連載最終稿です。
「ニュース」カテゴリーアーカイブ
福塩線開業100年(その2)
中国新聞連載記事をご紹介します。
山陰本線・山口線復旧、C571故障、両備鉄道
一昨日に引き続いて またも中国新聞の受け売りで失礼します。まずは山陰線と山口線の運休区間が復旧、開通との吉報です。まず8月10日に山陰線が、8月23日に山口線が全通します。
三江線 続報
いつも中国新聞の受け売りで能がありませんが、ご容赦を。19日の全面復旧に向けての試運転の記事です。
この種の記事で「キハ120系」と具体的な車両形式が記されるのは珍しいように思いますが、この黒田記者は鉄チャンなのでしょうか?それなら写真の機関車も「奥出雲おろち号に使われるDE152558」と書きそうですが そうでもないところを見ると 単なる気まぐれか?
三江線開通と山陽鉄道企画展
中国地方からのニュースを2件。ひとつは昨年8月の集中豪雨で不通となっていた三江線江津ー浜原間が7月19日に約1年ぶりに復旧、開通予定とのうれしいニュースです。
もう1件は 山陽本線糸崎ー広島間が開業120年を迎えたことを記念して 三原市で「山陽鉄道ものがたり」と題した特別企画展が開催されるという件です。
活躍する103系 〔2〕
スカイブルーの103系が活躍する阪和線・羽衣線では、一時と比べると数を減らしているとは言え、103系、最大の活躍の場となっている。
その配置所が、吹田総合車両所日根野支所だ。以前の日根野電車区である。平成24年6月にJR西日本の車両検修体制の見直しで、日根野電車区から検査部門のみを継承して、現在の区所名になった。電車区時代にあった運転部門は、鳳電車区に移管したが、同区には配置車両はなく、日根野支所が一括して阪和線、羽衣線の103系の検査・保守を行なっている。
平成26年3月改正後の日根野支所の103系は、6両編成10本、4両編成8本、3両編成2本、保留車1両を加えた99両である。阪和線の103系は、昭和43年10月改正で関西初の103系として鳳電車区に配置された。以来、50年近くに渡って途絶えることなく、走り続けてるの阪和線だけで、最大時、昭和59年の300両だったが、いまは三分の一に減ってしまった。ほとんどは他区所からの転属だが、配置以来、阪和線を離れたことのない車両もいる。すべてスカイブルー(青22号)に塗られている。
以前は阪和線の快速運用にも使用されていたが、今年3月の改正で、103系は普通電車のみの運用となった。6両編成、4両編成が、早朝、深夜を除いて、鳳、熊取、日根野、和泉砂川行きの普通電車に運用されている。103系が山越えをして、和歌山まで顔を見せることはなくなった。また3両編成は羽衣線専用のワンマン仕様となっている。最近では、大阪環状線から転属した車両も多く、先頭クハ103は、800番台の高運転台の体質改善車が多く占めるようになった。最近、転属して来た205系とは、共通運用となっているが、205系の4両編成の一部のみは別の限定運用となっている。
▲阪和線撮影の定番、大和川を渡る和泉砂川行き、クハ103-256先頭のHK609編成。十数年ぶりに訪れた浅香駅ホームは、今でも撮りやすい撮影地だった。
広島地区の新型車
「厳島流し」と揶揄されるように、旧国鉄時代の電車、気動車が晩年を過ごすJR広島支社管内。ここ30年ほど新車の投入がなく アコモ改造車が幅をきかせていますが、いよいよ来春 新車が投入されるそうです。私は昨今の新型電車にうとく、「225系をベースにした電車」と言われてもさっぱり判らないのですが、セノハチがあるので、既存型式の転属や増備新製ではダメで 新型車になるとのこと。そんな流れの中で、今日の中国新聞朝刊に次のような記事が載りましたので ご紹介します。
80系こそいませんが、103系、115系に乗ったり撮ったりできるのもそう長くはないかもしれません。広電の旧型車を含め 昭和を感じられる広島へ是非 来てみんさい。
あと数日 赤いラピート
トップページで893-2さんからも報告されているが、南海電鉄の特急「ラピート」一編成が「赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」で営業運転に就いてから2ヵ月、その人気まったく衰えずで、連日、難波駅などは大賑わいのようだ。
この仕様は、関西空港線開業・ラピート運転20周年を記念して、人気のアニメ「機動戦士ガンダム」のシリーズ作品「虹の彼方に」とタイアップして、50002F編成を赤一色に塗り替えたもの。4月26日(土)から期間限定で、難波~関西空港を一日数復、南海本線・空港線で営業運転している。6月30日(月)の終了予定まで、数日となった。終盤になってから、いくつかのイベントも行なわれた。
▲南海本線を走破して和歌山市へ みさき公園~孝子 6月22日には、普段は走らない南海本線泉佐野以南にも入線し、和歌山市へ向かう、一往復の特別列車が運転された。和歌山市へ営業運転のラピートが乗入れるのは13年ぶりだそうな。
南海本線南部を走るとなると、狙い目は箱作~淡輪の海岸沿いとなろうが、当日の天候もにらんで、近接撮影に切り替え、写友とともに山間区間で狙うことにした。通常は、人家の多い区間での運転だから、グリーン一色バックの赤いラピートもなかなかオツなものだ。付近はそこそこの人出、地元出身の方も来られていたが、間違いなく孝子駅開業以来のカメラとのことだ。和歌山市から戻りの上りは、紀ノ川鉄橋へ行くことも考えたが、結局、無難なこの地点で撮ることにした。幸い、天気も回復して来た。雑談しながら5時間待ち続けた。
しか~し、結果は最悪だった。なんと、下り列車としっかり被ってしまった。南海本線のなかではいちばん閑散区間で、事実、5時間待ちの間に、ただの一度も上下の被りは無かったのに…。臨時列車ゆえのスジの災難を悔やんだものだ。
活躍する103 〔1〕
“国鉄型”と言われる車両は、根強い人気があるようだ。とくに京都・大阪では、首都圏で消えてしまった車両も、国鉄色をまとって頑張っている姿が見られる。なかでも昭和37年度から20年余りに渡って3447両が製造され、国鉄電車の最大製造両数を誇る103系は、首都圏では、平成18年3月の常磐線快速線の運用終了で見られなくなったが、JR西日本ではまだ活躍が見られる。格別に電車に興味も示さなかった私も、業務もあって昨年来から103系の撮影を行なっていた。そのなかから、吹田総合車両所の奈良、鳳、森ノ宮支所の103系の活躍を見てみよう。
奈良支所の103系
奈良支所には6両編成が3本、4両編成が13本の計70両の103系が在籍し、カラーは「ウグイス色」と呼ばれる黄緑6号で、前面は、JRマークも加えた白帯を巻いている。ウグイス色は、103系で最初に使われた車体色だ。山間部の走行もあり、ウグイス色だけでは識別が困難という理由で、国鉄時代に黄帯が巻かれ、JR化後に白帯となった。6両編成は、201系と共通運用で、関西・おおさか東線で使用、4両編成は奈良線で使用され京都駅に顔を出す。また4両編成×2の8両編成は、関西・大阪環状線で使用されている。今回、紹介するのは、その8両編成で、平日の朝夕のみに大阪環状線を走るウグイス色の103系だ。
▲大川を渡る 桜ノ宮 運用は、奈良を7時06分に出る天王寺行き区間快速321Yから始まり、関西、大阪環状線外回りで天王寺へ向かう。天王寺からは、そのまま環状線内を外回りで周回し、都合3周半して京橋に終着、森ノ宮支所に入区するもの。昼間は、同支所に留置され、夕方に出区し、京橋16時46分発の内回りから始まり、大阪環状線を3周半してから関西本線に入り、区間快速2460Yで加茂に向かうもの。
大阪環状線をメインとする森ノ宮支所の103系は、すべてオレンジ色、体質改善40N工事の高運転台車であり、奈良支所の103系は、全盛時代の103系を彷彿とさせ、大阪環状線で異彩を放っている。
tsurukameさん・奥山さんのC58239 「とれいん」に載る
先日発売された「とれいん」6月号のトップに、さきごろ釜石線「SL銀河」牽引用として、動態復元されたJR東日本のC58239の現役時代の写真が掲載されている。これら3点の写真は、ことし4月21日付けの当掲示板でも発表された、我らがクローバー会のtsurukameさん、奥山さんの撮影によるものである。詳しい内容は、その記事を見ていただくとして、Tsurukameさんの写真は、雪の山田線区界で貨物列車を牽く同機で、なんとカラー写真で撮られている。奥山さんの同機は、盛岡機関区で撮られたもので、独特の郡山工場式集煙装置の構造がよく分かる角度で撮られ、宮古機関区所属を示す「宮」の区名板も輝いている。いずれも昭和42年の撮影だが、両者は別の日に、それぞれが東北巡りの途中に撮影されたものである。
いかにして同誌に発表されたのか、その謎を解明すべく、私は大江戸線某駅より徒歩8分の編集部へ向かい、旧知の編集部Mさんから聞き取りを行なった。
▲誰も撮っていなかった現役時代のC58239の写真が掲載された。“写真発見!”と「!」つきでサブタイトルが付けられているように、その感激ぶりが伝わってくる。
鉄道同好会イベントのお知らせ
まずは吉報をお伝えせねばなりません。女性会長が誕生したことは既に申し上げた通りですが、今年も多くの新入会員に恵まれ、現時点で実質活動会員が40名を超えました。これは、現役会員の日々の努力が確実に結びついている証拠であります。
対外交流に積極的になったこと、各人が創会時からのDRFC精神を尊ぶこと、公式ホームページを整備したこと、様々な苦労と努力があり、ここまで来れたのだと私は確信しています。今後も引き続き、現役生の活動をOB皆様と見守っていきたく存じます。
さて、現役会員より一般来場者向けのイベントのお知らせがありましたので、告知させて頂きます。記事投稿が遅れたことに対し、お詫び申し上げます。
2014年5月24日(土)、5月25日(日) いずれも11時頃から16時頃まで
イオンシネマ高の原(最寄駅:近鉄京都線 高の原駅)にて
模型レイアウト展示、写真展示、その他、子ども向けイベントを開催します。映画「しんかんせんとわくわくでんしゃ大集合」をご覧の方は、当会員が扮する“鉄道博士”への質問や、鉄道模型の体験運転を行えます。
2014年6月7日(土)、6月8日(日) 10:00~17:00
「第六回レールエキスポ京都」
ボークスホビースクエア京都 エントランスホール 7階(最寄駅:西大路駅)にて
鉄道模型の展示走行・無料運転体験、写真展示、青信号69号(2012年度会誌)の販売を行う予定です。
ぜひ、ご家族・ご友人をお誘いの上、ご来場くださいませ。
なお、詳しくは、当会の公式ホームページ(http://drfc.web.fc2.com/)または各々のイベントのホームページをご覧ください。この際に非常に華やかになった当会ホームページを一度ご覧頂けると幸いです。
北近畿タンゴ鉄道ツアーは明日です。
北近畿タンゴ鉄道見学ツアーが明日に迫りました。現地、京丹後市の明日の天気ですが快晴です。翌11日も好天は続きそうで何よりです。
北近畿タンゴ鉄道では、上下分離方式方式での運行会社について審議中でしたが、先日デジ青にて投稿いたしましたとおり、ウィラー社に決定と昨日に正式発表がありました。
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梅小路に新駅誕生か!
『阪神国道電車』、朝日新聞に紹介される
今日5月8日(木曜日)朝日新聞・阪神版に、神戸鉄道大好き会編著『阪神国道電車』が大きく紹介されました。上記編著者に加え、当会の福田清二さんが編集、トンボ出版から3月に発刊された本です。写真・文が福田さんの他、当会の鶴さんも参加されています。
また、デジタル青信号46076(本年4月7日)に準特急さんが、『本の紹介』と題され、投稿されたのも同誌です。その後、沢山のコメントで賑わいました。
街の人々に密着した乗り物だっただけに、この本を読んだ方々は、『懐かしいなぁ』、『こんな写真があったんや』、『僕ら子供の頃、よそ行きは先ずこの電車からや』、などなどの感想を語っていました。多くの路面電車がそうであったように、この国道電車(こんな呼び方は、他所では何のことやら判らんでしょうが)も同じだったようです。
赤い「ラピート」参上
菜の花満載の桂川へ
桜もアッと言う間に散って、すっかり新緑になりました。陽も長くなり、五月晴れが続く、鉄道写真には格好の季節です。デジカメで「風景」モードにすると、青空、新緑がホントにキレイに写ります。私も重い腰を持ち上げて出掛けることになります。遠方へ行くのは困難なため、地元ばかり回り、ワンコインよりもさらに安い激安撮影です。
▲阪急桂川鉄橋、毎日のように電車で通ると、河川敷は菜の花がいっぱいだ。車窓から見るだけでなく、ぜひ行ってみたい。桂川は、昨年の台風18号の豪雨で、嵐山が洪水になるなどの被害があったが、今も河川敷には、流木が残ったり、土砂がたまったりと、まだ荒れた状態がまだ残っているが、季節は間違いなくやってきた。
広電 花電車運行
広島市は今日から5日までの3日間、ひろしまフラワーフェスティバル(広島ではFFと略します)で賑わいます。それに合わせて 恒例の花電車が市内を走ります。詳しい運行時刻は広電のホームページに載っていますが、12:00に千田車庫を出発して広島駅まで2往復、15:00に千田車庫を出て横川駅まで1往復して16:00過ぎに入庫です。この車両は元大阪市電の750型を改造した貨51号です。横着して 広電HPの写真をそのまま転載します。また昨日の中国新聞に飾り付け作業の記事が載っていましたので ご紹介します。
昔は京都をはじめ各地で花電車が走ったものですが、今ではすっかり珍しくなった風景です。次にこの貨51が走るのは カープが優勝する秋まで待たねばならず、今日明日は天気も良さそうなので 広島まで行ってこようかと思案中の私です。
北近畿タンゴ鉄道応援 あかまつ・あおまつに乗りに行こう 直前参加のご案内
DRFC-OB(クローバー会)の会員の皆様へのお知らせ
2014年のクローバー会懇親旅行 「北近畿タンゴ(KTR)鉄道応援 あかまつ・あおまつに乗りに行こう」 まで、2週間となりました。おかげさまで、現在20名の参加申込者となっております。一旦これで申込締切をさせていただき、すべての手配に入ります。本日よりご都合で参加が出来なくなられました場合は、費用負担が必要となりますのでご了解下さい。
また、都合がついたので急遽参加したいとご希望される会員の皆様には、極力対応させていただきます。担当役員の小西まで直接にお問い合わせください。
実施要項(4月27日現在)
1、 実施日 平成26年5月10日(土)~11日(日)1泊2日
2、 参加費 15,000円
(含む;1日目の車内昼食・お茶代、宿泊代・宴会での飲食代、2日目の朝食、あかまつ号指定席料金、チャーターバス料金、加悦SL広場入場券)
昼食は丹後名物のちらし駅弁とお茶を用意します。あかまつ号車内でご飲食ください。
ビール・お酒・コーヒーは、車内販売がありますので、個人負担でご利用ください。
3、 集合場所・集合時間 10時05分 北近畿タンゴ鉄道(KTR) 西舞鶴駅改札口
(但し、途中からの合流・解散も受け付けます。予めお知らせください。)
4、行程・内容
第1日目;
西舞鶴10:15(あかまつ1号)→12:51豊岡
豊岡14:01(あかまつ2号・コミューター車の自由席)→15:39宮津
KTR本社会議室にて、”これからのKTRを考える会(仮称)”(15:50~17:00)開催
宮津17:28(243D)→18:31久美浜 到着後、送迎バスで宿泊ホテルへ。
19:00 夕食懇親会
5、宿泊地;リゾーピア久美浜 http://reserve.resort.co.jp/hotels../smc/kumi/index.html
第2日目;
ホテル8:20→9:00 旧加悦駅見学9:30→9:40 加悦SL広場見学11:30→11:50野田川駅
ホテルから中型観光バスをチャーターしています。
野田川12:05(226D)→12:14天橋立12:55(あおまつ4号)→14:11福知山 現地解散
希望者は、福知山鉄道館(ポッポランド)見学
北近畿タンゴ鉄道 上下分離方式による運行会社は、高速バス・夜行バスのウィラーアライアンス社へ、丹後海陸交通は値下げで「平成25年国際交通安全学会賞(業績部門)を受賞!
KTRは、昨年10月末に抜本的な経営改善や収支構造の見直しを図ることを目的に、運行会社と施設保有会社を分離する鉄道事業再構築を実施したいと考え、新たに運行会社となる民間事業者を募集を開始しました。公募は今年度1月8日に締め切られ、年度内には審査・選考の上、 最適提案事業者が公表される予定で進んでいると思っていましたが、今もって正式な発表はありません。
撮影に行き関係者に会う度に経過状況を聞き取りしていました。機密事項として箝口令が敷かれているようで、中々確認ができませんでしたが審議が長引くと、どこからか漏れてくるものです。どうも高速バス会社からの公募が有力になってきているとの情報を得ました。後は確認だったのですが、問い合わせてしばらくすると京都新聞からリークされた記事が掲載されました。中々公表されないのに業を煮やした内部の関係者からの告発でもあったのかと思ったりします。
北近畿タンゴ鉄道、「くろまつ」登場!
北近畿タンゴ鉄道では、あかまつ、あおまつに続くリニューアル車両として「くろまつ」を5月25日から投入すると発表しました。
プレスリリースされたくろまつです。あかまつ、あおまつ同様水戸岡鋭治氏によるデザインで、今回はレストランカーです。詳しくは、こちらのHPをご覧ください。
http://news.livedoor.com/article/detail/8767246/
今回のイベントには間に合いませんが、見学を申し入れてみます。