二人展「東北の鉄路‥‥」開催中
続いて、手前味噌ながら、いま開催中、山科人間国宝と当特派員の二人展「東北の鉄路 全盛時代を偲ぶ」写真展、その後の様子について報告します。ことし何度も行なった写真展と比べると、それほど多くの来場者はありませんが、その分、来場者とは濃密な時間を共有しています。人間国宝も、何度も会場に足を運んでいただき、来場者とも話をされ、その熱意には頭が下がります。
“二人展”と厚かましくも広言していますが、人間国宝の撮られた写真のレベルには、どう逆立ちしても、到達できるはずもありません。私としては、そのレベル差を埋めることはせず、むしろ二人の個性・作風を際立たせることを基本的な考えとしました。あえて正統派写真を避けて、私は一歩引いて人物絡みで見せることにしました。いわば変化球勝負です。
▲個々の写真の内容吟味はもちろんだが、今回は、写真以外に重視したのは、キャプションと並べ順だ。最近のプロの写真展を見ると、文字情報を極力抑えることが主流になっているように見受けられる。写真だけで作者の思いが伝われば、それでもいいだろう。でも、われわれには写真だけで伝えきれない思いがある。キャプションが大事なのだ。これに賛同していただいたのは、C62機関士として名高いUさんで、過去に何度も広島県から写真展に来ていただき、その感想を「第一印象は説明文が行き届いていること、予備知識のない人にも判るように、自分の思いも込めて簡潔にまとめるのは大変な努力が要ります。あちこちの写真展で物足りなさを覚えているだけに、うれしい展示会でした。」(河原町丸太町写真展)と、ご自身のブログに書いていただき、我が意を得たりだった。


















