2013年 新年好!

04_DSC_8531新年好!

新年は、フライアッシュの大爆煙が見られる、凍てつく大地の「阜新」で迎えております。
今冬は、数10年ぶりの寒波到来で、マイナス30℃の世界を初めて経験し、次はマイナス50℃にもなる超厳寒の北端地「漠河」へと向かいます。
今年もぶんしゅう旅日記を、よろしくお願い申し上げます。

2012年 微笑みの国、タイ王国鉄道の旅 Part1 広田尚敬先生、喜寿のお祝い電車

中国から帰国して6日目、今度は準特急先輩のお誘いを受けて、微笑みの国タイ王国の鉄道SL撮影へと出かけることになりました。そしてその前にインドネシアへご一緒に参らせていただきました神谷武志氏より、12月2日に「上毛電鉄のデハ101をチャーターしての広田尚敬先生の喜寿のお祝い会」を開催するので出席しないかとのお誘いを受けました。
お誘いを受けるのはありがたいことです。喜んで参加する旨を連絡しました。

帰国後中5日での海外行きは駐在時代にも経験しておりますが、今回は温度差50℃もあります。身体が付いていけるのか不安を残しましたが、まあマイペースでゆっくりと行けばいいだろうと出発に踏み切りました。

タイ王国へは準特急一行のみなさんは、5日0時台の飛行機で向かわれる事が決まっています。広田先生ツアーは2日ですので、東京で2日間を過ごさねばなりません。関東で行きたい所もたくさんありますが、宿泊費を考えると、タイには先乗りした方が滞在費が安くつきますし、前もっての様子もよく分ります。それではと、皆さんより2日早い便で先乗りすることにしました。

第1日目 12月2日
① 長岡天神5:19(阪急)→南茨木(モノレール)→6:08大阪空港

② 伊丹7:05(JL102)→8:10羽田(モノレール)→浜松町(JR)→神田(メトロ)→浅草
③ 浅草9:40(りょうもう7号)→11:27赤城11:28→11:51大胡

00前回の訪中と同じJAL始発便で上京です。東武鉄道は初めての乗車で浅草までどう行けば1番便利なのかが分っていません。地下鉄は外の様子が分らないので、東京をよく知らないお上りさんには、不安があります。極力地上線を使って参りました。
01東武浅草駅には、約30分前に無事到着。早速特急券を買って、腹が減ってはと私鉄には珍しい駅弁を買い込んで乗り込みました。
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2012年 冬の中国鉄路の旅 総集編

ご尊敬させていただいております小竹直人先生との2度目の旅は、2人だけの5日間の旅でしたので直接に身近で、中国鉄路に撮り向かわれている姿を見せていただく事ができました。たくさんの勉強をさせていただきまして、ありがとうございました。
しかし、私のような気ままにぶらり旅をしながら、たまたま良いのが撮れたらいいよ程度とは違って、生活もかかっておられますので、撮るについての真剣度が全く違っていました。さすがプロとあってテーマについて追い求められる、集中したお姿は真似が出来ませんでしたが、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

この回は、中国東北地方(旧満州)の北朝鮮とロシア国境沿い、そしてかつて盛況だった森林鉄道の復活SLのチャーターをいたしました。またいつもの一人旅とは違って、中国鉄路をこよやく愛されている中国鉄ちゃんの方々との楽しい撮影の旅となりました。お世話になりました皆様方、ありがとうございました。またご同行させていただく機会がありましたらよろしくお願い申し上げます。

 【2012年 冬の中国鉄路のルート】
東北MAP 続きを読む

2012年冬の中国鉄路の旅 Part11 天津地下鉄、帰国

第14・15日目  11月25日、26日

11月24日 哈尔滨 19:16(T244次)→翌日7:10 天津

11月25日 ① 天津 14:35(JL840)→18:20 名古屋
② 中部国際空港 18:36(名鉄ミュー)→19:05 名鉄名古屋
③ 名古屋 19:25(のぞみ)→20:01 京都 20:08→20:19 長岡京

切符7:10、無事に久しぶりの天津に到着しました。天津は開通が待ち望まれていた天津地鉄3号線が10月にようやく開通しました。これで天津駅から市内中央部へは、Taxiを使うことなくスムーズに行くことができるようになりました。
かつて住んでいた者にとっては画期的な出来事です。特にラッシュ時に市内中央から天津駅に行くのには道が混んで、何度もTaxi内でヤキモキさせられたので、時間が読めるようになったのはとても嬉しいことです。
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【天津地鉄】
その歴史は中国では古く、北京に次いで2番目の地下鉄として1984年12月28日に開業しましたが、天津西站~新華路の7.4キロにすぎませんでした。東急車両で製造された3両編成が運行していましたが、ラッシュ時でも利用客はまばらでした。もう少し乗っても良さそうに思えましたが人民はもっと安いバスか自転車が交通手段でした。
天津の会社の社員に聞いてみても乗ったことがないと返答が来るほどで、人民に愛されない地下鉄でしたが、運行を停止しての5年間にも及ぶ大幅なリニューアルが実施され、2006年6月12日に25.2キロに延伸されてからは、利用客も増えだしました。市内一の繁華街の營口道で交差する3号線29.5キロが今回開通し、7月に開通していた(1部中間区間未開通)2号線とも天津站でつながったことでラッシュ時には積み残しも出るほどの利用客激増となっています。ようやく直轄都市としての交通網が出来上がってきたようです。
路線図は、ウィキペディアか、エクスプロア天津の路線図が分かりやすいでしょう。
02_P106096803_地鉄天津駅構内今日は、早朝着でしたのでまずは天津站がどうなっているのかと、視察することから始めました。
先日行った长春と同じくバカ広い地下通路と広場です。今後の発展を考えての策と思われますが、北京や上海でもこれほどのスペースをとっている地下駅はありません。しいて言えば上海虹桥站でしょうが、こちらは新幹線、空港、リニアも発着する駅で利用者数がケタ違いです。広すぎてまた迷走しました。もう少し乗り換えに便利なようにコンパクトにならないものでしょうか。
06_地鉄天津駅 続きを読む

2012年冬の中国鉄路の旅 Part10 綏棱森林鉄路(綏綾森林鉄道) その2

第13日目  11月24日

綏棱13:48(K7132次)→哈尔滨
哈尔滨19:16(T244次)→7:10天津

 03_P10608776時起床、がっちりと耐寒の身支度をして宿泊先の綏林賓館を出発しました。
7:09、零下19℃、凍てつく機関区に到着。牡丹江02、03号機が外にいるだけで静かです。予定では7時には、車庫から出ているはずでしたが・・・。
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06_1166車庫を覗いてみますとC2型蒸気機関車が、ゆっくりと体を温めていました。7:17の出場でした。聞きますと、昨日我々が帰った後に問題ある箇所が見つかったそうで、皆さんで深夜2時まで修復に時間がかかったそうです。一度火を落とすと、次回動かすのは、大変手間がかかるようです。
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2012年冬の中国鉄路の旅 Part9 綏棱(スイリン)森林鉄路 (綏綾森林鉄道) その1

第11・12日目  11月22日、23日

11月21日 鸡西21:00(K7038次) →翌日5:58哈尔滨
11月23日  哈尔滨7:40(K7131次)→10:58綏棱
(Microsoft Word - 225266217221 1)

▲ 夕陽が紅く染まる零下15℃の世界、我々二人だけのために長い眠りから覚めて息を吹き返したC2型蒸気機関車は、吹き上がるドレインの中で雲上にいるようにも見えました。この日は、明日走り出すためのリハビリに深夜2時まで作業が続いたそうです。

今回の綏棱森林鉄路訪問は、ンネットバス界の巨匠として知られる丸谷洋一からのお誘いを受けて同行させていただくことができました。丸谷氏は、ボンネットバスについてのみならずナローゲージにも、はまってしまわれたそうで、この綏棱も何回目かの訪問だそうです。
お知り合いになった切っ掛けは、今年4月に「デジタル青信号」に掲載させていただきました中国北台製鉄の記事でした。これをご覧になり、ご自身も行ってみたい撮りたいとバス仲間の当会員の藤本哲男先輩から紹介を受けられて連絡してこられたのが縁でした。

DRFC-OB会には、現在、準特急先輩の他には大津の86さんと私の3名ぐらいしか熱心な海外鉄ちゃんがおられません。最近では、 「デジタル青信号」を通じて、また旅先でお会いしてお付き合いさせていただいている方々が多くなりました。勤務していた頃は、長期の休暇を必要とする海外鉄は、業務また生活面からも中々行けませんでした。時間だけが融通が効くようになって一度はまってしまうと、今まで実際に見ることのなかった光景や体験は、国内とは比べようもない刺激性に富んでいて止められなくなってしまっています。また老いる共に訪れる認知症対策には、趣味と実益を兼ねての特効薬にもなりますので、老朽化を感じるようになられましたら、是非とも早くに飛び込んでこられるようにお奨めさせていただきます。

渡航費は、国内と比べると高くなりますが、最近はLCCも増えてきて安く行けるようになりました。滞在費用は、国内と比べるとぐんと安く、東南アジア方面だと国内の1/2~1/5程度で済みますので、国内よりもずっと安くつきます。何より、同業者で溢れる幻滅感はありませんので、ゆっくりとマイペースで乗り鉄、撮り鉄を楽しめるのは大きな魅力です。言葉の壁は、身振り手振りで、勇気一つあれば乗り越えられます。皆様方、身体の動ける間に思い切って海外へ出てみませんか。たくさんの発見は自分を見直すことにもつながります。
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2012年冬の中国鉄路の旅 Part8 鶏西鉱業集団鉄路

第9・10日目 11月20日、21日

綏芬河7:40(Bus)→9:50鶏西 

6:00、2日間宿泊した興合飯店(兴合饭馆)からTaxiに乗ってバスターミナルのある中国鉄路の綏芬河駅へと向かいましたが、途中で運転手が20元と言い出します。何の話しかと聞くと、日本人と韓国人は別料金と答えます。既に中間地点を過ぎていますので拒否して降りることも考えましたが、差額180円程度で、朝からチャンチャンやるのも気分が進みません。降りる時に10元渡せばいいだろうと思っていましたら、バスターミナル前の運転手が5~6人かたまっている場所で停車しました。こいつらグルです。こうやって集団で観光客からわずか180円ぽっちですが、倍以上の料金を請求しているんですね。これが〇〇の歩き方で掲載されていた悪徳Taxi集団と思われます。

中国では、たまにこういう情けない人民がいるのですよね。公安を呼んでもよかったのですが、相手にするだけバカらしいので、降りる際に20元札で渡さず、ずっしりと重いだけで処分に困っていた小銭数10枚で支払ってやりました。乞食にやったつもりでスッキリしました。皆さんご参考にしてください。
▲ ズラリと並ぶ長距離バスです。切符を買うのに国鉄駅のように並ばなくとも良いし、身分証も必要なく運賃も安く、目的地では任意の場所で止まってくれます。利用客はこちらに流れるのは当然ですね。
6:49、見たことのない不思議な空に朝日が上がってきました。

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2012年冬の中国鉄路の旅 Part7 国境の町、绥芬河(綏分河)へ  その2

第8日目 11月19日

今日は、旅に出てから8日目です。そろそろ疲れが溜ってくる頃です。ゆっくり起きて、ホテルで朝食を食べにレストランに行きますと、ロシア人ばかりです。子供を連れた家族連れが多く、ロシア人にとって綏芬河は、気楽な海外旅行のようです。そして、朝からビールを飲んでいます。アルコール度数100%近くにもなるウオッカを飲みなれているロシア人には、中国の薄いビールは水と一緒なのでしょうね

昼近くまで部屋でインターネット接続との格闘です。と、言いますのも、接続できたと思って使っていると、いつの間にか切断されています。昨夜から同じ状態が続きますので、フロントに苦情を言うと、強制的に接続できるIPアドレスを教えてくれました。中国のホテルでは、ホテル内の回線設備が悪く、いつも経験していますので、ここもそうなんだろうと、強制設定をしますが、それでも接続できなくなりました。お手上げです。部屋を代えてくれと申し出しますが、どの部屋も一緒と取り合ってくれません。
▲ 部屋で過ごすのを諦めて、国境に向かう午後の列車を撮りに街に出ることにしました。
零下の世界ですので、雪が降ってもほうきで掃けば飛ばせられます。町のあちこちで作業員がほうきでの作業をされておられました。
昨日のロケハンで、撮れる場所は国境に向かう道路橋しかありません。Taxiは結構走っていますので、捕まえて向かいました。町のはずれまででも6元(約80円)です。昨日と同様にロシアから輸入された原木運搬貨車のヤード作業が続いていました。

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2012年冬の中国鉄路の旅 Part6 国境の町、绥芬河(綏分河)へ  その1

第7日目 11月18日

长春19:46(2727次)→翌日9:10绥芬河

長春から乗車した2727次は、ロシアとの国境の町「绥芬河」までの794キロを13時間24分で走破します。丹東駅で切符購入の際に軟臥下鋪を要求しましたら、ありません。なぜかなと思っていましたら、この列車には軟臥車の連結そのものがありませんでした。
取れた切符は硬臥下鋪でしたが、運良く2階建て車両の2階席で見晴らしも良くて大変快適でした。また 同室者は牡丹江へ行くという若い女性3人です。日本人と話すのは初めてなので、日本の事を教えて欲しいと深夜まで質問の嵐を受けました。

▲ 6:45、浜綏線下城子駅にて日の出をむかえました。終着駅はもうすぐです。

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2012年冬の中国鉄路の旅 Part5 长春路面電車と軽軌

第6日目 11月17日

① 図们 前日20;30( K7368次)→5:45长春
② 长春19:46(2727次)→翌日9:10绥芬河

定刻に夜明け前の長春に到着しましたが、前回と同様に本站から離れた臨時站です。
少し歩かないと本站まで行けませんが、降った雪で思うように進めません。

途中で朝飯にしました。チェーン店のお粥屋ですが、中々でした。

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2012年冬の中国鉄路の旅 Part4 国境の橋Ⅲ 琿春(珲春)

第5日目 11月16日

① 図門(Taxi)→琿春(珲春)→図们
② 図们20:30(K7368次)→翌日5:45长春

今日は、昨日のTaxiを再チャーターして、図们から東方向(珲春)へと向かい約60キロ先の国境の橋を目指しました。
【不運の鉄路】
 1932年に「珲春鉄路」が設立され、1935年に満鉄北鮮線の訓戎~珲春(14.8キロ)が、762mmのナローゲージで開業しています。訓戎~水湾に架かる国境の橋はこの時に建設されました。
1938年には、「東満洲鉄道」に買収され、1939年には輸送力増強のために1435mmへと改軌されました。国境の橋も、この時点で付け替えられています。その後、珲春以降の延伸が続きましたが、1945年のソ連の突然の侵攻により鉄路は破壊され消滅したようです。わずか10年で消えた不運の鉄路です

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2012年冬の中国鉄路の旅 Part3 国境の橋Ⅱ 開山屯へ

第4日目 11月15日

① 丹東 前日14:42(K7378)→11:38龙井
② 龙井(Taxi)→開山屯→図们 

 丹东~龙井の1,066キロを約22時間かけて走るK7378次は東北地区のみを走る列車としては、走行距離の長い列車の一つです。
走行する和龙~白河は途切れた路線でしたが、 最近つながりこの列車が生まれました。使用される車両は旧型緑皮車で、暖房は車両ごとの石炭炊きのボイラーです。しかし、乗り鉄には応えられない車両です。
ただ、食堂車がないことが問題ですが、我々二人の主食はビールと白酒ですので、よく来る車内販売で十分でした。 続きを読む

2012年冬の中国鉄路の旅 Part2 国境の橋

第3日目 11月14日

① ホテル7:30(車)→9:01上河口駅→10:55长甸駅→丹東駅
② 丹東14:42(K7378)→翌日11:38龙井

 朝7時前に目覚めました。昨夕の新義州駅の列車が気になります。急いで屋上に上がって見ました。逆光の向こうに新義州駅があります。
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2012年冬の中国鉄路の旅 Part1 丹東へ、北朝鮮にSLがまだいた?

10月の国慶節後に四川省の監獄鉄道北台製鉄のスラグ捨てを撮影するため、訪中計画を組んでいましたが、反日運動勃発により止むを得ず延期としました。しかし、その間でも訪中される猛者軍団もおられて、行けるきっかけを待っておりましたら、中国鉄路撮影の第一人者の1人でおられる小竹直人先生より、北朝鮮沿いの断橋や路線跡を回ろうと思っているので一緒に行かないかとのありがたいお誘いを受けました。
11日のカミンディのイベントが終った翌12日、小竹先生の後を追いかけて旅立ちました。合流地は、北朝鮮と中国が最も交流がある町「丹東」です。交流を支えるのは、中朝友誼橋です。 ▲ 16:50、丹東で宿泊した丹東中聯大酒店の屋上から見た国境線の鴨緑江に架かる中朝友誼橋と鴨緑江橋梁のライトアップです。どちらも日本軍が建設しましたが、右側の鴨緑江橋梁の方は、朝鮮戦争時期にアメリカの空爆を受けて断橋となっています。橋の詳しい記事は前回訪問の紀行記をご覧ください。下記をクリックしていただければ、記事にリンクします。

2010年秋の中国一人旅 Part4 丹東国際列車、 Part5 丹東(安東) 瀋丹線(安奉線)

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2012年 秋のみちのく一人旅  Part8 C6120との対面

第8日目 10月16日

ウェスパ椿山 11:12(快速 リゾートしらかみ)→12:16 東能代
東能代 13:59→17:02 酒田 17:22→20:17 新発田 20:27→21:03新潟

 

▲ 東能代駅で予期せぬ出会いがありました。10月20日、21日と秋田~東能代を走行するイベント列車「あきた路」の試運転が行われていました。聞けば、機関士、助手とも初めての路線を走る場合は、5日間の試験走行が義務付けられているそうです。

昨夜は、久しぶりにゆっくりとできましたので熟睡でした。夜明けとともに起き上がり、昨日は入れなかった浜辺の露天風呂で日本海を見ながらの長湯をしました。
今日は、10:55にホテルを出る送迎バスに乗って駅へと向かいますので、十分に時間があります。朝食もゆっくりと食べて、出発時間までまた露天風呂に入りました。
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2012年 秋のみちのく一人旅  Part7 五能線 日本海に沈む夕日を求めて

第7日目 10月15日

① 弘前 9:02(快速 リゾートしらかみ)→10:53 深浦
② 深浦 18:18(快速 リゾートしらかみ)→18:32 ウェスパ椿山

【弘前からの帰路のルート選択】
当初の目的だった五能線のり鉄、「鉄道写真展in青森」、津軽鉄道弘南鉄道の乗り鉄と撮影は完了しました。後は自宅に戻るのですが、帰路のルートは決めていませんでした。失業者ですので何日に帰らなければならないという縛りはありません。ただ、「秋の乗り放題パス」 を使わなければ、旅費が莫大となります。また鈍行乗車で、連続3日間の使用といった制限もありますので、いかに効果的に使って楽しめる旅にするかで、迷っていました。選択肢は3ルートに絞りました。
青ルートは、かつて8620を撮った花輪線に乗れます。40数年経過した今、車窓をどうなったのか見てみたいと思いました。久しぶりに盛岡でわんこそばや、仙台でタン料理も食べたいと舌なめずりしました。
 緑ルートも40数年ぶりの奥羽本線に乗車できますので、紅葉には早いが山間の車窓を見られます。山形の美味しい蕎麦も味あえます。
赤のルートは、往路とほぼ同じですが、秋田~新潟は船便でしたので、笹川流れの車窓は見られませんでした。今回は、ゆっくりと車窓からの日本海を楽しめます。

迷いに迷った末に、赤ルートを選びました。決め手は時刻表を調べた結果、五能線での撮影と宿泊が可能だったということです。折角往路でロケハンをしていたのに行かないわけには行きません。青森の写真展で五能線の写真を見ていましたので、これを上回るものを撮ってみたいとの衝動にかられていました。
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2012年 秋のみちのく一人旅   Part6   リンゴ一杯の弘南鉄道 大鰐線

第6日目 10月14日

① 弘前中央 8:00→8:18 義塾高校前 12:46→12:51 石川プール前
② 石川プール前 6:36→16:42 義塾高校前(徒歩)→16:52 石 川17:09→17:15弘前
③ 弘前バスセンター 17:50(Bus)→18:05 土手町十文字

【津軽フリーパス】

昨日、今日と切符は「津軽フリーパス」を青森駅で買い求め利用しました。弘南鉄道の1日切符だけでも1,000円しますので、青森→弘前の切符650円が安くになります。沿線のバスや、今回は行きませんでしたがフリー切符のない津軽鉄道(金木往復1,060円)にも使えて安くて便利です。乗り鉄には便利ですが、撮り鉄をする方には2日間はすこし足らないようです。 続きを読む

2012年 秋のみちのく一人旅   Part5   リンゴ一杯の弘南鉄道 大鰐線

第5日目 10月13日

① 青森9:08→10:11大鰐温泉
② 大鰐10:30→10:58弘前中央11:30→11:44津軽大沢13:44→13:57石川プール前
③ 石川プール前16:38→16:58弘前中央

▲ 弘南鉄道大鰐駅では、可愛い園児たちが遠足へと電車に乗って出かけようとしていました。乗客激減で廃止の噂が絶えないローカル私鉄ですが、園児にとってはお友達とみんなで一緒の大事な”でんしゃ”です。

 


朝、総本家さんと津軽新城へ行こうと約束したのにまた不覚にも寝過ごしました。急げば間に合ったのですが、窓の外を見ると、激しくアラレが降っています。今は出られないと、行く気をそがれてしまいました。

悪天候が収まってからバスに乗って青森駅へと向かいましたが、着く頃には、天候は一転してまばゆいばかりの青空が拡がってきました。 続きを読む

2012年 秋のみちのく一人旅  Part4 奥羽本線撮影、鉄道写真展in青森

第4日目 10月12日

① 青森 7:37(JR)→7:4 6津軽新城
② 戸田見通 11:42(弘南バス)→12:05 青森

「鉄道写真展in青森」の準備も終りましたので、総本家さんに了解をいただき、準特急先輩のお奨めの 奥羽本線津軽新城から南方面へと撮り鉄に出かけました。
歩くこと約30分余りで撮影地に到着しました。山間に築堤があってなかなかの撮影地です。
8:31、最初に来たのは「快速リゾートしらかみ」の弘前までの回送です。

▲ 続いては、コンテナ貨物ですが20両もの長編製でフレームに入りきれません。この後もコンテナ貨物はよく来ました。いずれも長編成です。これ程、貨物輸送があったとは、気づきませんでした。
▲ 9:42、今日の本命の「特急あけぼの」が参りました。電源車を入れての9両編成ですが、綺麗に全編成がフレーム収まりました。

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2012年 秋のみちのく一人旅  Part3 弘南鉄道弘南線、黒石線、鉄道写真展in青森

第3日目 10月11日

① ホテル(徒歩)→弘前 10:00(弘南鉄道)→10:29 黒石
② 黒石 10:50→11:00 津軽尾上 12:30→12:48 弘前
③ 弘前 12:56(JR)→13:48 青森

▲ 平賀駅の改札鉄柵によじ登って、ED333の入換え光景を見ていた坊や。自分にもこういった時がありました。41年経った今、この子は鉄ちゃんに育ったのでしょうか?

朝起きて、窓の方を見ましたらまだ明けている様子はありません。まだ早いかなと思いながらゆっくりとシャワーを浴びてからTVをつけると、何と7時半です。嘘だろう、まだ暗いじゃないか。どうして?と、カーテンを上げると、すっかり明るくなっています。よく見ますと、寝る前にピッタリと閉めたカーテンは、遮光ロールスクリーンになっていて日中でも部屋内を暗くすることができるようになっています。おまけに目覚まし時計をセットするのを忘れていました。今日乗車する列車は8:09発で今からの用意では、駅まで遠いので間に合いません。翌日の移動に便利な駅近くのホテルにすればよかったと嘆いても始まりません。朝から大失敗です

大湊線に行く次の列車は、10:21発。復路時間を調べると青森着は16:06となって、今日のイベント準備お手伝いには遅すぎます。これでは大湊に行くわけには行きません。
気を取り直して、リンゴを求めての弘南鉄道ロケハンに切り替え、後の移動に便利なように弘南線黒石まで行くことにしました。
ホテルで朝食を食べてから駅に向かいましたが、雨が降ってきました。上手くいかない時は、こんなものです。傘をさして駅までトボトボと歩きました。
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