「びわこ号」復活運転

今朝の読売新聞に「びわこ号」復活運転の記事が載っていました。総合でなく滋賀版に載っていたので紹介させて頂きました。

記事にあるように残念ながら牽引されての走行だとのことですが、まずは完全復元に、向けての第一歩、更に自走に向けて計画が進んでいくことを期待します。

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今年もラッピング電車貼ってきました

第6回大津ジャズフェスティバルの京阪電車のラッピング、今年もお誘いいただいて行って来ました。昨年のメンバーのぶんしゅう先輩、T田さんに加え、今年は乙訓の御老人も出動いただきました。いつものようにワイワイと作業が進みます

いつものようにワイワイと作業が進みます。

昨年とはデザインが異なり、戸袋の窓にもラッピングが施されましたが、昨年の経験を生かし、DRFCメンバーに学生メンバー3人を加えたグループで2面、約1/4を貼り、1時過ぎには貼り終えることができました。
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九州のたび(その1)

フェリーをよく使われる“どですかでん先輩”に影響されて、一度フェリーに乗ってみたいと思っていたところ、「さんふらわぁ」の案内で、大阪南港-志布志が9月30日まで最安7800円で行けると書いてあるのを発見、おまけに志布志港から鹿児島市内までの連絡バス「さんふらわぁライナー」が通常1850円のところこれもキャンペーンで来年3月まで無料となっています。帰りは途中宿泊しながら“ぶんしゅう先輩”より譲り受けた青春18切符を使うこととし、旅費は往復2万円までで行けることとなりました。

志布志行きさんふらわぁ

志布志行きさんふらわぁ

8月28日夕方、天候不順なこの夏、何とか雨は降っていないものの曇り空の下、家を出発しました。志布志行きは大阪南港でも少し離れたかもめ埠頭から出発します。到着した時間が遅かったのか、港の窓口、待合室はがらんとしています。乗り込むとそこそこ人は乗っていますが、ざっと見て乗船率半分くらいでしょうか、私の乗ったツーリストベッド6人部屋は1人の合客がいるだけでした。一番安いツーリストはごろ寝の部屋で、近畿大学**部御一行、関西大学**部御一行とか学生の団体が貸切っているところが目立ちました。 続きを読む

ライン川周辺の鉄道(その3)

デュイスブルグはエッセンから10分あまりのところにあります。人口は約50万人、ドイツで15番目の大きな町ですが、DBの中央駅前はそんなに賑やかではありません。Uバーンが中央駅の地下に乗り入れているもののU79系統だけ、トラムも901,903の2系統だけです。DBの快速電車を降りるとUバーンの表示が出ていますが、案内をたどってもUバーンへの入口がわかりません。

デュイスブルグの路線図、水色がトラム、青にUのマークがUバーン(DVG HPより)

デュイスブルグの路線図、水色がトラム、青にUのマークがUバーン(DVG HPより)

駅の外に出てしまい、うろうろしていると右手に小さな建物があり、Uのマークとともにデュイスブルグ中央駅の表示がありました。地下に降りると確かに地下鉄の駅がありました。 続きを読む

ライン川周辺の鉄道めぐり(その2)

ライン川周辺のトラムめぐりと題して投稿始めましたが、その1はモノレールの話題、今回以降もトラムとUバーンの話で、題をライン川周辺の鉄道めぐりに変えさせていただきました。

ブッパータルからドルトムントまではDBの快速列車で約40分、雨の降る中到着しました。ドイツのトラムとUバーンにはいろんなパターンがあります。ここドルトムントでは8系統の路線があり、系統図ではすべてStadt Bahnと呼ばれていますが、このうちU41,42,45,46,47,49系統は中心部が地下路線で、中心部を離れると地上に上がり、高床式のホームを持ついわゆる地下鉄です。untitled

「ドルトムントStadt Bahn系統図」(VRR HPより転載)

これに対し、系統図で左右に走っているU43,44系統は以前路面を走っていた403,404系統のトラムが地下化に伴い、U43,44となったものです。中心部以外ではそのまま以前の路線を踏襲しているため路面を走り低床のホームとなっています。地下鉄式は55km、トラム式は19.5kmの路線延長で各々独立していて相互乗り入れはありません。ドルトムントには2時間ほどの滞在でしたので、地下鉄式にのみ乗車し、地上に出たところで写真を撮りました。 続きを読む

ライン川周辺のトラムめぐり(その1)

5月28日~6月9日までドイツに行って来ました。何年かに一度行なわれるダンプスペクタケルという蒸気機関車の本線走行のイベントに、ぶんしゅう先輩が行かれるということを聞きつけ、御一緒させて頂きました。但し、イベントの方はすでに車で追いかけをされるのにメンバーが決まっていたため、前半は一人旅、後半ぶんしゅう様と合流し、旧東ドイツの保存蒸気を廻ってきました。 続きを読む

信楽高原鉄道点検運行始まる

img311昨年9月の台風の影響により橋脚が流されるなど大きな被害の出た信楽高原鉄道は、廃止の危機にさらされましたたが、昨年末に事業費の目処がつき、2月下旬より本格的な復旧工事に入っています。昨日から点検用工事車両が運行し、まずは被害のなかった信楽駅近くで点検作業がが始まりました。貴生川駅近くの橋脚の流された部分の復旧に時間がかかりますが、12月からの営業再開を目指しているとのことで、まずは順調に工事が進んでいるものと思われます。

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ドイツ103型電気機関車に寄せて

準特急先輩の103型電気機関車の投稿を拝見して、古い資料を探してみました。コメント欄にも書かせていただいたのですが、1973年2月28日から4月3日まで初めての海外旅行でヨーロッパを廻りました。行きはロンドンに到着、パリまでの数日間はホテルも決まったグループ行動、パリからは、ユーレールパスを使っての自由旅行、3月末にローマの指定のホテルに集合して一緒に帰国するという自由度の高いツアー旅行でした。大まかな旅程は決めていましたが、途中のホテルは行き当たりばったり、トーマスクックの時刻表を頼りにイギリス、フランス、スイス、ドイツ、オランダ、イタリアなどをめぐりました。同行者は鉄道に興味ないので観光地中心の旅でしたが、移動の方法は時刻表を持っている私に任されましたので、有名列車を選んで行程に組み込みました。その中でラインゴールド号にも乗車しました。フランクフルト中央駅で撮った103型の写真が1枚見つかり、これがラインゴールドを牽引していたのかと思っていました。

1973.3.18フランクフルト中央駅の103型

1973.3.18フランクフルト中央駅の103型

ところが資料の中に旅行中のメモ書きが見つかり、それによると乗ったのは、ジュネーブからベルンまでの1時間半あまりの間だけでした。当時始発はジュネーブでアムステルダム行き、バーゼルからドイツに入った列車はライン川沿いにマンハイムからマインツに抜けフランクフルトにはよらず、この写真は後日乗ったラインプファイル号(ラインの矢号)だったようです。

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「江若鉄道の思い出」展

来年の話になりますが、大津市歴史博物館の企画展で江若鉄道が取り上げられます。

前回、平成18年7月~9月にかけて「ありし日の江若鉄道-大津、湖西をむすぶ鉄路―」として企画展が行なわれました。この時は聞くところによると、歴史博物館の企画展で過去最高の入場者数を記録したそうです。その好評に答えてか、詳しい内容についてはまだ公表されていませんが、来年3月7日(土)~4月12日(日)までの間、第66回企画展「江若鉄道の思い出」と題して、当時の写真、思い出話など様々な資料が紹介されるようです。img304

江若鉄道のイベントと言えば、忘れてはならないのが、西村先輩が2年にわたって製作され、浜大津スカイプラザと、大津市公会堂で計3回展示された、江若鉄道沿線と浜大津付近のジオラマ、今回も会場で見られることを楽しみにしています。詳しい内容分かりましたらまた続報させて頂きます。まずは御一報。

信楽高原鉄道復旧へ

先日、信楽高原鉄道の復旧が難航していて、廃止されそうだとお伝えしましたが、今朝の新聞に嬉しいニュースが出ていました。調査の結果、復旧費が算出され、甲賀市の負担の大半が国の鉄道災害復旧事業費補助制度の対象となる見込みになったため、早ければ来年度内に全面復旧の可能性があるということです。信楽高原鉄道側では運休中にも少しでも費用を捻出しようと、記念乗車券の発売などを行なっていましたが、その努力が実りそうです。img297

 

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原鉄道模型博物館に行って

期限が切れそうなJALのマイレージ特典航空券を使って、日帰りで東京方面に出かけ、横浜の原鉄道模型博物館に行って来ました。原鉄道模型博物館は、昨年の7月にオープン、すでに行かれた方も多くあるのではと思いますが、原信太郎氏が製作・所蔵している膨大な鉄道模型を中心に、鉄道関係の写真、収集した希少なコレクションを集めて公開したものです。館内は撮影禁止でしたが、この11月からストロボ、三脚を使わない写真の撮影が解禁となりましたので、写真を交えて少し紹介させて頂きます。横浜駅から歩いても5分くらい、横浜三井ビルという高層ビルの2Fにこの博物館があります。ビルの玄関正面に専用のエスカレーターがあり、これを登ると展示室です。

博物館の入り口

博物館の入り口

全部で12のコーナーがあって、模型の展示、氏の鉄道の旅の一端を紹介したコーナー、一番切符、時刻表のコレクションも紹介されています。 続きを読む

風前の灯の信楽高原鉄道

ご存知の通り、9月16日の台風16号の大雨の影響で橋脚が流され、運休が続いている信楽高原鉄道は、このまま廃止になるのではとの話が出ています。今朝の地方版には次のような記事が出ており、さらに厳しい状況となっているようです。img289今日のホームカミングデーの第一部講演会でも講師の方が触れられていましたが、廃止されることによる地域の影響は、単純に収支を云々して3億5000万の復旧費用と比較するだけでは済まないと思われます。なお、現在バスによる代行輸送がされており、貴生川の駅には信楽高原鉄道の車両がそのままホームに停まったままになっています。CIMG3291k

ラッピング電車その後

9月21日に吉田先輩のお誘いでラッピングのお手伝いをした京阪石坂線の車両は9月23日より運行しています。ラッピングの元になった“大津ジャズフェスティバル”が今日、明日の2日間行なわれていますので、見物がてらラッピング電車の撮影に行って来ました。浜大津の交差点に行くと丁度ラッピング電車が駅に停まっていて、あわててカメラを取り出し、後追いでしたが全景を収めることができました。CIMG3254k実は一昨日乗った電車がたまたまラッピング電車で、駅でじっくりと眺めてみたところ、幸い剥がれている所も無くきれいな姿を保っていました。この電車が走るのは明日まで、明後日にはもう剥がすそうなので明日が最後のチャンスです。ジャズフェスティバルを見がてらご覧になられたらいかがでしょうか。

浜大津駅広場の様子

    浜大津駅広場の様子

お祭り広場には屋台も並んでいます

   お祭り広場には屋台も並んでいます

尚、ジャズフェスティバル、明日は浜大津一帯の14箇所で、12:00~17:00ころまで開催、お祭り広場では19:00からフィナーレが行なわれます。

ラッピングお手伝い報告

先月吉田先輩からお誘いのあった京阪石坂線の「大津ジャズフェスティバル」ラッピング電車のラッピング作業に行ってまいりました。ぶんしゅう先輩、Tさんご夫妻も来ておられ、実行委員会のメンバー含め総勢約20名で作業を始めました。

シートは1両分、片面で9枚、ドア部分は左右とドア下の3枚が1組になっていて一両分全部で15枚で構成されます。CIMG2950k              ラッピングシートは長い巻物になっています。 続きを読む

京阪京津線の運休について

 

先日の台風18号による大雨では大津市内でも小さな川があちこちで氾濫し、人的被害は無かったものの中心部で広範囲に浸水の被害が出ました。鉄道でも琵琶湖線が膳所駅西側で築堤が崩れたため2日間運休、京阪大津線では御陵駅、追分駅の浸水、大谷から浜大津間の浸水と土砂の浸入で、16日から現在に至るまで不通になっています。今日現在水は引いて、地下三階部分が水没した御陵駅も昨夜復旧、地下鉄東西線は運転再開しました。唯一残っている大谷駅から上栄町にかけては、横を流れる吾妻川が氾濫して、逢坂1丁目の国道1号線と161号線の分岐するところから、161号線の踏み切り(旧上関寺駅)あたりまでが被害がひどく、まだ土砂で埋まったままです。この部分は洪水によって流れが変わってしまって土砂の流入が止まらず、まず河川の改修を先にやっているため開通が遅れています。現場は私の家から歩いて15分くらいのところなので、今日様子を見て来ました。 続きを読む

「しまかぜ」乗車報告

9月1日のDRFC現役・OB合同伊勢半日ツアーに参加させていただきました。

女房には日曜日は出かけるので昼飯はいらないよとだけ言っていて出かけたのですが、帰ってから「しまかぜ」で伊勢に行って来たと言うと、「“しまかぜ”って最近できた豪華な特急なんじゃないの?じゃあ私も行きたかった。」と鉄女とは全く無縁の女房も知っていたようで、知名度が高いことが伺えました。IMG_5279-1

各車両にはアテンダントさんが乗車しており、お出迎えを受けて乗り込むと、車内は落ち着いたクリーム色に、革張りの黄色いシートが3列並んで、まだ皮のにおいがぷんぷんしています。座席はもちろん電動リクライニングで腰の部分をマッサージしてくれるエアークッション機能までついていて、われわれの乗った5号車はこの3列シートが10列並び、1両の定員はわずか30人と贅沢なものです。通路扉上の液晶テレビでは沿線案内などの他に時折前面の走行カメラの映像が写され、前方の展望が楽しめます。大阪方3両目はグループ車両で、サロン席と個室があります。サロン席はヨーロッパのコンパートメント車両と同じような感じで、3人がけのシートはベンチ型で革張りではありませんが、個室は別料金取るだけあって洋風個室はソファータイプでゆったりとしているようです。

配布された乗車記念証(表)

配布された乗車記念証(表)

難波を発車してしばらくして隣のカフェ車両を覗きましたが、すでに1,2階とも満席で通路にも待つ人が並んでいたのであきらめて車内販売で我慢することにしました。車内販売は品揃えが多く、ビールなど次々と買い求める人があり(われわれのメンバーが主かもしれませんが)売り上げも多そうです。私もビールとつまみを頼みましたが、「伊勢の地ビールもありますよ。おいしいですよ」という商売上手な売り子さんに釣られてつい高いほうの地ビールなんぞを頼んでしまいました。

宇治山田駅に到着 (総本家様より提供いただきました)

宇治山田駅に到着
(総本家様より提供いただきました)

難波から宇治山田までは1時間40分、乗り心地も良く、この1時間40分の乗車時間が本当に短く感じられました。

宇治山田駅での記念撮影(総本家様より提供いただきました。)

宇治山田駅での記念撮影(総本家様より提供いただきました。)

当日帰宅して「しまかぜ」の空席状況見ると、1ヶ月先までほぼ満席、発売と同時に売り切れているようです。この人気の中、OB,現役約40名分の席を確保することに大変なご苦労されたことと思います。後になってしまいましたが、お世話いただいた方々に改めて御礼申し上げます。

オーストリアのたび(その3)

インスブルックの町をめぐった後翌日はÖBB(オーストリア国鉄)で20分ほど離れたイェンバッハに行きました。駅の北側にはコグ鉄道のアッヘンゼー鉄道、反対側には760mm狭軌のチラタール鉄道が走っています。アッヘンゼー鉄道は観光鉄道で、今年の場合5月1日から10月27日まで毎日3往復、ハイシーズンの5月25日から10月6日はさらに4往復が全列車SLで運行されます。これに対してチラタール鉄道は地域の足として年間を通してディーゼル機関車による運行で、6月1日~10月6日は観光用に毎日全線で1往復、さらに途中駅まで1往復のSL列車が運行されます。先にアッヘンゼー鉄道で往復切符を購入し、一番列車の到着を撮影してから、駅の南側に行き、チラタール鉄道の一番列車の発車を待ちました。

<柵の右側がÖBBの駅>        <反対側にアッヘンゼー鉄道のSLが見える>チラタール1e

<左側のバスに乗って乗客が来た>      <機関車をSLに付け替えて発車>

通常の列車はÖBBの一角にホームがありますが、SLはホームのないところに停まり、駅裏に乗りつけた大型バスでやってきた乗客は線路から直接列車に乗り込みます。2軸車、無蓋車など取り混ぜて14両の立派な編成の列車が発車していきました。SLの発車を見届けてから7分後に発車する通常の列車に乗ってSLを追いかけることにしました。通常の列車は30分ごとにあり、終点のマイヤーホーフェンまで2本の後続の列車がSL列車を追い越すので、途中下車してはSLの走行写真を撮ることができます。2つ目の駅で早速SLを追い越し、5つ目のフュンゲンハルトで降りてSL列車を待ち受けました。降りると反対側に小さなSLが2両の客車を引いて停まっていて、ホームではたくさんの人が写真を撮っています。 続きを読む

オーストリアのたび(その2)

インスブルックはご存知の通り2回の冬季オリンピックが開催された町で、アルプスの谷間にあって、人口は10万余りと小規模ですが、ウインタースポーツだけでなく年間を通して観光客が絶えない町です。町の交通機関はIVB(インスブルック交通局)が一手に引き受けていて、トラム、登山電車、ケーブルカー、バスと多彩な顔ぶれで市内から山まで交通網を広げています。到着した日は好天に恵まれ、まず町の北側にあり、一風変ったケーブルカーと2つのロープーウェイを乗り継いでいける、ハーフェレーカー山を目指しました。最初のケーブルカーは町の中心部に近いコングレス駅から出ていて、変った形の入り口の地下が乗り場です。途中には2つの駅があって地下のトンネルを出るとイン川を渡り、登りにかかったところで最初の駅に停まります。車両は枠に5つの客室がぶら下がるような形になっていてどんな傾斜でも客室は水平に保たれ、標高560mのコングレス駅からまずはこのケーブルカーで860mまで登ります。IMG_4259e

<コングレス駅のケーブルカー>

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<終点駅は傾斜しているのでLEITNERの文字の横のピンを中心に客室が水平になっているのが分かる>

次に1つ目のロープーウェイで標高1905mまで一気に上ります。ロープーウェイの真下には九十九折の細い道があってマウンテンバイクでダウンヒルを楽しんでいる若者がいます。ケーブルカーも、ロープーウェイも自転車が持ち込みできるのがヨーロッパらしいところです。 続きを読む

オーストリアのたび(その1)

6月12日~20日までオーストリアに行ってまいりました。HPを見ていて、オーストリア政府観光局のサイトに「ノスタルジーSLのたび」というページがありオーストリア各地に残るSLの情報が出ていたのがきっかけです。それに加え別のサイトにはオーストリアの保存鉄道、登山鉄道、狭軌鉄道などを紹介したものもあり、興味がわいてきました。オーストリアは小さい国でちょうど北海道と同じくらいの大きさですが、限られた日程ではそんなに多くを廻ることができず、ウィーンからインスブルックへの幹線に近いところに絞って訪問しました。

シュタイヤタール鉄道

ここはAustrian Society for Railway History(ÖGEG)と言う団体が運営している保存鉄道で、1974年にリンツで発足しました。標準軌のアムフェルバング機関車公園、狭軌のシュタイヤタール鉄道、ドナウ川を航行する外輪船の3つの部門からなっており、今回訪問したのはシュタイヤタール鉄道です。ここはオーストリアで一番古い760mmゲージで、1889年に開業、1982年に廃止されましたが1986年にÖGEGが引き継いで保存鉄道として復活しました。現在6月は日曜のみ、7月から9月は土日にシュタイヤーからグリュンブルグの約17kmの間を1時間かけて、最大3往復運行されています。 続きを読む