通りがかりの閉館した交通科学博物館で見つけたKS50台車

 西村さんが梅小路にKS50台車の存在を確認された写真を投稿されました。1900生さんのコメントに返事をしましたが、その時撮った写真を御披露いたしましょう。

 あれは2年前の今頃です。近鉄九条駅近くにあるとある会社の本社建物の中にC57が保存されているのを見に行こうと有志が集まりました。見学後に弁天町から安治川隧道を通って西九条に行くという計画でした。その途中の弁天町にあった交通科学博物館がどのようになっているか周辺道路から見ていたのです。その時に見つけたのが京阪KS50台車でした。交通科学博物館は展示していなかったのに何でこんなところにあるのか不思議に思っていましたが、今になり梅小路に展示されることになっていたんだと、わかったのです。

あの時はなんでこんなところにKS50台車がと思うのも不思議でなかった。

 

半世紀前の長崎電軌(2)-併せて街の新旧対比-

長崎電軌第2回目、図は南部方面、今回紹介の路線図です。蛍茶屋から公会堂前を経由して一旦長崎駅前に戻ります。再び同所を出発、西浜町経由で思案橋に、その後石橋に向かいます。グラバー亭を訪ね街を見下ろして、最後は築町、出島経由で長崎駅に戻りました。
▼【旧】211型212 蛍茶屋車庫  1963.4.3撮影  07900     続きを読む

「補機」をデジタル化する

 知らないうちに投稿回数が今回で100回となりました。100回記念で盛大に超大作を投稿ということでもいいのですが、そんな超大作になるようなネタも、今のところないのです。ところで以前から気になっているのが学生時代のガリ版刷りの「青信号」と「補機」です。現在保有するもので一番古いのが1968年7月発行の「青信号20号」です。なぜこの「青信号20号」を持っているのかわかりません。だれかに頼んで余っているのをいただいたようです。掲載されている記事をみると1900生さんの「京阪1900のすべて」があります。たぶんこの記事を読みたくていただいたのかもしれません。それはともかく、40年以上もたっているガリ版刷りの本ですし、紙も周辺部が茶色に変色して読みづらくなり、またあるものは劣化が激しくなっています。このままでは読めなくなってしまいそうです。何とかしなけらばなりません。いろいろ考えていたのですが、本をバラバラにして画像データとしてスキャンすることにしました。思い出のある本をバラバラにするには忍びないですが、読むことを前提とすると仕方のないことです。

 

手始めに残しておきたい雑誌をデジタル化をしました。バラバラにして家族が所有しているシートフィードスキャナーを借りてPDFにして保存です。一般の雑誌は印刷屋さんで印刷したものですので、印刷面に濃淡のムラがありません。スキャン条件設定が普通に行えます。そんなに問題なくデジタル化が出来ました。さて、ガリ版印刷の「補機」と「青信号」は印刷ムラがどうしてもあります。しかも劣化しています。スキャナーはフラットベッドスキャナーを使うことにしました。

続きを読む

半世紀前の長崎電軌-併せて街の新旧対比-

半世紀前シリーズ、今回は長崎電気軌道株式会社、長崎電軌。1963(昭和38)年3月末に訪れました。車輌と共に、街の様子を新旧対比したいと思います。停車場及び街名は、1962年訪問時の表記です。現在名は()内に表記しました。
新しい街の様子は、例によってGoogle Earth を利用しました。
▼1963(昭和38)年頃の長崎電軌路線図を作成しました。その一部、北部方面です。
続きを読む

友あり関西より来る また楽しからずや 第2弾

九州北部が豪雨というのに関東は晴天猛暑続き。そんな中、今日7月10日にはWAKUHIROさんが来られた。お住まいが美旗なので正式には「朋あり伊賀より来る また楽しからずや」といったところでこれにはINUBUSEさん、藤本さん、逗子の旦那こと高田さんが参加された。WAKUHIROさんはデジ青には桜や紫陽花などを入れた季節感のある作品を発表されているが今日は「海」がテーマ。京急線で海が入るところはあるようであまりなく、それより心配なのが晴天続きとは言えまだ梅雨開けしておらず空に水蒸気が多いのか真っ青にならないことである。

最初は京急の安針塚から徒歩で横須賀線を俯瞰する有名な場所で撮影。後から駆け付けたINUBUSEさんは撮影場所へはかなりお迷いになられたようで、藤本さんに至っては迷いに迷って到着が昼前になってしまう始末。

軍港をバックに津田沼発816F久里浜行き217系 ▼ 続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part10 台北雙連市場見学、桃園空港MRTに乗る、帰国

第7日目 6月14日

朝起きますと久々の雨模様です。この旅の撮影中によくぞ降ってくれなかったと感謝、感謝です。今日は撮影予定を入れていません。帰国のフライトも12:15発と十二分の時間がありますのでこれも久しぶりのゆっくり朝食です。

続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part9 崇徳・海バックを撮る

第6日目 6月13日 その2

② 六塊厝 8:41(區間車)⇒8:45 屏東 9:03(自強號)⇒10:45 台東
③ 台東 11:20(自強號)⇒12:47 花蓮 13:10(區間車)⇒13:27 新城

▲ 13:27、新城に到着。南迴線を回って花東線から北迴線へと4列車を乗り継いでの4時間46分の乗り鉄旅でした。
新城站からはタクシーでクモハ73106東ウラさんご推薦の撮影地へと向かいました。 続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part8 六塊厝で荷物列車を撮る

第6日目 6月13日 その1 荷物列車を撮る

① 高雄6:56(區間車)⇒7:16六塊厝

6:20 2泊しました高雄のホテルを出発して高雄站へと向いました。今日でクモハ73106東ウラさん、デカンシヨ祭り号さんとばお別れです。皆さん荷物列車を撮られるのは、好みがあって.、それぞれ撮影地は違っています。私は右眼の具合が悪いのであちこちと動き回るわけには参りません。駅撮りでよさそうな所を紹介いただいて、六塊厝站にしました。區間車に乗って向かいます。

きっぷは駅を出ませんので屏東まで買っておきます。
続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part7 高雄のトラムに乗る・撮る

路面電車ファンでもある私です。前回2015年6月にも開業前の高雄トラムを訪問しました。その時の訪問記はこちらです。
訪台後の10月16日に体験乗車が開始され、徐々に延伸開業されて現在、C1-籬仔內站~C8-高雄展覧館4.5㌔の客扱いが始まっているそうで、今日は初めての乗車です。

続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part6 枋山で撮る

 6:19 朝目覚めて東側のカーテンを開けると前に旧高雄站駅舎(1940年建築)が見えました。現在高雄站は2018年末を目標に全面地下化工事の真っ最中ですが、工事が遅延するのは当たり前の台湾ですので、順調に完成するのかハッキリと言える人はいません。
台鐡用に島式ホーム2本、高鐡用にも島式ホーム2本が用意される予定です。現在中心部まで乗り継ぎを必要とする高鐡は左營から延伸されるのを待ち望まれています。
この旧駅舎は新駅舎建設に伴い撤去される予定でしたが保存を望む声が多く、2002年8月16日から14日間をかけて今の場所まで移動されました。地下駅が完成した時点では出入り口として再使用されるそうです。
続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part5 D51型(DT668号機)を撮る

第4日目 6月11日

今日はD51(DT668号機)を追いかけて撮ります。前にもD51に会うことはあったのですが彰化のヤードだけで終わりました。その後は動軸に亀裂が見つかった等の怪情報が飛び交い、とにかく走れなくなっていたのですが突然の復活でした。本格的に走った姿を見るのは初めてです。

今朝の朝食はバイキング会場でガッチリと食べまして4人一緒に台中站に向かいました。
① 台中 8:00(區間車)8:22 彰化

▲ 8:28 EMU1200系です。まだ元気に現役で頑張っています。
続きを読む

昨年に続いての快挙です

先日皆様にご案内しました、「富士フイルム50000人の写真展」には6名の方から応募を頂きました。(事務局で把握している方々だけですが)その中から米手作市様の「窓」という作品が、見事「鉄道のある風景」部門の「心に響いた20選」に選ばれました。昨年の総本家青信号特派員様に続く2年連続の入選で、改めて当会のレベルの高さが証明されました。

続きを読む

近場で紫陽花

紫陽花の季節といえば、箱根登山や江ノ電が思いつくのですが、近鉄の近場で数株見つけました。電車の中から青い花をみつけ、これなら「しまかぜ」の青い車体とも合うかなと思って行ってきました。場所はお馴染みの「三本松」駅から近場の踏み切りです。

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part4 鳳凰の花の下で撮る

第3日目 6月10日 その2

① 横山 11:04⇒11:27 竹中 11:34⇒11:48 新竹

竹東~横山の撮影で以前ご一緒した台湾人の鉄ちゃんと再会しました。明日のD51撮影のロケハンをこれからするというと、海線のお薦めの撮影地を教えていただきました。また、この時期に鳳凰の花が咲いて絶景となっている造橋駅近くの撮影地で撮った写真をカメラのモニターで見せて紹介してくださいました。
鳳凰の花?」。見せていただくと地元長岡天満宮に咲く霧島つつじに似た緋紅色の花が満開に咲いている横を普悠瑪号が走っています。この方は以前にも台湾の武田尾三貂嶺」で白い花が咲く中を行く列車の綺麗な写真を取っておられました。中々の腕前の方です。是非とも今から行ってみたいと撮影場所を詳しくお聞きしました。
▲ 11:32 竹中にて高鐡との接続駅「六家」から来たEMC600系區間車に乗り換えです。後方に見えるのが高鐡の高架線です。 続きを読む

友あり関西より来る また楽しからずや 第1弾

日頃デジ青や写真展等で大活躍の総本家青信号特派員さんが所用で上京された。全ての仕事を終えた後7月2日私の準ホームグラウンドである高尾-相模湖間で撮影を楽しまれた。梅雨空ではあったが鉄道生き字引の藤本哲男さん、逗子の旦那こと高田幸男さんと4人で撮影を楽しんだ時の登場車輛を紹介したい。一部撮影の失敗したものは日付を入れた既撮影のものと入れ替えた。

まずここを通過する通常の車両である。

間もなく見納めになるというE351系スーパーあずさ4号4M松本発新宿行き ▼

続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part3 内湾線を走る莒光號を撮る 

第3日目 6月10日

今日は普段は區間車しか走っていない内湾線に客車列車の莒光號が走ると言いますのでこれの撮影です。団長、大津の86さんと3人で向かいますが、全員内湾線は乗ったことはあっても撮影は初めてで撮影地が分かりません。
ネット情報やGoogle地図を見て竹東横山の中間に架かる橋梁が邪魔物がなくて編成全部を入れて撮れるのではないかと第一候補にあげました。第2候補は乗って見て決めようとなりました。

① 台中6:50(區間車)⇒8:24新竹8:29⇒8:43竹中8:46⇒9:16横山

朝は早くに出ようとしましたがホテルの朝食は7時からで食べられません。以前に宿泊した高雄のホテルでは持っていける朝食を頼むとサンドイッチ、バナナやジュースを入れてのバスケットを用意してくださいました。
台中の他のホテルでもコンビニで買ってきたのかサンドイッチとジュースが用意されましたのでこのホテルでも頼めばしてくれるのではと聞いてみましたら確約できないが出発されるまでに準備ができているバイキングは適当に持って行ってもらっても良いですよと、言われました。
6:30過ぎにレストランに行きましたが、大したものはありません。コーヒーとパン、お粥はあったのでつまんでから出発しました。

続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part2 花蓮港線でC57(CT273号機)を撮る

▲ 10:56  6両の青い客車を牽引して花蓮站を発車してきたC57(CT273号機)です。今まで何回も訪台はしていますが、CT273号機とはすれ違いがあって、撮れるキヤンスに恵まれませんでした。

台湾では鉄ちやん対策もあって臨時列車が走るかどうか、またそのダイヤについて公表されるのは一週間前程度の直前が多くいつも予定を組むのに一苦労しています。今回は団長さんに全てー任しておりましたので決たことをお聞きするだけで済みました。団長さん苦労をおかけしまして申しわけこざいませんでしさ。それでも6月9日は台鉄の鉄道記念日なのご何か走るだろうとの推測で計画していただきました。当初はD51が走る事をキヤッチしましたが、C57は直前の判明でした。そのため、宿泊ホテルも急遽変更してでの桃戦になりました。。 続きを読む

燃える大地への旅 2017年 台湾 Part1 旅立ち、花蓮へ

【 旅立ち前 】
3月29日、あってはならない出来事が発生しました。以降、喪失感と現実を受け止められず過ぎていく毎日を苦しく過ごしました。何のやる気も怒らず、脱力感のみに支配されていきます。どうしたら立ち直れるのだろうと、考えることもできずにいますと、最初に昨年インドネシアへご一緒したTさんから6月23日~27日に中国大連・瀋陽へのツアーを計画しているので参加されませんかとのお誘いが入りました。続いてクモハ73106東ウラさんからも6月9日の台湾鉄道記念日にはD51に続いて前日にC57も走ることが分かった。一緒に行きませんかとのお誘いです。
さすが即答はできず悶々としていましたら日頃はそんなこと言わないJunirから「こんな時だから、元気が少しでも出るように行って来たら」と、後押しが入りました。連続しますが普通の状態でないのだから無理しても行くことで少しでも救われるかもと、参加の申し出をいたしました。
この時ほど鉄ちゃん朋友ほどありがたい存在はないと感謝しました。
続きを読む

28698 奥山さんのアルバムから

梅小路の28698 が話題のようです。当会OB奥山直秀さんのアルバムにも2枚ありました。 何かのご参考になれば。
▼1966.1.2 梅小路にて、所属は【梅】と読めました。機番は読み難いですが、間違いありません。
 ▼1968.1.3 梅小路にて。所属札に【梅】は表示されていません。
左後方は88638機です。