9600は総数784両のうち保存機は43両(イカロス出版保存車大全2012年リスト)のうち現役時代の撮影は僅かに9687の1両である。北海道ではD51、9600、C57が蒸気機関車末期まで活躍した関係か9600の保存機も北海道地区が17両と多い。
9687は1915年(大正4年)11月川崎造船製造(製番266)で説明板によると大鉄管内や五稜郭に配属され1965年9月に大宮区に来てからは川越線と入換えに使われて1969年に廃車された。
1970年1月から川口市の青木町公園に保存されているが、イカロスの保存車大全によると解体予定とあり、急遽本年(2013年)4月26日に現地に駆け付けてみた。屋根付きではあったが案の定荒れた状態でほこりを被ったような感じであった。同地へはJR京浜東北線西川口駅から北東方向へ徒歩10分程度の所にある。
2013年4月26日の9687▼