佐竹さんからのご案内

①1980年ペルーの旅・鉄道と遺跡・写真展
*マチュピチェ・クスコ・サクサイワマン城塞跡・ナスカ・アマゾン
*クスコ~マチュピチェ間の鉄道
日時:2010年12月3日(金)~12月14日(火)10:00~21:00まで
  (日曜日と最終日は18:00まで)休館日は水曜日
会場:京都市山科青少年活動センターhttp://www.jade.dti.ne.jp/~yamasei/
イベント:12月12日(日)15:30~16:45
   ・講演「鉄道趣味について」 沖中忠順氏
   ・フォルクローレ演奏 セサル ラ トーレ(クスコ出身・ボーカル、ギター)
入場料:無料
在廊:なるべく会場にいるようにしますが、事前に連絡いただければありがたいです。

②打ち上げ懇親会
※打ち上げ懇親会はイベント会場(山科青少年活動センター)から歩いて
いきますので17時までにセンターへお集まり下さい。
日時:2010年12月12日(日)17:30~21:00
会場:手打ち蕎麦「蕎岳(きょうがく)」(075-600-8006)
会費:3000円(そば、酒肴、ワイン・ビール・焼酎飲み放題)
定員:17名
申込:田野城までお願いします。tanosiro@e-corona.co.jp

③第72回 朝粥食べておしゃべり会
日時:2010年12月19日(日)午前9時~10時30分
会場:集・酉・楽サカタニ(京阪七条東、南側コンビに2階)
内容:「走れ トレランス号」  佐竹保雄
会費:350円?
申込:直接サカタニまでお願いします。(075-561-7974 )

新しい瀋陽鉄道博物館 発見!

前回瀋陽訪問時に2日間をかけて探しても見つからなかった満鉄車両が多数眠る鉄道博物館をようやく見つけることができました。
だいたいの所は、瀋陽鉄道局の列車乗務員に調べてもらっていましたが、広い町です。地元タクシー運転手も近くでは聞きながら向かいますと、林の中に忽然と立派な建物が見えました。感激です。
正門を入ると、真新しいロビーに多数の鉄路員がおられ、最近開館したと思えました。聞くと、2010年10月18日にオープンしたばかりとの事で、未公表なのにどこで知ったか質問されました。日本人の訪問は、あなたが初めてですよと言われまして、また感激です。
館内には、あじあ号はじめ満鉄で活躍したSL等がきれいに磨かれ展示されていました。
詳細については帰国後にまとめますのでお待ちください。
すぐに行かれる方は、パスポートが必要なのと、入場拒否もありますのでお含みください。

中国鉄路 第5番目の新幹線「滬杭城際鉄道」本日開業

経済発展に合わせて交通インフラを急速に進める中国鉄路では、本日10月26日に上海~杭州間160キロを最高速度350㌔、所要時間45分で結ぶ「滬杭城際鉄道」が開業しました。
現地の朝のニュースでは、上海虹橋駅から中継で大々的に報じられています。7月に開業した上海~南京間300キロの「滬寧城際鉄道」に続いて第5番目の中国版新幹線となります。

21日に伊丹空港から、新しくなった羽田国際空港ターミナルで乗り継ぎ北京に降り立ちました。約6ケ月ぶりに大地ですので、あちこち鉄道の旅を楽しみたいと、北京駅で切符窓口に並び第1候補のウルムチ行きの軟座寝台切符を取れましたが、復路切符が現地でないと取れません。国慶節も終わったので、比較的空いている時期なのですが、他の地区も同様で、結局北朝鮮国境の丹東にきています

これからは、10月8日に開業した瀋陽地铁の初乗車、再オープンしたと鉄路員が言う瀋陽鉄道博物館見学と、調兵山のSL撮影に行く予定です。 そして、南下して「滬杭城際鉄道」「滬寧城際鉄道」試乗のために上海を目指します。

今回も毎日が出会いとハップニングの連続です。また旅行記の詳細はご報告申し上げます。

鉄道映画特集

京都駅ビル内「駅ビルシネマ」では10月14日の鉄道の日を記念して、

既に始まっておりますが、10月5日から19日まで、「鉄道のある風景」と銘打って、鉄道の登場する内外の作品を上映します。

詳しくはこちら

 

http://www.kyoto-station-building.co.jp/cinema/access.html

 ビデオテープ時代からDVDの現在に至るまで、映像ソフト化されていないものが多く、

名画座も消えた昨今では、またとない鑑賞の機会でしょう。

何とか都合をつけて行ってみようと思います。

忘れ物ですよー!

yomiuri onlineより

 5日午前8時半頃、名古屋市中区栄の服飾雑貨卸「センゾー」のビル1階に不審なアタッシェケース2個が置かれているのを清掃員の女性が発見、同社役員を通じ愛知県警に通報した。

 アタッシェケースからリード線が出ていたことから、愛知県警は爆発物の恐れもあるとして爆発物処理班を出動させ、約3時間後に回収した。

 発表によると、アタッシェケースは、縦40センチ、横50センチ、厚さ15センチのものなど2個。ビル1階の通用口付近に置かれていたという。県警がエックス線で調べたところ、ケースの中は、鉄道模型のジオラマだった。線路やトンネル、橋、山、川が精巧に作られており、県警は忘れ物とみて持ち主を探している。

 現場は、同市内を南北に走る幹線道路「本町通」に面しており、現場付近は100メートルにわたって、一時通行止めとなった。

2010年10月5日16時17分  読売新聞)
お心当たりの方、お申し出下さい。もしかしたら江若鉄道のレイアウトだったりして・・・

175系??

DRFC関東連絡網で話題になっている185系湘南色の特急「あかぎ」の写真をお送りいたします。

本日、田端運転所で開催されましたJR東日本の旅行商品「びゅう」主催の「寝台特急 北斗星・カシオペア」牽引機関車撮影会の旅に参加しましたが、その都区内フリー乗車券を使って、撮影会前に東十条に出かけ、4004M特急「あかぎ4号」で運用中の写真です。

7連+7連の14両編成で、上野寄りに湘南色となった185系が連結され、前橋寄りは、従来の185系です。サロには、懐かしいグリーン帯が描かれています。

賛否両論ありますが、ここまで来たら、いっそのこと、登場時、153系の急行「伊豆」と併結していましたので、後ろも旧踊り子色にするとか、157系の特急「あまぎ」や「白根」をイメージしたものもあってもよいのではと思ってしまいます。

私的には、165系塗色(私にとって、80系より身近な存在でした。)の185系ですので、中をとって、175系と命名しました。

肝心の撮影会は、EF81の星カマとカシオペア色、EF510の北斗星色とカシオペア色 合計4両を並べた撮影会です。都区内パスと弁当、弁当の掛け紙(何ゆえか、弁当にかかっておらずご丁寧に封筒入りでした。)、市価1000円と書かれた北斗星携帯ストラップつきで3300円でした。高いか安いかこれも判断が分かれるところです。

 

奇想天外「立体バス」! 交通渋滞解消方法

もうじき9月になりますが、まだまだ猛暑が続きます。熱中症にご注意ください。
予定では、満州をさまよって、将軍様の列車でも追いかけていたのでしょうが、都合で出られず引きこもり生活者です。仕方がないので中国鐡路の最新ニュースをインターネットを見ていると、奇想天外なニュースがありました。

「立体バス」、車道を跨いで走る鉄路と車両です。1階は車がすり抜けられるトンネル、2階は乗客用客室です。これなら市内の限られたスペースを有効に利用でき、大量輸送と走行中の車を邪魔することなく交通渋滞も緩和できます。日本では、法的に問題はあるのでしょうが、北京では来年にも建設されて来年末には試験運行されると、25日付で京華時報が伝えました。

道路だけでなく、既存の鉄路にも応用ができ、複々線も簡単に出来るのではと思いますが、皆様方いかがでしょうか?
外国からの技術のパクリばかりのコピー王国の中国ですが、これは独自の優れたアイデアとして、世界中から注目を浴びるでしょうね。出来たら直ぐに乗りに行きます。失礼ですが、こんな素晴らしい発想が中国で生まれたのは驚きです。
詳しくは、紹介されている下記HPをご覧ください。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=44895&type=1&p=1&s=no#t
http://www.excite.co.jp/News/photo_news/p-193381/
http://people.icubetec.jp/a/cea0b1abb70841c0961076b9d117c6a9
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201008260262.html

何時まで続く中央東線201系の運用

残暑お見舞い申し上げます。
 

 

既にH7編成のみとなり「さよなら運転」や「豊田での公開」など
のイベントも終りましたが未だ連日、定期運用に就いています。
何でもE233系の走行系ソフトウエアの調子がイマイチだからだと
ファンの間で囁かれています。
 
巷では「さよなら運転」とか最終列車を撮る人を葬式鉄と称し
更にその後を撮る人の事をハイエナ鉄と分類するのだそうです。
そうすると解体部品を漁るマニアは骨上げ鉄、廃線跡の調査は
さしずめ線歿舎慰霊鉄と言った所なのでしょうか? (苦笑)
 
閑話休題
今回の写真は201系の始発を狙った駅撮りです。これ迄に201系の
写真や多摩モノレールの写真を個々には撮っていますが、両者が
一緒に入った写真は持っていませんでした。
かつて掃き捨てる程に201系が走っていた頃には、見向きもしな
かった光景が、今となっては撮るのに苦労する訳であります。
幸いにも今日は立川~青梅間の往復運用に入りましたので、念願
の構図でゲットした次第です。
 
なお201系は10月末頃まで走るのではないかとの希望的観測です。
運用を調べられるなら「201系 運用」と検索されれば、YAHOO!
でも Google でも上位に該当サイトが出てきます。
しかし明日以降の運用は過去の動きから類推するしか無いです。
しかもダイヤの乱れ等によって運用がシフトしますので、撮影
できれば「幸運だった」と思う位の心持が必要です。

新京成電鉄800形「さよなら運転」

新京成電鉄800形が、DRFC関東連絡網でデカンショ祭り号様と準特急様が報告されている通り、7月17日に実施されたダイヤ改正で運用を離脱し、7月24日(土曜日)と25日(日曜日)に「さよなら800形」イベントが実施された。

内容は「さよなら列車」の乗車、くぬぎ山車両基地での撮影会で、両日とも午前と午後の各1回ずつ計4回実施された。募集人員は1回当たり400名で、応募者多数の場合は抽選となっていた。参加費は2500円で、一見高いように思えるが、内容は「さよなら列車」の乗車、記念1日乗車券(500円)、「さよなら800形弁当」(700~800円位)、「さよなら列車」の扉横に取り付けられたものと同じ「さよならプレート」(1000円位)と盛り沢山で、決して高くはないと思った。弁当は後片付けの手間を考えると通常の「さよなら記念乗車券」でもよかったのではないかと思う。

たまたま24日は昼過ぎまでスケジュールが空いていたので午前の部に参加した。異常に暑い日で、午前9時くぬぎ山駅に集合、受付後「さよなら列車」発車までの間、乗車指定号車毎に所定の場所で待つことになっていたが、熱中症で気分が悪くなった人が出た。「さよなら列車」はくぬぎ山駅を9時57分に発車し、扉の開閉はせずに各駅に停車しながら新津田沼に10時19分到着、折返し10時30分に発車して八柱着11時、再度折返し11時6分に発車、くぬぎ山駅に11時12分到着後、直接車両基地に入りここで下車となった。もう1編成の800形の撮影会が行われており、乗車した編成も隣に並んで停められた。弁当が配布され検修庫内に停められた8517編成(8517-8033-8034-8035-8036-8518)の車内が食事場所となっていた。

1日乗車券があるので、午後の部の「さよなら運転」を沿線で撮影しようと思ったが、撮影できそうな場所での人の多さと、あまりの暑さのため体力に自信がなくなったため退散した。

新京成800形について簡単に述べると、新京成電鉄初の高性能車として昭和46年から50年にかけて4両編成と2両編成各6本計36両が新製された。昭和46年の新製車は、京阪3000系、阪急5100系、東京メトロ千代田線6000系第1次量産車、旧国鉄489系、415系、京福モポ300形等が挙げられる。他社の新車と比較すると、走行線区が地味なことと、通勤輸送に徹した作りのため華やかさはないが、約40年に亘り地元の足として活躍した功績は大きい。昭和60年から実施された更新工事で、冷房改造、乗務員室の機器の配置を8000系と同様に変更、終日6連及び8連化に伴い先頭に出ない車両の中間車化等が実施された。平成7年から最高速度向上(75K/H→85K/H)に伴うMT比の変更、余剰車の廃車が実施され、最終的には6両編成2本と8両編成2本に組み替えられた。6両編成は平成17年と19年に新製車N800形との置き換えで廃車され、下記の8両編成2本が最後まで残った。

←津田沼 811-805-857-812-859-803-854-810

               813-816-863-814-855-804-853-806

朝のラッシュ時を中心に使用されていたが、稀に終日運用に入ることもあった。(そんな時に限ってカメラを持っていない)

「さよなら運転」には813~806の編成が使用された。811~810の編成は【5552】(2009年11月25日)「新京成電鉄第15回 電車基地見学・展示会」で紹介してあるので参照いただきたい。また、807の前頭部が車両基地内に保存されている。

 

 

 

 

 

上から813、816、863、814、855、804、853、806

 

806の車内と冷房改造の銘板

 

811~810編成

 

807の前頭部

 

昼食場所となった8517編成

 

引退記念一日乗車券と乗車証明書

 

「さよなら800形記念弁当」の包装紙

 

記念品のプレート

 

記念乗車券

【参考】九十九里鉄道のポスター

 

京成電鉄と新京成電鉄の車内や駅構内に掲示されている九十九里鉄道のポスターである。同社は昭和36年2月28日鉄道廃止後も社名変更することなく、バス会社として存続している。余談であるが同社のHPに在籍するバスの諸元が写真と共に詳細に掲載されている。昭和60年製の富士重工5Eボディー車が健在であるようなので、興味のある方はご覧いただきたい。(通常在籍車両の諸元については、企業内の機密事項として取り扱われ、公開されないことが多いが、見る人が見れば判る。関西では京都バスが公開している。いずれにしても非常に珍しいことである)ちなみにバスの寿命は平均15年位、長くても20年位である。最も日本で廃車になったバスが東南アジア方面に輸出され、更に使用されているので、大切に使用すれば25~30年位は使用できるのではないかと思われるが、排気ガス規制等いろいろな規制があり、そうもいかないようである。

成田スカイアクセス開業と京成金町線ダイヤ改正

東京都心と成田空港間を最速36分で結ぶ「成田スカイアクセス」の開業については【9071】で「デカンショまつり号」さんが報告されておられる通りであるが、それに伴い京成電鉄全線のダイヤ改正が実施された。その中でも最も大きく変化した金町線について報告する。

金町線のダイヤ改正は全線ダイヤ改正に先行して7月5日に実施された。その内容は、①高砂駅の発着ホームを新設の高架ホーム5番線に変更(従来は一部を除き4番線に発着)②朝夕を中心に運転されていた金町~上野(一部押上)間の列車を廃止して全列車金町~高砂間の折り返し運転とする。③高砂~柴又間を下り線を使用して単線化する。但し、上り線は入出庫線として残し、単線並列とする。④昼間の運転間隔を20分から15分に短縮する。(運転本数は改正前の平日上下各80本/日→89本/日、土休日上下65本/日→75本)

ダイヤ改正前20分間隔の時は1列車が折り返し運転を行っていたが、改正後は2列車使用して柴又駅で交換するようになった。昼間の基本的なパターンは金町駅、高砂駅ともに発車時刻は7分・22分・37分・52分、柴又駅の発車時刻は上下共に9分・24分・39分・54分で、金町、高砂双方の駅を同時に発車した電車が柴又駅に同時に着発することになり、柴又駅での駅撮りが難しくなった。

ダイヤ改正とは別に7月5日より来年3月31日までの予定で、葛飾区のPRの一環として、3300形3341-3342-3319-3320の編成に「寅さん」、3337-3338-3347-3348の編成に「両さん」のラッピングが貼られている。

 

「寅さん」のラッピングのモハ3342と「両さん」のラッピングのモハ3338

【教習所踏切】

高砂~柴又間のほぼ中間地点の踏切で直ぐ近くに京成自動車教習所があり「教習所踏切」と呼んでいる。(正式名称は「高砂(金)4号踏切」)ここまでは自宅から自転車で20分(信号のタイミングがよければ15分)で到着する。趣味誌で「撮影地ガイド」に紹介されたことがあるが、高砂~柴又間で撮影可能な場所は、この場所を含め途中の踏切しかない。

 

高砂駅から柴又駅までのほぼ中間地点まで高架化され、高架から地平に降りる「寅さん」編成と地平から高架に上る「両さん」編成

 

高架完成前の同一区間を走る3341-3342-3319-3320と3337-3338-3347-3348編成

リバイバル塗装車

 

青/3353-3354-3355-3356・赤/3345-3346-3323-3324・オレンジ/3309-3310-3311-3312

3500形

昭和47年12月から57年5月まで4両編成24本96両作られたセミステンレス車。平成8年から大規模な更新修繕が平成13年までに14本が実施された。残りの10本も実施される予定であったが、新車を投入した方が得策との考えから中止となり、既に廃車された車両もある。

 

上/3501-3502-3503-3504・車体更新車、下/3573-3574-3575-3576

【教習所踏切の山側】

 

【「教習所踏切」と柴又寄りの「高砂(金)5号踏切」の間】

 

単線化後

 

複線時代

【「高砂(金)5号踏切」(柴又駅から高砂寄り2つ目の踏切)】

 

この場所も「撮影地ガイド」に紹介されたことがある。

【金町方面から柴又駅進入】

 

【柴又~金町間】 

柴又~金町間は両側に道路がある。金町に向かって右側は交通量が非常に多いが、左側は比較的静かである。

 

ダイヤ改正で廃止された上野行/3341-3342-3319-3320

 

金町駅発車/3589-3590-3591-3592

【北総鉄道リース車について】

昨年9月17日【4342】で3305-3306-3307-3308編成と3313-3314-3315-3316編成が北総鉄道にリースされ7261~7268の車号となっていることをお知らせしたが、4月中旬頃、教習所踏切で撮影していた同業者から7月17日の成田スカイアクセス開業に伴いスピードアップの障害になるため、9000系と共に廃車(リース返還)になるため、新鎌ケ谷駅や東松戸駅では撮影者で賑わっているという話を聞いた。同車の車齢を考えると多分間違いないだろうと思い撮影を試みたが、得てしてこの種の車両はカメラを持っている時には来ずに、持っていない時に限って来るものである。それでも葛飾区役所に行った時に、場所は良くないが何とか撮ることができたが、開業後も特に変わりなく運転されているようである。しかし、いつ廃車されてもおかしくない車両であるのは間違いなく、早めの撮影をお勧めする。

 

上/22年6月29日 立石~四ツ木間・下/22年5月18日 立石駅

 

9001他8連  22年6月29日 立石~四ツ木間

江若鉄道 三井寺下駅・本社

西村様
江若鉄道の復元工事が着々と進んでいること、同慶の至りです。つぎの目標は、三井寺下駅周辺のこと、ここには、江若鉄道の本社・車庫の所在駅であり、いつ行っても個性揃いの車両がびっしり詰まっていたことを思い出します。
今回の探求は、駅舎・本社ということで、探してみました。なんとか2点は撮っていました。復元工事のお役に立てば幸いです。
三井寺下の駅舎は、大通りから一歩下がったところにありました。本社・車庫の所在駅だけに、他駅に比してかなりの大きさでしたが、乗降客はわずかなものでした。廃止直前の姿で、正面には廃止の挨拶看板が立てかけられています。
一方の本社は、駅舎の左手にあり、駅用地とは塀で仕切られ、「江若鉄道株式会社」の門標もありました。ご覧のように木造下見板張りの2階建てで、この建屋は、鉄道廃止後も、江若交通の本社として長く在りました。撮影時は、駅・車庫用地すでに撤去後で、手前には新設の道路が見えます。この本社も昭和60年前後に付近の再開発に伴い、取り壊されたと記憶しています。

▲三井寺下駅駅舎、右手にホームがあり、車庫に留置された車輌も見える

▲右手が江若鉄道本社、左は組合の建物か。鉄道廃止後15年後の姿

イベント列車”EXILE山手線”

今日、5月27日日曜日、縁あって、イベント列車”EXILE山手線”なるものに乗車してまいりました。

大崎駅14時42分発、大崎着14時42分着の内回り山手線でしたが、集合受付は、13時過ぎ、既に大崎駅周辺には、EXILEファンが集結です。

EXILEのラッピングされた231系が大崎駅2番線に据え付けられ乗車。車内吊りをはじめとした、広告もEXILE一色です。

車内は、EXILEファンの女性(95%ぐらい女性でした。)。

みんな受付で渡された青色の法被姿です。

南アフリカで開催中のサッカーのサポーターにも負けないくらいの熱気です。

途中、徐行運転や池袋で停車したものの一時間で山手線を一周してまいりました。

池袋では、間違って、乗車できるものと思い、扉近くまで、来られる方もいらっしゃいました。

通過駅は、逆に加速して通過した駅もあり、不思議な一時間でした。

大役を終えた231系。大崎駅で回送を待ちます。表示は、団体のままです。

回送される231系。EXILEの全国ツアーの成功をお祈りします。

阪堺 第12回 路面電車まつり

 去る6月6日、同中時代からの鉄友と午後に阪堺電気軌道の第12回「路面電車まつり」をちょこっと覗いてきました。

 勿論お目当ては「黄色赤帯塗装の都電色」であります。

都電色の502と旧塗装の163

都電色の502と旧塗装の163

 当初モ501形に似合うのかな?と危惧しておりましたが、意外というか、これも良いのではないかと思わず納得してしまいました。
 リバイバルカラー車と比較しても、それはそれなりに良くあっております。

リバイバルカラー 504

リバイバルカラー 504

 当日は好天に恵まれ、幼児を連れたお母さん達が大層目に付きました。最近流行のママ鉄なんでしょうかね~。

 もう動かないデト11は、イベントの舞台として活躍。廃車後は、代わりに電動客車で台車を牽引しているらしい。

デト11

デト11

 元京都市電の256号は引き出され写真を撮りやすくされていました。当車は個人の所有とか。

元京都市電256

元京都市電256

 乙訓の老人好みのTR-1とTR-2は定位置にて鎮座。

TR-1 TR-2

TR-1 TR-2

 帰りに高架工事が始まった南海本線浜寺公園駅、諏訪ノ森駅を訪問。それぞれ阪堺線浜寺駅前、船尾より徒歩数分です。何れも見所一杯の駅が、なんの変哲もない高架駅になりますので、今のうちにぜひどうぞ。

事��告知看板

事業告知看板

改良しました!

管理者の小西jrが、早速ジャンクメール対策をしてくれたおかげで本日は攻撃から守れているようです。投稿もスムースにアップロードできました。でも、またいつシールドが破られるかも知れませんのでご注意下さい。

事務局よりお願い

ここ数日前よりジャンクメールが頻繁にはいるようになり、気づく度に削除しておりますが今朝方よりは無数のメールが入り削除が追いつかない状態です。

仕事の合間に鋭意削除に努めますが皆様方には決してさわらないようにお願いいたします。

また、あまりの多数のため誤って会員によるコメントを削除してしまう危険性もありますがその節はお許し下さい。

都電8800形増備

8800形の増備車8803~8805の3両が2月上旬に搬入され、3月中旬より営業運転を開始した。メーカーは昨年新製された8801・8802と同様アルナ車両で仕様も同じである。2両の頃は中々見られなかったが、さすがに5両になると日常的に見ることができる。今回の増備により、7500形の7501・7516・7518が廃車された。

 

8803/上22年5月8日飛鳥山  下22年4月3日 荒川2丁目~荒川区役所前

 

8804/上22年5月1日荒川車庫前  下22年4月3日 荒川7丁目~町屋駅前

 

8805/22年5月1日荒川車庫前 

他形式の動向

9000形

9001は平成19年3月、9002は平成20年12月に新製されたレトロ調車両である。貸切運転時に指名がかかることが多い。

 

9001 21年6月10日 荒川7丁目~町屋駅前

 

9002 22年5月8日 新庚申塚

8500形

平成2年にトップナンバーの8501、平成4年に8502・8503、平成5年に8504・8505が新製された。いつまでも新車と思っていたら、既に20年近く経過している。昨年になって8503と8505にラッピング広告が貼られた。スポンサーはご覧のように警視庁で、広告を見てドキッとされた方もおられるのではないだろうか。

 

8501 22年5月1日荒川車庫前

 

8503 上22年3月20日 飛鳥山 中22年4月3日 荒川2丁目~荒川区役所前 下22年5月8日 庚申塚~巣鴨新田 

 

8505 上21年12月30日 荒川車庫前 中22年4月3日 荒川2丁目~荒川区役所前 下22年5月8日 飛鳥山~滝野川1丁目

7500形

昨年新車との代替で7503・7513・7515の3両が廃車になり、更に今年の3月前述の3両が廃車になったため、現役で残っているのは7505・7510・7511・7512・7520の5両となった。この5両も今年8800形が5両増備されると廃車になる予定である。ラッピング広告がないのは7511のみである。

 

7511 22年3月20日 飛鳥山 

 

7512 22年5月8日 西ケ原4丁目~滝野川1丁目

 

7520 22年4月3日 荒川2丁目~荒川区役所前

7000形

7001~7005・7007・7008・7010・7013.7015・7016・7018・7019・7022~7027・7029~7031の22両が健在で主力として活躍している。廃車になった車両の内7009・7028は平成4年、7017・7021は平成12年豊橋鉄道に譲渡された。7022は黄色に青帯のリバイバル塗装車になっている。

 

7002 22年5月1日荒川車庫前

 

7022 22年5月1日荒川車庫

 

7005 22年5月8日 西ケ原4丁目~滝野川1丁目

保存車6086

最近塗替えが行われて綺麗な姿になった。京福電鉄福井支社の事故が原因で廃車になり、荒川遊園地に保存されている6152と共に現役に復帰できないものだろうか。現在荒川車庫の最も公道寄りに留置されており容易に見ることができる。

その他

荒川線と阪堺電車がPRの相互乗入れが行われることになり、7500形1両を阪堺線の旧塗装に塗替え6月6日から運行されることになった。また、阪堺線でもモ501形が1両黄色に赤帯の都電の旧塗装になる予定である。両線の活性化を目指した以降の展開に期待したい。

こんなことってあるんやなぁ!

普通電車のブレーキレバー折れる 滋賀の東海道線、急停車

 19日午後2時ごろ、滋賀県近江八幡市のJR東海道線篠原駅を発車した米原発網干行きの普通電車で、運転席のブレーキレバーが根元近くで折れ取っ手が外れた。運転士が残ったレバーの付け根を指先で操作し電車は急停車した。乗客約150人にけがはなかった。

 JR西日本によると、ブレーキレバーは鉄製で丁字形をしている。根元の直径は約2センチで、付け根から取っ手までは約15センチ。車両は223系で1997年に製造されて以来、レバーの交換はしていないという。運転士が発車させるためブレーキを緩めた際に折れたとみられ、同社が原因を調べている。

 JR西日本によると、電車は篠原駅を出発後、約140メートル先で急停車した。乗客は後続の電車に乗り換えた。

(47NEWS 5/19より)

記事には運転台におれたブレーキハンドルを置いた写真がでていた。見たところ金属疲労でポッキリ折れたようで、JR-Wはまたたたかれるのか?

やっぱり将軍様は仲間だった!

K.Hさんのご教示で国分隼人氏が書いた「将軍様の特別列車」が出ているSAPIOを買ってきました。

中には“お召し列車”の編成がイラストで出ています。たぶんK.Hさんが言っていた同氏の著書「将軍様の鉄道」に出ているものと同じかと思われます。記事には“将軍様は相当な鉄道ファンでもあるようだ。・・・平壌市内には鉄道関係の博物館が三カ所もある。・・・その保存・保管の充実ぶりは、マニアだからこそと思わせる”と書かれています。編成中に特別随行員専用執務車と電源車だけが短く、K.Hさんによると20mだそうです。

速度は在来特急並み?

昨日の河北新報にちょっと気になる記事が掲載されていました。
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速度は在来特急並み? 北海道新幹線新青森-新函館間


2015年度に開業を予定する北海道新幹線新青森-新函館間の半分以上の区間で、開業直後は新幹線が在来線特急並みの速度でしか走行できない可能性が高まっている

時速200キロ以上の新幹線と在来の貨物列車が線路を共用する区間ですれ違う際、風圧などで貨物列車が脱線する恐れがあるからだ。国土交通省はいくつか対応策を示すが、結局は新幹線の速度を抑える以外に有効策はなく、青森県などからは「在来特急と同じスピードなのに新幹線?」と疑問の声が上がっている。

国交省によると、新幹線と貨物列車が線路を共用するのは新青森-新函館間の149キロのうち、青函トンネルの54キロを含む82キロ。最速260キロの新幹線が貨物列車とすれ違った場合、貨物列車が風圧などで脱線したり、横転したりする可能性を否定できないという。

国交省は2月上旬、青森県や北海道などが参加する会議で「新青森-新函館間の着工が決まった04年度以降、対策を検討しているが、結論に至っていない」と説明した。

その上で、検討段階の対策として
(1)別のトンネルの建設や上下線間の隔壁の設置
(2)新幹線と貨物の運行時間の区分
(3)すれ違う時のみ新幹線が減速
(4)貨物車両が乗り込める新幹線用貨物列車(トレイン・オン・トレイン)の導入
(5)新幹線が線路共用区間で在来線特急並み(最速140キロ)で走行-の5案を提示した

1)の別トンネルの建設には5000億円超、障壁設置には1600億円超が必要とされ、工期が大幅に延びることも予想される。
(2)は新幹線か貨物のいずれかがほとんど運行できなくなる。
(3)は技術的に困難だという。
(4)のトレイン・オン・トレインは本格的な実用化までに10年以上はかかるとされ、開業には間に合わない見通し。このため、開業直後は(5)が実施される可能性が高い。その場合、同区間の所要時間は18分程度増え、約58分となる見込みだ。 

青森県は「開業が迫りつつある中、結論が決まっていないことだけを示されても」と困惑気味。「いつどうやって、新幹線らしく200キロ以上で走行できるのかを具体的に、早期に示してほしい」と求めている。
国交省は「開業の期日に間に合うよう結論を出したい」としている。
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関西では、九州新幹線のことが報じられることが多く、北海道新幹線のことには、余り関心がなかったのですが、青函トンネル内で、初めて在来線と併用される区間ができると、こんな問題が生じるのですね。

私は、技術的な事はさっぱり分りませんが、専門的知識をたくさん持っていらっしゃいますクローバー会員の皆様、もっと良いアイデアを出してあげてはどうでしょうか。

私がよく乗る、中国鉄路では、北京~上海間の在来線に昼間、最高速度220km/hの高速列車が1往復、走ります。実は、貨物列車とのすれ違いがあります。向こうは、約80~120km/hの走行です。しかし、貨物車両は、積載量60トン級なので、風圧を受けても大丈夫みたいです。旅客列車ともすれ違いはありますが、普通に行われています。
さすが350km/hで走行するのは、高速専用新幹線のみで、貨物列車の走行も、低速列車もありませんので、こちらは問題ありませんが、在来線では、160km/hでのすれ違いは、幹線では結構遭遇します。

世間の見る目は・・・

最近は世間から厳しい目で見られている我ら「鉄道趣味人」であるが、今日の新聞におもしろい記事が出ていたので転載してご覧いただく。

著者は作家の赤瀬川原平氏。小生は作家としての氏は知らないが、テレビなどで「路上観察者」としてたびたび出演されているのを見ている。なんでも路上にある普通すぎて誰も気にもしないものに注意してその存在意義を議論するのを趣味にしておられる様子である。大阪特派員氏と共通しているようでもあり、我々とも目の付け所が似ているようでもあり同好の臭いを感じていた方である。

この掲示板でも最近の「テッちゃん」と言われる連中の態度に厳しい見方が書き込まれることが多くなってきたが、鉄道趣味は持たない世間の方から見た意見としてお読み願いたい。

同じ朝刊に昨日も関西線の線路内に三脚を立てていた尼崎の50才のテッちゃんが通報され(近所の人に!)怒られたとか。

趣味を持つことは人生にとってすばらしいことである。しかし趣味とは他人に迷惑を掛けないことが最低条件であろう。でも自分のことには寛容で、他人には厳しいのが凡人の常である。小生は以下のように考えているが諸先輩のご意見はいかがであろうか。

たとえば暴走族とツーリングの違い。車で走っているとき大型バイクに迫られると「ドキッ」とすることがある。しかし近づいてよく見ると凝った装飾は似ているがこだわりを感じるデコレーションと、手入れの行き届いたバイク、ゆったりとした走り具合、なによりライダーにゆとりと品格が漂っているのに安心する。一方の暴走族は騒音が趣味なのかバイクが趣味なのか分からない。人相風体を見ても教養やゆとりは感じられない。どちらも聞けばバイクを愛していると言うだろう。では違いはなにか、小生なりの結論は「好き」だけでは趣味とは言えないと考える。知識を基礎にした教養と廻りに対する感謝と遠慮、なにより鉄道を生活の糧にしている鉄道員に対する配慮がなければ暴走族と同じであると自制している。

いまや鉄道沿線の住民にまで通報されるようになった趣味活動は今後世間をも敵として戦いながら続けて行かなければならないのだろうか。