保存蒸機といっても駅前、公園、学校等に保存されている静態保存機に対し、イベントなどに使用される動態保存機もある。今回から動態保存機も発表に加えさせていただく。
まず、JR東日本の高崎で上越線水上、信越本線横川を中心に時々関東各地等にも出向いているD51498を見てみる。
D51498は1940(昭和15)年11月24日当時の鉄道省鷹取工場で製造された。新製配置は岡山で、その後1951(昭和26)年12月に平、1963(昭和38)年10月に長岡第一、1966(昭和41)年3月に新津、1972(昭和47)年3月に坂町に配属され同年12月に廃車されている。廃車される前の1972(昭和47)年10月には鉄道100周年記念のイベントとして八高線で最後の走行をし、同年12月に上越線後閑駅前に保存された。その後、JR内で蒸気機関車を復活させる気運が盛り上がりⅮ51498が抜擢された。1988(昭和63)年後閑を出発して大宮工場で復活の整備が進められ今日につながるイベント運行が行われている。
2015.8.15 真夏の炎天下上越線津久田駅付近を行く水上行きD51498▼


























