引続き中国新聞特集記事をご紹介します。
「ニュース」カテゴリーアーカイブ
関三平先生から当会への手紙
先日の関先生からのお便りに会長はじめ会員の皆様からいろいろなコメントが投稿されましたので、再度ハガキをお送りさせて頂きました。それに対して再度お返事を頂きましたので皆様にご覧いただきます。なお、ご住所や電話番号等は割愛しておりますのでご了承下さい。
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三江線の次は・・・
福山マラソンと鞆鉄道
来る2月21日に第35回ふくやまマラソンが開催されます。今回は福山市市制施行100周年の記念大会でもあり、かつての名ランナー宗兄弟をゲストランナーに迎えるなど 福山市も力を入れているようです。そのためもあるのか、今日の中国新聞朝刊1面のコラムに鞆鉄道が登場したので驚きました。
「多摩川をめぐる鉄道風景」
吹雪をモノともせず、数キロも歩いて敢然と雪中撮影に挑まれる準特急さんは、そのいっぽうで、自らの足跡を趣味誌に寄稿されています。そのひとつが、「レイル」に掲載されている各地の河川を渡る鉄道橋の歴史・現況のレポートで、同誌82号では、高校時代までの居住地に近い武庫川を、tsurukameさんらの写真とともに紹介されています。続いて同誌では、別の寄稿者によって高梁川、紀ノ川が発表され、「レイル」の独自企画として育ちつつあります。そして、このたび発売された97号では、その提唱者たる準特急さんが、再び筆とカメラを持って、いま居住されている近くの多摩川を発表されました。
▲かつて川は、ヒトとモノを運んだ。いま、ヒトとモノは、その川を渡る鉄道によって運ばれる。縦糸と横糸を組み合わせた、たいへん興味深いこの企画、これぞ、鉄道趣味者らしい研究成果と言える。少し前の号では武庫川、今回は多摩川と、東西を代表する川を紹介できるのも、各地を転々とされた?準特急さんらしい成果だ。
583系騒動記
583系の入洛
京都市電 余話 その4
市電蹴上線の痕跡を見る
前項で紹介した岡崎地域に、現在は鉄道は走っていない(地下鉄は、地域をかすめるように走ってはいるが)。しかし鉄道遺産と呼べるものがいくつか残っている。昨年夏にクローバー会の行事として、炎天下を全員で歩き通した京阪京津線の開業時の廃線跡もその一つ(遺構と呼べるものは無かったが)、そして平安神宮の神苑にはN電も保存公開されている。
さらに戦前まで岡崎地域を走っていたのが市電蹴上線で、その名残りとして、今でも架線柱跡が見られるのは、あまり知られていない。蹴上交差点から、仁王門通りに沿う琵琶湖疏水のインクラインの擁壁に、コンクリート製の台座が4基が見られる。これが、市電蹴上線の架線柱の台座の跡だ。市電蹴上線は昭和20年2月に廃止され、レール・架線柱などは、延長工事中の梅津線(右京区)に転用するために撤去されたが、台座のみが残された。
さて、蹴上線の由来だが、京都電鉄木屋町・鴨東線が、内国勧業博覧会への乗客輸送を目的に明治28年4月に開業している。木屋町通、二条通、冷泉通を経て、蹴上水利事務所前(南禅寺前)まで開通、のち明治40年に蹴上まで延長している。大正7年、市営電車が京電を買収、この鴨東線も市営に編入された。市では、大正15年、仁王門通(東山仁王門)~岡崎円勝寺町、約200mを新たに敷設、その際に、岡崎円勝寺町以西の京電路線を廃止、岡崎円勝寺町以東、終点の蹴上までは、広軌に改軌して、市電蹴上線とした。しかし、蹴上線は、前記のように、昭和20年2月に不要不急路線として休止となり、資材は延長工事中の梅津線に転用された。
琵琶湖疏水インクラインで保存されている台車の前に、1基目の台座跡がある▲
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京都市電 余話 その3
京都市電 余話 その2
稲荷線の開業年の謎
前回(その1)で、新聞社とのやり取りで議論になったことがある。市電稲荷線(勧進橋~稲荷)の開業年が二通りあると言う。鉄道線の開業年は、創設年や廃止年は、明確に記されており、原稿作成に当たっても複数の資料から裏付けを取るようにしているが、その後の新規開業や短区間の開業などについては、私自身もあまり意識せずに、原稿作成でも漫然と書籍・雑誌から転載しているだけだった。とくに稲荷線は、京都電鉄から市営に継承された路線だけに、京都電鉄時代の原資料はほとんどなく、勢い二次資料、三次資料を頼らざるを得ない。
記事掲載に当たって、新聞社も手持ち資料を当たってみたが、開業年に答えが見出せず、試しに、私も手持ちの資料を調べて見たが、確かに違う。 ひとつは明治37(1904)年8月4日
さらに、明治38(1905)年8月4日もある。
月日は合致している。年だけが、一年だけ違うが、気にはなってくる。
▲伏見・稲荷線の廃止に当たって、交通局では廃止パンフを大量に配布した。当局が廃止のパンフ゜を作成したのも、これが最後だった。これには、明治38年と記載されているが
京都市電 余話 その1
遅まきながら今年初めての投稿となりました。またもや京都市電ネタから始めることにしました。話は、昨年末の一本の電話から始まります。
稲荷線にあった踏切の協力者を探る
その電話主は、地元の新聞社からだった。新春の紙面で、昭和時代を生きてきた市井の人たちのその後を追ったシリーズ企画があり、市電伏見・稲荷線の廃止時のお別れ式で表彰された民間人3組みのうちの一人を探している、と言うものだった。その人は、15年に渡って稲荷線の踏切の遮断機を守り続けていたと言う。極めて局所的な問い掛けで、ほとんど記憶になかったものの、確かに伏見・稲荷線の最終日、昭和45年3月31日の深夜、京都駅前で、当時の京都市長、交通局長も列席して、お別れ式が行なわれたことは覚えているし、私も居合わせて写真も撮っている。かすかな記憶をたどっていくと、当時の新聞の切り抜きと、乙訓老人からもらった交通局の「軌道事業略史」に手掛かりが見つかった。これにより、「遮断機がクルマなどで破損するたびに無料修理を15年間引き受けてきた」こと、そして、踏切は「師団踏切」であることが分かった。
▲「あの日の京都へ Back to 1970」の記事 (クリックして拡大)
ついに登場 三江線乗車ツアー
廃止が取り沙汰され 急に注目されているJR三江線ですが、三江線乗車を前面に押し出したツアーの広告を初めて見ました。今日の中国新聞朝刊です。広島発着の日帰りツアーで、AコースからFコースまでの6パターンがあります。驚いたのはA,Bコースは貸切列車で全線を乗り通すプランだという点です。最少催行人数は20名、最大40名ですから 貸切列車はキハの単行でしょう。2月20日のAコースは江津から三次への下り列車、3月27日のBコースは三次から江津への上り列車です。いずれの貸切列車も片道運行であり片道は回送するのか等 どのような運用になるのか興味深いところです。Aコースは早朝の422D江津行きに回送車を併結、Bコースは423D三次行きに回送車を併結するのかもしれませんね。
ミャンマーで広電 走り始める
平成27年7月に広電からミャンマーに輸出された 旧西鉄福岡市内線の電車がヤンゴンで走り始めたそうです。塗装は現地で塗り替えられています。
港湾地域のワーダン貨物駅への引込線を電化した路線だそうで、決して輸送人員が多い路線ではないようです。むしろ初めての電車の運行や保守を訓練するためのようにも思えます。今回ミャンマー入りした電車は 昭和30年代後半の製造年であり 丁寧に使われてきたとは言え半世紀も前の電車です。同時に現地入りしている旧大阪市電1801型も然りです。どうしてこんな古い電車をと思いますが、いきなり最新式の何億円もする電車は買えないでしょうから、まずは釣掛け式の電車を勉強することから始めるのでしょう。ひょっとしたら京都市電1900型も海を渡るかもしれませんね。そうなれば 「ヤンゴンで京都市電に乗ろう」ツアーを考えねば!
見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー 第二次申込み受付開始!
見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアーにつきましては、10名の皆様方の参加申込みをいただきました。大変ありがとうございます。
12月30日に第一次申込みを締め切りましたが、、まだ若干の受け入れが可能です。第二次だからと言って宴会の献立が減ったり、お酒が燗冷ましになったり、部屋が布団部屋になったりといった差別は決して行いませんのでご安心してお申込みください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
【 ツアー行程概要】
旅行日 2016年4月2日(土)~3日(日)
・集合場所・時間 三次駅 三江線ホーム16:56発の列車、ホテルへ直行も可
・基本行程 4月2日(土曜日) 三次16:56⇒18:19潮 着後旅館に直行、宴会
4月3日(日曜日) 各自自由行動
(潮駅周辺は桜並木が続き、旅館付近で6時台1本、7時台2本の撮影が可能です)
・参加費用 13,000円を予定 (お酒を飲まない方は10,000円)
・宿泊ホテル 潮温泉 大和荘 http://daiwasou.jp/
詳細は、こちらからご覧いただけます。
https://drfc-ob.com/wp/archives/66276
※ 集合時間については、まだ時刻表が公表されていませんので多少変更する事もあります。
中国地方から謹賀新年
昨年末は広島ツアーに各地からお集まり頂き、ありがとうございました。今春には 公式行事ではないにせよ三江線の旅も計画されています。今年も引き続き中国地方の話題を提供してゆこうと思っていますので、よろしくお願い致します。中国新聞は元旦の1面トップに過疎化が進む中国山地のルポ記事を大きく掲載し、毎日連載されています。5日朝刊には三江線の記事が載りましたのでご紹介します。昨年10月にJR西日本が広島・島根両県に対して三江線の廃止検討を通告して以来、三江線問題が大きくクローズアップされています。JRは廃止を決定したわけではないと弁明しつつも、沿線地元では廃止ありきの動きと受け止められています。
三江線ツアーは桜の見頃の4月上旬を予定されているようですが、3月26日にJR西のダイヤ改正がありますので、このダイヤ改正によって更なる減便などがなければ良いがと思っているところです。
高齢化、過疎化が進む沿線の実態を考えれば小手先の対策では存続は難しいのは周知の事実でしょう。「地方創生」などとうわべだけのきれいごとでは解決しない問題が山積していることを改めて感じる年頭です。
勝手にPR また写真展やってます -2-
▲ちょっと懐かしめの写真、市電・国鉄・京阪・京福・叡電を約100点展示します
今年もあとわずか、忙しい時期に恐縮ですが、自分勝手に新春のイベントを紹介させてもらいます。別記のように、京都駅前にある京都タワーホテル8・9階で、1月1日~3日限定で開かれる写真展です。テーマは「昭和時代の京都」で、もう辟易されるかも知れませんが京都市電、ホテルの立地柄として国鉄時代の京都駅および京都駅前、そしてホテル系列の関係会社として京阪・京福・叡電、以上の3分野で展示します。私だけの写真では十分なことは望めず、足りない部分は、クローバー会内外の諸先輩の写真もお借りして、何とか構成することができました。もちろん、単独の催事ではなく、ホテルの新春イベントの一環で、当該ホテルらしく、京都一高い展望台からの初詣や、雑煮食べ放題など、新年ならではの催事の余興としての開催です。
来場者のターゲットは、二世代、三世代の家族連れですので、専門的にならず、ひと目で“昭和”と分かる平易な写真でありながらも、企画・構成者として、こだわりの写真も選定したつもりですが、いかがでしょうか。また系列化の鉄道三社からは出展ブースもあり、ヘッドマークなどが展示されますが、京都市電は私のほうで系統板を集めたり、京都市電のDVD上映、また停留場標識のミニサイズ展示なども行ない、会場に花を添えることにしました。これらは、私自身には実績もノウハウもなく、さまざまな方から理解・協力をいただくことができました。
ただ有料の催事で、それも決して安くはない料金のため、決して見学を強要するものではありません。今年最後の活動報告の例としてのご連絡に留めておきます。 イベント全体のチラシ▲
江若模型いよいよ発売
先日のホームカミングデー集会の折に西村さんが話されていた江若鉄道キニ9、キハ14のNゲージ模型がいよいよ明日発売されます。今朝の当地地方版に大きく掲載されていましたのでご報告します。この模型は西村さん監修の元、江若交通が発売するもので、キニ9の流線型の前面など、なかなかよい雰囲気が出ています。また、塗装色も記憶どおりのもの、廃止されるころよく通った者にとってはなんともたまりません。
明日は先行販売と言うことで関西では江若交通本社のみでの発売、関東では横浜の京急百貨店で発売されます。1月16日の発売では京阪百貨店守口店、京阪本線主要駅、江若交通本社、営業所などで発売される他、京阪カードの通信販売サイト「e-kenetマーケット」での購入も可能です。
広島市内をクリスマス電車が走る
12月18日から広電恒例のクリスマス電車が走りました。ハノーバー電車238号にイルミネーションを施し、サンタさんやトナカイに扮した乗務員が運行します。ハノーバー電車が最も輝く年末恒例の行事です。
見納めの”三江線”の桜を見に行こうツアー開催について
12月5~6日に開催させていただきました”京都市電に乗りに行こう! そして、安芸西条の銘酒「白牡丹」で”ツアーでは、たくさんのクローバー会の皆様方にご参加をいただきましてありがとうございました。
来年も1泊旅行を計画しておりますが、当会’66年度生山室さんより、2017年9月に廃線が予定されています三江線を訪問しないかとのご提案を頂きました。
山室さんは三江線を再三訪問され、地元の方とも親交を深めて来られました。このたび三江線を応援するために、三江線を訪問するツアーを考えられましたので、DRFCクローバー会ではこれに賛同し、ご参加される方々を募集させていただきます。
つきましてはこの時期はホテルが満室になることが予想されます。早めに参加される人数を把握いたしたく、参加出来るかなと思われる方は12月30日までに事務局までご連絡ください。第1次締切とさせていただきます。
【 ツアー行程概要】
旅行日 2016年4月2日(土)~3日(日)
・集合場所・時間 三次駅 三江線ホーム16:56発の列車
・基本行程 4月2日(土曜日) 三次16:56⇒18:19潮 着後旅館に直行、
※ 19:03に発車する対向列車がありますので撮影後、宴会
4月3日(日曜日) 各自自由行動
(潮駅周辺は桜並木が続き、旅館付近で朝6時台1本、7時台2本の撮影が可能です。)
・参加費用 13,000円を予定(お酒を飲まれない方は3,000円引)
・宿泊ホテル 潮温泉 大和荘 http://daiwasou.jp/
※ 集合時間については、まだ時刻表が公表されていませんので多少変更する事もあります。 続きを読む
江若鉄道の思い出展in伊香立
今年3~4月に大津市歴史博物館で行なわれた「江若鉄道の思い出」展、9月に高島市藤樹の里文化芸術会館で行なわれた「江若鉄道の思い出」高島展に続き、昨日から伊香立香の里史料館で「江若鉄道の思い出」展が開催されています。今回は会期も3日~6日までの4日間でスペースの関係上、西村さんのジオラマは展示されず、写真パネルのみでしたが、総本家青信号特派員さまの写真が展示されています。