「南近畿周遊券」を使った本テーマの昭和46年7月の旅は、もう少し続きます。ただテーマであるユースの宿泊は、前項(4)で終わっていて打ち止めのはずでしたが、意外なな(?)紀勢本線への反応で、多くのコメントをいただました。そこで、ユース宿泊は無いもののの、この旅の最後まで載せることにしました。
▲前項の岩代付近の海岸沿いの撮影は、真夏のカンカン照りのなかの撮影、ノドの渇きと空腹で、途中で投げ出してしまい、早めに紀伊田辺へ。一服してから、紀伊田辺機関区へ向かった。準特急さんのコメントにも応答したが、機関区の背後に、住宅の建っている丘があり、そこから機関区全体が見下ろせる。庫は木造の貧相なもので、蒸機は、ほとんど扇形線に留置されている。車両基地を俯瞰で写せるのは珍しく、居並ぶC57・C58の集煙装置の構造もよく観察できた。