西武2000系茶色で走行

散歩がてら西武を撮影中にいつもの黄色でなく茶系の電車を見た。車内の広告を見ると同社の創立110周年記念トレインとのことで前身の武蔵野鉄道デハ5560の復元カラーを2000系(2069-2070)に施したものである。この色は近鉄がこれも同社の前身大阪電気軌道のデボ1形の復元カラーに変更した5802Fと似た色である。個人的には阪神電車の旧型車の濃い茶色に近い感じがした。

2023.2.22 小手指-西所沢間を行く2070を先頭とする急行池袋行き ▼

次に2022.7.21 石切駅のトンネルに吸い込まれる準急西大寺行き近鉄5802F▼

南海電鉄でも復刻カラーがあった。同社創立130周年と7000系の引退を記念とした10004Fの旧グリーン塗装の復元で2015.6-2016.3と短いものであった。この写真は2015.11.9粉浜で撮影したもので住ノ江から難波に向う回送であるが、既に行先は和歌山市行きとなってる。「なーんなーん南海電車」の時代の色ではなかろうか▼

西武とともに復刻カラーのお好きな東武であるが最近伊勢崎線の特急200系(205F,209F)が1800系急行「りょうもう」に使われた復刻カラーに変更された。これは200系のデビュー30周年記念のリバイバルカラーで2021年8月から運行されている。2022.11.27福居-県間を行く特急「りょうもう24号」205-1赤城発浅草行き ▼

同じく東武動物公園-姫宮間の特急「りょうもう22号」赤城発浅草行き205-1▼

急行「りょうもう」の1800系時代に一度太田から乗車したことがある。日光、鬼怒川方面よりも伊勢崎、赤城方面の方が特急利用客は多いようである。東武の100系スペーシアには金色の徳川色の車両(103F、106F)に加えて1720系デラックスロマンスカー時代のリバイバルカラー(101F)が走り出したがまだお目にかかっていない。何れにしてもイベント的なものであるが、広告電車よりはましなので走っているとノコノコ出かけることが多くなった。本題の西武2000系や近鉄5802F復刻カラーは正に古い時代の色で濃い緑と共にあの時代はどこもあのような色であったのだろうと思う。

 

 

 

駅名喫茶店(第38回:「ヶ」と「ケ」のどちらが多いのか)

以前から気になっていた「ヶ」か「ケ」のどちらで表記するか問題。今回は自作の駅名データベースのミスチェックも兼ねて、「ヶ」を含む駅名、と「ケ」を含む駅名をまとめてみました。

なお、調査中に鉄道要覧(もしくは、それ由来の出版物)と実際の駅名表記に違いがある例をいくつか確認しましたので、今回の調査は各鉄道会社の公式ホームページに記載の駅名をもとに行いました。さあ、デジ青読者の皆さん、どちらが多いか当ててみてください!

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駅名喫茶店(第37回:都道府県境に関わる駅名 東京編)

【2023/3/4加筆修正】

車を走らせていると、都道府県境をまたいだときに「ポン♪ 大阪府にはいりました!」と軽快な声でカーナビ君が知らせてくれます。一方で鉄道を利用していると、いつの間にか大阪府に入っていたといった経験はたくさんあるかと思います。

そこで、皆様に鉄道路線での都道府県境またぎを意識していただくために、都道府県境の両サイドの最寄り駅名をまとめてみました。3回目は、東京編です。

路線の数が多い東京都ですから、調査が面倒になるのは覚悟しました。東京都に関わる境界線の引き方は複雑で、境界線を辿っていくと何度も同じ路線を横切ることが分かりました。

掲載写真は準特急さんより頂戴しました。改めて御礼を申し上げます。

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お城と電車番外編和歌山城

先日弘前城を紹介した際に奈良の駅名研究家さんから、最近用事で和歌山に出かけることが多いこととかつて和歌山市電が存在したことを知ったとのコメントが寄せられた。お城と電車シリーズでは現在12ある残存天守の半数とその近くの電車を紹介してきた。和歌山城は残存天守ではないので今回番外編として発表させていただく。

和歌山城は天守曲輪(くるわ)を中心に一二三段式に曲輪と櫓を配備したさまが姫路城にも負けない堂々とした形をしていると言われている。五層でなく三層であることなどいろいろ事情があったようである。この城は豊臣系の築城から関ケ原で功のあった浅野幸長(よしなが)を経て家康の十男頼宜(よりのぶ)が紀州五十五万五千石の城主となって以来御三家のひとつとなった。また、童謡「鞠と殿様」で有名である。たまたま2009年9月26日に訪問する機会があったのでその時の雄姿を発表させていただく。

和歌山城は1945(昭和20)年の空襲で天守、小天守群を焼失し、1958(昭和33)年にコンクリ―ト造りで再建された。▼

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 「京都市電2系統」展 本日3/1から開催 !

本欄でもご案内しましたように、写真展「京都市電2系統が走った町並み」が、本日3月1日(水)から開催されています。昨日2月28日は、私も午後から会場に入り、主宰の勧秀峰さんと一緒に設営をしてきました。勧秀峰さんが練りに練った企画、入念な準備作業のお蔭で、作業は順調に進み、まだ明るいうちに作業は完了しました。いつもの私など、成り行き任せの進行で、陽もとっぷり暮れた頃にようやく終わるのとはエライ違いでした。会場は、お馴染み、高瀬川畔の「高瀬川・四季AIR」、私たちが毎年のように使わせていただき、これで4回目。早くも京町家の玄関はポスターで埋められた。

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どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part13  伊計島⇒帰宅

第9日目 1月30日

今回の旅は天候に恵まれず沖縄の美しい海のレジャーも楽しめませんでしたが知りたかった沖縄の鉄道の歴史や交通の現状についてはについては勉強できました。今日はまだ完乗出来ていない「ゆいレール」の終点までの乗車です。

① 伊計共同商店前11:00(町営バス)⇒11:46 JA沖縄与那城支店
② JA与那城前 11:52(沖縄バス)⇒13:30 県庁北口
▲ 朝から元気の出ますはなびえらの朝食です。
今日のフライトは18:05ですので十分に余裕があります。朝食後は民宿周りを散歩しました。

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お城と鉄道 備後短信

準特急氏のお城シリーズで以前福山城と福塩線のモハ70系の紹介がありましたが、今回は「瑞風」と福山城です。

令和5年2月28日 中国新聞備後版

JR西が定期運行している瑞風の各コースの中で、山陽本線上りの場合、尾道で長時間停車し、福山は通過です。今回の福山停車のプランは、日本旅行(クラブツーリズム)の貸切列車で、下関1泊ツアーの帰路にあたります。「ウエスト銀河」のスジに「瑞風」を走らせたようです。3月15日はクラブツーリズム、16日は日本旅行の企画・販売で、京都10:18発、福山17:00着と、6時間半かけて福山まで走るようです。車内で音楽家による生演奏、昼食、茶会などが予定されているそうです。寝台車の昼間のアルバイト運用で思い出すのは「橋立ビーチ」ですね。瑞風とは比べ物にならない寝台車でしたが・・・。

なお新聞記事の写真に写っている伏見櫓は伏見桃山城から移築されたと伝わっています。

どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part12 県鉄与那原駅へ

第8日目 1月29日

今日は県営鉄道が初めて走った与那原線の終点与那原駅が復元されて博物館となっていますので見学に訪れます。開館時間は10時となっていますのでゆっくりとホテルを出ることにしました。
▲ 1914年(大正3年)12月1日に那覇 ~ 与那原が開業した県営鉄道与那原線。開通時は那覇・国場・南風原・与那原(仮駅)の4駅だけでしたが玉橋、一日橋、桟橋荷扱所(貨物)、大里、古波蔵、真玉橋、宮平の順で新駅が開駅されました。 続きを読む

SL大樹C11形123号と新聞記事

ぶんしゅうさんがよく使われるJALの「どこかにマイル」を私も愛用しています。先週はこれを利用して今まであまり行ったことの無い北関東に行ってきました。
「どこかにマイル」で今回候補に挙がったのは長崎、鹿児島、花巻、成田でした。希望は成田以外ならどこでも良かったのですが当たったのは成田、どこに行けばよいか迷って関東在住のクモハ73106東ウラさんにご相談したところ、SL大樹とその回送があるのでどうかと言われました。たまたまこの日は123号が運転される日で、これは願ったりと出かけることにしました。当日は早朝から車に乗せていただき、不鋳鋼さん、Y崎さんのクローバー会準会員の方々もご一緒されました。
↑ IMG3169:まず新高徳-小佐越間で大樹1号を撮影、この日は寒い日で煙もまずまずです。

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駅名喫茶店(第36回:「五」を含む駅名)

今日は、2月25日です。最近は225系をどこでも頻繁に見かけるようになりました。

数字シリーズ第2弾として、今回は「五」を含む駅名です。よろしくお願いいたします。【2023/5/26加筆修正】

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お城と電車(17)弘前城

東北唯一の現存天守は見事なさくらで有名な弘前城である。前回宇和島城では現地まで遠いとのご意見もいただいたが、弘前は東京からは日帰りが十分可能である。弘前城は天守自体は小さくて櫓のようなものであるが、他にも二の丸追手(大手)門を始め五つの城門が残っており何れも重要文化財に指定されている。弘前公園自体も広くて散策の価値が十分にある。弘前城は津軽藩代々の居城で初代藩主為信が計画したがほどなく亡くなり二代藩主信枚が後を継いで慶長16(1611)年に完成させた。天守は寛永4(1627)年の落雷により焼失し現在の天守は文化7(1810)年に本丸辰巳櫓を改造したものと言われている。弘前城で特筆されることは天守の移設である。これは本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」が見られ、天守真下の石垣を修理することになり、高さ14.4m、重量400tの天守の移動させることになった。2014年春から3か月かけて移動したが、元に曳戻すのは早くて2026年から2028年頃と随分先のことになる。

遅咲きで有名な桜であるが訪問時は雪の天守でこれはこれで味わいのあるものであった。2013.1.29▼

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京都市電写真展のご案内

このたび、勘秀峰さんから展示会開催情報が届きました。以下にご紹介いただいた案内を転載させていただきます。

今回、総本家様のお力添えで京都市電の写真展を開催することになりました。
会場は昨年と同じ高瀬川の町家ギャラリーです。写真展では市電2系統をクローズアップした展示のほか昭和30~40年代初頭のスナップを集めた「生活の記録」切符類コレクションの新作も取り揃えてお待ちしております。
勘秀峰は基本的に在廊しておりますので、早春の京都へお越しください。

<展示会概要>
佐々木秀隆 写真展 京都市電2系統が走った町並み
主催 高瀬川ききみる会
会期 2023年3月1日(水)~8日(水)(期間中無休・入場無料)
時間 11:00~18:00 (最終日の8日は17:00まで)
会場 高瀬川・四季 AIR 京都市下京区西木屋町通仏光寺下る

なお8日の13:00~14:00にはギャラリートークを行います。

駅名喫茶店(第35回:奈良の駅名)

「奈良」の駅名研究家と名乗りながら、最も遠ざかっていたテーマでした。きっかけが無かったのです。

ところが先日、和歌山線を完乗したことにより、奈良県の全路線(ケーブル線、ロープウェイ線を含む)完乗をようやく達成しました。という訳で堂々とテーマとして設定できた次第であります。

奈良県は主に、近鉄線とJR線の2路線しかありません。全駅名も私の調べた限り131駅名と少ないですね。【2023/2/25加筆修正】

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ここはどこ?わたしはだれ?ー多摩湖鉄道所蔵作品より(7)

では続きに参ります。
今回は京津線だけではなく、本線と、これは京阪か?という写真も含まれていますのでご注意!

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駅名喫茶店(第34回:大学名を含む駅名)

駅名の話題でほっと一息つける場所、それが駅名喫茶店です。

今回は大学名を含む駅名です。「〇〇大学前」や「〇〇大前」、「〇〇女子大」といろいろと自前のデータベースで検索をかけ捜しましたが、きっと抜け落ちがあるかと思います。学園前(近鉄奈良線)は正式には帝塚山学園前で、帝塚山大学(最寄りは東生駒)がありますが、駅名に大学名を含んでいないため、このような駅は対象外としました。暁学園前(三岐鉄道三岐線)も然りです。

ただし、単なる「大学前」、「女子大」は対象としております。

2023年夏には、宇都宮ライトレール線で「宇都宮大学陽東キャンパス」停留所が開業予定です。https://www.miyarail.co.jp/company/?overview

また、近鉄橿原線の八木西口~畝傍御陵前間の新駅(「県立医大前」となるか?)開業からも目が離せませんね。https://www.nara-np.co.jp/news/20230218213646.html

【2023/4/1加筆修正】

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どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part11 沖縄に走った鉄道 続編

Part10の投稿を終えてから沖縄には他にも路面電車、馬車鉄道、人車軌道と鉄道があったのに漏らしたことに気づきました。それぞれ記録が少ない鉄道ですが本を探したりネット記事を見たりと何とか全容が掴めましたので続編として投稿させていただきます。

【 沖縄電気軌道 】
まずは軽便鉄道よりも7ケ月も早い1914年(大正3年)5月1日に大門前から首里までの 5.7㌔を1,067㎜ゲージで開業した沖縄電気軌道です。

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ここはどこ?わたしはだれ?ー多摩湖鉄道所蔵作品より(6)

今回よりタイトルが変わります。
今までは「Gordon Davis氏作品より」となっていましたが、今後は宮崎繁幹氏経営の多摩湖鉄道出版部が所蔵されている作品集から宮崎氏が厳選された“わけのわからん写真”(宮崎氏言)を出していただきますので表題を変更しました。
多摩湖鉄道は宮崎繁幹氏が経営する模型鉄道で、出版部からは写真集も刊行されています。

さて、前回までで諸探偵の実力のほどが分かったということで、今回も多摩湖鉄道の倉庫を探しまくって、撮影場所、撮影時期の不明なものを送ってこられました。
ただ、関東にお住まいの宮崎氏にとって未知の場所でも、我らにとっては「ああ、あそこやんか!」となる場所も含まれています。そこで答えは「どこどこ」だけではなく、どの位置から撮ったものなど、一段と詳しくお答えください。

撮影者は不明なものも多く、撮影時期は概ね昭和20年代から30年代ではと思われます。
それではどうぞ!

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駅名喫茶店(第33回:阪急の駅名)

2月も残り約11日となりました(2023/2/18 現在)。駅名喫茶店は、さすがに毎日は開店できませんが、週1ペースでは頑張りたいと思います。

今回は、阪急です。何においても高級感が溢れる魅力ある鉄道会社であると思っております。未乗路線がたくさんあるので、今年中には完乗を目指したいところです。

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写真の探し方とスキャナーの話

お久しぶりです。子パンダの保護者です。
※写真の内容に問題がありましたので再アップしています。

うちの娘の写真集作りをやっているのですが、問題点がいろいろと出てきました。
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どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part10 沖縄に走った鉄道

第7日目 1月28日 後編

② 石垣 14:15(JTA614)⇒15:10 那覇
③ 那覇空港 15:25(ゆいレール)⇒15:35 旭橋

15:10 珍しく那覇空港には早着でした。
戦前、沖縄県には馬車鉄道、路面電車、ナローゲージと鉄道がありましたが太平洋戦争で壊滅しました。今から沖縄県営鉄道の那覇駅の遺構、那覇市歴史博物館、那覇市 県立博物館を訪問します。

 

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