第4日目 11月4日
今日は夜のJAL便で帰宅しますが日中の時間はたっぷりとあります。鹿児島市電は前々回に4日間をかけて撮影に励みましたので同じ写真を撮るのもどうかと思いました。今日は全線を乗り鉄しながら変化がないかどうかの確認です。
前々回の訪問は4年前の2018年4月27日からでした。車両等の説明は前々回の訪問記をご覧ください。今回は省かせていただきます。
▲ 7:39 ホテルで朝食後、いづろ通りに出て撮影開始です。2両しかいない9700形のトップナンバーが来ました。
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屋久島の森林鉄道初見参 Part5 平内海中温泉⇒鹿児島へ
第3日目 11月3日
今日は1日2回、干潮の前後約2時間のみ入浴可能な、海の中から湧き出ている珍しい温泉、「平内海中温泉」へと参ります。泉質は単純硫黄泉で神経痛、リウマチに効能あり、入浴の際は水着着用は禁じられている混浴露天風呂です。観光案内所で聞いておいた今日の干潮時刻は、8:53と到着時刻にピタリと合いました。
浴後はバスで宮之浦港へ向かいフェリーに乗船して鹿児島へと行く予定です。
① 高校前 8:04(屋久島交通バス)⇒9:20 海中公園
▲ 海中温泉は宿泊していますホテルからみて島の反対側にあります。バス乗車での所要時間は 1時間16分、路線バスにしては長い乗車です。
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屋久島の森林鉄道初見参 Part4 安房森林軌道
第2日目 11月2日 その2
① 屋久杉自然館 14:00(荒川登山バス)⇒14:35 荒川登山口
13:35 荒川登山口に向かう登山バスの発車時刻が近づいてきましたのでフロントのお嬢さんに発車するバス停はどこかをお聞きしますが、全く説明ができません。困ったものです。登山口行きのバスは1日3本で2本はお嬢さんが出勤前の早朝に発車しています。私が乗りたいもう1本が14時でこの時間から縄文杉へと向かう客は珍しいのかもと思いました。何とか聞き出し急いでバス停へ向かいました。
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屋久島の森林鉄道初見参 Part3 屋久杉自然館
屋久島の森林鉄道初見参 Part2 宮之浦港へ向かう
第1日目 11月1日 その2
▲ 13:24 空港前のはずれにあった屋久島観光案内所、おばさんが一人で切り盛りされていました。まずはバスのフリーきっぷ、屋久杉自然館から登山口の荒川までの往復バスきっぷの購入、平内海中露天風呂が入れる干潮時間を聞いておかねばなりません。 続きを読む
道東の“駅”を「記念消印」で巡る ①
トンと“デジ青”に疎遠状態が続いています。「デジ青投稿なんて、習慣化すれば何でもない」と吹聴しておきながら、用事が立て込むと、全く習慣化できません。時に優しく、時にきびしく、いつも意見を頂戴する、約1名の方からも「ええ加減に出さんかい」とメール連絡を受けています。とくに老人の場合は“投稿があるのは生きてる証拠”にもなりますから、生存証明のためにもセッセと書くことが大事です。
さて、デジ青に“駅”テーマがあふれて何よりだと思います。なにしろ駅へ行かないことには鉄道に乗れませんからね。「鉄道に乗らない鉄道ファン」へのアンチテーゼでもあると高齢者らしい見方をしています。そこで高齢者も乗せてもらって“駅”テーマと思った次第ですが、少し趣向を変えて、郵便局で押される記念の消印〈小型印〉を絡めた話題です。
タイトルの「道東の駅」とは、釧網本線、根室本線のこと、昨2021年は、郵政事業150年、根室本線(釧路~白糠)開通120周年、根室本線全通100周年、釧網本線全通90周年と、道東の鉄道では記念の年となりました。そこで駅近くにある郵便局44局で独自の記念消印を作成、駅と郵便局が地域とともに歩んだ歴史を振り返ることになりました。押印期間は2022年9月で終了しましたが、ほぼ全郵便局の消印を、郵便依頼でコンプリートすることができました。釧網本線、根室本線と言えば、私にとっては54年前に初めて訪れて以来、何度か乗り降りをした、思い出深い路線です。なかなか現地まで行くことができない今、当時の風景と消印をセットにして、道東の駅を語ってみたいと思います。▲郵便局のHPから「小型印のごあんない」
鉄道開業150年秋の乗り放題パスの旅 Part 3 秋のツアー@上田電鉄参加
第2日目 10月16日 その2
① 篠ノ井 9:35 (快速)⇒10:01 上田
10:01 2022年東西交流〈秋のツアー@上田電鉄)が開催される上田駅に到着しました。
私としては、初めての訪問です。
集合時間までに1日フリーきっぷを買っておくようにとの案内をいただいておりましたので早速有人窓口に向かいました。昨日同様にICOKAで購入できるかとお聞きしましたが上田電鉄ではクレカや交通カード類は使えないとの返答です。仕方なく現金で購入しましたが、先に買われていたTさんからホテルでもらった交通専用クーポンで購入できたよと教えてもらいました。昨日アルピコ交通では全く役に立たなかったクーポンです。昨夜の立ち飲み屋で散々愚痴を言って聞いていただいたママさんに帰宅のタクシー代にとあげてしまっています。使用できる期間は昨日と今日の2日間でした。知っていれば有効活用が出来たのですが・・、1,180円を捨ててしまいました。
乗車した車内、運転席後部には右のクーポン券が使用できると案内されたステッカーが貼られていました。アルピコの車内にも欲しかったですね。
きっぷは珍しい長方形の硬券でした。
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青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-15-
青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-14-
青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-13-
秋のイベント「上田電鉄ツアー」も明後に近づいて来ました。楽しみにしていますが、クローバー会では、今まで、みんなで、いろいろなところへ行き、思い出をつくることができました。ここでは、みんなで共有したBlue Momentを紹介していきたいと思います。今回は、2018年5月に行った明知鉄道です。ぶんしゅうさんのお世話で、国民宿舎の「恵那山荘」で一泊しましたが、快晴に恵まれ、新緑のまぶしい二日間となりました。
青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-12-
関西の蒸機を巡る ~小浜線~ ③
関西の蒸機を巡る ~小浜線~ ②
小浜線は、京都からは直線距離では、それほどでもないものの、アクセスは良くありません。どちら側から列車で入るにしても、遠回りを強いられて、着くのは昼ごろになります。走っているのも汎用機のC58では、訪問の優先順位は低くなります。近くの舞鶴線、宮津線も、よく似た路線ですか、そちらは、D51やC57、9600が見られるとあって、よく撮影に訪れたのとは対照的でした。
アクセスの悪さを救うために一計を案じたのが、夜行列車の利用でした。当時、北陸本線には、まだ大阪~新潟の夜行の鈍行が走っていました。京都23:48発、敦賀には深夜の1:37着、待合室で仮眠して、敦賀4:50の始発に乗れば、5時過ぎには撮影地に到着ができて、まるまる1日を有効に使うことができたのです。
▲前稿のなかで、「十村に来たのは、あるミッションがあって」と記した。私が行く直前、仲間のI原さん、T田君が、小浜線を訪れていたのだった。彼らが目指したのが、この十村の近くの小高い山の上の神社で、“十村はエエでぇ”と吹き込まれていたのだった。聞いたままに、くだんの山に登ってみた。なるほど! 素晴らしい展望ではないか。敦賀方からの線路がずっと見渡せて、右に見える十村駅の到着も見える。二人が言うのは間違いなかった(以下、昭和46年8月)。
関西の蒸機を巡る ~小浜線~ ①
新ネタも“デジ青”に載せながら、カビの生えたネタも仕入れて変化をつける。これが、高齢趣味者の定めと自覚し、色ものはしばらく休んで、蒸機ネタと参ります。以前、本欄で九州、北海道の機関区別の蒸機をお伝えしました。「本州はないんかいな」との声も聞きます。もちろん撮っていますよ。ただ機関区別に見ても、本州は、結構蒸機の運用範囲が広くて、まとまりを欠きますし、地域的なムラもあります。そこで、線区別に見ていくこととしました。
約50年前、日帰りでも行ける関西地方にも多くの蒸機線区がありました。それらを、順に紹介していきます。最初は、敦賀と東舞鶴を結ぶ「小浜線」です。その小浜線、ことしは全通100周年に当たります。先日は、丹鉄の「くろまつ」が初めて小浜線に乗り入れしたと聞きます。また「駅メモ!」とか言う、ワケの分からないキャラクターが出てくるキャンペーンが行われているのですが、高齢者には、何のことかサッパリ分かりません。
▲昭和46年8月17日、小浜線を訪れた際の行程を撮影順に載せて行く。敦賀から始発列車に乗って、5:09に美浜に到着。駅で仮眠ののち、東美浜寄りに歩いて、敦賀発の922レを撮影、この列車、西舞鶴、綾部経由で終着は京都。C58 212[敦一]の牽引。補助灯が、前照灯並みの大きさ。
青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-11-
青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-10-
最近、Blue Momentを求めて、足繁く(と言っても年に2、3回)通っているのが、阪堺電軌です。通い始めてからは、ずいぶんが経ちました。最初のころは、故・沖中さんに教えられて、初詣の大輸送を記録するため、正月二日目の住吉詣でが恒例になったり、典型的な大阪の下町商店街と交差する北天下茶屋へもよく通いました。最近は、上町線、阪堺線の乗客の差が大きくなり、日中20数分ヘッドの阪堺線より、6分ヘッドの上町線のほうが、明らかにBlue Momentの遭遇率が高く、夕方から出かけることが多くなりました。
▲最近のお気に入りは「北畠」付近、両側に低い家並みが続き、道路の真ん中を電車が走る。かつての“市電”そのものの情景のなかで、夕暮れを迎えた。
青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて -9-
路線の長い近鉄のこと、一瞬だけのBlue Momentを、全区間で撮るの容易なことではありません。幸い、住まいに近い近鉄京都線、橿原線、それに接続する吉野線も含めて、ほぼ南北に路線が走っています。真横から、夕景から始まる、ドラマチックな光景を求めるには、恰好な路線と言えます。例によって、車両を空で抜ける鉄橋を探し出して、何ヵ所かを回りました。
▲電車シルエットのBlue Momentの場合、下回りが隠れないことは必須だが、もうひとつ、ブラインドが降りていないことも条件だ。ひとつでもブラインドが下りていると興ざめだ。季節的なこともあるが、日中から走り続けている電車ではまず無理で、夕方ラッシュ時に出庫して走り始める電車の運用を狙うと、案外、ブラインドゼロの確率が高い。










