1987年を振り返る(その1)

先月、旧一等展望車マイテ492が、京都鉄道博物館に収蔵されたとのことである。もともと大阪弁天町の交通科学館で展示されていたのだから元に戻ったというべきかも知れない。
1987年(昭和62年)10月4日、このマイテ492を繋いだ特別列車「同志社大学鉄道同好会30周年号」が走った。その時、私は3回生だった。この列車には、OBも大勢乗っていただき、後にOB会、クローバー会発足のきっかけの一つとなった、とも伺っている。当時、現役生としてこの列車の運行に少し関わった者としては、よかったと今でも思っている。ただ私は、この特別列車走行の企画運営の主軸として関わったのではなく、当日運営要員の1人として居たに過ぎない。このツアー列車の運行の記録は、昭和63年(1988年)発行の青信号57号に詳しく書かれている。今読み返しても、事前の各種準備から当日の仕切りまで主導的な役割を担った会員と、その取り組みに助言をし、見守ったOBの熱い想いが伝わってくる。これ以上の記録はないと思っているので、私が担当した宮原区から京都駅までの送り込み回送添乗のみ少し後で触れたい。

1987年10月4日 宮原客車区

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 道東の“駅”を「記念消印」で巡る  ②

何を思ったのか、年寄りばかりの集中投稿!  なんと7日一日で5件もの投稿です。悪乗りして、もう一件!

鱒浦

大正13年の駅開設、改修したのはアルミの出入り口だけと思われるほど、古色あふれる駅舎、並行して走る国道の山手側にあり、階段を上がって駅に到達する。ホーム一線のみの無人駅。▲▲駅名標、この近くに鱒浦郵便局があるが、とくに絵柄にするネタがないのか、今回、記念消印は無かった(2010年6月)。

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屋久島の森林鉄道初見参 Part1 旅立ち

【 変更予約できるマイレージ空席がない 】
中国のナローゲージ訪問に一緒に行っておりました一路順風さんから昨年、屋久島に走る森林鉄道があるが一緒に行ってみないかとのお誘いを受けました。OKを出して航空券やホテル、レンタカーの手配を終えましたが出発直前になって牽引機のDLが故障して運休となりました。年代物のDLの交換部品は特殊で容易に確保できず一時は3月には確保との情報も入りましたが、誤報でまだまだ延期せざるを得ませんでした。

最初にJALマイレージ予約した航空券の有効期限は1ケ年ですが現在11月1日で延長した予約が入っています。JALに電話しますと11月末には失効しますが残念ですが有効期限内のマイレージ席の空席はありませんとの事です。キャンセルしてもわずか600マイル程度しか戻っては来ません。新たに正規購入するには、42,590円もする航空券です。貧乏性の私としてはそんなもったいない真似は出来ません。時間はたっぷりとありますので次回訪問できるようになった時のためにマイレージ航空券は生かして下見に行くことにしました。

第1日目 11月1日

① 長岡天神 9:32(阪急・特急)⇒9:59 十三 10:03(急行)⇒10:13 蛍池
② 蛍池 10:26(大阪モノレール)⇒10:29 大阪空港
▲ 9:32 9時過ぎには余裕をもって自宅を出て阪急・長岡天神駅へ、十三で宝塚線に乗り換えて蛍池へ、大阪モノレールに乗り換えて伊丹空港に到着です。
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保存蒸機とその現役時代(48)

2020年11月23日にC5744を投稿して以来およそ2年ぶりの同一テーマでの投稿である。掲載できる写真が枯渇してきているが動態保存機も含めできる限り発表していきたい。

久しぶりの今回は東京JR新橋駅前に鉄道発足100周年を記念して昭和47(1972)年より鎮座しているC11292である。SL広場として知られており待ち合わせなどに利用されているが、街の景観はどうあれこれ以上の目印はない。

この機関車は多少機関車趣味に覚えのある人には戦時設計の粗悪車と感じるはずである。角張った砂箱、蒸機溜がそれを物語っているし、除煙板も改造をうかがわせる。

生まれは昭和20(1945)年2月と私と同じ年である。日本車両名古屋の製造で廃車されるまで姫路(私の記憶では姫路1区)から出たことがないという。播但線や姫新線を嫌というほど走り回ったことであろう。兵庫県に縁のある私も播但線はC55、C57を撮りに行ったことはあるが、姫路近郊の通勤列車牽引のC11はほとんど撮ったことがなく姫新線に至っては乗ったことがない。ところが関東のクモハ73106東ウラさんがこの機関車を撮っておられたので発表させていただく。

1970.3.24 播但線溝口 ▼

My beautiful picture

1970.3.24 姫路区 ▼

My beautiful picture

2022.10.26  新橋駅前のC11292で今年塗り替えが行われた 戦時設計スタイルの角張った二つのコブが特徴 ▼

2022.10.26  同機説明板 ▼

 

客車廃車体訪問記 内地編75 岩手県-3

【遠野市】 39.337849, 141.538413 2021年9月26日撮影

オハフ46 2005

遠野に行くと、駅前の池で河童が寛いでいたり、座敷童などもいるそうであるが、それよりも非常に珍しい客車を見ることができる。以前はビヤステーション恵比寿、その後目白倶楽部にいたので東京近辺の方はよくご存じであろう。展望デッキ廻りはSLやまぐち号のオロテ35・スハテ35よりバランスが良いと思う。「無限」という小さいテールマークまである。台車はTR23ではなくTR11で、阿寒炭坑と鉄道館のオハ62 95がはいていたものだそうである。現在グーグルマップでは阿寒炭坑と鉄道館に台車は見えない。
車内には鬼滅の刃の衣装や小道具が多数陳列してあり、コスプレ用品を取り扱っていたのかもしれない。
撮影後、遠野駅に戻って上りのSL銀河をゆっくり見学でき、花巻では駅近くの材木町公園でデハ3も見られて良かった。
◆スハ43 122(1952年新製 川車)→(1962年改造 大宮工)オハ47 65→(1966年改造 大宮工)オハフ46 2005→1985年廃車。

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鉄道開業150年秋の乗り放題パスの旅 Part 4 帰路

第3日目 10月17日

今日は2泊3日の私としては短い小旅行の最終日です。最近は直ぐに疲れてくるので今日は早めに帰宅したいと行程を組みました。

▲ 朝食は宴会場でバイキングではなくお盆において支給されました。

▲ フロントに掲示されていたのは鉄道YuTuberの「スーツ」さんがサインした色紙です。私も彼のYoutyubu動画はよく見ています。綺麗なサインではありませんがホテルの玄関口に置かれているのにはびっくりしました。

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鉄道開業150年秋の乗り放題パスの旅 Part 2 松本から上田へ

第2日目 10月16日 その1

今日はクローバー会の2022年東西交流〈秋のツアー@上田電鉄)の開催日です。集合場所は上田駅11時、遅れて迷惑がかからぬように予定より1本早い列車に乗ることにしました。

① 松本 8:12(快速)⇒9:01 篠ノ井

▲ 7:43 宿泊したホテルから約10分弱で松本駅前広場に到着です。昨日の賑わいはどこへ行ったのかと思えるほど閑散としていました。

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《近日公開》「ここはどこ?わたしはだれ?」鋭意制作中!乞、ご期待!

会員諸氏は宇出木信吾先輩をご存じでしょうか?
湯口徹先輩や重澤崇先輩、沖中忠順先輩らと共に鉄道同好会を立ち上げたお一人です。私が入った頃には既に卒業されていて、ときどきEVEなどでお顔をお見かけする程度でした。

その宇出木信吾先輩から卒業以来の電話を頂いたのです。
何事か?と身を清めてご指定の場所に伺うと、「青信号の1号からの初版本と杵屋栄二氏が京都で撮った写真を許可を取って複製したものを重澤君が持ってるが、これをクローバー会に寄付したいので渡して欲しいと託された」とのお話しでした。
青信号は事務局で公開方法をお考え頂くとして写真は私がスキャンしてデジ青に投稿することになりました。
改めて拝見しましたが明治時代と思われる国鉄と、京都市電、開通時の京阪電車の写真ですが場所が分かりません。
そこで実績のある「デジ青探偵団」の皆様に①撮影場所 ②車両車種 ③撮影時期について推察をお願い致します。

予告編

近日 当館で封切りロードショー!ご期待下さい

鉄道開業150年秋の乗り放題パスの旅 Part1 アルピコ交通上高地線に乗る

クローバー会の2022年東西交流〈秋のツアー@上田電鉄〉が10月16日に開催されることになりました。九州へ行ってきたばかりですが今年は鉄道開業150年とあって普通列車に限定ですが連続3日間秋の乗り放題パス(7,850円)が発券されます。待ちに待った全国旅行支援も10月11日から実施されますので久しぶりの長野界隈に行ってみようと計画を練り出しました。

今回は前回失敗したホテルの手配ミスはやりたくありません。ネットで安くていいホテルを探しましたが、全国旅行支援実施となったおかげで気に入ったホテルは満室ばかりで決めるには結構手間がかかりました。
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駅のメロディー続編

快速「つくばね」様

いつも有難うございます。「高原列車は行く」ですが、歌詞の中に「山越え谷越えはるばると」とか「明るい青空白樺林」が度々出てくるのでこれはてっきり小海線とばかり思いこんでいましたが友人から違うと言われたことを思い出しました。そう言えば2番には「君らの泊りも温泉(いでゆ)の宿か」とか3番には「五色のみずうみ」が出てちょっと小海線とは違うようです。高原列車の名に惑わされていたかもしれません。私は今はありませんが、磐梯国際スキー場の仕事をしていまして磐越西線猪苗代には何回か出張しております。民宿の方には沼尻鉄道の運転をした人もいました。あのあたりも磐梯高原ですね。沼尻鉄道は学生時代に川桁で1966.3.21に泊まり放置されていた客車を撮っています。私どもの先輩には沼尻鉄道の素晴らしい写真を撮った人が大勢います。▼

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駅のメロディー

この写真の駅名わかりますか。後方の山は信夫山です。そう岩代の国の福島です。列車は私が乘ってきたE6+E5系の17連盛岡行「やまびこ53号」の後追いです。福島は新幹線の駅では最も好きな駅の一つです。理由は目前に迫った信夫山の風景と福島駅の発車メロディーです。新幹線福島駅では甲子園の高校野球でお馴染みの古関裕而作曲の「栄冠は君に輝く」が流れその後に列車の出発案内が放送されます。古関裕而は福島の出身で日本のスーザとも言われ数々の名曲を残しております。この曲は行進曲風で颯爽として若々しく元気が出ます。同駅在来線では岡本敦郎の「高原列車は行く」もありこれもいい曲です。仙台は「青葉城恋歌」です。しんみりとした感じですがもう一つです。その他山形の「花笠音頭」、横手の「青い山脈」、弘前の「津軽じょんがら節」、広野の「汽車」、湯本の「シャボン玉」等の曲はよく知られておりますが、他は新しい曲で若い人向けなのか老鉄ファンにはよくわかりません。仙石線の宮城野原は「楽天イーグルス応援歌」がかかるそうで地方活性化に結構なことと思います。関東では小田原の「おさるのかごや」、平塚の「七夕祭り」、高田馬場の「鉄腕アトム」、メトロ銀座の「銀座カンカン娘」などを聞いたことがありますが、その後変わっているかもしれませんし、まだまだあると思います。大分豊後竹田の友人によりますと同駅では国鉄時代から「荒城の月」がかかっていたそうです。奈良の駅名研究家さんの研究とは少し異なるジャンルでちょっと聞いただけの駅のメロディーもいいなと思ったこともあり投稿してみました。検索すると駅メロディーファンも多そうです。本当はYou Tubeなど録音発信技術があればもっと研究して発表できるのですがそれができなくて残念に思っております。2021.7.6 福島駅▼

次に京王電鉄明大前駅京王線ホームの到着メロディーです。ここは駅名の如く明治大学校歌で上りは「白雲なびく」、下りは「オーオーメージ」です。他校のことになりますが、この曲も勇壮な感じで元気が出ます。内容は例えば下り特急高尾山口行きですと短いメロディーの後に「まもなく1番線に特急高尾山口行きが10両編成でまいります。黄色い点状ブロックの内側にお下がりください」と放送されます。列車頻度が高いのでメロディーは短いですが、各駅停車にも使われています。校歌のメロディーやメロディーそのものについてはいろいろあるかもしれませんがもう3年くらい続いています。初台にはオペラシティがあり、初台駅到着時には有名なオペラの曲がかかっていますが、オペラに疎くよくわかりません。古関裕而は「六甲おろし」も作曲しておりますが、阪神電鉄甲子園駅はかけていますか。昭和2~30年代にラジオで聞いた六甲おろしのメロディーは子供ごころにいいなと感じました。2022.10.8 明大前駅▼

こんなん走ってます

鉄道150周年記念とかであちこちでイベントが行われているようだが、高齢の趣味人間はそんなことに惑わされず我が道を行っているのではないか。しかし、山手線でこんな真っ黒な電車が動いているのをチラッと見て気になり2022.10.2御徒町ホーム先端に行くと既に人手が多く危なっかしい状況だったので反対側に廻って停車中の車両を撮った外回りクハE234-15がこれ。国電の元祖は甲武鉄道と聞くが、山手線も準元祖のようなもので、そこに陸蒸気の色に変装した235系が現れたのだろう。国電の大家河さんにご紹介しようと思いますが「ええ加減にせい!」とお叱りを受けそうなのでこの辺でやめときます。▼

 

 

 

 

 

 

お城と電車(10)高知城

日本の残存天守12カ所のうち四国には4カ所あり、高知城もその一つ。関ヶ原の合戦の功で土佐二十万石の大名となった山内一豊が築城。現存天守は延享4(1747)年に再築されたもの。桂浜に銅像が立つ坂本龍馬は長宗我部系の下級武士と聞く。

2007.8.26▼

はりまや橋付近と思われるあたりで土佐電最大両数の630形と城を入れてみた。▼

動く写真 伊賀の里を行く電車

 準特急さんが「お城と電車(9)伊賀上野城」を投稿されました。それで思い出したのが、昨年(2021年)の11月に伊賀鉄道の貸切列車のイベントをしたときの集会でご覧いただいた伊賀鉄道の昔と今の映像です。会員の方に写真を募集したところ3名の会員の方から写真を応募していただきました。それを動く写真にまとめてみました。ちょっと見てください。おまけに近鉄特急も出てきますよ。

いかがでしょうか。もう少しうまくできたら良かったのですが・・・

お城と電車(9)伊賀上野城

築城の名手藤堂高虎が大和郡山から移された筒井定次の城郭を大改修し豊臣打倒のため有名な高石垣や五層の天守をあげた。現在残る三層の天守は1935(昭和10)年に再建されたもの。伊賀は忍者のふるさと、松尾芭蕉ゆかりの地であり、荒木又右衛門の仇討ちでも知られている。2004.8.8撮影 ▼

2021.11.7 現役生と共に開催された伊賀鉄道乗車会で上野市駅を出発する203で手作りのポスターが左側に掲載されている。元東急で鉄研三田会の荻原さんにはお世話になりました。▼

さて、貸し切り列車を見送った後は西大手-新居間で105の伊賀上野行きを撮影。▼

 

 

 

 

おトクなきっぷの旅 九州編 Part6 帰路

第4・5日目 9月24日・25日

往路ではまだ西九州新幹線は未開業でしたので博多からは乗換なし直通で長崎へ向かえましたが、開業後は武雄温泉での同じホームでの対面乗換方式となっています。

今日は博多から再び長崎へと向かい戻りは新鳥栖で降りて九州新幹線に乗り換えて鹿児島へ向かい、今度は志布志港までリムジンバス、フェリーで帰る予定です。


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お城と電車(8)福知山城

福知山は山陰、福知山線のジャンクションで昔は北丹鉄道も出ていた。大阪、京都から長い旅(少なくともC57やDF50が牽引するオハ61系客車の頃はそのように感じた)を終えて福知山に到着する寸前に右手の丘に見えてくる。織田軍の丹波・丹後の基地として明智光秀が築城した戦国期の城で天守は1961(昭和36)年に復興された。ここも石垣に石塔や墓石が使用された粗野な野面積みである。3年間在城した。光秀は3年間在城し、善政で福知山の人々に慕われたという。尚、近くの商店街のような所にC5856が保存されていたがまだあるのかその後確認はしていない。

2013.8.30 福知山に到着する新大阪発城崎改め城崎温泉行特急「こうのとり15号」クロ181-14。左側に微かに復興天守が見える。▼

 

 

 

 

おトクなきっぷの旅 九州編 Part5 祝!西九州新幹線開業

第3日目 9月23日 その2

16:00 ようやく長崎駅に入り乗車できる次の列車を確認します。指定席は満席ですので自由席を並ぶしかありません。お土産は名産のカステラと五島うどんを選んでからホームに上がりました。
▲ 隣に停車していたN700S系「かもめ」、を基調にJR九州のコーポレートカラーである赤を車体下部にあしらった印象深い水戸岡鋭治氏のデザインです。

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