広島通信(その3) 広電 駅前大橋ルートの工事状況

その2を投稿してから2週間が経ってしまいました。JR向洋駅周辺の取材のあと広電駅前大橋ルートの工事の様子を見に行ったのですが、報告が遅くなってしまいました。写真はすべて令和5年11月25日の撮影です。

駅前大橋ルートの全体像

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広島通信(その2) 山陽本線海田市・天神川間の高架化工事

山陽本線の海田市・天神川(広島貨物ターミナル)間には山陽本線上下線、広島貨物ターミナルへの出入りのための上下貨物線、そして呉線上り列車が山陽本線下り線をオーバークロスする渡り線があり、列車本数が多い区間なのですが、踏切が多くあり、開かずの踏切が以前から問題になっていました。そこで海田市・天神川間を高架にすべく大規模な工事が始まっています。その丁度中間にあるのが向洋(むかいなだ)駅です。この地は広島市内ではなく、マツダ本社があるがゆえに広島市とは合併せず、安芸郡海田町で通している財政豊かな町です。工事はまず在来線を北側に移設し、山陽本線を在来線跡地に高架化し、貨物線は多分地上に残すのではないかと思います。すでに向洋駅の上りホームは北側の仮設上り線側に移設されています。11月25日、向洋駅周辺の工事の様子を見てきました。

工事完了予定は3年後の令和8年10月のようです。

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セノハチ続報

令和5年11月8日 中国新聞朝刊

以前に115系でも起きていたようです。問題は1900生殿もコメントされているように、あとの対応だと思います。コンピュータ任せになっていて、臨機応変の融通が効かない体制になっているように感じます。「検証」しないと判らないのかと言いたくなりますね。

227系にも補機が必要?

令和5年11月7日 中国新聞朝刊

昨日、セノハチで雨と落ち葉の影響で227系が立ち往生したようです。115系の時にもあったかどうかわかりませんが、空転はしても登れなくなったというのはオソマツな気がします。227系はオール電動車ですが、車体が軽いせいでしょうか?あるいは運転技能の問題?それにしても、この種のイレギュラーな事態が発生した場合の対応が国鉄時代とは大きく違う気がします。16:00頃に発生し、この日は上下線とも運休というのは情けないですね。貨物輸送の大動脈でもあり、真剣に対策を考えてもらいたいものです。例えば 昔のように、2種類の連結器を有する控車を広島か瀬野に常駐させておき、救援用の補機をすぐに差し向けるとか・・・。JR西とJR貨物と別会社なので、ダメか?

現役生が第19回クローバー祭に出展いたします

現役生が第19回同志社クローバー祭にレイアウトを出展いたします。

日時:11月4日(土) 12:30~18:30、5日(日) 9:00~16:30

場所:同志社大学京田辺キャンパスTC1-211(知新館1号館211教室)

https://cloverfes.com/2023/store/263

 

以前の現役生からの投稿です↓

https://drfc-ob.com/wp/archives/146261

 立命館国際平和ミュージアムに クローバー会所蔵写真

立命館大学衣笠キャンパスの東側にある国際平和ミュージアム。このたび2年間の休館を経て全面的にリニューアルオープン、9月23日(土)から開館する。▲▲展示の目玉は、地下一階の幅70メートルにも及ぶ、戦争、紛争に関わる歴史年表で、資料や実物が展示されている。手前のタッチパネル式の端末に、戦後すぐの京都の様子が収められていて、進駐軍の撮ったカラー写真などとともに、クローバー会所蔵の写真も収められている。

クローバー会会員が閲覧できる「伝言板」には、予告として掲載していましたが、このたびリニューアルオープンした、立命館大学国際平和ミュージアムの歴史年表に、クローバー会が所蔵する京都市電N電、蒸機の写真を提供、展示していただきました。オープンに先立って本日、内覧会があり、私も参加して来ました。

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どうなるローカル線(3)と広電の話題

中国新聞ネタで恐縮ですが、まずは連載記事の完結編から。留萌線は北海道新聞と、米坂線は山形新聞社との連携記事でしたが、最終回は共同通信社との連携でした。

令和5年8月17日 中国新聞朝刊

結局のところ、ローカル線問題はJR各社と地方自治体がお互いの言い分を投げかけるだけで、国の態度も成り行き任せ的。自然災害で不通区間が出来ると、それに乗じて路線短縮、あるいは廃止に向かうという傾向が見えはじめ、そうこうしているうちに人口減少に歯止めはかからず、なし崩し的に廃止やむなしという空気が醸成されてゆくようです。バスに置き換えると言っても、地方のバス会社は運転手の確保が難しく、先のコロナ蔓延期には運転手のやりくりがつかず、運休する事態もありました。災害への備えでよく言われるのが「自助」「共助」「公助」ですが、結局地方の交通問題でも「公助」に期待しても無理で、「共助」更には「自助」で対応せざるを得なくなるのかもしれません。

さて同じ8月17日付けの紙面に広電の記事が載りましたので、掲載します。

同紙

広島電鉄の歴史をさかのぼると、「広島瓦斯電軌」という時代があり、その当時の車両(156号)が動態保存されているという記事です。156号は江波車庫の奥に留置されているのを望遠撮影したことはありますが、かつて広島駅前で撮っていた159号を貼っておきます。昭和44年8月猛暑の中を KAWANAKA氏と呉線にC62を追いかけたときの撮影です。

広島駅前の159号

広電社紋の変遷  「広島の路面電車65年」より転載

新聞記事の中に「広電社内の保育所」が出てきますが、千田車庫近くにある「広電まめっこ保育園」のことでしょう。2階に652号を模した展望デッキがあるのが特徴です。

平成30年4月25日撮影 広電保育園

どうなるローカル線(1)

中国新聞には「鉄路のあす」というシリーズが断続的に連載されています。勿論広島県を中心に中国地方の話題がメインですが、8月15日の朝刊には「留萌線」の記事が載りました。北海道新聞との連携のようです。

令和5年8月15日 中国新聞朝刊

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広島短信

中国地方は早々に梅雨明けして、暑い毎日が続いています。今朝の中国新聞にこんな記事がありました。

令和5年7月23日 中国新聞朝刊

電停の名前は「十日市」ですが、交差点の名前(道路標識)は「十日市」です。

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芸備線5月下旬まで運休

2017(平成29)年4月にクローバー会の木次線ツアーがあり、新見から備後落合まで満員のキハ120に座れずに揺られ、ようやく着いた備後落合では、肝心の木次線スイッチバック区間が土砂崩れのためにバス代行になっていると知って、一同ガッカリしたのが昨日のようです。早いもので あれからもう6年が経とうとしています。その際に通過した芸備線備後八幡・内名間で去る3月23日に新見発備後落合行き445Dが備後八幡を19:15に発車後、19:20頃に線路上の落石に乗り上げ、キハ120の前の台車が脱線するという事故がありました。乗客はゼロで、運転士にケガはなく、軽微な脱線事故で済んだのは不幸中の幸いでした。

JR西日本のホームページより転載。サラッと5月下旬の運転再開と書かれている。

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美濃から尾張、三河へ(後編)

リニモや愛知環状鉄道の初乗りに満足し、愛環新豊田駅から名鉄豊田市駅に向かいました。ここから三河線終点の猿投(さなげ)に向かいます。

令和5年3月12日 豊田市駅にて 猿投行き6004 隣は名古屋市交鶴舞線N3308

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美濃から尾張、三河へ(前編)

クローバー会の長良川鉄道イベントの様子は、すでに事務局から報告記事が掲載され通り、天候に恵まれ北濃までの初乗りを満喫することができました。事務局殿に感謝です。私は帰路、美濃太田で皆様と別れて太多線で多治見に向かい、多治見で1泊後、やはり初訪問の鉄路を巡ってきましたので、その様子をご紹介したいと思います。長良川鉄道には平成13年の年末に、単身赴任先の高崎から三原にクルマで帰省する際に関駅に立寄って、2軸車のナガラ1形等を撮っています。その際に元気なナガラ201も撮っていました。

平成13年12月29日 関駅にて ナガラ201

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長良川鉄道イベントのご報告

一昨日行われた長良川鉄道イベントは好天に恵まれ15名の方が参加されました。3月18日のダイヤ改正でなくなるキハ85形「ひだ号」の乗車と長良川鉄道観光列車「ながら」で全線を乗ることが目的です。加えて美濃市で下車、旧名鉄美濃駅の見学と最終の岐阜では北口公園に保存されているライトアップされたモ513号も見ることにしました。
↑  岐阜駅で遭遇した臨時のひだ号、車内は満席でホームにも多くの人がいました。
この日はキハ85形の乗車を目的とした臨時列車も走っており沿線には多くの撮り鉄が集まっていました。美濃太田駅に集合し10時45分発「ながら1号」に乗車、2両編成で先頭車は我々が乗ったビュープラン「森号」、後ろにはランチプラン「鮎号」が連結されています。「森号」にはアテンダントさんが乗車していて沿線の案内をしてくれ、グッズの販売もあります。 続きを読む

駅名喫茶店(第A回:店主出張編【樽見鉄道乗車会】)

2023年3月11日(土)、DRFC若手会では樽見鉄道乗車会を実施いたしました。今回は伝言板でなく一般公開ページにて簡潔な報告です。

↑樽見にて

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福岡市政だより3月15日号

久々の投稿です。標記の件、下記をご覧ください。福岡市営地下鉄七隈線天神南~博多駅間が3月27日に延伸開通します。これにより西鉄バスは路線の廃止、減便が実施されます。バスに頼ってきた市内の交通網がこれによって少しですが改善されます。福岡と博多が大きなパイプで結ばれます。

同じ号に福岡市内線廃線跡の記事も掲載されています。子供の頃慣れ親しんだ懐かしい思い出のひとこまです。人にやさしい路面電車、今からでも遅くありません。復活を・・と思うのですが・・

5月のイベントで少しですが皆さまにご案内できればと思います。事務局からの発信をお待ちください。