駅名喫茶店(第52回:空港に最速(?)で行ける駅名)

今回は、公共交通機関(タクシーを含まない)を利用した場合、空港に最速で到達することができる駅名をまとめてみました。おそらく、飛行機に全く縁のない私の調査は怪しく、より最速のルートが存在するかと思います。ぜひ、コメントをお寄せください。【2023/4/25追記(八尾空港を追加)】

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 あの日あの頃 ほぼ同月同日に還る  ~10~

関西本線沿いの私鉄 三岐鉄道

続いて北勢線と並行する三岐鉄道へも寄りましたが、もう夕方で、数枚を撮っただけで退散しました。今では旅客は、西武鉄道から来た電車に占められていますが、この時代は、自社新造、社型電車など、一両ずつ個性のある電車ばかりで、まだ青緑に塗られた旧塗装でした。三岐は、セメント会社と地元株主によって設立された産業鉄道で、長らく貨物は蒸機、旅客は気動車で行われ、電化したのは昭和29年で、貨物は電機に代わったものの、旅客の全線電車化は昭和35年のことで、訪れた年のわずか14年前のことで、電車化の際に用意された車両がほとんどでした(以下、昭和49年4月)。終点の西藤原に着いた電車、かなりの乗降客があったことが分かる。いま、ウィステリア公園として、三岐で使われた蒸機などが保存されているところには、貨車ホームがあったことが分かる。

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2023年春 桜前線追っかけ旅 Part 7 天竜浜名湖鉄道Ⅱ 

第2日目 4月5日 その1

昨朝の寝起きは早かったので今朝も 4:45 には目が覚めました。外を見ますと雲は覆って歯いませんが青空は見えません。朝シャンをしてから外へ出ますと小雨が降っています。

▲ 昨日見ました天竜浜名湖鉄道の桜は散り出していましたので次の訪問予定の長良川鉄道に早く行きたいと思いました。東横インの朝食は 6:30 からですので食べたらすぐに向かおうと決めました。
食後、いつも忘れ物をすることが最近多いので念入りに部屋をチェックしてから出発しましたが10分ほど走ってから何か忘れ物をしていると胸騒ぎを感じました。
直ぐにUターンして引き返しまして再度、部屋内を見て回りますと電気スタンドのコンセントに充電中のカメラの充電器を見つけました。今までに4回を経験しています。その都度に自宅まで着払いで送っていただいています。
いつも部屋のコンセントはカメラ2機種、携帯電話、Ipadいくつもの充電器で一杯で今回のように電気スタンドに併設されたコンセント迄使っています。今回の旅では以後は絶対に今までのような忘れ物はやめようと誓いました。

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2023年春 桜前線追っかけ旅 Part 6 天竜浜名湖鉄道Ⅰ 

第1日目 4月4日 その2

今後の撮影のために豊橋鉄道市内線の終点赤岩口までを並走しながらロケハン後天竜浜名湖鉄道へと向かいました。
8:05 三ヶ日駅に到着です。

▲ 正面右側に桜の木がありますが散り始めています。天竜浜名湖鉄道には毎年のように来ていますが京都と比べても遅い満開ですが今年は早めです。
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駅名喫茶店(第51回:「のぞみにのったよ。」「のぞみ」が停車する駅名)

「突き進めば希望(のぞみ)はかなう」、そんな思いで最後に乗車が叶った300系が以下の写真です。300系は平成生まれの私にとっていつまでも「のぞみ」であり、今でも「のぞみ」といえば300系なのです。N700Sではありません。

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2023年春 桜前線追っかけ旅 Part 7 天竜浜名湖鉄道Ⅱ 

第2日目 4月5日 その1

昨朝の寝起きは早かったので今朝も 4:45 には目が覚めました。外を見ますと雲は覆って歯いませんが青空は見えません。朝シャンをしてから外へ出ますと小雨が降っています。

▲ 昨日見ました天竜浜名湖鉄道の桜は散り出していましたので次の訪問予定の長良川鉄道に早く行きたいと思いました。東横インの朝食は 6:30 からですので食べたらすぐに向かおうと決めました。
食後、いつも忘れ物をすることが最近多いので念入りに部屋をチェックしてから出発しましたが10分ほど走ってから何か忘れ物をしていると胸騒ぎを感じました。
直ぐにUターンして引き返しまして再度、部屋内を見て回りますと電気スタンドのコンセントに充電中のカメラの充電器を見つけました。今までに4回を経験しています。その都度に自宅まで着払いで送っていただいています。
いつも部屋のコンセントはカメラ2機種、携帯電話、Ipadいくつもの充電器で一杯で今回のように電気スタンドに併設されたコンセント迄使っています。今回の旅では以後は絶対に今までのような忘れ物はやめようと誓いました。

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 あの日あの頃 ほぼ同月同日に還る  ~9~

関西本線沿いの私鉄 近鉄北勢線

内部・八王子線に続いて、同じナローの北勢線を訪れています。ただ、沿線を訪ねることはなく、Tさんのクルマで終点の阿下喜に、少し寄っただけの初回訪問でした。いまでこそ、同じナローながら、両者は会社も違い、車両も異なりますが、当時は、同じ近鉄の一員で、車両の仕様も同じで、車両の移動も行われていました。北勢線は、大正3年に北勢鉄道として西桑名(現)~楚原の762mm開業に始まり、昭和6年に阿下喜まで開通、同時に電化も完成し、北勢電鉄と改めた。昭和19年には三重交通として、付近の小鉄道が一元化されている。社名は三重電鉄を経て、昭和40年に近鉄に吸収されて、近鉄北勢線となった。私が北勢線で思い出すのは、訪れる少し前の昭和48年の「鉄道ピクトリアル」の写真コンクールで、終点の阿下喜で、乗客が寒そうにして、電車から降りて改札口に向かうシーンが推選に入った。そのことが頭にあり、阿下喜に着いて、真っ先に同じシーンを狙ってみた(以下、昭和49年4月)。

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2023年春 桜前線追っかけ旅 Part 5 豊橋鉄道市内線 

第1日目 4月4日

所要を済ませて自由な時間が取れましたので止まっていた桜前線追っかけ旅の再開です。今回はローカル線を回りますのでぶんしゅう8号で出ることは決めていました。長良川鉄道北濃へ行きたいのですが、その前に前回の旅でドジをしていました。豊橋駅の駅そば屋できしめんを食した時に店内にお土産物を入れた紙袋を忘れていました。幸いにして店の方が豊橋駅に届けていただいておりましたのでこれの引き取りがありました。大した金額のものではありませんが受け取りに行かないと折角届けていただいた店の方の好意を裏切りますのでそんなことは出来ません。豊橋駅経由で向かうことにしました。

 ▲ 自宅からJR豊橋駅までは201㌔とそんなに遠くありません。高速の早朝割引は6時までの高速乗り入れに適応されますので夜明け前の早朝4時前には自宅を出ました。
6時過ぎには豊橋駅に到着。忘れ物を受け取ってから市内に出ました。

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 あの日あの頃 ほぼ同月同日に還る  ~8~

関西本線沿いの私鉄 近鉄内部・八王子線

関西本線絡みで、四日市を走っていたナローの軽便電車、近鉄内部・八王子線(現・四日市あすなろう鉄道)を初めて訪ねた時の記録です。この時は、近鉄ファンのTさんに連れられて行ったと思います。現在の車両とは全く異なる、近鉄電車と同じマルーン色に塗られた、好ましいスタイルの小型電車がMT編成で走っていました。四日市市の西部、日永・室山地区の生糸、酒を運ぶため、明治45年、三重軌道によって762mmで開通した。最初は蒸気運転で、のちに電化した。社名は三重鉄道、三重交通、三重電鉄と変わり、昭和40年、近鉄の傘下となった。路線は内部線(近鉄四日市~日永~内部5.8km)、八王子線(日永~伊勢八王子2.9km)、当時は内部行き、八王子行きが各20分ヘッドの頻発運転だった。写真は、八王子線の室山~伊勢八王子、天白川に沿って走る、214+162+132のMTT編成、訪問の3ヵ月後の昭和49年7月、集中豪雨で川が氾濫し、路線は寸断され、八王子線全体が不通となった。昭和51年に日永~西日野のひと駅が開通するが、残る西日野~伊勢八王子は復旧することなく廃止となり、四日市あすなろう鉄道になっても、八王子線はひと駅だけの電車が走っている(以下、昭和48年4月)。

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2023年春 桜前線追っかけ旅Part4 わたらせ渓谷鉄道Ⅳ はなももの里を行く

第2日目 4月1日 続後編

 神戸を発車してハナモモ街道へと向かうWKT-500形に準じた521号+522号編成です。

⑥ 神戸 14:02⇒14:19 水沼

食後、予定を早めて運転手さんお薦めの水沼に向かうことにしました。
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 あの日あの頃 ほぼ同月同日に還る  ~7~

関西本線笠置 桜のころ

また同年同月シリーズに戻ります。佐竹さんの関西本線の続きとして、関西本線の桜の名所、笠置付近を見てもらいます。とうの昔に桜は散っていると言われそうですが、昭和の時代は、4月の入学式前後に満開を迎え、さらに遅れることもあって、今頃にやっと散り果てることもありました。関西本線の笠置周辺は、京都南部随一の桜どころで、しかも昭和46年のNHK大河ドラマ「春の坂道」の柳生一族の舞台に近いとあって、大賑わいを見せました。しかも、都合のいいことに、鉄道とも絡めて撮れることでも知られていて、私も二年続きで訪れたものです。しかし50年後の今では、話題すらにも上がらなくなりました。鉄道の衰退もさることながら、桜そのものも衰弱しているようで、逆にほかの草木が繁茂して、見通しも悪くなったようです(以下、昭和47年4月、昭和48年4月)。笠置駅の構内を通過して行く、下り荷物列車、構内は桜で埋め尽くされていた。跨線橋から見下ろすのが、いちばんのポイントだった。

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2023年春 桜前線追っかけ旅Part3 わたらせ渓谷鉄道Ⅲ はなももの里を行く

第2日目 4月1日 後編

▲ 花桃の下、わたらせ鉄道の犬走に一緒に咲く紫色の可憐な花は「ハナダイコン」と呼ばれています。アブラナ科の植物の一種でシベリアから西アジア・ヨーロッパにかけてが原産地で、欧米では、最も伝統のある園芸植物とされているそうです。日本では江戸時代に渡来し、各地で野生化しています。

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 佐竹さんから 66年前の“亀ノ瀬”付近の列車を

関西本線 河内堅上付近

去る9日に行われたクローバー会行事「亀ノ瀬トンネル付近の鉄道遺産を巡る」、晴天に恵まれて、皆さんとウォーキングを楽しみながら、鉄道遺産を見聞しました。大阪鉄道の時代から、地すべり災害が頻発し、百年以上に渡って自然の脅威と共存しながら、最新の土木技術で、奈良と大阪の国境を護って来た、人々の英知を感じました。話には聞いていたものの、実際、現地に足を運ぶことにより、廃棄されたトンネルが偶然発見されたドラマなどを目の当たりにして、「鉄道遺産」への新たな興味が湧いて来ました。しばらく足を痛めていた私も久しぶりの山歩きを楽しんだのですが、なんとしたことか、案内人のどですかでんさんが、突如、同じ症状に見舞われて、みんなで抱えながら下山する緊急事態に見舞われましたが、無事、帰宅ができて何よりでした。

下車した河内堅上駅の付近は、昔から、大阪近郊の撮影地として有名で、佐竹保雄さんも、よく撮影されていました。佐竹さんに過日のことを話すと、ぜひデジ青でも、見てもらってくださいと、昭和32年に撮影された写真を提供いただきました。河内堅上から、大阪寄りの第五大和川橋梁は、上下線が離れていて、上路ガーダー橋で撮りやすかった、C58 31[奈]の牽く奈良発湊町行き433レ、この時期、10系気動車も走っていたものの、旅客の大部分は、蒸機の牽く客車列車で、キハ35系が大量投入されて、DC化されるのは数年先のことだった(以下、昭和32年11月21日)。

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2023年春 桜前線追っかけ旅Part2 わたらせ渓谷鉄道Ⅱ ロケハン

第2日目 4月1日 前編

東横インの朝食は6:30からです。食べてから桐生駅へと向かいました。今日は初めてのわたらせ鉄道に乗車と撮影です。まずは全線に乗車してのロケハンです。7:33 桐生駅はホーム2本4線の高架駅で3線はJRが使用してわたらせ渓谷鉄道は残り1線を使用しています。

① 桐生 7:22⇒ 7:40 大間々

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駅名喫茶店(第50回:「寺」を含む駅名)

今回をもって、駅名喫茶店は第50回を迎えました。デジ青読者の皆様のお陰でここまで掲載できたことと思います。自分自身の備忘録も兼ねて、今後も不定期で駅名について触れる機会を提供していく所存です。【2023/4/15加筆修正】

↑写真は準特急様より頂戴しました。写真付きの駅名標は良いですね。

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2023年春 桜前線追っかけ旅Part1 わたらせ渓谷鉄道Ⅰ

今年も待望の桜の咲く季節がやってきました。今年の開花は例年に比べて早く最も早かった東京では3月22日には満開となりました。今年はどこへ行こうかと候補地をあげました結果、一度は行って見たいと思っていました「わたらせ渓谷鉄道」に決めました。早速現地にあるかつての1720系電車けごん号車両を利用したレストラン清流に電話をして満開状況をお聞きしますと、「もう満開を迎えていますよ。早く来てください。」との案内を受けました。続いては天気予報です。折角行くのですから雨は嫌です。4月1日頃が良さそうです。続いてはルートですが車で行くことも可能で、自宅から始発駅の桐生までをGoogleMapで検索しますと所要走行距離は491.8㌔、所要時間は7時間7分(高速道路)と出ました。

この時期は青春18きっぷの時期です。列車なら8列車乗り継ぎで乗車時間は13時間7分と車で行くのと比べると約2倍かかりますがコスパには遥かに優れますし、運転する疲労はありません。迷いましたが撮影地は駅近くで車の利便性を必要としないので列車を選択しました。

「わたらせ渓谷鉄道」
わたらせ渓谷鉄道44.2㌔はかつて江戸時代からの足尾銅山で採石した鉱石を運搬するために建設されたJR足尾線を1989年(平成元年)3月29日に第3セクターに転換した路線です。 中間駅の神戸(ごうど)駅沿線に咲く約300本の花桃が有名でシーズンには多くの観光客が訪れます。
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駅名喫茶店(第49回:西国三十三所巡礼の駅名)

以前、デジ青のコメント欄に「西国三十三所」に関するコメントを頂戴しました。今回は、西国三十三所巡礼を公共交通機関で訪れる際に立ち寄る駅名を取り上げました。原則、最も所要時間が短くなる最寄り駅名を記したつもりです。ただし、ここでの「最寄り」は、皆様のご想像する「最寄り」とは限らないことを予めご承知おきください。

西国三十三所巡礼の旅 https://saikoku33.gr.jp/

JR西日本 駅からはじまる西国三十三所めぐり デジタルスタンプラリー https://www.jr-odekake.net/navi/saigoku/digitalstamprally/

谷汲口駅(樽見鉄道)

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