【97344】 東海道線開業時の面影を巡る 桂川~西大路~京都 ⑥

東海道線の開業時巡りは、旧線に平行していた塩小路通を東へ、堀川通りを横断して京都駅近くに入って来ました。塩小路通は、平安京の八条坊門小路に当たる古道で、別名を、付近の史跡から三哲通とも呼ばれました。市バス車庫名にその名をとどめるものの、あまり聞かれなくなりました。開業時の東海道線は、塩小路通の南に平行して、単線の線路が敷かれていたことになります。塩小路通の道幅は、堀川以西は古道と同じ狭い幅であり、堀川以東のように拡幅されるのは、大正3年、東海道線が南に移設され用地が払い下げられた結果、現在見られるような道幅となりました。
京都駅周辺は、駅ビル新築時の前後に、周辺も大幅に再開発され、開業時を偲ぶ遺跡は何も残っていない。このオムロン本社の裏手の写真からも、何ら手掛かりもないように見える。しかし「ブラタモリ」の言葉ではないが、微妙な凹凸地形を観察すると、土地の歴史が浮かんで来るように、ここから140年前の東海道線の面影が見て取れる。

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【97254】暖かい内地への旅 Part15 熊本市電を撮る③ 通町筋~上熊本駅前

第9日目 3月3日 その2

▲ 7:46 遅延なくスムーズに走行して通町筋に到着です。対向車は熊本市電の最新鋭2014年製の超低床連接車、愛称は「COCORO(こころ)」。水戸岡鋭治氏デザインの新潟トランシス製3編成目の0800形803です。
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【97325】 東海道線開業時の面影を巡る 桂川~西大路~京都 ⑤ 

桂川駅から西大路駅近くまで、歩いて巡った東海道線開業時の面影巡り、ここから先の京都駅方面へは、2008年ごろの旧掲示板から新掲示板への移行時期に、「京都駅付近の鉄道遺跡を偲ぶ」として本欄で紹介しました。ところが、見返してみると、旧掲示板は「おっと失礼」で、見ることができなくなっていました。ちょうど10年が経過していますので、その後の変化も含めて、改めて西大路~京都の開業時の遺跡を探索することにしました。

前回の「超低い恐怖のトンネル」がある御前通を過ぎると、まもなく京都鉄道博物館が見えてきます。米手さんご紹介の地図からも分かるように、ここまでの区間は、開業時の路線と、現在の上り線とが一致していますが、ここから開業時路線は、徐々に現在線の北側へ振るようになります。ご承知のように開業時の京都駅は、現在の駅前広場にあって、その延長線上に、開業時の東海道線があったことになります。ちょうど、京都鉄道博物館の梅小路機関庫・梅小路公園の芝生広場の直下に、開業時の路線があったことになります。
梅小路公園を走るN電、このすぐ南側を開業時の東海道線が走っていたことになる。

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【97189】暖かい内地への旅 Part15 熊本市電を撮る② 慶徳校前~田崎橋

第9日目 3月3日 その1

今日で台湾の高雄から始まった今回の旅も終わりです。帰路は空路ではなく初めて乗車する九州新幹線にしましたがジパング倶楽部利用ですので「みずほ」には乗れず「さくら」になります。指定席にすると2+2のシート配置でグリーン車気分でゆったり乗車できますのでこれにしました。今日は、夕刻まで熊本市電撮影に励みます。

朝早くに起き上がりました。熊本市電の殆どは併用軌道を走りますので早朝は自動車も少ない最も適した時間です。今朝の熊本の日の出時間は6時43分、夜明けの街に出ました。

▲ 6:28 夜明けと言ってもまだ少し明るくなった程度で、街路灯が輝いていました。ホテル直ぐの電停の「慶徳校前」を発車する田崎橋行き始発電車の8200形8202です。手持ちで発車したばかりを撮りましたが、よく写るカメラです。最高感度はISO51200ですので余裕のISO5000です。拡大しても粒子の荒れはなく、画質は安心してシャッターを切れるようになりました。
【DATA】NikonD500 ズーム36㎜ F4.2 1/125秒 ISO5000 露出補正-0.3段

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【97211】総本家青信号特派員氏に地図を供する

特派員氏の「まんぽ」散歩は緻密な取材でなんとも愉快です。ぶんしゅう氏の路面電車旅行や西村氏の旧跡探訪とともに安楽マニアの私にとっては想像の翼が広がる大好きなシリーズです。

そこで、つい調子に乗って私もお付き合いさせて頂きたくなりました。
以前に乙訓の長老から「古い地図があるから見せてやる」とお借りした地図を、必要と思われる部分だけをコピーしておいたのです。それは旧東海道線の位置が今の塩小路通付近に通っていたと聞いたことがあり、それを確認するためでした。

まず、明治初期の古地図を資料館で手に入れて、長老の地図と現在の地図を同じ縮尺に換算し直して重ねてみました。そうすると梅小路付近の変遷が分かったのです。
先日も特派員氏の記事に地図を入れましたが、拡大できないことや90°曲がっていたなどで参考にもなりませんでした。そこで改めて地図をご覧に入れます。

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