備後・備中に消えた鉄道を訪ねて 最終回 ~こんどは“おのてつ”のまぼろしと尾道の「ハッサク電車」~

 いよいよ最終回である。

 芦田川を越えて福山の町に入った。福山城の横を通って、福山自動車時計博物館の所へ来た。野外展示場が見えたが本来の目的地へ向かうことにした。それは再び井笠鉄道の車両が保存されているところである。そこは福塩線上戸出駅から北へ約1.5Kmほど行った所にある新市クラシックゴルフクラブである。この入口に井笠のコッペル2号機とホハ12が保存されているのである。ところがこのコッペルは西村さんによると3号機で、岡山の池田動物園に保存されているコッペルと入れ替わった番号になっているらしい。福塩線沿いに走って、途中でゴルフ場へ行く道を上っていく。ゴルフ場へ行く道であるから車は走りやすい。そして、間もなくすると井笠のコッペルが見えてきた。ゴルフ場入口の手前にフェンスで囲まれて保存されている。西村さんが以前に投稿された時に述べられているが、運ぶのが大変だったと思う。だが、井笠開業時のコッペルが3両とも残っているのは奇跡というか、喜ばしいことである。

ゴルフ場のコッペル-w

ゴルフ場に保存された井笠のコッペルと客車 客車の入り口がオープンデッキとなっている。

 

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「江若鉄道の思い出」展直前情報

2015-03-03 16.09.547日から大津市歴史博物館で開催される「江若鉄道の思い出」展は、本日ジオラマの組み立てもほぼ終わり、土曜日からの開催を待つばかりとなりました。総本家様も書かれているように京都駅地下東口を少し北に行った、ザ・キューブに行く通路近くに大きな電照看板があり、ここに「江若鉄道の思い出」展が掲示されています。また、大津市内の自治会の掲示板にはポスターが貼られています。掲示板は私の町内だけでも10箇所ありますので、全体では相当な数になるはず、どこでもすぐに目に付きます。2015-02-27 11.04.01

宣伝の効果でしょうか、今日、歴博玄関でジオラマの組立作業をしていると、少し年配の御夫婦が入ってこられて、「あれっ、江若展はまだなんや、土曜日からなんや」と話されているのが聞こえてきました。前評判は上々、講演会も定員をオーバーしていて抽選になるのではという話も聞いています。また、これに合わせ2月15日に発売された本も各書店に並んでいます。歴博会場で購入すると、西村さん作成のキハ5120のペーパークラフトがついてきますが、売り切れになることも予想されますのでお早い目にお買い求めください。

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佐竹さんイベントお開き、つぎは江若展へ

佐竹さん「東北を旅して」展が、本日、めでたく千秋楽を迎えました。第7回を数えた今回は、写真中心の展示となり、クローバー会有志約3名による鉄道写真展のほか、ドキュメンタリー作家の写真、三陸の水中写真、三陸鉄道運転士の鉄道写真、そして、佐竹さん自ら立ち会われた三陸鉄道開業式の様子や、奥さまが正月に乗車された「初日の出号」のルポなど、P1070748sy盛りだくさんの内容でした。被災地への思いを馳せながら、この日も多くの観覧者で賑わいました。佐竹さん自身も、“いろいろな立場の人とたくさん話ができました”と、述懐しながら、たいへん満足そうなご様子、何よりでした。17時、閉幕となり、有志クローバー会会員の手でてきぱきと片付けが終わり、ことしの「東北を旅して」展も、深い感動を残して幕を閉じました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました次つぎ写真を下ろしていく。片付けのため、マルーン会長は得意の水平出し指示ができず、すこしご不満の様子。この直後、乙訓老人現る。

P1070766syさて、つぎのクローバー会イベントは、いよいよ今週末3日から開催される、「江若鉄道の思い出」展へ移ります。不肖、私も、午前中は会場の大津市歴史博物館へ向かい、展示の手伝いをしてきました。夕方には、広島から西村さんが遠路駆けつけられ、明日からはレイアウトの組み立てに当たられます。今日は、途中、大阪通信員さんのお宅へ寄られ、江若の埋蔵文化財を積み込んでの大津入りでした。

何やら画策する有志、このあと、4人は小雨降る歓楽街へと消えていった

大津の86さんによると、大津では各町内の掲示板には、すべて江若展ポスターが貼られ、大津市内は江若一色になっているそうです。また、京都駅にも歴博の巨大な電照広告が一等地に掲げられているとの報告も86さんからもらっています。地場の新聞にも、連日のように社告が出るなど、江若展、いよいよ近しを感じさせます。

京成電鉄モハ3300形 営業運転終了

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臨時特急「成田山号」(3301-3302-3303-3304+3333-3334-3343-3344)/大佐倉

京成電鉄モハ3300形は、2月28日臨時特急「成田山号」で営業運転を終了した。
当日のダイヤは、回送列車で宗吾車区発車して、高砂9時58分、青砥10時頃通過して上野に10時13分に到着、上野10時23分臨時特急「成田山号」として発車して、成田に11時39分に到着予定の処、途中混雑のため実際には約10分遅れで到着した。
到着後運転士に花束贈呈等のセレモニーが行われた後、宗吾検車区に回送され、12時15分に入区した。 続きを読む

東海道新幹線、時速285km先行体験

この3月のダイヤ改正で東海道新幹線の最高速度が285km/hrに向上すると言うことで、体験列車に乗車してきました。

東京駅では発車の20分ほど前に入線してきました。掲示板には285列車と表示されていますが、運転番号は9285Aです。動き出してから、この編成は数日前に納車された最新の車輌だと紹介してました。

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2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part3 ブカレストその2

毎日朝から夜まで動き回っていますので中々投稿が出来ず進みません。昨日も中朝国境に続きセルビア国境に近い枝線を乗り鉄後、Oravita駅に列車から降りた途端に待ち構えていたポリスに職務質問されてポリボックスまで連行されました。取り調べはニコニコ笑顔で終始続けられて直ぐに解放されましたが、普段は滅多に来ない東洋人は目立ったようで、この時節がらですので仕方ありません。滞在2週間を過ぎてルーマニア鉄道の切符の購入や乗車にもようやく慣れてきました。毎日何回もあちこちでは一緒に記念写真を撮らせて欲しいと土地っ子やコマネチさん達に囲まれての旅になっております。

DSCN829601▲ 18:06 ブカレスト駅で発車を待つフランスからの中古DC4連。コマネチさんとは違って武骨な重厚感があります。ルーマニア鉄道ローカルDC列車の主役です。
切符も無事購入、ホテルもチェックインを済ませて夜になった駅構内での撮り鉄です。

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備後・備中に消えた鉄道を訪ねて その4 ~夢か、うつつか、水呑のまぼろし~

 いよいよ笠岡から鞆鉄道の資料があるかもしれない田尻民俗資料館に向かった。鞆鉄道のさよなら運転の時の写真があるのはわかっているが、それ以外に何かわかることがないか探索することも目的としている。事前に電話で聞くと日曜日しか開館していないので訪問日が決まってしまい、そして旅行の日程も決まってしまった。

 新山の井笠鉄道記念館からしばらく県道48号線を笠岡に向かって走る。そして、笠岡駅近くで保存されているホジ9を見たところから「野上式弾機」の話になった。とにかく、田尻民俗資料館への話に進めようと思う。

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佐竹さん「東北を旅して」 開催中

急に春のような陽気になりました。クローバー会でも冬の眠りから覚めて、イベントが目白押しとなります。春を告げるイベントの第一弾として、佐竹さんの恒例の鉄道展が、本日24日から開催されています。

  鉄道展「」東北を旅して」その7

  2月24日(火)~3月3日(火)10~17時

  ひと まち 交流館京都 展示コーナー

P1070655syo東北の鉄道・地域の一日も早い復旧を願って、震災の翌年から絶やさず開催されたイベントも、今回で7回を迎えることになりました。毎回、熱意を持って取り組んでおられる佐竹さんには頭の下る思いです。クローバー会でも趣旨に賛同し、支援を続けていますが、今年は会ではなくく、有志の支援・協力とすることにしました。“一人ひとりが出来る範囲で協力する”を掲げて写真展を行なうことになり、意欲あふれる会員約3名から十数点の写真の提供を得ることができました。

車座になって作業を進める  準備日となった23日にも、会の重要人物が続々と来場、号令のもと準備に取り掛かました。3時間もすると、びっしり写真で埋め尽くされた会場に変身しました。当会の写真以外では、ドキュメント写真の現地写真、三陸鉄道運転士の撮られた三陸鉄道・釜石線の四季、大船渡湾の海底写真、さらには奥さまが正月の「初日の出号」に乗り込まれた時のレポートなど、見どころいっぱいです。主催の佐竹さんも「今年は、いい写真が集まりました」とご満悦の様子、何よりでした。会期は3月3日(火)まで、3月1日(日)14時から「祈念のつどい」のギター、ハープ演奏があります。P1070666syo▲ 写真の水平にこだわるマルーン会長のきびしいチェックが容赦なく入る

2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part2 ブカレストその1


DSCN8219_101▲ 頭端式ホーム8面14線の大きなブカレスト北駅で発車待ちのDC連接車。始めてみるルーマニア国鉄(CRF)の車両です。明日の夜行列車でここから北にある森林鉄道に向けて出発します。どんな列車が発着しているのか楽しみです。

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モハ54003~54005に寄せて

54004 49-4-29
クモハ54004+サハ78+クモハ54107+クハ68060 /仙石線陸前富山~陸前大塚 (49-4-29)

「昭和の電車」に久し振りに国電が登場した。
モハ54の内、ノーシル、ノーヘッダーの24003~54005を取り上げて解説されておられるが、モハ54のオリジナル車全体について解説する。(以下戦後の動きについては、昭和36年6月1日の称号改訂以降のクモハを使用する)

戦後クモハ60の座席をセミクロス化したクモハ54100番代の解説は今回割愛する。

クモハ54について
昭和12年モハ51の主電動機を128kwのMT30に変更した形式で、001、002の2両新製された。スタイル、室内等はモハ51と同じである。

15年003~005の3両が増備され、スタイルはノーシル・ノーヘッダー、張上げ屋根、ヘッドライト埋込となった。(関 三平さんのイラスト、解説)
003は、20年6月淀川電車区で戦災に遭い廃車された。この3両は全車奇数向き(上り向き)であった。

16年006~009の4両が増備されたがスタイルは元に戻された。
向きは、001、002と共に奇数車奇数向き、偶数車偶数向きの車号通りであった。

戦災で廃車となった003を除く8両は、本線緩行(京都~西明石間の各駅停車)に使用されていたが、41年以降飯田線、大糸線、仙石線に転属し、それぞれの地域で活躍後廃車になった。
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飯山線狂化合宿ご報告

先に会員の皆様にもご案内しました飯山線狂化合宿が大雪の中催行されました。最後に飯山線の強化合宿があったのは1972年、それから43年ぶりと言うことで鹿渡館がどうなっているのか、指定旅館の看板はまだあるのか等調査してまいりました。但し、鉄の方は飯山線のSLはとうの昔になくなって、DCの単行が走るだけであまり面白いものはなく、最後の「はくたか」を撮るのが唯一鉄らしいところかもしれません。
合宿にはせ参じたのは、米手作市さん、桂正雀さん、準特急さん、マルーンさん、‘どですかでん’さんと私の6名、但し、皆様の目的、現地への足取りは様々で、私と準特急さん、‘どですかでん’さんは上野発8:39発快速アーバンで各駅停車の旅となりました。この日は信越地方大雪の予報で、東京では快晴の天気が渋川を越えるあたりから雪が見え始め、水上では1.5mの雪に埋もれていました。越後岩沢の駅を見に行くというお二人と別れて、私は大沢で下車、このあたりも2mを超える雪が積もっていたでしょうか、線路の両側は高い雪の壁で列車が見えません。仕方なく駅撮りとなり早々に六日町に移動しました。IMG_2320k

↑大沢駅を通過する「はくたか9号」 続きを読む

2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part1 旅立ち

[googlemap lat=”44.707706221835345″ lng=”26.12548828125″ align=”center” width=”550px” height=”320px” zoom=”5″ type=”G_NORMAL_MAP”]ルーマニア[/googlemap]
昨年9月にO氏よりルーマニアナロー森林鉄道の蒸気機関車撮影の企画があるが参加しないかとのお誘いをいただきました。昨年春はボスニア・ヘルツェゴビナの蒸気機関車を追いかけました。折角のお誘いです。ネットで調べてみますとルーマニア鉄道にはフランスからの博物館行き同然の古いDC、また各都市では古いトラムも走っています。蒸気機関車以外でも面白そうな物がたくさんあります。元気なうちに行ってみるかなと、ご同行させていただく事にしました。
いつものようにツアー前後は一人旅でルーマニアハンガリー鉄道の乗り鉄旅を満屈する事にしました。現地の言葉はルーマニア語で全く分かりません。加えて列車の切符はネット予約不可で現地に着いてからのぶっつけ本番です。昨年、バルカン諸国を回ったのと状況は同様ですが、何とかなるだろうと大体の予定を決めてホテルだけは駅前に予約しました。

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ダイヤモンド富士

世界遺産に登録された影響か最近の富士山は人気があるようで富士急の株も急上昇した。ところで富士山の頂上に太陽が沈むところを写真に撮るのが流行っているようでダイヤモンド富士というらしい。私もその真似事を自宅近くの京王相模原線南大沢~京王堀之内間で試みた。もともとカメラの知識に乏しく腕も悪いので失敗となったがその時の結果を御笑覧下され。

2015.2.17日経新聞▼s-IMG_edited-2

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国鉄阪和線モタ3000系

タイトルの「国鉄阪和線モタ3000系」は正しいのか?という疑問はさておき、昭和40年5月に鳳電車区へEF52とED16、ED60を撮影に行きました。残念ながら電車に興味がなかったためほとんど電車の写真は撮っていませんでしたが、それでも数枚はありました。

でも形式が分かりませんので、クハ25111がモタ3000系の仲間なのか教えて下さい。その他の怪しい電車に関してもご存じの方、よろしくお願い致します。

阪和モタ3000_NEW 阪和モタ3000(文)_NEW
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四大学合同写真展 続報

同志社大学鉄道同好会、関西学院大学鉄道研究会、立命館大学鉄道研究会、関西大学鉄道研究会の現役生有志による合同写真展が来月大阪で開催されます。

今回の写真展のきっかけは、現役の関西学院大学鉄道研究会さんが2013年に復活したことだそうです。企画者であるDRFCの寺田君をはじめ、4大学の熱き思いが今回の写真展開催につながったのだと思います。

デジ青をご覧の皆様、大阪にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

【四大学鉄研合同鉄道写真展】
・開催期間:2015(平成27)年3月11日(水)~16日(月)
・開催時間:12時~20時(初日は13時から、最終日は17時まで)
・入場無料
・会場:大阪・ギャラリーイロリムラ86画廊(http://www7.ocn.ne.jp/~irori-05/
*館内にエレベーターはないとのことです。ご留意ください。
・会場への交通:地下鉄谷町線 中崎町駅1番出口より徒歩2分

同志社大学鉄道同好会公式ホームページ:http://drfc.blog54.fc2.com/blog-entry-200.html

同志社大学鉄道同好会公式Facebook:
https://ja-jp.facebook.com/doutetsuDRFC

保存蒸機とその現役時代(34)C11244に寄せて

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          昭和49年9月16日撮影

準特急先輩より1月27日【55451】で会津柳津駅前に保存されているC11244が紹介されたが、何となく気になるナンバーであり、記憶を辿ってみた。

昭和49年のゴールデンウィークのこと、京都を「きたぐに」で出発し、長岡で信越本線の旧形国電、越後交通栃尾線、長岡線を撮影後、加茂から蒲原鉄道を訪れ、五泉で会津若松まで行く最終列車に乗り、上野行夜行急行「ばんだい6号」に乗車、郡山駅で仮眠をして上野発夜行「あづま」2号で仙台入りした。
仙石線と市電を撮影後、磐越西線の川桁で宿泊して、翌朝の一番列車で喜多方に行った。
この日の目的は日中線の乗車と撮影であったようである。
朝の列車には間に合わず、次の列車は夕方の16時4分で、日中の運行は無い。
当時1時間に1本程度運行されていた喜多方~会津坂下間のバスで会津坂下に行った。この区間は鉄道はU字形に迂回するのに対し、バスは最短距離で結ぶため所要時間、運賃ともに優位であった。

会津坂下に行っても只見線は列車本数が多い訳でもなく、その辺をブラブラしていると、貨物列車が来る時間でもないのに汽笛が聞こえ、門デフのC11254とC11244の重連がやってきた。
C11244は綺麗に整備されていたが無火であった。暫く停車後只見方面に発車して行き、暫くするとC11254が単機で戻ってきた。

バスで喜多方に戻り、夕方の日中線の列車で熱塩に行き、発車を撮影。最終列車で喜多方に戻り、会津若松から上野行夜行急行「ばんだい6号」に乗車、翌日は青梅線と南武線の稲城長沼で撮影後、新幹線で帰京した。
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JFEスチール西日本製鉄所専用線

JR山陽本線東福山駅から分岐してJFEスチール西日本製鉄所に向かう専用線があります。この製鉄所は以前日本鋼管福山製鉄所でしたが、水島にある川崎製鉄と合併して現在に至っています。また専用鉄道は福山臨海鉄道と呼ばれた時期もあったように思います。この専用線の役割は同製鉄所で作られるレールの輸送です。今朝の中国新聞にこの製鉄所で作られているレールについての記事が載っていました。

2015-2-13 中国新聞朝刊

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「カウントダウン京成3300」に寄せて

藤本哲男氏の「カウントダウンを迎えた京成電鉄3300型」のなかで金町線の写真がでてきます。これにひっかけて 昨年夏に私が柴又を訪ねた際のヒトコマをご紹介します。私は京成電鉄のことは全く素人で(正直 あまり興味もないのですが)、なぜ柴又を訪ねたかというと「寅さん」です。寅さんというと葛飾柴又、葛飾柴又というと寅さんです。今は亡き渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズは 昭和44年の第1作に始まり、平成7年まで48作が作られました。数年前NHK BSで全作が放映され 結局全作を見てしまいました。なぜそんなにひきつけられたかと言うと、山田洋次監督のこだわりでもある鉄道風景を見るのが楽しみだったからです。48作には数作海外ロケもありますが、基本的には国内ロケであり ロケが行われなかったのは富山県と埼玉県だけだそうで、寅さんは全国各地を旅しています。昭和44年が第1作ですから、地方線区ではまだ蒸機列車、客車列車が活躍していた時代です。我々が学生時代に見なれた風景がよみがえります。美しいカラー映像で各地の鉄道風景が見られるこのシリーズは貴重な記録映像だと思って見ていました。そしてもうひとつ 必ず出てくるシーンが柴又駅で寅さんやマドンナが電車に乗って出発してゆくシーンです。何度も柴又駅のシーンを見ていたため、現在の柴又駅はどうなっているのだろうと思うようになり、一度訪ねてみたいと思ったわけです。

柴又駅改札口風景

柴又駅改札口風景  40年以上を経て自動改札になってはいるが雰囲気は同じ

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カウントダウンを迎えた京成電鉄モハ3300形

26-10-30
柴又で交換する3304編成と3344編成 (平成26年10月30日)

京成電鉄3000形3030編成(8両)が1月28日から29日にかけて日本車輌から総合車両製作所に甲種輸送された。
3029編成についても間もなく完成するものと思われるが、この2編成16両と引き換えにモハ3300形16両が廃車される予定である。
モハ3300形は、昭和43年から47年に54両新製されたが、平成19年から廃車が始まり、現在稼働しているのは下記の16両である。

←上野 3304+3303+3302+3301

    3344+3343+3334+3333

    3308+3307+3306+3305(7264+7263+7262+7261)

    3316+3315+3314+3313(7268+7267+7266+7265)

3308編成と3316編成は北総鉄道にリースしており、( )のは北総鉄道での車号である。

編成単位に解説する。
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