大津の86さんが9月にレポートされていました鹿児島に行ってきました。11月2,3日は「第63回おはら祭」で10月21日から11月3日まで花電車が運行されてました。花電車を中心に市電を写そうと出かけました。
横浜の10月末はあまり天気も良くなく朝夕は寒いくらいでしたが 10月29日の鹿児島は天気も良く快適でした。
鹿児島空港からバスで約40分鹿児島中央駅前は南国らしく花がたくさん咲き美しく整備されていました。
↓ 鹿児島中央駅前電停 9500形9502号 2系統郡元行き 左はJRの駅です。
↓ 鹿児島中央駅前電停に進入する 2143号 2系統郡元行き コスモスがきれいです。
↓ 鹿児島中央駅前電停 2130形2131号鹿児島 2系統鹿児島駅前行
先ほどの鹿児島駅前行2131号に乗りました。
運転手さんは女性でした。
途中ですれ違った7000形7001号です。
途中で他の乗客がいなくなり停車中に運転手さんに話しかけてみました。
女性の運転手は現在5名。運転しやすいのはこの電車や次の写真の真ん中に停まっている電車(2100形や9500形)で運転台のパネルが扱いやすいとのことでした。大きい電車(7000形)は「重くて」とのこと。左の電車はとの質問には〇〇なのでと言われてしまいました。
500形600形は遠くから見に来られる方も多いようですねと言われ 横浜から来たというと 感心されました。
↓ 鹿児島駅前電停に進入する 2131号から見た 2系統郡元行き603号と9502号
鹿児島駅前でしばらく写した後市役所前に移動しました。
市役所前にはきれいな噴水があり南国らしい写真になりました。おはら祭りの看板が目立ちます。噴水が間欠運転なのと 昼時で人通りも多く、車も多くなかなか絵になりません。
少し朝日通り方向に歩くと少し桜島の見える交差点が有りました。7000形7002号とわずかに見える桜島です。18メートル車 横から見ると長いです。
朝日通電停手前 山形屋の前もお花がきれいでした。
鹿児島市電の沿線には多くの銅像があり これもその一つ 「竜馬とおりょうさん」の像です。「おはら祭り」ののぼりが目立ちます。
花電車の時間も迫ってきましたので 涙橋方面に移動します。
郡元~涙橋間の車の少ない広い道路の芝生軌道で花電車を待っていましたが時間になっても来ません。待っているときに試運転の500形501号がやってきました。きれいな塗装で検査後の試運転のようでした。
先ほど交通局前の横の車庫を通った時も花電車は見当たらず(花電車出発の10分ほど前に)なかなか花電車が来ないので 今日は運休かと思い南鹿児島方面に歩いていると 突然後ろからやってきました。「おはらしょうすけさん~~~」のメロディーに乗せて光り輝きながら走って行きました。
1911年製で1978年に西鉄福岡市内線から移ってきた車両のようです。20形花2号で散水車としても使われていたようですが2001年タンクを撤去し花電車に戻ってそうです。
折り返しの撮影場所を求めて南に移動します。
南鹿児島での市電とJRキハとの出会いです。
少し歩くと603号が走ってきました。すすきがきれいでした。
603号は一時入庫していましたがその後夕方から夜まで走っていました。
線路の横に小さな花が咲いていましたので そこで谷山折り返しの花電車を待ちました。
かなりの速度で通過していきました。
交通局前~谷山(折り返し)~郡元~鹿児島中央駅前~鹿児島駅前(折り返し)~交通局前の運用で 13:15発と18:00発の2回の運転予定となっていました。
桜島と花電車を写そうと武之橋方面に移動しました。
桜島がきれいに見える甲突川の橋の上は交通量が多くなかなか電車をとらえにくい場所です。
↓ 新屋敷~武之橋 9511号と桜島
何回かチャレンジしましたがきれいな絵になりません。もうすぐ花電車の時間です場所替えもできず 待つことにします。
音と光と共にやってきました。幸い車に邪魔されず何とかなりホッとしました。
少し時間が有りましたので車庫の中で写真を撮らせていただきました。
花2号も入庫していました。電球1,700個、花8,500本で飾られ 近づくとかなり熱いです。
最近登場した「新・標準色」といわれるリバイバルカラーの508号は車庫内でした。走るのを見たかったのですが残念です。左の101号は土日祝日運転の観光電車「かごでん」本日はお休みでした。昨年7月に乗車しましたが616号の更新車ですので運転台の直接制御器が印象的でした。
車庫の横を500形504号が走って行きます。
↓ 交通局前~武之橋 500形504号 鹿児島駅前行 車庫内より撮影
車庫内の撮影のお礼を言いに行った時 職員の方から 来年の車庫移転は5月頃と伺いました。
現在 工事中で神田電停近くのJT跡地だそうです。老朽化による移転だそうですが味のある車庫が無くなるのは残念です。さきほどの職員の方も残念そうでした。
これからは夜になります。
鹿児島一の繁華街 天文館通での600型615号 夕闇に似合う色ですね。人や車、自転車も多くにぎわっています。専用軌道区間を除きほとんどがセンターポール化され 交差点や横断歩道以外は芝生となり夕方は特にきれいです。
交差点を右折する7001号 大きな石灯篭が印象的です。花がきれいに整備されています。
「おらら祭}の旗やちょうちんがにぎやかです。
天文館通で最終の交通局前行の花電車を待ちます。実はこの前の鹿児島駅前行をねらったのですが 予想以上に電球が明るくうまく映りませんでした。
少し遅れて 遠くからキラキラと走ってきました。今回は天文館通の電停での信号待ちのおかげで助かりました。
信号待ちの後 走り去っていきました。
ラストは観覧車と「若き薩摩の群像」と市電です。
↓ 鹿児島中央駅前~高見橋 2100形のすれ違い
その後 鹿児島中央駅から新幹線に乗車しました。
町も人もきれいでやさしい鹿児島 その中の市電も生き生きとしていました。
花電車を見たのは 名古屋市電以来久しぶりです。1911年製の電車が目の前を走って行く様はこちらも元気になります。さぞメンテナンスは大変だろうと思いますが 500型600型共々長い活躍を祈ります。 犬伏 孝司
26日バイバイしてから数日で鹿児島に飛ばれたようですね。老人は鹿児島市電には1989年5月に行って以来、足を踏み込んだことがありません。20年ばかり前に代理店会で行ったときは、何時も翌日は非ゴルフ組は市内観光となり自由行動がOKとなるのですが、この時のバスはゴルフ場に迎えに行って搭乗となり市電を見ただけとなりました。でも500型の更新に合わせ正面2枚窓を大阪市電風に改造しているなと、観察は怠っていません。
多彩な電車に目を白黒させねばならない程の変わりようですね。お次の熊本にも期待しております。桜島の噴煙はどうでした?これに遇うと写真どころではないと、車庫の人は言ってました。車庫の方は大変親切で、熊本、長崎共に「御気をつけ下さい」と言って自由に写真を取らせて頂けますので、嬉しいですね。市営では一番力を入れているのではないでしょうか。
INUBUSE様
500型も元気で動いているのを撮影されたのですね。私が訪れたときは、雨にたたられた上、鹿児島での撮影時間が3時間程度で、何とか600型を撮っただけでした。次回もう一度リベンジしてみたいと思っています。
ところで、3月24日付けで、米手作市様が紹介されていた、関三平先生の500型、600型の話の中で、大阪顔、東京顔と書かれていましたが、私も大阪顔の方が親しみがあります。改造前の500型よりも断然改造後の3枚窓の方が好みで、南国イメージの緑とオレンジ色がぴったりの気がします。
乙訓の老人様
桜島の噴煙の中での写真を所望されていましたが残念ながらかないませんでした。
(噴煙の中での撮影は無理と思いますが?出会えればチャレンジしたいですね)
車庫の方、乗務員の方みなさん親切で 楽しい一日でした。
大津の86 様
私も昨年の訪問時 駅に着いたとき雨で出ばなをくじかれた記憶があります。
今回は良い天気で順光、逆行を考えつつ楽しい撮影が出来ました。
東京顔から大阪顔に整形された500形はいい顔をしています。大阪顔、東京顔というよりも少し絞られたスタイルの鹿児島市電はこの顔が似合うように思います。4両+1両在籍の内504号営業中、501号試運転、508号パンタ上昇車庫待機、507号パンタ降下車庫留置、512号散水電車入場中ですべて元気な姿が見られました。
車庫内で改装中だった2111号が3日から新デザインで走り出したようです。またそのうちに・・・・。