号機が外にいるだけで静かです。予定では7時には、車庫から出ているはずでしたが・・・。
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06_1166車庫を覗いてみますとC2型蒸気機関車が、ゆっくりと体を温めていました。7:17の出場でした。聞きますと、昨日我々が帰った後に問題ある箇所が見つかったそうで、皆さんで深夜2時まで修復に時間がかかったそうです。一度火を落とすと、次回動かすのは、大変手間がかかるようです。
05_1184

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2012年冬の中国鉄路の旅 Part9 綏棱(スイリン)森林鉄路 (綏綾森林鉄道) その1

第11・12日目  11月22日、23日

11月21日 鸡西21:00(K7038次) →翌日5:58哈尔滨
11月23日  哈尔滨7:40(K7131次)→10:58綏棱
(Microsoft Word - 225266217221 1)

▲ 夕陽が紅く染まる零下15℃の世界、我々二人だけのために長い眠りから覚めて息を吹き返したC2型蒸気機関車は、吹き上がるドレインの中で雲上にいるようにも見えました。この日は、明日走り出すためのリハビリに深夜2時まで作業が続いたそうです。

今回の綏棱森林鉄路訪問は、ンネットバス界の巨匠として知られる丸谷洋一からのお誘いを受けて同行させていただくことができました。丸谷氏は、ボンネットバスについてのみならずナローゲージにも、はまってしまわれたそうで、この綏棱も何回目かの訪問だそうです。
お知り合いになった切っ掛けは、今年4月に「デジタル青信号」に掲載させていただきました中国北台製鉄の記事でした。これをご覧になり、ご自身も行ってみたい撮りたいとバス仲間の当会員の藤本哲男先輩から紹介を受けられて連絡してこられたのが縁でした。

DRFC-OB会には、現在、準特急先輩の他には大津の86さんと私の3名ぐらいしか熱心な海外鉄ちゃんがおられません。最近では、 「デジタル青信号」を通じて、また旅先でお会いしてお付き合いさせていただいている方々が多くなりました。勤務していた頃は、長期の休暇を必要とする海外鉄は、業務また生活面からも中々行けませんでした。時間だけが融通が効くようになって一度はまってしまうと、今まで実際に見ることのなかった光景や体験は、国内とは比べようもない刺激性に富んでいて止められなくなってしまっています。また老いる共に訪れる認知症対策には、趣味と実益を兼ねての特効薬にもなりますので、老朽化を感じるようになられましたら、是非とも早くに飛び込んでこられるようにお奨めさせていただきます。

渡航費は、国内と比べると高くなりますが、最近はLCCも増えてきて安く行けるようになりました。滞在費用は、国内と比べるとぐんと安く、東南アジア方面だと国内の1/2~1/5程度で済みますので、国内よりもずっと安くつきます。何より、同業者で溢れる幻滅感はありませんので、ゆっくりとマイペースで乗り鉄、撮り鉄を楽しめるのは大きな魅力です。言葉の壁は、身振り手振りで、勇気一つあれば乗り越えられます。皆様方、身体の動ける間に思い切って海外へ出てみませんか。たくさんの発見は自分を見直すことにもつながります。
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