三江線余話

ぶんしゅう殿による三江線ツアーレポートはPart6まで済んで まだ続編があるようです。マイカーで参加した私は潮で皆さんを見送ってまた三次方面に戻りました。まずは皆さんを見送った始発422Dから。

H28-4-3 潮駅 江津行き422D キハ120 357

H28-4-3 潮駅 江津行き422D キハ120 357

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三江線 桜満開、春爛漫の旅 Part6 見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー帰路

来年廃止がほぼ確実となってきた「見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー」は昨日夕刻に集合、そして今日は早朝に解散と短い訪問となりました。何しろ辺境の鉄路です。運行本数も少なく、他の何よりも鉄道好きの我々ぐらいでないと訪れるようとは思われない三江線です。最短で訪れることが目的ではなく、どういった経路を辿りながら到達し、またどういった経路で去るかの乗り鉄旅が目的だったのではなかったかと思います。
ご参加いただいた皆様方はそれぞれに辺境の地への鉄道の旅をお楽しみになったろうと勝手に思いながら、またのお別れとなりました。

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▲ 6:13 桜は我々を待っていたかのような一夜にして満開となった潮の朝を迎えました。前回は早起きに失敗して撮れなかった始発の421Dをようやくキャッチできました。しかし見る限り乗客は”0”です。 続きを読む

中国新聞も三江線満載

ぶんしゅう殿の三江線旅日記も佳境に入ってきました。今朝もまずデジ青を開いてPart5を拝見したあと やおら中国新聞の朝刊を開いてビックリ! 第13面が全面三江線特集になっていて 潮のお立ち台からのカットなどが載っているではありませんか。全面記事をいくつかに分割してご紹介します。A4サイズに入りきらない大きな写真をつなぎ合わせる画像処理がヘタクソで恐縮ですが、ご容赦を。まずは潮から。

平成28年4月13日 中国新聞朝刊13面

平成28年4月13日 中国新聞朝刊13面

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三江線 桜満開、春爛漫の旅 Part5 見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー開催

今日は「見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー」の当日です。東京から福岡からも合わせて12名のクローバー会の皆さまがそれぞれお好みのルートで潮温泉を目指して参加されます。集合は三次16:56発の432Dとさせていただきましたので引率は今回のリーダー山室さんにお任せしました。私は三原在中の西村さんがマイカーを運転して福塩線を撮ってから三次に参られますのでホテルでピックアップしてもらいます。ご一緒に三江線と運行が空く時間は芸備線で撮ることにしました。

第3日目 4月2日
DSC_0535_1002▲ 9:16 撮影地⑪ Google座標;34.813273, 132.836379
西村さんと最初に訪れたのは尾関山公園の江の川に架かる鉄橋下の河原です。見事なしだれ桜を前景に入れて江津から来る直通1番列車の423Dを撮りました。
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三江線 桜満開、春爛漫の旅 Part4 江の川に沿って撮る

車窓からだけなく外から見た、かつて三江北線と呼ばれた路線のロケハンは終わりました。列車が運行される時間帯になりましたので撮影開始です。青空が広がる光景が欲しいのですがあいにくと朝から小雨が降ったりやんだりを続けています。しかし咲き始めている桜は待ってはくれませんのでスイッチを入れなおして午後からの撮影に挑みます。久しぶりの長時間の車運転になってきましたが慣れてきました。身体も絶好調に近くなりました。

第2日目 4月1日 その2

追っかけ最初の撮影地は425Dを迎えてのの川平駅です。
DSC_0375034▲ 12:49 撮影地③ Google座標;34.996789, 132.285366
桜咲く川平425Dが入線してきました。木製イスも入れたホーム全体を撮っても良かったのですが、ホームの桜と駅名板を入れたアングルに絞りました。
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三江線 桜満開、春爛漫の旅 Part3 江の川に沿っての撮影地ロケハン

第2日目 4月1日 その1

今日は江の川に沿って江津方面の川平まで行き、ここで折り返して三次に戻ります。最初に撮るのはを6:11に発車する三次行きの421Dです。張り切って早朝5時には起き上がりましたがまだ少し時間があると横になったのが失敗でした。次に気が付けば7時を過ぎています。しょっぱなから大失敗です。

気を取り直して次の江津行き422Dを狙うことにしました。
DSC_0285018▲ 7:33 後追いですが、宿泊しています大和荘の駐車場からのショットです。この旅館の前には立派な”しだれ桜”があって絶好の撮影ポイントになっているのですが、今年の開花はソメイヨシノより遅れています。桜の種類によっても年ごとに開花時期に差があるのですね。
「1月に約80㎝ものドカ雪が降って、しだれ桜の枝が折れてしまった。またどか雪のせいなのかソメイヨシノも今年はつぼみが少ないです。例年なら同時に咲いて白とピンクの花の絶景のコラボレーションをお見せできるのですが・・、残念です。」と、支配人はしょげておられました。 続きを読む

三江線 桜満開、春爛漫の旅 Part2 三次到着、潮温泉へ

第1日目 3月31日 その2

16:00 三次に到着、予約してある駅レンタカーに乗り換えます。駅レンタカーなので駅前にあるものだと思っていましたが4日前の27日に開催された「三江線ふるさと紀行ツアー」参加の折に駅員に場所を聞いたところ、「駅前にはありません。駅からはずいぶんと離れていますよ。歩けば30分はかかるので呼んでもらわないと行くのは大変です。」と言われました。撮り鉄ロケハンはすぐに開始したいので、備後庄原を出るあたりで「乗車している列車は定刻で運行しています。16時には三次に到着するものと思われますので駅前まで迎えに来て欲しい。」と電話連絡を入れました。

昨年5月18日からはバスセンターが移転して名実とも街の玄関口となった三次駅の駅前広場に出ますと、お嬢さんが軽四レンタカーを運転してお待ちでした。約5分少々で江の川の寿橋近くのタイムズレンタカー三次店に到着。何と、駅レンタカーから委託を受けているそうでした。タイムズレンタカーはかつて地元”マツダ”の子会社のマツダレンタカーでしたが、住友グループ等の傘下に入り、2009年には駐車場を運営するパーク24に譲渡されました。到着後はテキパキと手続きを完了していざ出発です。

まず向かった撮影地は、三次市の桜の名所「尾関山公園」です。山頂からは三江線尾関山駅が俯瞰できるはずです。公園駐車場に車を停めて山頂へと登りますが、老体には辛いところです。息を切らしながら約20分で到着しました。

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三江線速報 全線桜満開!

前乗りしておりましたが2日間とも雨天でがっかりしておりましたところ、本日夕方奇跡的に雨がやみ撮りたかったショットが確保できました。
27日はまだまだだった桜も満開になりました。参加者の皆さま、ご安心ください。全線で桜が見えられます。ご期待ください。
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▲ 17:16 宿泊先の潮温泉近くのお立ち台からのショットです。昨日も今朝も雨でだめでしたが夕刻は撮れました。

蘇れ三江線 直前編 「三江線ふるさと紀行ツアー」参加

西村さんにご紹介いただいたひろでん中国新聞旅行主催の「三江線ふるさと紀行ツアー」が3月27日(日)に開催されました。これは直前のロケハンにはぴったりと申し込みましたがすでに満席です。キャンセル待ちをしていましたら1週間前にOKが出ましたので参加してきました。このレポートを掲載させていただきます。
06_三江線ふるさと紀行_1_200 続きを読む

蘇れ三江線ツアー近づく 準備編

今日で出発まで1週間となりました。桜の開花宣言が各地で出てきましたので私も遅ればせながら準備に入りました。
作成しました往路・復路のダイヤをお知らせします。4月3日の復路については、の方に回られる方もあれば、「スーパーはくと」に乗車したいと早々に発たれる方もおられます。朝食は6:30には用意しています。本隊は一応11:20発にしていますが、参加者各位のご希望もあるかと思いますので、出発は各自ご自由にお任せします。
下記は乗換案内を使用して作成したダイヤ改正後の行程の例です。間違っているかも・・、お手数ですが再確認ください。また途中の山陰線の田儀駅では1月30日の線路内土砂流入のため列車交換ができず、ダイヤが少々変わっていますのでご注意ください。
乗換案内はこちらです。http://www.navitime.co.jp/transfer/
最近は時刻表を購入する余裕がなくWebで検索です。年金生活者は苦しいばかりです。

4月3日の三次の日の出は5:53、日没18:32ですが山間ですので朝はもう少し遅く、夕方は早くになると思われますのでご注意してください。

【往路】 集合は三次16:56発の三江線車内です。山室さんが三次駅からお迎えします。私は旅館(大和荘)の準備がありますので潮でお迎えします。
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ついに登場 三江線乗車ツアー

廃止が取り沙汰され 急に注目されているJR三江線ですが、三江線乗車を前面に押し出したツアーの広告を初めて見ました。今日の中国新聞朝刊です。広島発着の日帰りツアーで、AコースからFコースまでの6パターンがあります。驚いたのはA,Bコースは貸切列車で全線を乗り通すプランだという点です。最少催行人数は20名、最大40名ですから 貸切列車はキハの単行でしょう。2月20日のAコースは江津から三次への下り列車、3月27日のBコースは三次から江津への上り列車です。いずれの貸切列車も片道運行であり片道は回送するのか等 どのような運用になるのか興味深いところです。Aコースは早朝の422D江津行きに回送車を併結、Bコースは423D三次行きに回送車を併結するのかもしれませんね。

H28-1-12 中国新聞朝刊

H28-1-12 中国新聞朝刊

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中国地方から謹賀新年

中国新聞 H28-1-5朝刊

昨年末は広島ツアーに各地からお集まり頂き、ありがとうございました。今春には 公式行事ではないにせよ三江線の旅も計画されています。今年も引き続き中国地方の話題を提供してゆこうと思っていますので、よろしくお願い致します。中国新聞は元旦の1面トップに過疎化が進む中国山地のルポ記事を大きく掲載し、毎日連載されています。5日朝刊には三江線の記事が載りましたのでご紹介します。昨年10月にJR西日本が広島・島根両県に対して三江線の廃止検討を通告して以来、三江線問題が大きくクローズアップされています。JRは廃止を決定したわけではないと弁明しつつも、沿線地元では廃止ありきの動きと受け止められています。

三江線ツアーは桜の見頃の4月上旬を予定されているようですが、3月26日にJR西のダイヤ改正がありますので、このダイヤ改正によって更なる減便などがなければ良いがと思っているところです。

高齢化、過疎化が進む沿線の実態を考えれば小手先の対策では存続は難しいのは周知の事実でしょう。「地方創生」などとうわべだけのきれいごとでは解決しない問題が山積していることを改めて感じる年頭です。

見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー開催について 

12月5~6日に開催させていただきました”京都市電に乗りに行こう! そして、安芸西条の銘酒「白牡丹」で”ツアーでは、たくさんのクローバー会の皆様方にご参加をいただきましてありがとうございました。

来年も1泊旅行を計画しておりますが、当会’66年度生山室さんより、2017年9月に廃線が予定されています三江線を訪問しないかとのご提案を頂きました。
山室さんは三江線を再三訪問され、地元の方とも親交を深めて来られました。このたび三江線を応援するために、三江線を訪問するツアーを考えられましたので、DRFCクローバー会ではこれに賛同し、ご参加される方々を募集させていただきます。
つきましてはこの時期はホテルが満室になることが予想されます。早めに参加される人数を把握いたしたく、参加出来るかなと思われる方は12月30日までに事務局までご連絡ください。第1次締切とさせていただきます。

【 ツアー行程概要】
旅行日 2016年4月2日(土)~3日(日)
・集合場所・時間 三次駅 三江線ホーム16:56発の列車
・基本行程  4月2日(土曜日) 三次16:56⇒18:19潮 着後旅館に直行、
         ※ 19:03に発車する対向列車がありますので撮影後、宴会
          4月3日(日曜日) 各自自由行動

(潮駅周辺は桜並木が続き、旅館付近で朝6時台1本、7時台2本の撮影が可能です。)
・参加費用 13,000円を予定(お酒を飲まれない方は3,000円引)
・宿泊ホテル 潮温泉 大和荘 http://daiwasou.jp/

※ 集合時間については、まだ時刻表が公表されていませんので多少変更する事もあります。DSC_7945_101 続きを読む

2年後に三江線廃止?

今朝の中国新聞1面トップは三江線廃止のニュースでした。2年後の2017年度に廃止の方針のようです。2006年7月に豪雨により不通となり、この時点で廃止の声も聞かれましたが、約1年後の2007年6月に運転を再開し なんとか生き延びました。沿線にこれと言った観光地もなく、陰陽連絡の役にも立たず、いくら活性化、利用促進を叫んでみても 1日の利用客が50人では成り立つ筈もありません。三江線の次は木次線でしょうか。因美線でしょうか。陰陽連絡の高速道路が次々と開通するなか、過疎化には歯止めがかからず 中国山地の山あいをクルマで走ると人よりイノシシ、鹿、猿に出会う方が多い昨今です。

平成27年10月16日 中国新聞朝刊

平成27年10月16日 中国新聞朝刊

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初秋の三江線、ちょこっと撮る

DSC_7955_102▲ 9:19 撮影地:三次~尾関山 Google座標; 34.805342, 132.846991
中国地方最大の河川「江の川」の支流、馬洗川に架かる鉄橋を渡って三次市内に入って行くキハ120-317428D(江津⇒三次)。
横で見ていた家内は、「あれまぁ、ちょっとしか乗っていない。私たちが高校時代はどの列車も満員だったのに。」と、呆れながら笑っています。そりゃそうでしょう。約45年前の鉄道は、陸路交通の主役で本線、支線とも立席客も出る満員は当たり前だったのですから。

この三江線は昨年2013年8月の記録的豪雨により井原川橋梁の橋脚倒壊や線路斜面の崩壊等で全線が運休。一時はこのまま廃線と思われましたが、公的資金の投入で復旧工事が続き、今年7月19日には全線の運転を再開しました。
今日は、広島県三次市の山里にある家内の実家の墓参りに同行する事になりました。そして折角行くのだからと、全線復旧なった三江線を撮りにちょこっとですが参りました。
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三江線2題

毎度の新聞記事で恐縮です。21日、22日と2日連続で中国新聞に掲載されたのでご紹介します。21日は三江南線状態のため汚物処理施設のある浜田に車両をもってゆけず、キハのトイレが使えないという話。かつてのような「黄害」はなくなりましたが、こういう落とし穴には気づきませんでした。一体汚物処理施設はJR各社のどこにどれぐらい設置されているのか気になります。なお現在不通の江津・浜田間は25日に開通予定との記事もあります。22日の記事は三江線廃止を懸念する取り組みの話です。

平成25年9月21日 中国新聞朝刊より

平成25年9月21日 中国新聞朝刊より

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風前の灯 三江線(続報)

私の思いが通じたのか 今朝の中国新聞も大きく扱ってくれていました。
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JR西日本は「山陰線の被害が大きく 三江線に手が回らない」とのコメントのようです。まさか「これ幸いとお荷物の切り捨てに走る腹では?」 は私の深読みが過ぎますか。