第3日目 6月5日 その1
5:00 目が覚めて星鎖ホテル回りを見ますと狭い路地通路に小型トラックやバイクが走り回り市場になっています。市場巡りは大好きな私です。すぐにエレベーターで降りて散策することにしました。

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第3日目 6月5日 その1
5:00 目が覚めて星鎖ホテル回りを見ますと狭い路地通路に小型トラックやバイクが走り回り市場になっています。市場巡りは大好きな私です。すぐにエレベーターで降りて散策することにしました。

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とさでん伊野線の単線路側軌道
とさでん交通の路面電車の魅力はいろいろあります。最近、新聞にも採り上げられて、注目されたのは、はりまや交差点で見られたら奇跡!の“トリプル・クロス”でしょう。私も近くのビジネスホテルの“トレインビュールーム”を予約し俯瞰で楽しむことができました。今回は、ほかにも、とさでん交通伊野線の単線路側軌道も探索してきました。
かつての花巻電鉄、福島交通軌道線、最近の廃止では名鉄美濃町線で見られた、道路の端を単線で走る“路側軌道”、現在では、とさでん交通で見られるだけになりました。単線区間は鏡川橋~伊野の7.0kmですが、途中の朝倉までは特殊自動閉塞のため、朝倉より西へ、伊野までの区間のみが通票閉塞で残り、朝倉、途中の八代(信)で、タブレットの授受も行なわれています。
▲東西に長く延びる、とさでん交通の後免・伊野線の西端区間が、今や貴重な単線路側軌道区間だ。写真は、終点・伊野に停車する電車、発車するとすぐ単線となり、道路の端を走る。
多度津の鉄道遺産を見る
予讃線から土讃線を分岐する、JR四国の結節点が多度津です。今までは多度津は通過するだけで、車窓から駅付近を眺めただけでした。今回、松山方面から、高知へ向かうことになり、多度津で乗り換え時間が30分ほどできて、初めて下車をして付近を観察することができました。車窓から見える煉瓦造りの給水塔は知っていましたが、下車してみると、多度津の歴史を感じさせる、いくつかの遺産も見ることができました。
▲下り方右手にはかつて多度津機関区があり、現在でも、蒸機時代の名残りを示す2基の給水塔が現存している。煉瓦造りは、この地に多度津駅が移転してきた大正2年の建築と言われ、登録有形文化財にも指定されている。
第2日目 6月4日 その2
11:47 和平駅ホーム端からCT273号機の回送列車を待つ事約18分、先ほどの復興號と同様にカーブの向こうからR123号機に牽引されて台鐡132周年記念号がやってきました。
▲ そして同じく本線には入らず待避線に入って行きます、続行する列車に進路を譲るようです。R123号機はデビュー当時の色に塗装されています。次の駅で乗り込まれたいつも海外でお会いするトラベルラーターの白川淳氏は、これは考えていなかった感激ですと花蓮へ戻る翌日も追っかけて撮影するとホテルを取り直しておられました。
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第2日目 6月4日 その1
今日はCT273号機が留置されています花蓮から蘇新まで有火回送されて、蘇新からは本務機として礁渓まで走行します。
不銹鋼號さんは私よりも一日早く訪台、走行区間のロケハンをされていました。昨夜、リストアップされた撮影候補地をお聞きしましたので今日は回送列車が来るまでは現地に行って確認することにしました。
▲ 7:55 宜蘭駅前にある丟丟銅広場は鉄骨で作った森の中を汽車が飛んでいます。あたかも走っているかのように感じさせられた姿にはびっくりしました。
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1円で泊まり、1490円で飛行機に乗り、9500円で四国一周をする
贅沢な旅は、カネさえあれば誰でもできます。最小限の費用で、決して貧乏旅ではない、そこそこ上質な旅をしたい。これこそ時間に縛られない、われわれ老人世代の智恵の見せどころであり、特権であると思っています。
こんな思いを持って、情報の収集、周到な準備のうえ、先ごろ四国へ向かいました。このカラクリを説明しますと、1円は、あるビジネスホテルのチェーンが“70歳以上で誕生日当日”に限り1円で一泊できるというもの、しかも朝食付きで、フロントで金1円也をうやうやしく払ってチェックインしました。1490円は愛用しているLCCが時折、バーゲンセールを行なっていて、曜日などにもよりますが、うまく確保できると、運賃1000円台で四国まで飛行機に乗れるというもの、そして9500円の切符は、JR四国の“バースディきっぷ”、誕生月に3日間通用のフリー切符です。通常のJR四国の乗り放題切符は16140円ですから、約4割引です。
この6月、めでたく70歳を迎えた私は、これらの特典をフルに享受しての四国入りとなりました。
▲四国を回ると“バースディきっぷ”のポスター・チラシを何度も見掛け、販売に躍起になっているように見えた。車内改札、駅改札で、きっぷを見せると、“お誕生日おめでとうございます”と何度も言われた。

ムグンファ号 ソウル駅 2019.4.30
4月30日火曜日、この日の主目的は、OトレインとVトレインに乗ることです。中部内陸循環列車、Oトレインは、韓国の中部内陸圏である江原道、忠清北道、慶尚北道の3つの地域を1つに結ぶことから「One」の頭文字をとってOトレインというのだそうで、月曜日を除く毎日、ソウルを出て京釜線、忠北線、中央線を経由して嶺東線の鉄岩まで1往復している観光特急です。白頭山から智異山まで続く韓半島で最も大きく長い山脈の美しい四季をモチーフに特急電車ヌリロ号200000型を改造した4両編成の電車で、内部は一般室、カップルルーム、家族席、展望席といったさまざまなテーマの座席とカフェもあると、これは楽しみです。 続きを読む

KTX 釜山駅 2019.4.28
昨今、鉄道に乗ること自体を楽しむ乗り鉄は、鉄道番組の隆盛を見るまでもなく、すっかりメジャーになりました。その頂点は、JR九州のななつ星でありJR西日本のトワイライト瑞風、JR東日本の四季島でありましょう。1泊、2泊するだけで何十万もかかるこれらの超高級列車は別格としても、JR九州の「指宿のたまて箱」や「いさぶろう、しんぺい」等九州のD&S列車、JR西日本の「○○のはなし」、「花嫁のれん」などキハ47系を改造種車にしたジョイフルトレインなら乗られた方も多いのではないでしょうか。こうした潮流はお隣の韓国でもあり、デジタル青信号でも、かつて先輩がクルーズトレイン「ヘラン」の乗車記を投稿されています。
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第2日目 4月13日 その1
快晴の朝を迎えました。今日は福井鉄道にレトラムが走り、えちぜん鉄道には「えち鉄521プロジェクト2019 桜とラッセルを撮ろう!」が開催されます。越美北線の勝原、一乗谷のリベンジもしたいしと盛りだくさんです。無駄なく撮れるようにと時間を確認しながら向かいました。最初に向かうのは福井鉄道一の桜の名所西山公園です。
▲ 9:10 全山桜満開の西山公園に到着、珍しく公園前の無料駐車場に空きがありました。
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▲ 越美北線の撮影を切り上げて、結ばれる予定だった越美南線(現;長良川鉄道)の春はどうなんだろうと向かうことにしました。
越前大野~越前田野の撮影地からは美濃街道を九頭竜湖沿いに進み、九頭竜湖駅で休憩、以降は山を越して難所の油坂峠を下りて郡上八幡駅までは74.7㌔、途中の美濃白鳥からは東海北陸自動車道に乗りましたので所要時間は約2時間と結構早くに着きました。昨年は北濃まで行き城端へ抜けましたので山越えは2度目のルートでした。 続きを読む
今日は総本家さんのご都合で早め6:30の出発となりました。高速道路代節約のために長岡京I.Cから入り名神高速に乗って京都東で降りて無料の湖西道路を北上して敦賀I.Cから北陸道を走る予定でしたが気が付けば名神に乗らず京滋バイパスを走っていました。所要時間は5分程度しか早くにならないのに高速料金は1,510円が4,760円になり3,250円も高くになります。福井方面へは何回も行っていますが京都南から入ることが殆んどでした。長岡京I.Cからは京滋バイパスに乗るものだと思い込みが出来てしまっていました。朝から大失敗ですが戻れません。
いくら割り勘とはいっても多大な交通費がかかってしまい総本家さん申し訳ありませんでした。
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4月10日
九州の長崎市電、松浦鉄道、甘木鉄道、筑豊電鉄、平成筑豊鉄道、京都丹後鉄道、樽見鉄道と2019年の春を求めて桜前線の追っかけを続けて参りましたが次は何回も訪問しました越美北線の桜です。しかし京都と比べると少し遅い満開になるのは今までの経験上分かっています。折角行くのに桜が満開でなかったり、散ってしまってからでは残念です。現地への桜開花状況を今までと同じようにお聞きしましたが、自分の目で見る方が一番確実です。
丁度青春18きっぷが一回分残っていますので最新情報を自ら行って確認しようと使用できるギリギリの4月10日に訪問することにしました。
① 長岡京9:30⇒9:41京都9:48(新快速)⇒11:15敦賀
② 敦賀11:37⇒12:29福井12:50⇒14:20九頭竜湖
九頭竜湖へ行くにはもう1本早く長岡京を 5:08に出発、10:49に着くダイヤもありますが、所要時間は5時間41分もかかり出発時間がこれでは早すぎます。9:30発なら所要時間は4時間50分と1時間近く短縮できます。急ぐ旅ではありません。ラッシュに会わずゆったり座っていけるダイヤを選択しました。
▲ 11:26 敦賀到着、乗継時間は22分間ありますので改札口外にあります駅そば屋でちょっと早い昼食です。手打ちではありませんが乾麺よりは美味しいと思いました。 続きを読む
4月9日
京都丹後鉄道と同じく天気予報と現地の桜開花状況を見ながら出発日を決めました。
今日も総本家さんのご自宅に迎えにあがって、長岡京I.Cから京滋バイパスに乗り草津JCTから名神に入り北上します。関ケ原I.Cで降りて一般道を樽見鉄道の谷汲口へと向かいました。
私は学生時代に井原さんが運転するに車で連れてきていただき大垣駅を出た揖斐川付近でC11形蒸気機関車が牽引する貨物列車を撮った事がありましたが、奥地までは入らず殆ど初めの訪問です。総本家さんは来られたことがあるとの事で撮影場所はお任せしました。
▲ 11:00 谷汲口駅に到着です。走行距離は丹鉄より少し多い約142㌔、所要時間は途中で休憩を取りましたので約3時間、関ケ原Ⅰ.Cからの一般道走行もありましたので仕方ありません。
平日ですが有名撮影地だけあって10数人の鉄ちゃんがおられました。
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▲ これは昨年4月3日、千住のヤスベーさんと不銹鋼號さんと一緒に最後の三江線を撮影した後、山陰路の桜を追っかけて京都丹後鉄道の岩滝口を訪問した時の一枚のカットです。超満開の桜に晴天にも恵まれて大満足の写真が撮れました。
総本家様もこれを見られて気に入られ是非に行って見たい、連れて行って欲しいとのご希望をいただいていましたので天気予報と開花状況を京都丹後鉄道や城崎温泉協会に毎日問い合わせをしながら待ち続けました。しかし、今年は桜満開が遅く中々吉報を受け取れません。
4月5日、現地に連絡しますと「お待ちどうさま、暖かい天気が続いたので、ほぼ満開になってきましたよ」との返答を受けましたので総本家さんに天気も良さそうなので明日行きましょうと申し上げました。
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第5日目 4月2日 その3
遠賀川からは南下して平成筑豊鉄道を目指しました。
▲ 13:05 途中で筑豊本線を走るDCが見えましたので途中下車気分で寄り道、菜の花を見つけてアングルを取りました。複線区間ですが撮影場所は不明です。黄色と白い菜の花の撮影地点と撮影した列車は同じ場所で撮っています。望遠と標準の焦点距離違いです。 続きを読む
第5日目 4月2日 その2
筑豊電鉄の2003号撮影を終えてから朝食後JR黒崎駅へと向かいました。
④ 黒崎 9:28(区間快速)⇒10:01 門司港
▲ 門司港駅は、2019年(平成31年)3月10日(日)にグランドオープンしました。2013年から、駅舎を素屋根(囲い)で覆っての解体・修理・補強・組み立て工事が行われ、約6年の歳月を経て大正時代の姿が甦りました。
門司港駅は九州鉄道の起点駅、門司駅として1891年(明治24年)4月1日に開業設されました。初代の駅舎が建てられたのは現在の門司駅舎が所在する地点よりも東側でした。1901年(明治34年)5月27日に関門連絡船の運航が開始されてからは、本州から九州への玄関口として多くの旅客と貨物を迎えました。
また門司は明治から昭和初期において大連、基隆(台湾)、マルセイユ(フランス)やロンドンからの欧州航路からの海に玄関口として繁栄し、門司港駅は国内各地へと向かう乗り継ぎ客の多くに利用されていました。
1942年(昭和17年)4月1日 に門司港駅に改称されています。
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第5日目 4月2日
長崎市電のさよならパレードに始まり北九州の桜を追いかけた千住のヤスベーとの5日間の旅も今日が最終日です。今日は筑豊電鉄が朝に運行しています2000形最後の編成2003号車を撮影してその後K・Hさんと合流します。
① 西黒崎 6:01(筑豊電鉄)⇒6:14 西山
▲ 5:51 夜明け前のまだ薄暗い西黒崎駅に着きました。桜と一緒に撮りたいので目的地は西山です。6:01発の2番列車に乗って向かいました。