客車廃車体訪問記 内地編28 岩手県-3

【矢幅駅東方のスユニ50】 39.614835, 141.188488 2019年6月27日撮影
東北本線矢幅駅から東へ、北上川を渡ってすぐの所にスユニ50が置かれている。エアコンの室外機や郵便受け、プロパンガスボンベやTVアンテナが見えるので、事務所と思われる。腐食剥離が進んで痛々しい。番号がわかるものは外回りでは何も無い。車内に番号を特定する手掛かりがあるかもしれない。手入れをして末永く利用してほしいと願う。
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京都鉄博がお尋ねです!

今日の夕刊でご覧の方もあるかと思いますが、京都鉄道博物館が秘蔵のヘッドマークを一挙に展示するそうです。その数、140点。“目玉”は昭和26年から33年まで走った臨時特急『さくら』用の黒地に桜の花が三つ描かれたもの。

この中で、『ゆのはな』という臨時急行に関して資料がないのでぜひとも情報を提供して欲しいとのことです。昭和52年~61年頃に金沢から和倉温泉を結ぶ臨時急行として走っていたとか。
ご存じの方や、写真を持っている方があれば投稿をお願いします。

なお、21日から12月8日まで企画展が開かれます。

客車廃車体訪問記 内地編27 福井県-2

【やまぼうし高原】 2007年5月3日撮影
オハフ46 2029
ファミリー焼肉どん幸からオハフ46 2029とEF70 1005が移設された。場所を「やまぼうし高原」としたが、「金華山グリーンランドのキャンプ場」が正しかったかもしれない。㈱金華山サザンクロスが経営するキャンプ場であった。ここへ行ったのは北陸に詳しい友人の案内で連れて行ってもらったからで、しっかりメモしていなかったのである。とにかく山の中で、オハフ46 2029とEF70 1005がポツンポツンと置いてあった。EF70は屋根があったがオハフ46は荒れ放題であった。
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昭和の電車 改訂版(15)ー阪神電鉄112型ー

「昭和42(1967)年に廃車」とありますからどですかでんさんも撮ってないかも・・
当時は阪神地域に縁のある会員は藤田さん(元・学鉄連委員長、現在行方不明)ぐらいでした。鶴先輩や湯口先輩なら写真をお持ちかもしれませんが。

客車廃車体訪問記 内地編26 福井県-1

【焼肉どん幸】 36.143267, 136.087010 1991年7月13日撮影
オハフ45 2014、オハフ46 2029

会社の研修旅行で東尋坊方面へ行った時、観光バスの窓から確認し、特別に単独行動をして撮影し、宿泊先の旅館が越前海岸にあり路線バスの便が無い所だったのでタクシーで追いついた。
本件は焼肉屋で、オハフ45 2014の車内はシートピッチを拡大してその間に焼肉用コンロを埋めたテーブルを配していた。電機はEF70 1005という番号であるが実際はEF70 1003だそうである。大分のC55 53などと同様の事情か?
その後、電機とオハフ46 2029は「やまぼうし高原」(次回)へ移動し、オハフ45 2014だけが残ったがしばらくして解体された。
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 ふた旅 めぐる旅 東北編 ③

野辺地

三陸鉄道に乗り、久慈からは、西村さんと一緒に「リゾートうみねこ」編成、キハ48 1500代車に乗って八戸へ着き、青い森鉄道に乗り換えて、野辺地に着きました。ここで大湊線に乗り換えるのですが、野辺地にも格別の思い出があります。かつて南部縦貫鉄道が、東北本線の旧線跡を利用して、野辺地に発着していました。昭和47年2月丸っこいレールバスを写そうと来たところ、何としたことか、時刻表を読み違えて、レールバスは出発したあと、その次は数時間後の発着で、泣く泣く野辺地を離れたことが今も心に残っています。結局、南部縦貫のレールバスは、乗ることも撮ることなく終わってしまいました。ホロ苦い思い出の残る野辺地で、定点対比はできなかったものの、新旧の写真で思い出を綴ってみることにします。
朝の野辺地駅、乗換の列車を待っている間、つぎつぎに貨物列車が通過して行った。いまは、第三セクターとして、旅客列車が走っているものの、ここは、北海道への重要な貨物路線であることを改めて感じた。車窓からも、かつての東北本線の輸送時代を偲ばせる、強固で雄大なインフラが見られた。駅名標は、青い森のデザインに、JR大湊線を付加したスタイルだった。

 

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昭和の電車 改訂版(14)ー阪急電鉄202号ー

これは『阪急電車』であり、昭和47年まで現役であったので誰か写真を貼ってください。

これから反応によっては一週間に二回投稿する場合もあります。なにぶんにも数が多いので人気(コメント)のある記事を優遇致します。

客車廃車体訪問記 内地編25 秋田県-1

【小坂鉄道レールパーク】 40.322773, 140.745695 2018年5月30日撮影
スロネ24 551、オハネ24 555、オハネフ24 12、カニ24 511
第24回で西村さんからご紹介があった小坂鉄道レールパークは、10年前に廃止された旧小坂駅にある。ここは数少ない宿泊できる保存寝台車として貴重であるが、とりわけ宿泊者は駅構内を走行する寝台車を体験できることで日本唯一の存在である。
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 ふた旅 めぐる旅 東北編 ②

陸中山田

今回、三陸鉄道の「トレランス」乗車では、前掲の大槌のほかにも、定点対比したい駅がありました。リアス線に乗って、大槌から5つ目の陸中山田駅であり、50年前、列車で通った際に、交換列車を撮影していました。東日本大震災の時、山田の被害は甚大で、津波だけでなく、その後、大規模な火災が発生して、街を焼き尽くしたと言います。昭和47年2月、山田線の急行「陸中」に乗車し、大槌に停車したあと、つぎの停車駅、陸中山田で636Dと交換する。陸中山田は、山田線の語源となった駅だけに、この地方の中心で乗降も多い。交換列車は、盛岡発花巻行きで、当時は、山田線・釜石線を通しで運転する列車が多かった。今なら、何本の列車にも分割されてしまうが、250kmを7時間掛けて運転されていた。先頭キハ22 292ほかの6連で、列車本数は、いまの三陸鉄道とほぼ同じだが、いかに輸送量が多かったかが分かる編成だ。北海道向けの寒冷地仕様のキハ22は、一部東北にも配置されていて、この盛岡区所属が南限のキハ22だった。

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駆け足の八戸旅

去る8月25日に佐竹大先輩主催の三陸鉄道「トレランス10号」ツアーに便乗させて頂き、大槌から久慈まで三鉄旅を楽しませて頂きました。久慈で一行と別れて、JR八戸線を北上し、私は本八戸で下車、青信号特派員氏はさらに八戸から大湊へ向かわれました。私は八戸で1泊し、翌26日に三沢空港から帰路につく予定で、約半日余りをレンタカーで八戸近辺を回るプランを立てていました。そのメインは八戸臨海鉄道の撮影でした。

まずラッキーなことに、八戸で泊まった八戸プラザホテルの6階の部屋からは、丁度本八戸駅と八戸線を見下ろせて、何の苦労もなく行き交う八戸線列車を撮ることができました。

本八戸駅で426Dと交換し 鮫に向かう1427D E131-506

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 ふた旅 めぐる旅 東北編 ①

佐竹さん「トレランス」乗車をメインに、東北地方を巡ってきました。久しぶりの長期の旅行となりましたが、“古稀”を迎えた今、鉄道旅行のスタイルも変えざるを得ません。身体の続く限り、“生涯現役”の心意気ですが、昔のように、歩き回ってガンガン写しまくる撮影中心の強行軍は、さすがに無理になったと言うか、そこまでして撮りたい車両・列車も見当たらなくなりました。そこで、「今昔対比を一人でできるのが老人の特権」の格言(?)を活かし、今回も、50年前に訪れた同一地点を訪れて、変貌ぶりを確認する定点対比と、そして、この歳になって、急に目覚めたJR全線乗車を“18きっぷ”で達成したい思いを持って、東北へと向かいました。

釜石
昭和47(1972)年の国鉄釜石駅、駅前に出ると、当時の新日本製鐵釜石製鉄所の巨大な煙突が聳えていた。駅の真ん前に、こんな煙突・工場があるのも、“鉄の街”釜石ならではの光景で、思わずカメラを向けたことを覚えている。釜石製鐵所は、日本最古の製鉄所で、最初は官営で1880年に創業を開始した。

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客車廃車体訪問記 内地編24 岩手県-2

【ふれあいランド岩泉】 39.840384, 141.867182 2018年5月31日撮影
オロネ24 5 、オハネ25 151 、オハネフ25 121
ふれあいランド岩泉は、岩手県岩泉町が運営するスポーツ・キャンプ・イベント等の多目的施設で、3両の客車は「ブルートレイン日本海」と称する自然豊かな宿泊施設として使用されている http://www.fureailand-iwaizumi.jp/fl_train.html。他にYouTubeにも色々アップされている。2013年10月盛岡貨物ターミナルから搬入し、整備工事を施し2014年8月1日から一般利用開始された。1両貸切制で、1両分の料金を払えば1人で利用することもできるのだろうか。
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客車廃車体訪問記 内地編23 高知県-1

【わんぱーくこうちアニマルランド】 33.542437, 133.556553 2018年5月4日撮影
オハ50 11
◆オハ50 11(1978年新製 新潟)→1992年廃車
「わんぱーくこうちアニマルランド」と称する高知市立動物園の遊具施設エリアにあり、休憩所として愛され親しまれている。エアコンは両端だけなので、夏は暑いと思う。
高知の名物は「高知メロンサイダー」がお薦めである。
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新型名阪特急 チラシですが

新型名阪特急「ひのとり」の概要入手しました。デビューは2020.3.14からで型式は80000系となります。うたい文句は「くつろぎのアップグレード 名阪特急 次の時代へ」で6両が8編成、8両が3編成の11編成が揃うようです。編成中「プレミアム車両」が2両(先頭車両)、レギュラー車両が4両または6両となり、プレミアムシートは本革使用・電動リクライニング・座席間隔130cmで「より深くリラックスできるシート」を目指しています。塗装はメタリックレッドです。特急料金もプラスになるようで、プレミアム車両で大阪・名古屋間で通常の特急料金に「ひのとり特別車両料金」900円、レギュラー車両が200円追加になります。チラシを載せておきます、A4でスキャンしていますので、見開きのページが2枚になっています、ご了承ください。アーバンライナーの登場したのが1988年で、一度更新はされていますが新しい専用特急車両が出てきてもいい頃ですね。ただ定期特急(名阪甲特に入りますね)でありながらレギュラー車両での+200円を高いとみるか、仕方がないとみるか? 続きを読む

客車廃車体訪問記 内地編22 三重県

【関ロッジ】 34.858007, 136.385886 2008年11月29日撮影
▲ナハネ20 2237
前々回のコメントで乙訓の老人の甥様により紹介済みであるが、1-3位側も紹介する。これは元五条のTさんに、写真展に出す写真を撮りに行こうと誘われ、関西本線~草津線をご一緒した際に昼食を兼ねて立ち寄って撮影したものである。窮屈な高台に置いてあって引きがなく、標準的な写真が撮れなかった。
東海道五十三次の47番宿場である関宿に近い関ロッジは、国民宿舎であったが2015年4月に閉業し、2017年8月にゲストホテル関ロッジとして営業再開した。公式HPによれば、ナハネ20は「2019年頃に撤去の予定」だそうである。https://seki-lodge.com/20kei-bluetrain/
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昭和の電車 改訂版(12)ー淡路交通モニハ1005ー

京都にいると「淡路交通」と書かれた観光バスを目にすることがあります。しかし、関先生も言われるとおり淡路島へはなかなか行かず、島ではどんな地位にいるのか分からない交通機関でした。もちろん鉄道部門など見たことも乗ったこともありません。前回掲載時に乙訓の長老様が関連したことを書かれたように思います。

前回の『鞍馬電鉄デナ1』は人気がなかったようで反応なし!
今回はさらに人気がないのかもと心配しています。

 「TOLERANCE 10」 大槌を行く!

今回、「TOLERANCE」に乗車の目的は、参加者とともに被災地や鉄道の復興に思いを馳せることでしたが、私にとっては、もうひとつ大事な目的がありました。「大槌で新旧の定点対比をする」ことでした。大槌は、佐竹さんが大槌川を渡るC58の列車を撮られた場所であり、私も乗った急行列車の窓から交換する列車を写した駅でした。さらに、客車廃車体研究家の井原さんにとっても、高台からC58貨物を撮られた場所と、クローバー会会員には思い出の地であり、この3点の写真は、第三回クローバー会写真展「忘れない。東北-思い出の鉄路を巡る-」でも展示されました。
今まで大槌の訪問は、山田線の不通で、バスに頼らざるを得ず、「TOLERANCE 8」で大槌を訪問した際も、貸切バスの窓から、橋脚だけの大槌川橋梁や被災した大槌町庁舎を眺めるだけでした。今回のツアーでは、8年ぶりに鉄道が再開され、鉄道に乗って、自分の足で歩いて、大槌の現在を確かめることができました。高台から見た大槌の街、中央が新しくなった三陸鉄道の大槌駅、背後ではまだ防潮堤の工事が続いている。街は、全体がかさ上げされたが、かつての山田線の大槌駅もこの場所にあった。50年前にこの場所で見たものは‥‥。

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