今日は県営鉄道が初めて走った与那原線の終点与那原駅が復元されて博物館となっていますので見学に訪れます。開館時間は10時となっていますのでゆっくりとホテルを出ることにしました。
▲ 1914年(大正3年)12月1日に那覇 ~ 与那原が開業した県営鉄道与那原線。開通時は那覇・国場・南風原・与那原(仮駅)の4駅だけでしたが玉橋、一日橋、桟橋荷扱所(貨物)、大里、古波蔵、真玉橋、宮平の順で新駅が開駅されました。 続きを読む
SL大樹C11形123号と新聞記事
ぶんしゅうさんがよく使われるJALの「どこかにマイル」を私も愛用しています。先週はこれを利用して今まであまり行ったことの無い北関東に行ってきました。
「どこかにマイル」で今回候補に挙がったのは長崎、鹿児島、花巻、成田でした。希望は成田以外ならどこでも良かったのですが当たったのは成田、どこに行けばよいか迷って関東在住のクモハ73106東ウラさんにご相談したところ、SL大樹とその回送があるのでどうかと言われました。たまたまこの日は123号が運転される日で、これは願ったりと出かけることにしました。当日は早朝から車に乗せていただき、不鋳鋼さん、Y崎さんのクローバー会準会員の方々もご一緒されました。
↑ IMG3169:まず新高徳-小佐越間で大樹1号を撮影、この日は寒い日で煙もまずまずです。
駅名喫茶店(第36回:「五」を含む駅名)
今日は、2月25日です。最近は225系をどこでも頻繁に見かけるようになりました。
数字シリーズ第2弾として、今回は「五」を含む駅名です。よろしくお願いいたします。【2023/5/26加筆修正】
お城と電車(17)弘前城
東北唯一の現存天守は見事なさくらで有名な弘前城である。前回宇和島城では現地まで遠いとのご意見もいただいたが、弘前は東京からは日帰りが十分可能である。弘前城は天守自体は小さくて櫓のようなものであるが、他にも二の丸追手(大手)門を始め五つの城門が残っており何れも重要文化財に指定されている。弘前公園自体も広くて散策の価値が十分にある。弘前城は津軽藩代々の居城で初代藩主為信が計画したがほどなく亡くなり二代藩主信枚が後を継いで慶長16(1611)年に完成させた。天守は寛永4(1627)年の落雷により焼失し現在の天守は文化7(1810)年に本丸辰巳櫓を改造したものと言われている。弘前城で特筆されることは天守の移設である。これは本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」が見られ、天守真下の石垣を修理することになり、高さ14.4m、重量400tの天守の移動させることになった。2014年春から3か月かけて移動したが、元に曳戻すのは早くて2026年から2028年頃と随分先のことになる。
遅咲きで有名な桜であるが訪問時は雪の天守でこれはこれで味わいのあるものであった。2013.1.29▼
京都市電写真展のご案内
このたび、勘秀峰さんから展示会開催情報が届きました。以下にご紹介いただいた案内を転載させていただきます。
今回、総本家様のお力添えで京都市電の写真展を開催することになりました。
会場は昨年と同じ高瀬川の町家ギャラリーです。写真展では市電2系統をクローズアップした展示のほか昭和30~40年代初頭のスナップを集めた「生活の記録」切符類コレクションの新作も取り揃えてお待ちしております。
勘秀峰は基本的に在廊しておりますので、早春の京都へお越しください。
<展示会概要>
佐々木秀隆 写真展 京都市電2系統が走った町並み
主催 高瀬川ききみる会
会期 2023年3月1日(水)~8日(水)(期間中無休・入場無料)
時間 11:00~18:00 (最終日の8日は17:00まで)
会場 高瀬川・四季 AIR 京都市下京区西木屋町通仏光寺下る
駅名喫茶店(第35回:奈良の駅名)
「奈良」の駅名研究家と名乗りながら、最も遠ざかっていたテーマでした。きっかけが無かったのです。
ところが先日、和歌山線を完乗したことにより、奈良県の全路線(ケーブル線、ロープウェイ線を含む)完乗をようやく達成しました。という訳で堂々とテーマとして設定できた次第であります。
奈良県は主に、近鉄線とJR線の2路線しかありません。全駅名も私の調べた限り131駅名と少ないですね。【2023/2/25加筆修正】
ここはどこ?わたしはだれ?ー多摩湖鉄道所蔵作品より(7)
では続きに参ります。
今回は京津線だけではなく、本線と、これは京阪か?という写真も含まれていますのでご注意!
駅名喫茶店(第34回:大学名を含む駅名)
駅名の話題でほっと一息つける場所、それが駅名喫茶店です。
今回は大学名を含む駅名です。「〇〇大学前」や「〇〇大前」、「〇〇女子大」といろいろと自前のデータベースで検索をかけ捜しましたが、きっと抜け落ちがあるかと思います。学園前(近鉄奈良線)は正式には帝塚山学園前で、帝塚山大学(最寄りは東生駒)がありますが、駅名に大学名を含んでいないため、このような駅は対象外としました。暁学園前(三岐鉄道三岐線)も然りです。
ただし、単なる「大学前」、「女子大」は対象としております。
2023年夏には、宇都宮ライトレール線で「宇都宮大学陽東キャンパス」停留所が開業予定です。https://www.miyarail.co.jp/company/?overview
また、近鉄橿原線の八木西口~畝傍御陵前間の新駅(「県立医大前」となるか?)開業からも目が離せませんね。https://www.nara-np.co.jp/news/20230218213646.html
【2023/4/1加筆修正】
どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part11 沖縄に走った鉄道 続編
Part10の投稿を終えてから沖縄には他にも路面電車、馬車鉄道、人車軌道と鉄道があったのに漏らしたことに気づきました。それぞれ記録が少ない鉄道ですが本を探したりネット記事を見たりと何とか全容が掴めましたので続編として投稿させていただきます。
【 沖縄電気軌道 】
まずは軽便鉄道よりも7ケ月も早い1914年(大正3年)5月1日に大門前から首里までの 5.7㌔を1,067㎜ゲージで開業した沖縄電気軌道です。
ここはどこ?わたしはだれ?ー多摩湖鉄道所蔵作品より(6)
今回よりタイトルが変わります。
今までは「Gordon Davis氏作品より」となっていましたが、今後は宮崎繁幹氏経営の多摩湖鉄道出版部が所蔵されている作品集から宮崎氏が厳選された“わけのわからん写真”(宮崎氏言)を出していただきますので表題を変更しました。
多摩湖鉄道は宮崎繁幹氏が経営する模型鉄道で、出版部からは写真集も刊行されています。
さて、前回までで諸探偵の実力のほどが分かったということで、今回も多摩湖鉄道の倉庫を探しまくって、撮影場所、撮影時期の不明なものを送ってこられました。
ただ、関東にお住まいの宮崎氏にとって未知の場所でも、我らにとっては「ああ、あそこやんか!」となる場所も含まれています。そこで答えは「どこどこ」だけではなく、どの位置から撮ったものなど、一段と詳しくお答えください。
撮影者は不明なものも多く、撮影時期は概ね昭和20年代から30年代ではと思われます。
それではどうぞ!
駅名喫茶店(第33回:阪急の駅名)
2月も残り約11日となりました(2023/2/18 現在)。駅名喫茶店は、さすがに毎日は開店できませんが、週1ペースでは頑張りたいと思います。
今回は、阪急です。何においても高級感が溢れる魅力ある鉄道会社であると思っております。未乗路線がたくさんあるので、今年中には完乗を目指したいところです。
写真の探し方とスキャナーの話
どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part10 沖縄に走った鉄道
どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part9 石垣から那覇へ
第7日目 1月28日 前編
7:14 夜明け前に起き上がり早速空を見ますが厚い雨雲が覆っています。昨夜から降り出した雨は上がったものの強風は変わらずです。
今日は石垣島観光バスに乗って周遊後空港で降りて沖縄本島へ戻ります。
沖縄には戦前には馬車軌道、路面電車、ナローゲージも走っていました。太平洋戦争で壊滅しましたが録画が那覇市博物館や県立博物館に残されているようなので訪問してみます。
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駅名喫茶店(第32回:「近畿の駅百選」の駅名)
近畿の駅百選は、「鉄道の日」の記念行事の一つとして実施されたもので、国土交通省運輸局管内の駅を対象とし、選考委員により2000年~2003年までの4年間で計100駅が選出されました。
これら100駅を巡るスタンプラリーがあればぜひとも参加したいのですが、会社横断型の企画実現は難しいでしょう。こういう時こそ、自分自身で企画立案し行動に移せばよいのです。ご興味ある方、一緒に参りましょう。
どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part8 竹富島⇒石垣島
第6日目 1月27日
① 竹富港 11:50(八重山観光フェリー)⇒12:05 石垣港
今日は海に入ってイゾート気分にしたろうかと思っていましたが、昨日とは違って元通りの強風曇天です。仕方がないのでもう一度島を見てみようとサイクリングです。
各家には守り神のシーサーが設置されています。シーサーは中国から伝わったものでライオンを表しています。島を周ってみますと色々なシーサーがありました。
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ここはどこ?わたしはだれ?ーGordonDavis氏作品より(5)
数日前から我が家ではインフルエンザが跋扈していて、孫娘が保育園から持ち帰り、次にばあさんの家内が、次に母親たる娘が共に40°を越える高熱に倒れてしまいました。そのせいで買い出しから孫の送り迎え、風呂掃除等などでデジ青の製作がおろそかになってしまいました。
これから気を入れ直して取りかかります。
宮崎繁幹さんから「流石に地元の方々で、たちまちのうちに場所が解明されビックリでした。20年前にデジ青を知っていれば(未だ無かった?)、私鉄編も刊行できた
かもしれません。今回はDavisさんの作品ではなく、鐵道趣味社コレクションから、数点ばかり選んでお送りします。ただ殆どが戦前のモノであり、傷みが少し見られます。また難易度も高いかと思います。4枚お送りします。」とご連絡を頂き、次の難題4枚が送られてきました。
山陽路の115系タクアンも終焉か
山陽本線広島支社管内では227系レッドウイングが日常風景になりましたが、三原以東の岡山支社管轄の電車は黄色1色の115系、117系が活躍中です。しかしようやく227系が投入されることになりました。
どこかにマイルの旅 2023年 沖縄へ Part7 竹富島へ
今日は一度は行ってみたかった昔からの沖縄の風情を残す竹富島に参ります。丁度全国旅行支援のツアーがありましたのでこれを利用して一泊二日の旅に出ます。
ツアーの出航時間は9:30です。余裕を持ってホテルを出ました。
▲ 8:33 昨日と同様に離島への船が出る港ターミナルに着きました。ご覧のように沖縄に来て今回初めての青空の快晴です。
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写真展「煙の記憶」レポート ❹
テーマを外す
今回の蒸機展示では、4つのテーマに分けて展示しましたが、あえてテーマから外した写真も数点展示しました。たとえば「ヘッドマーク」では、蒸機前部のヘッドマークだけでなく、京都駅で撮影された「はと」後部のバックサインを展示、「山陰本線の蒸機」では、蒸機だけでなく、試作DLや初期DCを展示しました。テーマを絞ることは大事ですか、その中にテーマ外しの写真を混入させることにより、構図・車種が限定されることなく、流れに変化が付きます。狙いは的中し、ご来場者は、“ン?”という感じで立ち止まって、キャプションをじっくりご覧になって納得されていました。「あえてテーマを外す」ことも写真展の場合、一つの手法だと感じた次第です。
▲国鉄のディーゼル機関車の黎明期、国内の車両メーカーが、海外製の機器を積んだ試作車を独自に開発、国鉄に有償で貸し出して、テストを重ねた。山陰本線はテスト線区に選ばれて、一形式1両の試作DLが走った。写真のDF41 1もその一両で、汽車会社製の電気式、昭和34年から3年間、福知山区に配置されて、山陰本線、福知山線で試用された。人間国宝さんは、営業列車を牽く前に、客車1両だけの試運転を撮られている。「これは貴重や」の声とともに、「どんな色やったんかいな」の声も聞かれた。たしかにモノクロ写真では、色の想像もできないが、実際は、下部グリーン、上部オレンジだったと、お知り合いの方に教えてもらったが、実際は、退色、汚れで泥のような車体だったと言う。撮られた亀岡駅の背後も、いまは巨大なサッカースタジアムができて、現況と比較される方も多かった。昭和34年5月30日の撮影だか、客車はオハフ30 54[四コチ]と台帳に書かれていた。四国の客車が山陰本線で使われていたことも興味深い。