癒しの島 台湾鉄道2019年春の旅 Part 1 旅立ち 台北へ

癒しの島台湾への冬の旅が終わって一週間後、また向かうことになりました。今度はDR2700系がリバイバル運行されますのでこれの撮影が目的です。また前回撮れなかった台北2018年12月24日、開業した台湾2番目の台北のトラム「淡海軽軌」の乗り鉄、撮り鉄ももう1つの目的でした。▲ 濱海沙崙站の交差点を走行する5両編成の低床車です。ご覧の通り交差点では架線レスの走行をします。

淡海軽軌 】
新北市北部の淡水区市街地と淡海ニュータウン結ぶために台湾2番目のトラムとして建設されました。淡水の街を大きくぐるりと周る路線で総延長は2路線で13.99km。現在、紅樹林~崁頂の緑山線7.315㌔が開業しています。車両は台湾車輌とドイツのフォイト(Voith Engineering Services)社による共同設計で、台湾車輌で製造された国産車です。軌間は1,435㎜、DC750V、最高運転速度は75km/h
、スーパーキャパシタ搭載 続きを読む

癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part12 帰国

第10日目 3月6日

10日間を過ごした癒しの島とも今日でしばしのお別れです。次回来るのは一週間後の3月14日です。朝食前の散歩にリニューアル化工事の完成が近づいた台中站を散策することにしました。
▲ 旧駅舎の北寄りに建築された新駅舎です。旧駅舎は日本統治下時代の
1917年(大正6年)3月31日に- 2代目駅舎として完成しました。赤レンガ造りの英国調デザイン、鐘塔がそびえた駅舎は国家二級蹟に指定されています。

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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part11 大甲でしなの鉄道色EMU500系を撮る

第9日目 3月5日 その2


② 台中港12:1112:21(區間車2608次)⇒12:16 12:26大甲

台中港からは遅れていた區間車に乗車して大甲へと移動です。駅撮りをすることにしました。

▲ 12:36 最初に来たのは、EMU500系新竹始発彰化行きの區間車2523次です。
EMU500系は1990年に当時の韓国大宇から344両が導入されましたが製造元が合併されたために補修部品供給などのアフターサービスが適切に実施されず、台鐡からの信頼は失墜し、車両等の調達に関して韓国企業は事実上の出入り禁止の状態が続いていました。日本企業の車両調達に切り替えられていましたが、2018年韓国ロテム社に520両の通勤電車の発注が行われました。日本メーカーから日本国内での需要が多く収益性向上に方針が転換してきたために応札がなかったためと報じられています。

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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part10 台中港線を撮る

第9日目 3月5日 その1

花粉症に悩まされることなく快適な日々をおくれた台湾訪問の旅も今日と明日を残すのみとなりました。今日はどこに行こうかと不銹鋼號さんと相談の結果、台中港線の貨物列車と未乗車区間の成功~追分の短絡線の初乗車をすることになりました。

乗車する列車は8時過ぎです。朝食後、駅撮りしながら待とうかと嘉義駅に向かいました。
▲ 嘉義駅と言えば阿里山森林鉄道です。嘉義駅の窓口に行って見ましたがまだ営業していません。窓口横に掲示されていたポスターには阿里山山頂付近で2,3月の隔週土曜日に運行されている檜木列車の時刻表、嘉義~北門で運行中の時刻表等が記載されています。
阿里山森林鉄道は2015年9月の台風被害で大規模な土砂崩れが発生し路盤・トンネルが流され長期の運休中です。復旧にはまだ2年近くは必要と言われています。
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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part9 虎尾糖廠のシュガートレインを撮る

第8日目 3月4日

同行者のchitetsuさん、cederさんは台湾最後の虎尾糖廠のシュガートレインをまだ見ておられません。これはご案内しなければと向かうことになりました。5:00 今回の旅の目的はEMU100系の撮影でしたが、10日後にDR2700系のリバイバル走行が予定されていて893-2さんやデカンショ祭り号さん、クモハ73106さん、千住のヤスベイさん、久方ぶりにNETさんが撮影に参加されます。勿論、不銹鋼號さんと私も再度訪台して撮影しますので当日では入手不可能な移動地へのきっぷ手配が必要です。きっぷの窓口販売は今日の朝5時からと昨夜確認しましたので駅に近いホテルに宿泊しています私に購入を命じられました。
まだ人通りもない站の窓口へ参り、無事にきっぷをゲットしました。
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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part7 太麻里で撮る

第6日目 3月2日

今日は朝から太麻里で撮り坊寮へと向かいます。昨日は曇天でステンレス車体のDCは思うように光ってはくれませんでしたので今日は晴天になる事を祈って朝日が当たる鉄橋下から見上げて撮れる撮影ポイントを選びました。
朝6時に起床、外を見ますと祈りが通じたのか雲はありますが晴天です。宿泊ホテルで無料レンタル自転車を借りて太麻里踏切手前を入った鉄橋下を目指します。所要距離は約1.5㌔ですが、上り坂です。自転車に乗って太麻里の街並みを抜けた後は踏切までの長い坂道を自転車を押
しながら上がりました。

▲ 7:49 朝日を浴びて台東始発新左營行きの自強號304次9両編成が渡ってきました。
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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part6 太麻里、金崙で撮る

前回投稿以来10日間が経過しました。理由はDR2700系がリバイバルランをするとの事でまた台湾に向かいました。無事に帰ってきましたので投稿を再開させていただきます。

第5日目 3月1日

今日は花蓮から列車に乗って太麻里へ向かい、駅前からタクシーをチャータして太麻里の撮影地を回ってから金崙周辺で撮影、夕刻は再度太麻里に戻って普快車を撮る予定です。

9:00 同行者の不銹鋼號さん、chitetsuさん、cederさんとは駅に近い私のホテルのロビーで集合で花蓮駅へ向かいました。

▲ 9:11 東部幹線随一の観光地花蓮、その玄関口の花蓮駅です。リニューアルなった吹き抜けの高い天井の橋上駅は明るく綺麗で広々としています。

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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part4 EMU100を撮る

第4日目 2月28日 その1

誰もこの付近で撮った事はありません。昨夜、今日の撮影地について
タブレットでネット記事や掲載された場所のGoogleMapを丹念に見ながら皆さんと協議しました。そしてここならと思える撮影地は福隆~貢寮と決まりました。
▲ 撮影予定地の福隆~貢寮のGoogleMapです。撮影ポイント①②③の周りは水田らしく稲穂が実った中を行く列車の写真がありました。行くには福隆站から約2.6㌔、徒歩ではたっぷり30分以上はかかると思いますので駅前にタクシーがあれば乗って行こうと決めました。4人ですので割り勘すれば一人180円程度と安いものです。

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癒しの島 台湾鉄道の2019年冬の旅 Part1 最後の荷物列車、EMU100系を追う 旅立ち

今年の台湾鉄路では荷物列車の運用が終焉を向かえます、またEMU100系の復活運用が見られますのでみんなで一緒に行きましょうとクモハ73106さんよりお誘いをいただきました。私はこれから迎える花粉症対策の逃避もあって参加させていただくことにしましたが、クモハ73106さんは直前になってご都合が発生、荷物列車を熱心に追いかけておられたデカンショまつり号さんもお仕事の都合で参加が無理になりました。参加できるのは不銹鋼號さんと新たにchitetsuさんとcederさんが加わり4名での訪台となりました。
▲ 2014年1月11日、西部幹線の樹林基隆でリバイバル運行されたEMU100系です。 続きを読む

癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part7 帰国

第5日目 9月14日(金)

今回の訪台は9月4日に来襲した台風21号で関西空港は大きな被害を受け、JALやANA等の主要便が使用する第一ターミナルは浸水・停電して使用できなくなりました。ただ往路は前回と同じく無傷だった第二ターミナルを使用するLCCのピーチ航空を予約していました。第二ターミナルは、連絡道路橋の走行が再開された9月7日から一部が運航ができるようになり、台湾便は前日に運航再開となり出発の9月10日には無事フライトになりました。ラッキーでした。

台湾での撮影も職員輸送列車新幹線とのコラボに成功、また南迴線ではラッキーにも初めて貨物列車の撮影が3回も出来ました。高雄地下化直前の4泊5日の短い訪台でしたが成果は十分、大成功でした。今年は11月にも行く予定でしたがマイレージのチケットはキャンセル待ちが続き結局、断念しました。来年は2月にEMU100系が、3月にはDR2700系が走りますので連続で訪台予定です。

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癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part6 職員通勤列車、普快車を撮る

第4日目 9月13日(木)
▲ 7:31 今日は朝から職員通勤列車を撮影に愛河鉄道橋に参りました。牽引機はR69号機、客車は40TRK32228です。

次は復路を撮りますので愛河を渡って撮影ポイントを捜します。
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癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part5 太麻里で撮る

第3日目 9月12日(水)

▲ 6:23 皆さんと宿泊したホテルで自転車を借りて太麻里平交道(踏切)へ向かいましたが途中で見失ってしまいました。仕方なくいつも撮る撮影地で朝焼けをバックに撮ろうとしましたが朝日は雲間に隠れ朝焼けも期待したほどでなく出だしは失敗しました。

今日は昨日の運転手を再度呼び出してTaxiチャーターでまずは金崙へと向かいました。

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癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part4 太麻里で撮る②

第2日目 9月11日(火) その3

▲ 12:49 内迴線では大きな有人駅太麻里です。
初めて来た時は駅前にTaxiが待っていなく駅員に頼んで呼んでもらいましたが今日は一台ですが客待ちをしていました。早速18時までのチャーターを申し出て料金交渉です。1時間500TWD(約1,800円)で交渉成立、台湾での相場料金です。

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癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part3 高雄⇒太麻里①

第2日目 9月11日(火) その2

③ 高雄9:35(自強號)⇒10:33 坊寮

▲ 10:33 坊寮到着後はいつも撮っています普快車に乗車しました。車掌さんは若い女性ですがテキパキと業務をこなしておられました。しかし暑いのにマスクをずっとしておられました。風邪をひいておられたのか?

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癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part2 高雄⇒太麻里

第2日目 9月11日(火) その1

① 高雄 6:27⇒6:34 左營

今日の最初の撮影地は昨日、乗車した列車が止まらず撮影に失敗した左營~新左營です。台湾鉄4名、朝6時にはホテルを出発して向かいました。
▲ 6:55 撮影地 左營~新左營 Google座標;22.679590, 120.298726

左營站から徒歩約20分、都会快速公路と台鐡をオーバークロスする歩道橋に着きました。北行・南行のどちらも撮れる撮影地です。最初にやって来たのはEMU500系の嘉義行きの区間車8両編成です。 続きを読む

癒しの島 台湾鉄道の2018年初秋の旅 Part1 旅立ち 関空⇒高雄

迂回貨物列車の旅を先に投稿しましたがその前に4泊5日の短い旅でしたが台湾を楽しんできました。遅くになりましたが、暑い今年の夏を思い出しながらご覧ください。

第1日目 9月10日(月)

① 長岡京 6:15(快速)⇒6:44 大阪 6:54(関空快速)⇒7:54 りんくうタウン
② りんくうタウン 8:10(リムジンバス)⇒8:30 関空第2ターミナル

台風の影響で飛ぶのかどうか心配した台湾へのピーチ航空ですが前日から運行再開されました。しかし関空へのアクセスは関西国際空港と対岸を結ぶ連絡橋にタンカーが衝突した影響で、道路下にある鉄道橋も約50㎝以上も横ずれしていたことが、明らかになり、レールにもゆがみが見つかり、電気を送る架線も損傷していました。連絡橋の走行は相当の時間がかかる見込みで、取りあえず1駅手前のりんくうタウンまでの運行を開始、ここから第一、第二ターミナルまでは損傷を免れた北側道路橋を対面通行にして特別にリムジンバスが臨時運行されることになりました。
▲ タンカー激突で激しく破損した連絡橋。鉄道線に道路標識が倒れて覆いかぶさっているのが見えました。
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癒しの島 台湾鉄道の2018年夏の旅 Part1 旅立ち

帰国の便は台風が九州へ近づいているそうで搭乗前から今日は揺れますよとのアナウンスの通りでした。機内食の配膳も遅れ、まだ食べている最中に終わったものは引き上げられたのは初めての経験でした。
帰宅後は大雨の襲来です。桂川が氾濫危機に近づいたとかで避難勧告が発せられてサイレンまでなりました。と、言っても我が家付近は何ともなくテレビで各地の被害を見るだけで済みましたが、各地ではかってない水害が発生しています。被害を受けられた方々がいつもの暮らしに戻られることを心よりお祈り申し上げます。

最近は頻繁に海外に行く機会がなくストレスがたまっておりましたらデカンショまつり号さんより6/29~7/2に訪台予定です。30日に高雄臨港線に入る冷気平快と1日のCT273(C57)の臨時列車が走るのを撮りに行きたいとLINEです。いつもは中々踏ん切りがつかない私ですが今回は食いつき、すぐに航空券の手配購入をしてしまいました。デカンショまつり号さんから帰りの航空券が取れない。また身内で急な事が起こり取れても行けない可能性が大きくなったと連絡が入り、単独での訪台を決行するかどうかの思案になりました。

私も某出版社から台湾の撮影地ガイドを出版するからと記事依頼がありました。しかし了承はしたものの初体験とあって段取りが掴めずはかどっていませんでした。本来ならこちらの方に全力を向けるべきなのですが性格がら追い込まれないと集中力が出てきません。台湾で調べたい事もあるので気分転換を兼ねてエイヤーで訪台する事を決めました。
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子連れで台湾 Part3 親子車両と高雄ライトレール

1988年度生のこぱんだの保護者こと山本 晃司です。
子連れで台湾 Part3です。

3月25日 溪湖→員林→高雄

まず、員林から嘉義まで区間車に乗ります。

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子連れで台湾 Part2 溪湖糖敞

1988年度生のこぱんだの保護者です。
娘を連れての台湾旅行続きです。

2日目:3月25日(日)

まずは、自強号で員林へ…と思ったら、こんな電車がやってきました。

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