『HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス』の旅   第3弾 Part1 旅立ち前

前回、6月22日~30日8泊9日の旅を満喫できた『HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス』の旅でしたが、今回は10月11日から「全国旅行支援」が開始され、また50%引きと超お得な6日間周遊パスが11月28日から再発売される事になりました。
宿は40%割引のうえ平日泊には3.000円のクーポンがいただけます。いつもは安いホテルを探して苦労をしていましたが、これなら高級宿屋で温泉と豪華な夕食を味会うことが可能です。北海道内の在来線全列車が乗車できるお得な鉄道きっぷも北海道運輸局への届出金額(24,000円)に「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の補助金を適用した50%割引の12,000円となります。こんなチャンスは中々ありません。行かなきゃ損と計画を練りました。
▲ 今年は既に2回訪道いたしておりますので今回は大雨運休で行けなかった留萌本線、平日運休の石北本線特急乗車、宿泊したことがない根室、前回行ったが温泉に入浴しなかった登別温泉へと行くことを中心に予定を組みました。
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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-17-

万葉線

万葉線の庄川口、青い空に待合室の照明が際立つ、向こうが万葉線の庄川橋梁で、右に国道415号の新庄川橋が並行している(2011年3月)。

北陸シリーズ、つぎは万葉線です。高岡駅前から越ノ潟まで、12.9キロを結ぶ軌道線と鉄道線に分かれる路線で、Blue Momentに最適な鉄橋が2ヵ所あります。一つは中新湊~東新湊にある立山連峰を望む内川橋梁、もう一つは六渡寺~庄川口にある長大な庄川橋梁です。何度か訪れて両方の鉄橋へ行ったことがあります。前者は、以前にクローバー会の写真展に出展されたInubuseさんの、青い空に満月が浮かぶなか、電車が渡って行くシーンが印象的でした。今回は、後者の庄川橋梁をご紹介して行きましょう。庄川橋梁は全長416mもある堂々とした鉄橋で、橋梁に並行して国道415号の新庄川橋があって、真横からの撮影も可能なうえ、この季節は、真向こうに陽が落ちるため、夕方から夜にかけてのさまざまな時間帯で、移りゆく空の変化を楽しめます。

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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-16-

福井鉄道

福井鉄道の福武線は、越前武生と福井市の田原町を結ぶが、古くからの集落を縫うように走るから、意外に開けたところがない。唯一、三十八社の付近だけ、人家のない田園地帯が広がる。日没を遮る山もなく、ほぼ地平線に近いところで日没を迎える。天候に恵まれると、青から赤へのグラデーションとなる(2015年11月)。

北陸シリーズ、つぎは福井鉄道です。現存する中小私鉄のなかで、好きな私鉄のひとつです。いま復刻作業が行われている200形や、土日に特別運転している、シュツットガルトの「レトラム」(F10形)など、好ましい電車が揃っていました。沿線風景も変化が富んでいます。福井や武生、鯖江の市街地から、三十八社付近の田園地帯まで、さまざまに撮ることができます。

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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-16-

「記念消印」は、しばらく休んで、また、もとのBlue Momentに参ります。まだまだ撮ってます。ここは氷見線の越中国分駅、氷見線が工場地帯を抜けて、富山湾を望む景勝の地へ飛び出たところにある駅。何の変哲もない無人駅だが、向こうに海が見えるのがポイントだ。

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 道東の“駅”を「記念消印」で巡る  ⑦

釧路湿原のなか、車窓に釧路川を眺めながら、細岡に到着する。いかにも道東の駅らしい、ゆったりとして、きれいに掃き清められた駅だった。C58 127の牽く、網走行きの混合列車と交換する。

細岡 (ほそおか)

広大な釧路湿原を眺めて到着する。昭和2年の開設、駅名の由来は、鉄道建設の際に監督官の姓であるとする説もある。当時は二線の相対式の駅構造だった。通過する釧路発根室標津・小樽行き「大雪3号」。

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 道東の“駅”を「記念消印」で巡る  ⑥

標茶に到着したC58 127の牽く釧路発網走行き630レ、標茶からは標津線が分岐し、中標津を経て根室標津までの69.4キロと、中標津から根室本線の厚床まで47.5キロ、計100キロ余りが標津線だった。写真のように多くの乗り換え客で賑わっていた(1969年9月)。

標茶 (しべちゃ)

昭和2年の開設、昭和の時代は根室標津方面への標津線が分岐していたが、平成元年に廃止された。駅前には「道東鉄道発祥の地」の碑があると言う。これは、釧網本線の開業より、もっと早く、明治20年に釧路鉄道が、硫黄の積み出しで釧路川の河港の標茶まで開通している。また標茶町営簡易軌道が各方面に延びていたが、昭和46年に廃止されている。

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 道東の“駅”を「記念消印」で巡る  ⑤

緑 (みどり)

昭和6年の開設、当時の駅名は上札鶴だった。上斜里村が、清里町に改称された際に、行政地名も、上札弦から「緑町」に改称され、駅名も昭和31年4月に同時に改称された。「緑」にとくに由来はなく、佳字であることから選ばれたのだろう。「色」に由来する駅名なら第一に選ばれるはずだ。これも調査は、奈良の駅名研究家さんに任せたい。

初めて訪れた昭和43年、緑で交換するDE10の牽く貨物列車、当時、客貨混合はすべてC58牽引、逆に貨物はDE10化されていた。

緑郵便局の記念消印、こちらも駅舎が描かれている。

 

 

 

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 道東の“駅”を「記念消印」で巡る  ④

なかなか連日更新とは行きませんが、釧網本線の駅めぐり、続けます。

清里町 (きよさとちょう)

昭和4年の開設で、当初は村名に合わせた上斜里だった。昭和30年に町制を敷き清里町となり、駅名も改称した。本来なら「清里」のはずだが、小海線の清里と区別のため、「町」を付した駅名とした。北海道で「町」や「市」を付した駅名は比較的少ないと思われるが、奈良の駅名研究家さんの報告を待ちたい。

清里町50年間の定点対比、カーブした対向式のホームは変わらない。ホームの待合室や樹木は無くなってしまった。何よりも、50年前には、これだけの男女高校生の乗降があったのには驚く。

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屋久島の森林鉄道初見参 Part6 鹿児島市電に乗る

第4日目 11月4

今日は夜のJAL便で帰宅しますが日中の時間はたっぷりとあります。鹿児島市電は前々回に4日間をかけて撮影に励みましたので同じ写真を撮るのもどうかと思いました。今日は全線を乗り鉄しながら変化がないかどうかの確認です。
前々回の訪問は4年前の2018年4月27日からでした。車両等の説明は前々回の訪問記をご覧ください。今回は省かせていただきます。
▲ 7:39 ホテルで朝食後、いづろ通りに出て撮影開始です。2両しかいない9700形のトップナンバーが来ました。

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屋久島の森林鉄道初見参 Part5 平内海中温泉⇒鹿児島へ

第3日目 11月3日

今日は1日2回、干潮の前後約2時間のみ入浴可能な、海の中から湧き出ている珍しい温泉、「平内海中温泉」へと参ります。泉質は単純硫黄泉で神経痛、リウマチに効能あり、入浴の際は水着着用は禁じられている混浴露天風呂です。観光案内所で聞いておいた今日の干潮時刻は、8:53と到着時刻にピタリと合いました。
浴後はバスで宮之浦港へ向かいフェリーに乗船して鹿児島へと行く予定です。

① 高校前 8:04(屋久島交通バス)⇒9:20 海中公園

▲ 海中温泉は宿泊していますホテルからみて島の反対側にあります。バス乗車での所要時間は 1時間16分、路線バスにしては長い乗車です。
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屋久島の森林鉄道初見参 Part4 安房森林軌道

第2日目 11月2日 その2

① 屋久杉自然館 14:00(荒川登山バス)⇒14:35 荒川登山口

13:35 荒川登山口に向かう登山バスの発車時刻が近づいてきましたのでフロントのお嬢さんに発車するバス停はどこかをお聞きしますが、全く説明ができません。困ったものです。登山口行きのバスは1日3本で2本はお嬢さんが出勤前の早朝に発車しています。私が乗りたいもう1本が14時でこの時間から縄文杉へと向かう客は珍しいのかもと思いました。何とか聞き出し急いでバス停へ向かいました。
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屋久島の森林鉄道初見参 Part3 屋久杉自然館

第2日目 11月2日 その1

いよいよ今日は屋久島にかつてあった4路線の森林鉄道の一つ現存されている『安房森林鉄道』を訪問します。宿泊しています「民宿 屋久島」前にあるバス停から南下するバスに乗って安房港まで行き「屋久杉自然館」行きのバスに乗り替えて向かいます。
① 高校前 8:48(屋久島交通)⇒9:21 安房港 9:26⇒9:34 屋久杉自然館

▲ 7:00 民宿の朝食は7時から、簡素な献立でした。しかし今日はお昼は食事をするところはありませんので、ご飯はお代わりしてしっかり食べておきました。

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屋久島の森林鉄道初見参 Part2 宮之浦港へ向かう

第1日目 11月1日 その2

▲ 13:24 空港前のはずれにあった屋久島観光案内所、おばさんが一人で切り盛りされていました。まずはバスのフリーきっぷ、屋久杉自然館から登山口の荒川までの往復バスきっぷの購入、平内海中露天風呂が入れる干潮時間を聞いておかねばなりません。 続きを読む

 道東の“駅”を「記念消印」で巡る  ①

トンと“デジ青”に疎遠状態が続いています。「デジ青投稿なんて、習慣化すれば何でもない」と吹聴しておきながら、用事が立て込むと、全く習慣化できません。時に優しく、時にきびしく、いつも意見を頂戴する、約1名の方からも「ええ加減に出さんかい」とメール連絡を受けています。とくに老人の場合は“投稿があるのは生きてる証拠”にもなりますから、生存証明のためにもセッセと書くことが大事です。

さて、デジ青に“駅”テーマがあふれて何よりだと思います。なにしろ駅へ行かないことには鉄道に乗れませんからね。「鉄道に乗らない鉄道ファン」へのアンチテーゼでもあると高齢者らしい見方をしています。そこで高齢者も乗せてもらって“駅”テーマと思った次第ですが、少し趣向を変えて、郵便局で押される記念の消印〈小型印〉を絡めた話題です。

タイトルの「道東の駅」とは、釧網本線、根室本線のこと、昨2021年は、郵政事業150年、根室本線(釧路~白糠)開通120周年、根室本線全通100周年、釧網本線全通90周年と、道東の鉄道では記念の年となりました。そこで駅近くにある郵便局44局で独自の記念消印を作成、駅と郵便局が地域とともに歩んだ歴史を振り返ることになりました。押印期間は2022年9月で終了しましたが、ほぼ全郵便局の消印を、郵便依頼でコンプリートすることができました。釧網本線、根室本線と言えば、私にとっては54年前に初めて訪れて以来、何度か乗り降りをした、思い出深い路線です。なかなか現地まで行くことができない今、当時の風景と消印をセットにして、道東の駅を語ってみたいと思います。郵便局のHPから「小型印のごあんない」

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鉄道開業150年秋の乗り放題パスの旅 Part 3 秋のツアー@上田電鉄参加

第2日目 10月16日 その2

① 篠ノ井 9:35 (快速)⇒10:01 上田

10:01 2022年東西交流〈秋のツアー@上田電鉄)が開催される上田駅に到着しました。
私としては、初めての訪問です。
集合時間までに1日フリーきっぷを買っておくようにとの案内をいただいておりましたので早速有人窓口に向かいました。昨日同様にICOKAで購入できるかとお聞きしましたが上田電鉄ではクレカや交通カード類は使えないとの返答です。仕方なく現金で購入しましたが、先に買われていたTさんからホテルでもらった交通専用クーポンで購入できたよと教えてもらいました。昨日アルピコ交通では全く役に立たなかったクーポンです。昨夜の立ち飲み屋で散々愚痴を言って聞いていただいたママさんに帰宅のタクシー代にとあげてしまっています。使用できる期間は昨日と今日の2日間でした。知っていれば有効活用が出来たのですが・・、1,180円を捨ててしまいました。
乗車した車内、運転席後部には右のクーポン券が使用できると案内されたステッカーが貼られていました。アルピコの車内にも欲しかったですね。
きっぷは珍しい長方形の硬券でした。
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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-15-

不順な天気が続いていた今年の秋ですが、ようやく安定した天気になりました。上田電鉄のクローバー会ツアーも好天に恵まれて、参加者とともに楽しむことができました。本日も、準特急さんにコメントを入れると、天気が良くなり日光方面に向かっていると返コメが即座に入って来ました。78歳の後期高齢者には“負けてられへん”とばかりに、私は夕方になってから、以前から目を付けていたBlue Momentポイントへと出かけました。地下鉄の京都市役所前から電車に乗ること40分、京阪石山坂本線のある駅に到着した。しょちゅう来る電車を写しながら待つこと一時間、青い時間を迎えた。

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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-14-

今まで行ったクローバー会のツアー、みんなで共有した“青い瞬間”を続けます。つぎは、2019年10月の天竜浜名湖鉄道です。この日も快晴で、西鹿島駅で集合のあと、乗車会、天竜二俣区の見学などを楽しみ、最後は、宿泊地の最寄り駅、気賀までの列車の旅となりました。今回の宿泊地の最寄り駅、気賀を出発する天竜浜名湖鉄道の列車。駅には、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」ゆかりの地として、井伊家の紋を入れた赤い幕が張られていて、アクセントになっている。残念ながらBlue Momentの時間帯は、列車と絡めて撮ることはできなかったが、快晴のこの日は、列車に乗りながら、明から暗への世界をみんなで体験できた。

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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-13-

秋のイベント「上田電鉄ツアー」も明後に近づいて来ました。楽しみにしていますが、クローバー会では、今まで、みんなで、いろいろなところへ行き、思い出をつくることができました。ここでは、みんなで共有したBlue Momentを紹介していきたいと思います。今回は、2018年5月に行った明知鉄道です。ぶんしゅうさんのお世話で、国民宿舎の「恵那山荘」で一泊しましたが、快晴に恵まれ、新緑のまぶしい二日間となりました。

 

 

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 青い瞬間(とき) -Blue Momentを追いかけて-12-

またBlue Momentに戻ります。来週には、クローバー会で上田電鉄の撮影会が予定されています。まだ参加申し込みは少ない状況ですが、そこで、今回は以前に訪れた上田電鉄のBlue Momentを見ていただき、参加を検討されている皆さんへ、ちょっと刺激(?)できればと思っています(以下、2019年4月)。

上田電鉄別所線、終点の別所温泉のひとつ手前に「八木原」がある。いまはホーム一面の無人駅だが、パステルカラーに塗られた下見板張りの駅舎が大きな魅力ポイント、テレビのCMにもよく登場する駅だが、暮れゆくなかにたたずむ駅舎は、まわりのいかにも信州らしい田園風景とともに、写欲を刺激する。

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 関西の蒸機を巡る  ~小浜線~  ③

小浜線の続きです。小浜で一泊して、二日間の撮影を終えます。結局、賑わいを見せる小浜線の夏も、朝夕に涼しさを覚える頃、臨時列車も運転を終えた、この1回だけの訪問に終わり、その2ヵ月後の昭和46年10月の改正で、C58はDE10に置き換えられます。

“若狭富士”こと青葉山をバックに加斗に進入する977レ C58 171[敦一]

 

 

 

 

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