福岡市内線貫線を巡る “思い出探し”の旅 ❻

北九州ツアーの“思い出探しの旅”、最終のお付き合い、お願いいたします。と言っても、ツアーに直結するテーマではなく、前項でも書きましたが、ツアーの二日目午後は西鉄研究会の皆さんのご案内で、西鉄福岡市内線の廃線跡を巡りました。当日訪問した「馬出」「箱崎」は、西鉄福岡市内線の貫通線(略して貫線)のなかの電停で、この貫線は、東は「九大前」から、福岡中心の「中州」「天神」を経由し、「姪の浜」までの11.9kmで、福岡の市街地をほぼ東西に走る中心路線でした。

全区間を走っていた系統が「1」系統で、京都なら四条通、東京なら銀座通、大阪なら堺筋と代表的街路を走るのは、いずれも「1」系統で、福岡でも、文字通り中心部を貫通する代表系統でした。この区間が廃止になったのは、昭和50(1975)年11月のことで、私は廃止前の丸一日を、ほぼ全区間、歩いて記録しました。福岡市内線は、博多駅前を行く系統などが廃止された昭和54年2月が最後でしたが、これに先立って貫線は廃止されました。いつかは、京都以外の他都市の路面電車を紹介したいものと、考えていたところで、ツアーの行事に引っかけて、まずは福岡市内線の貫通線をご紹介する次第です(以下、路面電車時代は昭和50/1975年6月撮影)。

九州大学医学部付属病院のある「大学病院前」には、緑豊かな東公園が広る。

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 9 九州横断豊肥本線に乗る

第6日目  5月31日 その1

▲ 5:45 目覚めて部屋の窓から見るのは朝空です。昨夜降っていた雨はあがったようで別府駅がよく見えます。丁度、柳ヶ浦行きの1番列車が入線してきたようです。
今日は大分に戻って九州横断特急に乗って阿蘇山を見ながら熊本へと向かい博多・小倉を経由して門司港へと参ります。九州からの帰路は復路と同様名門大洋フェリー乗船で大阪南港着です。
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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 8 ゆふいんの森初乗車

第5日目  5月30日 その2

③ 諫早 11:54(かもめ24号)⇒12:13 武雄温泉 12:16(リレーかもめ24号)⇒13:14 博多

13:14 新幹線、在来線特急と乗り継いで博多に到着しました。乗車する「ゆふいんの森5号」の発車には1時間以上ありますのでいつもと同様に2階にあります” 博多めん街道 ”へ向かい長浜ラーメンで昼食としました。12軒の中から選ぶのは細麺の「長浜ナンバーワン」です。

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道南を巡る旅(後編)

5.江差線跡

秘湯「銀婚湯」は今までに各地で泊まった秘湯旅館の中でも、屈指の名湯でした。たまたま泊り客も少なく、いくつもあるかけ流しの温泉は独り占め状態だったのは良いのですが、温度が高すぎて大きな浴槽に入るためには相当水を足さねばならず、結局湯船に入るのを諦めました。あとで旅館の人に聞くと、日によって泉温が異なるらしく、ジャンジャン水を入れてもらって良かったのにと言われました。家内も同じ経験をしたそうで、浸かれない温泉は初めてだねと、思い出に残る温泉でした。(混浴の露天風呂は適温でした)

そんな銀婚湯をあとに、日本海側の江差に向かいます。北前船とニシン漁で賑わった江差は歴史的建造物や榎本武揚艦長の開陽丸など見どころの多い町です。この地方は明治以降は檜山爾志郡に属し、その郡役所の建物が江差町郷土資料館として立派に保存され、道の有形文化財にもなっています。その1室が旧国鉄江差線関連の展示室になっていました。

令和5年6月10日 江差町郷土資料館にて

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 7 再び島原鉄道に乗車

第5日目  5月30日 その1

6:00 今日も朝から温泉三昧ですが、昨日同様に白い世界に阻まれて展望露天風呂から雲仙の町並みは俯瞰できません。

7:00 朝食会場は昨夜と同じ食堂です。バイキングが用意されていましたので軽くいただきました。

今日は旅館前から9時過ぎのバスに乗って島原駅へと向かい昨日と逆コースで博多に戻り待望の「ゆふいんの森」に乗車して別府へと向かいます。

① 別所口 9:15(島原バス)⇒9:59 島原駅前 (850円)

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道南を巡る旅(前編)

書棚に並ぶ本がどうしても増え続けるため、定期的に必要度の低くそうな本から処分しているのですが、その中で捨てられずに書棚の一角を占めているシリーズに朝日文芸文庫の司馬遼太郎「街道をゆく」40巻があります。敬愛する司馬遼太郎氏による旅行記ですが、これを読んで現地に行ってみたいと旅先に選んだことが少なくありません。今回はその第15巻「北海道の諸道」に触発され、函館、江差、松前の旅を計画し、6月8日から13日まで道南を巡ってきました。司馬遼太郎氏の旅は40数年も前のことですが、年月を経ても、その土地ならではの風土や文化を追体験できればというのが旅の目的です。その中に「鉄」の要素も加えると、いつも結構忙しいプランになります。ここでは、その5日間の中での「鉄」部分だけをご紹介致します。

今回の旅のコースは次のようなルートです。1日目 広島空港→仙台空港、仙台から「はやぶさ」で木古内へ、木古内から道南いさりび鉄道で函館入りし、函館泊。2日目、レンタカーで亀田半島を1周して森から落部へ、落部から山越えして銀婚湯で1泊。3日目、銀婚湯から江差、松前へ。松前で1泊。4日目、松前城下散策後知内温泉で1泊。5日目、函館に移動してレンタカーを返して、函館市内観光後、函館で1泊。6日目、函館市内観光後函館空港→羽田→広島 というルートで、渡島半島の南半分を1周してきました。学生時代を含め、何度か道内を旅していますが、函館は通過点であったことが多く、また江差、松前線などの行き止まり支線は訪ねることなく廃線になっていましたので廃線跡だけでも訪ねようと思っていました。

1.道南いさりび鉄道

仙台から乗車した「はやぶさ23号」は盛岡で秋田行き「こまち」を分割後、快調に青函トンネルを抜けて、北の大地に着きました。そのまま終点新函館北斗まで行くのが早くて便利なのですが、それでは旅の趣旨に反しますので、木古内で下車し、旧江差線の残存区間である道南いさりび鉄道に乗り換えました。はやぶさを降りて乗り換えた物好きな乗客は我々夫婦2人だけでした。キハ401796が発車を待っていました。

令和5年6月8日 木古内駅で発車を待つ133D 函館行きキハ401796

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 6 島原鉄道に乗るⅡ

第4日目  5月29日 その2

④ 大三東 12:48⇒13:05 島原船津

団体でのツアーも終わって個人ツアーになりました。大三東から列車に乗って車庫のある島原船津を目指します。

12:59 島原半島の行政・経済の中心、観光拠点になっています島原駅に到着しました。島原城の大手門を模した立派な駅舎が出迎えてくれます。
多くの乗客は降りられて車内はガラガラ状態になりましたが私は車庫を先に見ておきたいので見学は帰路にしました。

島原駅は、2001年(平成13年)に年間738,553人あった乗降客が、2021年(令和3年)には年間255,426人へと激減しています。(※長崎県統計年鑑から転載)
2008年(平成20年)に島原港~加津佐が廃止された影響により約38%もの利用者減になりました。以後微減状態が続いています。1990年(平成2年)11月17日、198年ぶりに噴火活動を再開した雲仙普賢岳によって翌年6月3日の大火砕流が発生、多くの人命が失われ、島原鉄道も翌日6月4日から1997年(平成9年)4月1日まで6年近く運休になった影響が大きかったようです。

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クローバー会北九州ツアー余禄

あれからもう1ケ月近くが経とうとしており、間の抜けたレポートになりますが悪しからず。2日間のツアーが大変充実したものであったことは、参加者の皆様が異口同音に述べられている通りで、企画、お世話頂いた方々に改めて感謝申し上げます。せっかく北九州に行くなら少し寄り道をと考え、2日目は西鉄貝塚駅前で皆様と別れました。私の住む広島県三原市は小早川隆景の居城三原城のある城下町ですが、その隆景がまず1585年に伊予攻めの功により秀吉から伊予国を与えられ、次いで1586年に九州攻めの功によって筑前、筑後と肥前の一部を与えられます。そして海城として名島城を築き、博多の街づくりを行います。ということで、三原人にとって名島城の存在は有名なのですが、私自身は名島城を訪ねたことがなく、今回は絶好のチャンスと考え、名島城跡を訪ねた次第です。名島城跡訪問記は省略しまして、この日は和白で1泊し、翌日は香椎線の初乗りで西戸崎に行き、そのあと、若松、戸畑、スペースワールドと巡って帰路につきました。そんな寄り道旅の様子をご紹介します。

1.香椎線と西戸崎

宿泊したホテルAZ福岡和白店は有難いことに朝食は6:00からなので、早々に朝食を済ませてJR和白駅に向かいました。JR香椎線和白駅は西鉄貝塚線和白駅と隣接しており、月曜日の7:00過ぎとあって、香椎、博多方面に向かう通勤、通学客で大変混み合っていました。しかし西戸崎方面に向かう人たちは少なく、西戸崎までの15分程ではありましたが、風景をゆっくり楽しめました。

和白駅風景 令和5年5月29日 左は西鉄貝塚線654+614、右はJR香椎線721C宇美行き

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 5 島原鉄道に乗るⅠ

第4日目  5月29日 その1

DRFC-OB会のツアーも終わりましたので今日からは私が勝手に作成した個人ツアーです。最近、九州へは長崎への西九州新幹線開業時に参りました。その前には千住のヤスベイさんと松浦鉄道に乗って桜前線の乗り鉄旅を楽しみましたが乗りたいと思っていた「ゆふいんの森」にはまだ乗っていません。島原半島を走る島原鉄道もまだ未乗車です。九州を横断する久大本線、豊肥本線にもしばらく乗ってはいませんので久しぶりの乗車を楽しみたいと思い計画を練りました。

まず訪問する第1日目は島原半島としました。JR九州ハロー!自由時間ネットパスを利用して訪れますがこのネットパスが使えるのはJR九州線のみで島原鉄道腺は別途バスやフェリーにも乗れる2日間乗り放題のフリーきっぷ(4,000円)を諫早駅で購入しました。 続きを読む

 北九州から福岡へ “思い出探し”の旅 ❻

“思い出探し”の旅も、北九州から福岡へと移ります。クローバー会の北九州ツアーの2日目、西鉄宮地岳線の廃線跡めぐり、多々良工場の見学のあと、午後からは、1975(昭和50)年に廃止となった西鉄福岡市内線貫通線の箱崎、馬出付近の廃線めぐりとなりました。私も廃止直前に、貫通線のほぼ全区間を歩いて写しただけに、50年前と比べてすっかり変わってしまった沿線を見て、感慨深いものがありました。 「馬出」電停の安全地帯が、いまも残っていることを、本欄でも、地元のおとりんさんからレポートが寄せられて、そのコメントに私も写真を寄せたが、今回、もう一度、掲載を。貫通線が九州大学の校地に沿って東進し、左へカーブしたところに「馬出」の電停があった。この付近は、ほぼ専用軌道で、電車はダイヤ通りに走り、商店の軒先を兼ねた電停は、賑わっていた。現在の同地点は、「馬出バス停」交差点に当たる。線路跡は道路となった。城戸商店は、ご覧のように、外装は新しくなったが、窓割りはそのままで、沖縄そばの「由ら花」などになった。左手にあった民家も合わせて、棟続きになった。

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 4 ツアー2日目

第3日目  5月28日

今日はJR福間駅に9時半集合でNPO福岡鉄道資料保存会の皆様のご案内で宮地岳線廃線跡見学へ向かいます。

7:24 宿泊した西鉄イン小倉での朝食は申し込まず待望の小倉駅名物のかしわうどんを選びました。朝早くから営業しているだろうとまず連絡橋のもJR九州フードサービス(株)経営の「玄海うどん」へ行きましたがまだ開業していません。別の北九州駅弁当(株)が経営しています前回食した1・2番ホームの「ぷらっとぴっと」を見ましたが同じく閉まっています」。もう一つの7・8番ホームのうどん店を探しましたらお客が一人おられました。ホームのベンチで腰掛けて食べることにしました。
▲ 7:37 たっぷり入った甘辛いかしわ、柔らかいうどん麺、甘めのつゆとの組合わせは絶品で今日も美味しくいただきました。

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 3 DRFC-OB会ツアー合流

第2日目  5月27日

① 大阪南港 19:50(名門大洋フェリー)⇒8:30 門司港

04:17 昨夜は早くに爆睡体制に入りましたので今朝は早朝に目覚めました。艦内のモニターでは船は松山沖を走っています。朝日が見られるかもと甲板に出てみましたが厚い雲に阻まれていました。
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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 2 旅立ち

第1日目  5月26日

①  長岡京 17:04(快速)➡︎17:35 大阪
②   西梅田 17:45(大阪メトロ)➡︎18:07 住之江公園
③  住之江公園 18:11(ニュートラム)➡︎18:33 フェリターミナル

いよいよ出発当日となりました。自宅からフェリー乗り場までは約1時間半です。夜行となると学生時代に客車列車に乗って九州や北海道に向かったウキウキ気分と同じになってきます。 続きを読む

 北九州へ “思い出探し”の旅  ❺

直方駅4番ホーム対比 蒸機時代、ホームの横には直方機関区があり、入出庫する蒸機が黒煙を吐きながら、連なっている光景が日常的に見られた。4番ホームへ到着するのも蒸機。乗客は真っ黒になりながら、列車に乗り込んだ。いまは福北ゆたか線こと筑豊本線は電化されて、留置されるのは電車。DCになった。ホームにいても、乗客が少ないこともあって、妙な静寂に包まれる音や臭い(匂い?)に包まれて、五感をくすぐられた、あの直方が懐かしい。

思い出探し、次は直方です。直方へは、蒸機が無くなってからも、何度か訪れて、その変化を見届けてきました。これまでも再三に渡って投稿して来ましたが、改めて、直方の今昔を対比してみました。

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 北九州へ “思い出探し”の旅  ❹

折尾駅前には2000年まで、西鉄北九州線の折尾駅があった。かつては門司(門司港)~折尾、30キロ近い路線を有していた北九州線だったが、順次、廃止され、最後の営業区間、黒崎駅前~折尾も十数年前に廃止となり、北九州から西鉄の軌道線は消えた。西鉄の折尾駅は高架上にあり、その一部は、9連の煉瓦アーチ橋で支えられていた。現在、再開発地区に3連分の煉瓦アーチが残されている。右は、鹿児島本線黒崎方と筑豊本線中間方を結んでいた、通称“短絡線”の廃線跡。

新しい折尾駅を巡ったあと、改札を出て、駅周辺を回りました。駅の営業は、昨年から始まっていますが、駅周辺は大規模な再開発事業の真っ最中でした。区画整理事業の地域では、新しいマンション数棟以外は、すべてが取り壊され、いまは更地となって、碁盤の目状の区画ができていました。古い風景を思い出しながら、周辺を巡りました。

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 北九州へ “思い出探し”の旅  ❸

日本最初の立体交差駅と言われ、昭和の香りを残した駅周辺も魅力的だった折尾駅、駅舎は大正5年竣工の二代目で、辰野金吾の設計との説もある(上)。2006年から始まった周辺の連続立体交差事業は、付近の地形を変えてしまうほどの大規模なものだったが、2022年3月改正で、全面高架化が完成し、営業を開始した(下)。Y字型の駅の中央にある駅舎は、旧駅舎を曳家して移築したのかと思っていたら、旧駅舎を忠実に再現した新築だった。

思い出探しの旅、行くことが叶わなかった九州の鉄道のなかで、連続立体化された折尾駅は、ぜひこの眼で確かめたいものでした。しつこく言いますが、高校二年生の九州旅行、鹿児島本線から降りて、折尾駅の複雑な通路を通って、筑豊本線ホームで若松行きの列車に乗り換えました。牽引機は初めて見るC55でした。動輪の間近に寄って見ると、なんとスポーク動輪を通じて、向こう側の景色がよく見えるではありませんか。これぞスポーク動輪、これぞC55だと大いに感激しました。試しにデジ青で折尾駅を検索すると、同じような内容ばかり書いていることが分かりました。さらに上塗りする記事となりますが、私の思い出の駅として、ご容赦ください。

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JR九州ハロー!自由時間ネットパスの旅 Part 1 旅立ち前の計画作成

5月26日、27日の2日間にわたってDRFC-OB会の「北九州の鉄道の今と昔を巡るクローバー会北九州ツアー」が開催されます。私も参加させていただきます。どういった行程で行こうかと悩みぬいて5月連休中にはほぼ大半が確定できました。
九州へは2019年3月、2021年9月、2022年9月と11月、2023年1月と5回も訪問しておりますが長崎、熊本、鹿児島の路面電車の撮り鉄が中心でしたのでゆっくりと観光地を巡る旅はしていません。前回は台風被害で運休だった久大本線を走る「ゆふいんの森号」には乗りたい。まだ未乗車の「島原鉄道」の乗り鉄旅もやりたいと思い行程を組みました。
購入するJR九州のお得なきっぷは、以前にも選んだ「ハロー!自由時間」北部九州版(9,800円)です。バラではなく連続3日間の規定がネックですが、乗車の度に購入するのと比べると半額以下にはなります。
最も悩んだのは九州入りまでの行程で手元にもらったANA株主優待券がありましたのでこれを使って片道は飛行機にして後の片道は新幹線と思いましたが、前回新造船が投入されるとニュースのあった名門阪九フェリーに乗船してみたいと検索すると夕朝食込みで片道8,800円のお得なきっぷが旅行代理店サイトから見つかりました。
宿泊先も北海道同様に全国旅行支援で20%割引きとクーポン(2,000円)が付いた温泉付き三ッ星以上のホテルを探しました。
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ザグレブの鉄道とトラム

今年のホームカミングデーに発行する会報6号の原稿を会員の皆様にお願いしたところ、‘56年度生丹羽先輩より、会報の原稿に使ってくれとお手紙を頂きました。丹羽先輩は昨年亡くなられた沖中先輩、湯口先輩と同年代ですが、先日の長良川鉄道イベントにも参加され、最近も「ひだ号」の新車

ザグレブ駅にてHZ2044型
1981年EMD-GM製

HC85系を撮りましたと写真を送っていただきました。この他にも名鉄の昔話、20年以上前のブラックプールトラムの珍しい写真と記事も頂きましたが、クロアチアとザグレブトラムの記事はデジ青に投稿することで了解を頂きましたのでご紹介させていただきます。
また、この場をお借りして会報第6号への投稿をお待ち申し上げます。

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 叡電“二ノ瀬”に ぞっこん

新緑が美しい季節になりました。家に籠り勝ちの高齢者も、写しに行きたくてウズウズします。コロナ以降、撮影は「テーマ限定」「短時間」がスタイルになりました。最近、足繁く通っているのが、叡電二ノ瀬です。同じ叡電の八瀬、三宅八幡は以前から、お気に入りとして何度も行っていますが、最近は、二ノ瀬も加わりました。“紅葉のトンネル”として知られている二ノ瀬ですが、最近は“青もみじ”の頃にも、市原~二ノ瀬は徐行運転が行われ、ことしは、夜間ライトアップして特別列車も運転されています。つい一週間前にも二ノ瀬へ行ったが、両側は山が迫ってモミジが覆い被さっていて、陽が射し込まない。午後が適切と踏んでいたが、時間は過ぎていて電車は日陰のなかだった。詳細な方角を検討すると、陽が射し込むのは、午前中のある時間帯だけと判明、一昨日、晴れ間に再度行ってみると、みごと的中して“青もみじ”の「きらら」が撮影できた。

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