割り込み失礼します。冬の京都の誘客策として、各地域で行われた夜間のライトアップ事業ですが、一定の効果があったとして、今年限りでの終了がアナウンスされています。このなかで、17年の歴史を持つ「京都嵐山花灯路」も幕を下ろすことになり、去る12月10日から行われています。観光客相手のイベントには、ほとんど関心が無かったのですが、“今年で終わり”の声には勝てず、とうとう見届けに行ってきました。それを後押ししたのは、京都市民になって手に入れた待望の敬老乗車証、コレを使う
と、乗り換えなしの一系統で現地まで到着できる、スグレモノです。ほんとに便利になったものです。さて、点灯開始の頃に着くと、渡月橋付近は多くの人で賑わっています。背後の山までライトアップされて、これはこれで、なかなかのモンです。しかし、ここでも“鉄”の血が騒ぎます。ここから、ちょっと横道に入ってみますと‥。
▲嵐電嵐山駅は、常設の電照ポール「光の林」があって、ここも見物客でにぎわっている。東側の踏切前から発車前の嵐電を。
▲▲山陰本線の野々宮踏切へ行くと、ラッシュ時の複線に、上下の特急、普通が来て、4本待ちとなった。見物客の列がたちまちできる。開くまでの間、名残の紅葉を入れて‥。


12月12日(日)の「名松線乗り鉄」には、12名の参加をいただき、ありがとうございました。当日はお天気も良く、途中「家城駅」での列車交換・通票交換の撮影、終点「伊勢奥津駅」では給水塔等の撮影も、順調に出来たことと思います。また機会あれば「乗り鉄」の計画を立てたいと思いますので、ご参加
のほどお願いいたします。










掲示板で大津86さんも紹介されていました、梅小路公園「市電ひろば」の京都市電2000型ですが、記事を読んで今日やっと出掛けてきました。ほんと、感激しましたよ。方向幕などが復元され、地下鉄開業40周年のヘッドマーク、系統板も完備しています。これらは、知り合いのYさんが、ほぼ一人で復元作業に奮闘されたもので、先日も、準備作業の様子を86さんと一緒に見学しましたが、なにせ製造後60年以上が経過した車体だけに、ビス一本を取り付けるのも大変な苦労をされていました。改めてYさんのご苦労に感謝申し上げます。Yさんからも、「土日は案内所が開くので、閉まっている平日がお勧めです」と聞いていました。とくに午後からは、冬の太陽光線が順光で当たり、端正な2000型を際立たせてくれました。ヘッドマークなどの取り付けは12月5日(日)までです。
そう言えば、京都市歴史資料館で開かれていた「こんにちは京都市電展」も、コロナの休館があったため会期を延長していましたが、これも12月5日で終了です。私も数日前の午前に最後の見学に行きましたが、名残客が続々と来場、変わらない市電人気を感じました。

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今回から、個別の写真について、“あれこれ”述べてみましょう。写真展の場合、展示する写真候補のなかから、ポスター、はがき、雑誌告知などの事前の案内用として、リリース写真として選ぶことになります。写真展の内容を端的に表す、シンボリックな写真となる訳ですが、どの写真にするか‥‥、普通なら例の「雪のC622つばめ」でしょう。ところが、前回に述べたように、このネガも所在が不明なのです。以前にネガがあっ
た時に、スキャンしたデータを取っていたものの、今回、門司鉄道記念館で作ってもらったビッグサイズの写真も再展示することになり、競合は避けて、新規の写真がふさわしいとなりました。
11月11日(木)から開催していました、佐竹保雄写真展「わが“やましな”の記憶」、福田静二写真展「煙の旅 はるか」が終了してから2週間が経ちました。多くの皆さんに来場いただき、御礼や経過をデジ青で報告をと思いながらも、その間に、京都のほかの大学で講演があったりして、準備で忙しく、何も投稿できないまま2週間が経ってしまいました。それも終わって、やっとキーボードに向かうことができました。 