会報でもお知らせしていますが、、デジ青に掲載された記事の写真を使わせてほしいとの依頼が届きます。昨年は8件、一昨年は9件、今年もすでに3件の依頼がありました。使用する目的は様々ですが、先日あったのは松本市教育委員会文化財課様からの依頼です。2011年7月に湯口さんが投稿された松本電鉄浅間線記事の写真で、松本駅の鉄道給水源が写っているので歴史資料として活用したいとのことです。写真に写っている蒲鉾状の建造物が明治35年の鉄道開業に合わせて建設された給水源井戸の上部構造です。
旧浅間線の学校前駅付近は湧水が豊富でここから松本機関区に送水していました。現在は道路拡幅の為道路下に埋もれていて、今後この地下遺構を調査されます。これに合わせて施設の沿革を示す歴史写真として浅間線の電車の写真と共に使用したいと言われています。デジ青の記事が歴史的資料として活用されるのは、大変喜ばしいことです。もし他にもこのあたりの写真を撮られていましたらご提供したいと思っていますのでご連絡ください。
デジ青の記事は鉄道ファンだけでなく多くの方がご覧になられています。みなさんの貴重な写真や資料もどんどん紹介していただくことをお待ち申し上げます。
また、昨年開設した伝言板は会員のみが閲覧できるページです。近況報告や会員同士のメッセージのやり取りなどで、交流を深めていただくのにも使っていただければと思います。掲示板、伝言板の両方を使い分けて今後もデジ青の活性化にご協力ください。
「ニュース」カテゴリーアーカイブ
島秀雄賞受賞の陰に クローバー会の協力が!
昨晩、いつもお世話になっている、編集者のMさんからメールが入りました。「クローバー会でお世話になった号が受賞しましたでぇ~」。何のことか、最初は意味不明でしたが、よくよく聞いてみると、Mさんが手がけられている「レイル」116号の“まるごと北野線特集号”が、鉄道友の会の2021年島秀雄記念優秀著作賞(定期刊行物部門)を受賞したと言うもの。いゃ~、びっくりするやら、嬉しいやら。受賞はあくまで「著作」対象のため、116号の根幹記事となる、重要文化財に指定されたN電2号の調査・研究を行った4名の方への授賞ですが、表紙から始まって、巻頭のグラフページなどに、クローバー会の協力・連携が遺憾なく発揮された結果なのです。まず、重文指定のN電2号ですが、全廃以前に廃車となっているため、写真が見つかりません。それを、デジ青の掲示板に、米手さんが載せられた、お知り合いのN電2号の写真を発見、この写真が無ければ、本の完成も無かったと、Mさんも述懐されています。さらに表紙カラーや巻頭のグラフページは、大西友三郎さんのご遺族から預かった鮮明な写真で構成することができ、さらに不詳私も、キャプション作成や原稿の考証、写真提供などの協力をすることができました。▲「レイル」発行の雑誌社のブログにも、さっそく報告された。
▲これが探し出された「N電2号」、デジ青に米手さんが載せられた1枚の写真が、クローバー会の連携・協力によって受賞雑誌の巻頭を飾り、今回の栄誉につながった。なお撮影者の中村さんは、この本の完成を見届けられたあと、昨年7月に亡くなられている。ご冥福をお祈りする次第である。
市内線開業110年を迎える広島電鉄
クローバー会の皆様、明けましておめでとうございます。コロナの完全収束が見通せず、またしても旅を自粛せざるを得ない気配のなかで、このデジ青があるおかげで、あのBOXの雰囲気そのままに皆様が身近に感じられ、有難い限りです。管理者殿にも感謝です。今年1年もよろしくお願い致します。さて2022年の投稿も新聞切り抜きからスタートとなりました。今年は広電市内線開業110年ということで、中国新聞元旦号には特集記事が載りました。分割してご紹介します。宮島線は開業100年です。
瀬野八 脱線事故
今年最後の投稿は新聞記事の転載となりました。去る28日(火)20:35頃瀬野・八本松間で上り貨物列車が脱線し、29日、30日と上下線は運休し、どうやら31日午後から運転再開となる見込みです。まずは昨日30日の記事から。
阿佐海岸鉄道のDMV営業運転開始
かつてJR 北海道が開発投資をして実現しなかったDMV(Dual Mode Vehicle)、現代の軌陸車が12月25日から営業運転に就いたそうです。中国新聞の記事を転載します。
久しぶりの模型運転会
先週の名松線イベントに続き、19日には京都三光堂において模型運転会が行われました。前回の運転会は2019年8月でしたので2年ぶりの開催です。前回は暑い中、二階HOの運転場は冷房もなく、汗だくでの運転でしたが、今回は一階のNゲージともども快適に運転を楽しむことができました。運転者はHO3名、N4名(内1名はHO,Nの両方)そのほか4名の見学者がありました。三光堂はコロナ感染が拡大していた折はレイアウトの運転場は閉鎖していましたが、再開後は利用者も増えて結構予約が詰まっています。3時間の貸切で運転を楽しんだ後、近くの居酒屋で打ち上げと忘年会を開催、8名の方が参加しました。忘年会も2年ぶりの開催となりました。今年はコロナ禍ながら感染が落ち着き始めた10月以降を中心に4件のイベントを開催することができました。今年のイベントにお手伝い頂いた皆様、参加された皆様ありがとうございました。来る年が皆様にとって良い年となることを願っております。
今朝の瑞風を追いかけて
オミクロン株が心配になりだした昨今ですが、コロナ対策万全をウリにした国内ツアーが堰を切ったように再開されているようです。JR西の看板列車「トワイライトイクスプレス瑞風」もフル稼働のようです。昨夜、運転日を調べていたところ、何と今朝が「山陽上りコース」の2日目にあたっていて、早朝呉線三原口から尾道にかけて走る日であることがわかり、次のチャンスは2月22日までないことから、早起きして呉線須波駅で待ち受けることにしました。昨夜下関を出発した瑞風は山陽路を三原まで来て、深夜三原から呉線に入って広まで走り、広で折り返して日の出の頃に忠海・三原間の瀬戸内海沿いを走りながら朝食タイムというダイヤ設定になっています。須波駅には7:31に到着し、7:37に広行き115Mと交換、7:44に須波発となっていて、13分停車します。
今日は 梅小路「市電ひろば」へ
掲示板で大津86さんも紹介されていました、梅小路公園「市電ひろば」の京都市電2000型ですが、記事を読んで今日やっと出掛けてきました。ほんと、感激しましたよ。方向幕などが復元され、地下鉄開業40周年のヘッドマーク、系統板も完備しています。これらは、知り合いのYさんが、ほぼ一人で復元作業に奮闘されたもので、先日も、準備作業の様子を86さんと一緒に見学しましたが、なにせ製造後60年以上が経過した車体だけに、ビス一本を取り付けるのも大変な苦労をされていました。改めてYさんのご苦労に感謝申し上げます。Yさんからも、「土日は案内所が開くので、閉まっている平日がお勧めです」と聞いていました。とくに午後からは、冬の太陽光線が順光で当たり、端正な2000型を際立たせてくれました。ヘッドマークなどの取り付けは12月5日(日)までです。 ▲初冬に2000型の顔が映える。ヘッドマークは、市電全廃時の「さよなら」ヘッドマークの意匠を引き継いでいる。
そう言えば、京都市歴史資料館で開かれていた「こんにちは京都市電展」も、コロナの休館があったため会期を延長していましたが、これも12月5日で終了です。私も数日前の午前に最後の見学に行きましたが、名残客が続々と来場、変わらない市電人気を感じました。
▲遠くから見ると、まるで烏丸通の電停に停車しているような感じだ。▲▲通行客からも注目を浴びる。▲▲▲幕の文字も、交通局独自のフォントが見事に復元されている。Yさんが白布にひと文字ずつ書かれ、ほかの行き先もたくさん装備している。
▲もう一両、935号にも同様のヘッドマークが飾られていて、前後で異なる系統板を装備している。野外で保存されてから数年が経過するが、まだ車体は艶やかさを保っていて、保守・整備に当たる皆さんのご苦労に敬意を表したい。
広島から小ネタ5題
まずはいつものように新聞記事から。広島カープは今年もBクラス。何とか4位に浮上したとは言え、鈴木誠也の大リーグ挑戦もあって、地元ファンには来季への不安がぬぐいきれない年末を迎えています。一方、芸備線や木次線の存続問題がメディアに取り上げられることも増えつつあります。気動車にラッピングを施しただけで乗客が増えるとは思えないのですが、芸備線、福塩北線を走るキハ120の1両にカープラッピング車が登場しました。
2001号に方向幕がつきました
梅小路公園に置かれている京都市電2001号に方向幕がつきました。方向幕には烏丸車庫、連結車の表示がされています。調べてみると連結車は昭和39年に登場、2600型と合わせて12編成24両が走っていました。この連結車には思い出があります。連結車は主に混雑する烏丸線の4番系統で運用されていました。
↑ 急行マークも懐かしいですね。方向幕の字体は当時の物に合わせて手書きされました。尚この写真は市電ひろば協力会の方から頂きました。 続きを読む
佐竹保雄さんと写真展やります。
開催直前のお知らせとなりましたが、“山科の人間国宝”こと佐竹保雄さんと一緒に写真展を開催することになりました。ただいま必死になって、準備を進めています。
佐竹保雄写真展「わが“やましな”の記憶」
福田静二写真展「煙の旅 はるか」
とき/11月11日(木)~15日(月)・17日(水)10:00~16:30
※ご注意! 今日になって最終日の16日(火)が月一回の休館日に当たることが判明、館からのお詫びとして、翌17日(水)を代わりの開催日としました。ご注意くだ
さい。
ところ/ひと・まち・交流館京都 1階
毎年11月に東京方面からの趣味関係のお客さまが来られる恒例行事があり、毎年、何らかの“おもてなし”をしていますが、ことしは、佐竹さんとも相談して、ちょっと規模の大きな写真展を企画しました。 ▲佐竹さんの「東北展」でもお馴染み、河原町正面バス停前、ひとまち交流館京都
小ネタ 2題
広島カープは3年連続のBクラスで今シーズンを終わり、広島県人には脱力感が広がっていますが、カープ愛、郷土愛は衰えていません。芸備線と福塩北線にカープのラッピング車両が走るようです。
広島小ネタ2題
広電短信
集まって 話したり 飲んだり いいですなぁ
やっと感染状況もピークアウトして、規制も解除されました。誰に遠慮することなく堂々と活動できます。ほんと嬉しいですね。昨日は、伝言板でもお伝えした、京都アスニーのシンポジウム「京都のまちと京都市電」に参加してきました。内容は、須田寬さんの記念講演、小野田滋さんの基調講演、次いでパメルディスカッションと、盛りだくさんの内容。会場では、無印不良品さん、ぶんしゅうさん、勘秀峰さんも、参加されて、ご挨拶することができました。またDRFCに3ヵ月だけ在籍したのち、いまも趣味界で大活躍の東京のSさんと偶然に再会、一瞬でしたが、ぶんしゅうさん、勘秀峰さんとも旧交を暖めることができました。
シンポは、京都市歴史資料館の「こんにちは京都市電」展の関連イベントとして開催されました。最初に登壇されたのが、ホームカミングデーで講演していただき、その後も写真展でお世話になっている須田寬さん、今回も須田トークが炸裂、京都市電全盛の基盤となった600形への“愛”にあふれた内容でした。最後は、狭い街路に路線を伸ばした京電にならって、現在の寺町通、木屋町通などに、自動車・自転車を締め出したLRTのトランジットモール化を提言、一時間近い講話を楽しみました。そのあとも、「ブラタモリ」出演の小野田滋さんや、私のお知り合いも列席されたパネルディスカッションがあって、久しぶりに開催の講演会は幕を閉じました。
▲須田さんの講演の様子。須田さんにはクローバー会の「会報」の寄稿もしていただいており、「出来上がりを楽しみにしています」と優しい声を掛けていただいた。
そのあとは、さっそく、同好の士とともに、“一献”、外で飲むビールはやっぱりいいですね。別に呑兵衛でもない私でも、そう感じるほど解放感に浸っていました。クローバー会でも、10月中旬以降、続々と行事を予定しています。もう“外出怖い”とは言わせません。ぜひ、積極的なご参加お待ちしています。
叡電鞍馬線 不通区間 437日ぶりに開通
広島短信(おろち号)
米手作市氏 中国新聞に登場
総本家青信号特派員殿から、米手氏が奥出雲の方にお忍びで出かけられたことが中国新聞の知るところとなり、同紙に載ったらしいので至急調査願うとの連絡が入りました。早速ここ1週間ほどの紙面を探しましたが、備後地方と出雲地方では紙面が異なるためか見つかりません。そこで中国新聞デジタル版で探しましたところ、9月6日の地域ニュースに米手氏の名前を発見しました。画面コピーを添付し、ご報告に代えます。
こんな時期ですが、また写真展 やってます。
9月に入っても周囲の状況は厳しいまま、活動も制限されて、無為に毎日が過ぎて行きます。老い先短い、やり直しのきかない高齢者にとっても辛い毎日です。こんななかでも、自分の“足跡”をしっかり残していくべきと感じるようになりました。
そんな思いを持って、また性懲りもなく写真展を行っています。「伝言板」では一端を伝えしましたが、「掲示板」読者の皆さまにも改めてお伝えする次第です。今までの写真展の経緯をご存じの方にとっては、“またかいな”と思われるテーマ・会場だと重々承知しています。
そこで、今回は、少しやり方を変えました。今までは自分の写真を中心に構成していましたが、クローバー会の先輩や、お知り合いから貴重な写真を使わせもらいました。写真の幅、とくに年代の幅が広がりました。写真を補足するキャプションは詳しく、またコラム記事も作成してトリビアな話を纏めるなど、文字情報にも配慮しました。そしてニューフェイスにも加わってもらいました。私もぞっこん惚れ込んだイラストレーター8590(ヤゴクレ)さんに「七条大橋」テーマで新作を描いてもらい、ほかの作品も展示、一段と華やかに賑やかな展示になったと思っています。
また実施に当たっては、私なりの“エコ”を実践したつもりです。写真については、新プリントを原則にしながらも、使えるものは再利用を心掛けました。額などの部材は、高価で重い金属・ガラスは一切使わず、リサイクルできる紙と木だけにして、持ち運びの軽量化も考えました。企画や前作業は、全くの一人で、老人にはハードな作業でしたが、その分、自分だけのカラーが出せたと思います。あえて統一感をなくし、ギッシリ感、ボリューム感を出しました。何とか乗り越えて、体力・気力がまだ残っていたことは高齢者にとっては収穫でした。
なお、このような時期のため、開場しているのは、週のうち(木)~(日)の4日のみで、(月)~(水)は休んでいます。ご注意ください。














